気持ちいい服をつくる三代目
京都の三代目 “ぼちぼち”ラジオ
京都で80年続くアパレルの三代目が、「気持ちいい服づくり」と「京都の暮らし」をぼちぼち語る番組です。・服作りの裏側・三代目としての経営のリアル・京都人ならではのローカル話・ものづくりの失敗談や楽しさ・商売の悩みとおもしろエピソードなど日々の気づきや裏話をゆるくお届けします。気張らず、がんばりすぎず。 “ぼちぼち” と語るラジオ。がんばりすぎてしまう人の心が、すっと軽くなる15分。「ぼちぼち」で聴いていただける番組ですので、応援いただけたら嬉しいです。日々の配信は↓▪︎Voicy 京都 三代目の"ぼちぼちラジオ"山城の三代目・しんぺいhttps://voicy.jp/channel/959316
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Odcinki
えぇやん! までが一番遠い 05.09.2026 9:39
「欲しい」はパッション。 じゃあ、そのパッションはどこで生まれるんやろ? 山城の場合、それは服を着た瞬間。 袖を通したお客様から出る 「あっ、えぇやん!」 この一瞬の体感には、100個の商品説明より強いものがある。 でも問題は、その体感までどうやって来てもらうか。 試着を勧める話術よりも、まず「この人の言うことなら、ちょっと着てみよかな」と思ってもらえる関係や空気をつくること。 一個分かったら、また一個宿題...
光るボールに負けたビジネス書 04.09.2026 10:34
光って飛んで、自動で手元に戻ってくるボール。 必要度でいえば0点。 なのに広告を見た瞬間「欲しい!」となって、衝動的に買ってしまった(笑) 一方、経営やマーケティングの勉強にと買った本は、必要度90点。 買う理由はいくらでもあるのに、届いても全然テンションが上がらない。 必要なものには理由がある。 でも「欲しい」は、理由より先にやってくるのかもしれない。 買う理由が多いことと、欲しくなることはイコールではない...
車はいらん! でもアメ車は欲しい。 03.09.2026 9:45
ヴィンテージのアメリカンマッスルカーが欲しい。 でも普段の移動は、 タイムズカーシェアやLUUPで十分。 むしろ便利すぎて、 「もう車いらんやん」とすら思ってる(笑) それでもアメ車は欲しい。 考えてみたら、 「必要」の先に「欲しい」があるんじゃなくて、 この二つはそもそも別の場所にあるのかもしれない。 車なんかいらんと思ってる50のおっさんが、 それでもアメ車を欲しがる矛盾から考えた、 今日の私の現在地です。 俺は...
私が百万長者になった訳 02.09.2026 13:32
ラジオを始めて230回。 人生が劇的に好転した訳でも、嫌なことがなくなった訳でもありません。 でも、いつの間にか毎日の中にある「面白い」「楽しい」を探すようになっていました。 嫌なことは、それはそれ。 その横にある小さな面白さを拾ってみたら、思っていたより毎日は豊かだった。 そしてここには、悩んだ日も失敗した日も含めた、かっこつけない私の軌跡が残っている。 気づいてなかっただけで、私、意外と百万長者やった...
怪しさ満点が、信用120点に変わるまで 01.09.2026 10:13
いつもの通学路に立っていた、ちょっと近寄りがたいガードマンのおっちゃん。 最初は子供たちも警戒して、挨拶されてもほぼスルー(笑) それでも毎朝「おはよう」「気をつけてね」と声をかけ続けてくれて、いつの間にか子供たちと他愛もない話をする存在になっていました。 そして工事が終わり、おっちゃんがいなくなって初めて気づいた、そこにいてくれた安心感。 信用は一日では作れない。何でもないことを変わらず続ける時間その...
欲張りさんな三代目 31.08.2026 9:25
長かった夏休みが終わり、ようやく奥さんと二人でランチへ。 夫婦でゆっくりデートしたい。 はよ寝てくれ、銭湯行きたい。 辛いもん食べられるようになってくれ、韓国料理行きたい(笑) 子供には早く大きくなってほしい。でも、大きくならんといてほしい。 考えてみれば、ないものだけが欲しいんじゃない。今あるものも、ないものも、全部欲しい。 そんな矛盾だらけの親心と「ないものねだり」について考えた、今日の私の現在地です...
カレンコロンケファロスを知ってるか? 30.08.2026 8:21
恐竜にハマっている息子と、寝る前に恐竜の名前を言い合うことに。 あっという間に手札がなくなった父が、適当に作った恐竜 「カレンコロンケファロス」。 すると息子から返ってきたのは 「それ忘れてた〜!めちゃ有名な恐竜やった〜!」(笑) かわいい知ったかぶりを笑っていたけど、考えてみれば大人も同じかもしれない。 知らないことより、知ってると思われている場所で「知らん」と言う方が難しい。 得意なことほど「知らん」...
