一般社団法人 青空朗読

青空朗読

Arts JA ↓ 459 episodi

インターネット上の図書館「青空文庫」の作品を朗読する「青空朗読」は、プロのアナウンサーによる社会貢献活動としてスタートし、最近は、朗読を学ぶ一般の方々からも作品を提供していただいています。2016年5月に一般社団法人となりました。

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一般社団法人 青空朗読

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Arts

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31 ott 2026

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Episodi

十年後のラジオ界 著者:海野 十三 読み手:二宮 正博 時間:8分12秒 07.08.2025

十年後のラジオ界著者:海野 十三 読み手:二宮 正博 時間:8分12秒 「ときにAさん。」 「なんだいBさん。」 「十年経ったら、ラジオ界はどうなる?」 「しれたことサ。ラジオ界なんてえものは、無くなるにきまってる。」 「へえ、なくなるかい。――今は随分流行ってるようだがネ。無くなるとは、ヤレ可哀相に……。」 「お前は気が早い。くやみを言うにゃ、当らないよ。僕はラジオ界がなくなると言ったが、『ラジオ』までが無く...

絵筆に描き残す亡びゆく美しさ 著者:上村 松園 読み手:宮崎 文子 時間:3分12秒 06.08.2025

絵筆に描き残す亡びゆく美しさ著者:上村 松園 読み手:宮崎 文子 時間:3分12秒  京の舞妓の面影は、他のものの変り方を思えば、さして著しくはありませんが、それでもやはり時代の波は伝統の世界にもひたひたと打ち寄せているようです。髪の結方とか、かんざしとか、服装の模様とかが、以前に比べると大分変って来ています。髪なんか、昔の純京風は後のつとを大きく出して、かたい油つけをつけたものですが、近ごろは、つとも...

数の子は音を食うもの 著者:北大路 魯山人 読み手:三田 朱美 時間:6分7秒 05.08.2025

数の子は音を食うもの著者:北大路 魯山人 読み手:三田 朱美 時間:6分7秒  お正月になると、大概の人は数の子を食う。私は正月でなくても、好物として、ふだんでもよろこんで食っている。なかなか美味いものだ。  さて、どんな味があるかと言われてもちょっと困るが、とにかく美味い。しかし、考えてみると、数の子を歯の上に載せてパチパチプツプツと噛む、あの音の響きがよい。もし数の子からこの音の響きを取り除けたら、...

変な音 著者:夏目 漱石 読み手:堀江 令子 時間:15分9秒 04.08.2025

変な音著者:夏目 漱石 読み手:堀江 令子 時間:15分9秒    上  うとうとしたと思ううちに眼が覚めた。すると、隣の室で妙な音がする。始めは何の音ともまたどこから来るとも判然した見当がつかなかったが、聞いているうちに、だんだん耳の中へ纏まった観念ができてきた。何でも山葵おろしで大根かなにかをごそごそ擦っているに違ない。自分は確にそうだと思った。それにしても今頃何の必要があって、隣りの室で大根おろし...

あのころ -幼ものがたり- 著者:上村 松園 読み手:松岡 初子 時間:18分17秒 03.08.2025

あのころ -幼ものがたり-著者:上村 松園 読み手:松岡 初子 時間:18分17秒    父  私が生まれたのは明治八年四月二十三日ですが、そのときには、もう父はこの世にいられなかった。  私は母の胎内にあって、父を見送っていたのであります。 「写真を撮ると寿命がない」  と言われていた時代であったので、父の面影を伝えるものは何ひとつとてない。しかし私は父にとても似ていたそうで、母はよく父のことを語るとき、...

瓜子姫子 著者:楠山 正雄 読み手:福井 一恵 時間:10分31秒 02.08.2025

瓜子姫子著者:楠山 正雄 読み手:福井 一恵 時間:10分31秒    一  むかし、むかし、おじいさんとおばあさんがありました。ある日おじいさんは山へしば刈りに行きました。おばあさんは川へ 洗濯に行きました。おばあさんが川でぼちゃぼちゃ洗濯をしていますと、向こうから大きな瓜が一つ、ぽっかり、ぽっかり、流れて来ました。おばあさんはそれ を見て、 「おやおや、まあ。めずらしい大きな瓜だこと、さぞおいしいでしょ...

初往診 著者:小酒井 不木 読み手:二宮 正博 時間:7分6秒 01.08.2025

初往診 著者:小酒井 不木  読み手:二宮 正博 時間:7分6秒  先刻から彼は仕事が手につかなかった。一時間ばかり前に、往診から戻って来た彼は、人力車を降りるなり、逃げ込むように、玄関の隣りにある診察室へ入ると、その儘室内をあちこち歩いて深い物思いに沈むのであった。  彼の胸はいま、立っても居ても居られないような遣瀬ない気持で一ぱいであった。いつもは彼を慰さめてくれる庭先の花までが、彼を嘲って居るかのよ...

おもちゃの蝙蝠 著者:佐藤 春夫 読み手:西村 文江 時間:5分36秒 31.07.2025

おもちゃの蝙蝠 著者:佐藤 春夫  読み手:西村 文江 時間:5分36秒  あるところに一匹のコーモリがいた。それはオモチャで、ボール紙を切り抜いてその上に紫いろのアートペーパーがはりつけてあった。そして小さなゼンマイ仕掛でバタバタと飛ぶように出来ていた。  ところがある日、このコーモリがどうしたのか、それをこしらえた職人の店へ帰って来た。それは街に青い瓦斯燈がまたたき出した頃で、職人がその一日の仕事を終...

「春」 著者:山村 暮鳥 読み手:藤原 淳子 時間:38秒 30.07.2025

「春」 著者:山村 暮鳥  読み手:藤原 淳子  時間:38秒 のろいな のろいな なのはなの はたけのなかをゆく汽車は ひら ひら ひいら あとからその汽車 追つかける蝶々 __ 「青空朗読」は、インターネット上の図書館「青空文庫」の作品を朗読するプロのアナウンサーによる社会貢献活動としてスタートし、最近は、朗読を学ぶ一般の方々からも作品を提供していただいています。 2016年5月に一般社団法人となりました。 公的機関...

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