タナカ・ナリタ

ホンタナ

Arts JA ↓ 536 Folgen

書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。毎週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)

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タナカ・ナリタ

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20. Okt 2026

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「最臭兵器 from MEMORIES」大友克洋 21.09.2020

今回はあの「アキラ」の大友克洋が描く短編アニメオムニバス作品の中から、二作目の「最臭兵器」をオススメします。あるアクシデントによって特殊能力を身につけた主人公が、その破壊力の危険性のために国家から命を狙われる——というとハリウッド映画のようですが、身につけた能力はなんと「臭さ」。小学生が好きそうなネタをプロが本気で描くことの面白さ、そして目に見えない「臭い」という災害の恐ろしさにタナカは着目します。...

悩める父、悩ましい家族 ~「ムーミンパパ海へ行く」の感想から~ 07.09.2020

満を時してナリタ登場です!水面下で準備を進めていたホンタナのホームページリニューアルについて、ナリタはそのきっかけとなった友人への熱い思いを語りまくります。そして2020年5月5日の配信でヤノが紹介した作品の感想についても、遅まきながら言及することができました。家族想いが空回りしがちなムーミンパパの悲哀について、タナカそして久々のナリタはどう思ったのか。なんだか色々と詰め込まれた回ですが、お聴き逃しなく...

想いを形に、世界を身近に ~「ガールコード」の感想から~ 24.08.2020

 「これは多くの人に呼んで欲しい」と静かに絶賛するヤノ。プログラミングを日常的に使いこなすことだけではない、プログラミングを何のために使い、そして何をしたいのかといった初心を改めて感じさせる本作。さらに「タンポン・ラン」の誕生のきっかけとなったジェンダー問題にも話は及び、プログラミングが他者との溝にかかる架け橋になりうることにも二人は改めて気付かされます。自己表現だけではなく、他者理解のためにプロ...

「ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話」ソフィー・ハウザー&アンドレア・ゴンザレス(著)堀越英美 10.08.2020

「Hello, World!」から始まるプログラミング沼に、ついにタナカも片足を突っ込んだ?!今回ご紹介するのはプログラミング・ノンフィクションです。女子高生のソフィーとアンディは、プログラミング教室の課題で「タンポン・ラン」という月経タブーに切り込んだゲームを製作し、大きな反響を得ます。特別な才能や幸運ではなく、万人のツールとしてのプログラミングを忠実に学習し友人と助け合ってコードを積み上げた先には、想像も...

憧れを自ら切り離していないか ~「ネムルバカ」の感想から~ 27.07.2020

「深いよう、刺さるよう」と悶えるタナカ。日常系のゆるいタッチと「駄サイクル」のような鋭い言葉のセンスとが混在する本作。読み返すほどに分かり味が広がる中、タナカは「憧れ」というキーワードに焦点を当てます。後輩からみた先輩、好きだと思っていた人、夢と現実など、仰ぎ見る存在を「憧れ」という言葉で「諦め」にすり替えていないか。今や何かに憧れることもめっきり減ったアラフォー男にも、現在進行形で問題提起をして...

「ネムルバカ」石黒正数 13.07.2020

今回ご紹介するのは読み切り漫画です!大学生の女子寮を舞台に日常を描く本作は、多くのSNS上で拡散・利用される「駄サイクル」という造語を生み出したことでも知られています。さりげない日常の中から多くの共感を呼ぶ一言、一コマを見出す作者の視点の鋭さが光る本作から、話はホンタナの今後の活動にも波及していきます。安寧とした活動を内輪でやり過ごすのはやっぱよくないのかも?! 26:19〜 アレな作品「私はゴースト」 37...

対立とテーブルの図式 ~「タッカーとデイル」の感想から~ 29.06.2020

「いやよかったよ」とのヤノ評に胸をなでおろすタナカ。異なる背景を持つもの同士が些細なことからいがみ合う姿は、悲劇にも喜劇にもなりうるという実例を示した本作。しかしながら今なお残る戦争の禍根や、経済格差による対立はなかなか喜劇としてみることはできません。同じテーブルにつくことの重要さと難しさについて語る回となりました。エストニア映画「みかんの丘」も面白そう。 15:40〜 雑誌んぐ「Tokyo Walker」 30:27〜...

「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」イーライ・クレイグ 15.06.2020

なんだか蒸し暑くなってきましたね。そんな時はホラー!ということで、今回は異色ホラーコメディをご紹介します。念願の別荘を手に入れたタッカーとデイルは、キャンプにやってきた大学生グループになぜか殺人鬼だと勘違いされます。お互いの誤解が解けないままやることなすこと裏目に出てしまい、ついに一人目の犠牲者が!ホラーの王道的展開へのリスペクトも感じさせる作品ですが、偏見と思い込みによる理不尽な迫害は、現代社会...