軽トラに乗ったら30年前の俺がいた 29.08.2026 24:17
大分出張で車検の代車としてやってきたのは、まさかのマニュアルの軽トラ(笑) 久しぶりにクラッチを踏んでギアを入れた瞬間、蘇ってきたのは20代の頃、2tトラックで建築資材を運んでいた自分でした。 毎日は昨日の続きだから、自分がどこまで来たのか案外気づかない。 でも昔の自分に一度乗り換えてみると、思っていた以上に遠くまで来ていたことに気づく。 軽トラ1台から30年を振り返った、今日の私の現在地です。
情熱大陸を夢見てた男のドキュメンタリー 28.08.2026 11:03
人生で初めて、ドキュメンタリー取材を受けました。 京都と大分で数日間にわたって撮影していただき、ふと思ったんです。 昔から情熱大陸やプロフェッショナルのような番組に出ることを夢見てたけど、 「あれ?俺もうドキュメンタリーの取材受けてるやん」って(笑) 10数年前のご縁が繋がって、気づけば夢の一つが現実になっていた。 夢を追いかけるのも大事やけど、すでに叶った夢に気づくことも大事なんやなと感じた、今日の私の...
夜な夜な現れるサウナ前の座敷童太郎 27.08.2026 9:33
夜の銭湯。サウナの窓越しにテレビを見ていると、毎日のように現れる幼児、通称「座敷童太郎」(笑) テレビの前に立ち、こっちを向いて「見て!相手して!」と言わんばかりに、あれこれ披露してくれる。 いや、オッサンはテレビが見たいねん(笑) でもふと思いました。 これ、僕らも同じことやってへんか? 「こんな商品作りました」「楊柳ってすごいんです」「見てください、知ってください」と、自分が伝えたいものを相手の目の前...
はい! の返事が生んだ二つの事実 26.08.2026 24:17
お蕎麦屋さんで、カレー蕎麦とかやくご飯を注文。 ところが出来上がる直前、「今の時期はちりめんじゃこご飯になります」と聞き、白ごはんへ変更しました。 すると厨房から聞こえてきたのは、 「最初から、ちりめんじゃこご飯になるって言うた?」 「はい!」 ……いや、言うてへんやん(笑) その「はい!」の一言で、同じ数分間に起きた出来事から、二つの違う“事実”が出来上がっていました。 自分が直接見ていないこと、聞いていな...
最悪からの急転直上?!な話 25.08.2026 9:55
以前このラジオでもお話しした、突然「家賃5万円アップ」を告げられたご近所の飲食店さん。 長年続けてきた場所を離れるしかないかもしれない。 そんなところまで追い込まれていた話に、まさかの続きがありました。 なんと、その物件を買ってくれる“ホワイトナイト”が登場。 営業を続けられるだけでなく、今まで使えなかった奥のワンルームまで、休憩室や物置として使えることになりそうで。 最悪やと思っていた状況が、まさかのア...
点と点が繋ぐ香港ルート 24.08.2026 23:29
以前、たまたま飲み屋で隣の席になった方から、久しぶりに連絡をいただきました。 京都のお店で楊柳の話をしていると、突然出てきた「Kenji」という名前。 よくよく聞けば、数年前に僕が「この人と仕事がしたい」と、香港まで追いかけてアプローチしていた方でした。 当時は返事もなく、何も起こらなかった話。 それが数年後、まったく別のご縁から再び繋がり、今度は直接会えるかもしれないところまで来ました。 その時は何にもな...
夏の夜に、お持ち帰りした話 22.08.2026 18:43
夏休みの思い出に、チビらを連れて向かった先は「畑」。 しかも、夜の畑です(笑) 京都・大原野のナイトファームで、野菜を自分たちで収穫して、その場でピザにして焼いたり、竹を使った流しそうめんを楽しんだり。 昼間なら「農業体験」だったものが、夜になっただけで、なんだかサマーフェスみたいになる。 でも、よく考えたら畑は畑のまま。野菜も野菜のままなんですよね。 変わったのは、時間や照らし方、そして体験の仕方。 新...
悟りのお代は12万円 20.08.2026 12:17
先月買い替えたばかりのテレビが、わずか1週間で故障しました(笑) 保険を使おうにも、見積もり、認定、修理の日程調整と時間がかかり、修理代や出張費などを合わせると12万円超。 最悪やん、と思っていたんですが、テレビが映らない生活を何日か続けているうちに、ふと気づきました。 家って、こんな静かやったっけ? ニュースも、話題のラーメン屋さんも、欲しくなる服も、行きたくなる旅行先も、何も入ってこない。 すると不思議...
其方の「せっかち」治らぬか? 19.08.2026 9:46
エレベーターの「閉」ボタンを連打する。 自動ドアが開くのを待てず、傘を先に差し出す。 電子レンジの残り3秒も待てないし、信号が変わる前から体は前のめり(笑) そんな私が、一日かけて必死に集めた数秒。 ところが家に帰ったら、スマホを20分見ている。 お〜〜い!何のために急いどってん(笑) 考えてみれば、「9時には子どもを寝かせなければ!」と時間に縛られていたのも同じなのかもしれません。 時間が足りないんじゃなくて...