科学と魔法の違いふたたび ~「宙へ参る」の感想から~ 01.06.2020

生活に根ざしたサイエンスでも、それを極めると"魔法"として捉えられてしまうのか?!ホンタナ内でたまに論争となる、SFとファンタジーの違いについて久しぶりに語る回となりました。卓越したエンジニアリング技術を持つがゆえに"魔法使い"と呼ばれる主人公。それは果たして"魔法"で割り切っていいのか?サイエンスのフィクションを描く作品で、リアリティのつじつまはどこまで合わせ、どこから切り捨てるべきなのか?新技術に対す...

「宙に参る」肋骨凹介 18.05.2020

今回は新作SF漫画をご紹介します。夫を亡くした妻が、息子と共に遺骨を夫の実家に届ける…とここまでは現実でもよくある話ですが、出発地はとある宇宙コロニーで実家は地球となるからさあ大変。フリーランスエンジニアである妻とロボット義体の息子の珍道中に、タナカは技術と文化とのさりげない融和に感心する反面、同時に自身の本職であるエンジニアとしての至らなさを痛感します。まだ一巻しか出ていませんが続きが早く読みたい...

コロナニモ負ケズ!ホンタナ九周年スペシャル 04.05.2020

なんやかんやとホンタナは九周年となりました!ありがとうございます!ということで、開始して以来の社会的混乱を気にしながらも、今回はなんとはるかエストニアより、矢野翔さんをゲストにお迎えしてのスペシャル回をお届けいたします。本来は日本とエストニアそれぞれのコロナ騒動の違いや、IT立国としての在宅勤務状況などについて話せればいいかなーという体でいたタナカナリタですが、なんとしっかり者のゲストにゲリラ的に本...

自分以外の命の流れに触れる ~「ベランダ園芸で考えたこと」の感想から~ 20.04.2020

植物を育てることを通じて己の思想をのぞきこむ著者の姿勢に感心したナリタ。植物に限らず、何かを育てることは自分自身の闇と向き合わざるを得ない行為と言えます。しかしあえて自分以外の自然や命と関わることで、自分のリズムが狂わされる”快感”にナリタは着目します。育児やペットによる"快感”を知るナリタは、これが星野道夫の本で述べられていた世界観にも通ずると持論を展開させます。 22:40〜 アレな作品「ドイツ怪談集」...

「ベランダ園芸で考えたこと」山崎ナオコーラ 06.04.2020

今年も春がやって参りました。生命たちは長い冬の終わりに心踊らせていることでしょう。といったわけで、今回は山崎ナオコーラ作品の中から園芸エッセイをご紹介します。ベランダにおける植物と人間のつつましい関係を通し、人と人との容易ならざる関係にも考えを進める著者。アラフォー迷走中で何となく植物育ててみたいなーと思うタナカにとっては、安易な植物への逃避を見透かされているようで、何ともぞわぞわしてしまうのです...

国家と国民は瓜二つ ~「V フォー・ヴェンデッタ」の感想から~ 30.03.2020

ガイ・フォークスの仮面が魅せる表現力に圧倒されたタナカ。しかしながら、独裁者サトラーと反逆者"V"の、飴と鞭を使い分けて民衆に影響を及ぼす手法は実は似ているのではないか?と感じます。それに対しドクターキドは、かつてイングランドであった宗教対立とガイ・フォークス・ナイトについて解説し、この映画の根底にある理念について迫ります。国家と民衆とのあり方について、人ごとではない問題として語ってみました。 21:04...

「V フォー・ヴェンデッタ」ジェームズ・マクティーグ 23.03.2020

春休みなので特別企画!昨年に引き続きDr. Kことキド先生によるピンチヒッター回をお届けいたします。今回キド先生にご紹介いただくのはなんと近未来SF映画。常に監視され管理される社会となったイングランドを舞台に、たった一人で抵抗する謎の男"V"。最後までガイ・フォークスの仮面を外すことのない"V"、しかしその表現力たるやキド先生をも唸らせるほどの凄まじさ!マトリックス製作陣が勢揃いして作り上げたこの作品をタナカ...

初心者として走る喜びとは ~「マラソン1年生&2年生」の感想から~ 02.03.2020

ある分野においてエキスパートであるナリタは、初学者たちにとっての「学ぶ喜び」をどのように扱うべきなのか、という視点から本書の魅力に迫ります。ビギナーだからこその新鮮かつ基本的な発見の喜びは、その分野をさらに追求していかなくても持続しうるのか?指導者としてはそれでいいのか?学問も仕事もスポーツも、極め人のように研鑽すること以外に、いつまでも初心者のように楽しみ続けることは可能なのか?マラソンという分...

「マラソン1年生・2年生」たかぎなおこ 17.02.2020

東京マラソンが迫る中、今回はコミックエッセイストによるマラソン挑戦記をご紹介します。ほとんど運動らしい運動をしてこなかった著者が友人たちと共に少しずつ練習を重ね、ついには夢のホノルルマラソンに出場!という、ここまではよくある展開ですが、同シリーズの続編では「そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?」というスタンスで、マラソンを楽しむことそのものを重視していきます。楽しい絵柄で描かれる、これまた楽しい...

確たる主題のリフレイン ~「マチネの終わりに」の感想から~ 03.02.2020

四十代前後の人々に届け!とタナカが紹介した本作は、確かに同世代のナリタの心にも届いたようです。しかしながら、「平野節」とも言える主題を繰り返す物語構成が気になって仕方ないナリタ。作品におけるテーマが確立していると、読者の自由な解釈は逆に束縛されてしまうというジレンマ。物語に深みがあるからこそ「逆算はできるけど、したくない」と悶えるナリタの姿は、読者としてのあるべき姿なのかもしれません。 16:20〜 翻...

「マチネの終わりに」平野啓一郎 20.01.2020

タナカナリタもすっかりアラフォー真っ只中。そんな2020年一発目にご紹介するのは昨年映画化もされた平野作品です。同じくアラフォー世代の主人公たちの出逢いが描かれる本作。様々な人との結びつき、世界との折り合いのつけ方をそれなりに経験してきたからこそ分かる、この年代だからこその焦燥と虚無感。そしてその中に見出す光明は、タナカの心を深くえぐってしまいます。美しさだけではない、人として生きることの難しさと尊さ...

新春!令和二年も内部監査スペシャル 06.01.2020

明けましておめでとうございます!今年も一発目はDr. Kことキド先生をお招きしての内部監査回をお届けいたします。今回はどんな指摘がもたらされるのか?どんな医療小咄を聞かせてもらえるのか?さらには新年らしく、生きることと死ぬことについても考えてみためくるめく鼎談約二時間。色々ありそうな2020年ですが相変わらずのホンタナをどうぞよろしくお願いいたします! 3:45〜 医療と2020年 36:36〜 監査開始 1:20:17〜 延命...

年の瀬!「実験思考」をたっぷり語ろうスペシャル 23.12.2019

今年最後のホンタナはご存知ザキさんをお迎えしてのスペシャル回です!今回取り上げるお題は「実験思考」。著者の飽くなき実験思考(志向or嗜好?)とその実践例がこれでもかと取り上げられる本作。出版さえもひとつの実験と割り切って作られた"本"について、タナカナリタはどう反応するのか?既存の情報媒体の作り方や稼ぎ方をくつがえすことが本当に良いことなのか?三者三様のホンタナ的実験結果をお聴き逃しなく!! (前半の...

年末!「マスターキートン」をたっぷり語ろうスペシャル 09.12.2019

2019年もいよいよ佳境!といったわけで、今回は以前取り上げた「創作者のためのドイツ語ネーミング辞典」の著者、伸井太一さんをお迎えしての年末スペシャル回をお届けします!!ご専門のドイツ文化と歴史のマニアックな話も伺いつつ、その興味の源泉となった大作「マスターキートン」についてたっぷり語っていただきました。凄まじい影響力を持つ本作の魅力について、さらには社会や人々の間に存在する影と光について話が繰り広げ...

お題「タイムトラベル」の答え出ちゃった~「プリディスティネーション」の感想から~ 25.11.2019

ナリタの「人生で一番好きな映画」評価、いただきました!!タイムトラベルものというお題を最大限にひねり尽くす展開、登場人物たちが考え抜いた決断、それぞれが納得しつつも驚愕を禁じ得ない完成度に、ナリタは賞賛の言葉を惜しみません。同じくナリタが大好きな「マトリックス」との比較もしながら、本作の持つ魅力に迫ります。 〜 ホンタナBiz 「働き方 完全無双」ひろゆき 〜 感想回 (このエピソードを聴く)

「プリディスティネーション」スピエリッグ兄弟 11.11.2019

本作はタイムトラベルを扱うSF映画ですが、タナカは「紹介できない」と悶えます。原作があのSF界の巨匠ロバート・A・ハインラインなだけに、緻密かつ大胆に描かれる主人公の物語。だからこそネタバレせずにこの魅力を説明できない!でも紹介したい!というジレンマを抱えること必至な本作。この非情の輪廻を分かち合いたい方には一見の価値ありです! 9:20〜 ホンタナBiz 「新・魔法のコンパス」西野亮廣 36:33〜 紹介回 (この...

「山と山小屋」小林百合子・野川かさね 14.10.2019

運動の秋、登山の秋!ということで、今回は山の本を紹介します。山登りをする人にとってかけがえのない存在である山小屋。休憩する人、通り過ぎる人、泊まる人…そして小屋を営む人。本作には、厳しくも美しい四季折々の山と山小屋に惹かれる人々の姿を、ありのまま切り取った文章と写真が収められています。ガツガツ登山ともインスタ映え登山とも違う、装丁からも漂うひっそりと等身大の登山感がタナカにはちょうど良いんです、そ...

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