ごめんなさい = 負けた気になる大人たち 18.08.2026 9:30
子どもには簡単に「悪いことしたら、ごめんなさい言いや」と言えるのに、大人になると、その一言が急に難しくなる。「いや、そういう意味じゃなくて」「でも、そっちもさ」そんな前置きが増えて、気づけば謝る前に説明ばかりしていたりします。でも、謝ることは「自分が全部悪い」と認めることでも、負けることでもない。自分の言葉や行動の中で、やり過ぎたこと、言わなくてよかったことがあったなら、その部分だけは自分で引き取...
本当の「気遣い力」を考えてみた 17.08.2026 8:40
人の変化によく気づく。 何をしてるのか、何を見てるのかも気になる。 それは一見、「周りをよく見ている」「気遣いができる」にも見えます。 でも、本当の気遣いって何なんでしょうね。 自分が知りたいことを知ることではなく、相手がどう感じているかを見ること。 そして「ここから先は入ってこんといてな」という境界線に気づいたら、それ以上踏み込まず、一歩引くこと。 人のことは視力2.0ぐらいよく見えるのに、自分のことに...
何者でもない人ほど、宿題がいる説 16.08.2026 12:36
子どもの頃、あんなに嫌やった夏休みの宿題。 「なんで休みやのに勉強せなあかんねん!」と思ってましたが、49歳になって考えてみると、宿題を出してくれる人がいるって、めちゃくちゃ親切なことやったのかもしれません。 大人になったら、本を読めとも、運動しろとも、新しいことに挑戦しろとも、誰も言ってくれない。 何もしなくても怒られないし、赤点も居残りもない。ただ普通に一日が終わっていく。 一方で、すでに何者かにな...
時間泥棒の犯人は?! 15.08.2026 13:49
子どもの頃の夏休みって、なんであんなに長かったんでしょうね。 朝からラジオ体操へ行って、友達と遊んで、知らん道を自転車で走って。セミ一匹でも一大イベントになった。 ところが49歳の夏。8月に入って体感4日ぐらいなのに、もうお盆です(笑) 時間が早くなったんじゃなく、大人になるにつれて「初めて」や「余白」が減っているだけなのかもしれない。 効率よく、失敗せず、予定を埋めて、空いたらスマホを見る。 そして家では...
お盆やで! 全員集合!! 14.08.2026 10:16
お盆になると「ご先祖さんが帰ってくる」と言いますが、ふと思いました。 ほんまに、どこに帰ってきてんの?(笑) 京都なのか、お墓なのか、お仏壇に全員集合なのか。 そんな与太話から考えているうちに、「帰ってくる」って、姿が見えることではなく、今を生きる僕らがその人を思い出すことなのかもしれないと思いました。 今年は、自分のルーツを調べて善右衛門さんというご先祖の名前を知ってから、初めて迎えるお盆。 150年近く...
同じ5万円の違う価値 13.08.2026 8:04
今朝、いつも顔を合わせる近所のお店の方から、突然「今月で店を閉めます」と聞きました。 理由は、家賃が来月から5万円上がること。 家主には家主の事情があり、店を続ける側にも事情がある。 でも、その「5万円」の向こうには、お店があって、人がいて、お客様との関係があって、それも含めて街の景色を作っていたんやと思います。 物価も家賃も上がっていくこれからの時代に、小さな商売はどうやって残っていくのか。 結局は「...
自由を手に入れて、残ったもの。 11.08.2026 10:23
大分出張から京都へ戻ると、家族は東京へ。 久しぶりに訪れた、完全なるひとり時間。 「よっしゃ〜!ひとりや〜!」となるかと思いきや、一人でご飯を食べ、銭湯へ行き、本を読んで、泥のように眠る(笑) いつもは「お父さん、お父さん」に鬱陶しくなることもあるのに、いざ誰もいなくなると、やっぱり寂しい。 そして気づいたのが、「何かやらな不安」「人のために動いてこそなんぼ」と、知らん間に自分で抱えていたもの。 自由な...
そんなつもり、ちゃうねんけどなぁ。 09.08.2026 11:27
クレープ肌着の販売終了をお知らせする中で、お客様から一通のメールをいただきました。 「購買を煽っているように感じる。不信感しかない。」 最初は「そんなつもり、ちゃうねんけどなぁ」と思ったものの、よく考えてみると、こちらの想いや背景がお客様にすべて見えているわけではありません。 伝えたことと、伝わったことは同じとは限らない。 だからといって無難になるのではなく、自分たちの想いはちゃんと伝えながら、「相手...
枯れ草を燃やす、おっちゃんの与太話 08.08.2026 8:01
大分工場で、朝から木を切り、刈った雑草を燃やしていた一日。 なかなか燃えない火に風を送りながら、ふと 「これって人の行動にも似てるな」 と思いました。 火を起こすのは行動。 そこに風のような応援や共感が加わって、やがて水や土のように巡り、次の何かにつながっていく。 ただの枯れ草を燃やしていただけなのに、気づけば「行動」と「循環」の話になっていました(笑) そんな大分工場での、今日の私の現在地です。
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