タナカ・ナリタ
ホンタナ
書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。毎週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
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『「読む」って、どんなこと?』高橋源一郎 24.08.2021 1:20:12
今回は紹介感想まとめて一本勝負!回をお届けします。当たり前のようで実は奥の深い、"読む"という行為をひもとく本作。まさにホンタナらしい一冊と言えますが、ナリタはここから読書における"目ごし"の謎に迫ろうとします。タナカが読書の楽しみの一つにあげる"目ごし"とは何なのか。問う方も問われる方も良く分かっていない謎ワードですが、"読む"こととは、その楽しみとは何か、二人なりに考えてみた試行錯誤回をお楽しみくださ...
言葉だけでは伝わらない想い〜「母ちゃんのフラフープ」の感想から〜 10.08.2021 1:11:26
「今日が最後、だから何でも言っておいてな」という著者の母の言葉を噛みしめるナリタ。いざそう言われると何を言えばいいか、この溢れる思いをどう伝えればよいのか分からない。見守る側だけでなく自分が逝く側と想定しても、最期に交わす言葉の重さは想像に難くありません。そしてタナカは「最期は言葉を残す時間が足りないくらいが良い」と逆の発想を思いつきます。誰もがいつかは経験する別れの形について、けっこう真剣に語っ...
「母ちゃんのフラフープ」田村淳 27.07.2021 1:03:51
今回はあのロンドンブーツ1号2号の田村淳による最新刊をご紹介します。延命治療はしない、と決めた母と、その意見を尊重する家族の話…といえば簡単ですが、そこに至るまでには様々な葛藤があるものです。本作で紹介される家族模様はひとつの理想像を描いたようにも見えますが、付録にある著者の修士論文も読むことでそれが特別でないことにも気づかせてくれます。死を前にした本人、その医師ときて、家族の話はホンタナ的にも外せ...
夏休み直前企画!ニッポンの教育を考えるスペシャル 13.07.2021 2:04:41
今回はゲストに教育学者・亘理陽一先生をお迎えし、日本の教育について縦横無尽に語っていただきました!ブラック労働環境や教育格差、外国語にプログラミング等の新科目など、多くの難題に直面する教育界。それゆえ安直・奇抜な教育方針がもてはやされては無責任に去っていく——そんなんでいいのか?!「よくないよくない」と思うタナカナリタに、亘理先生の解説が快刀乱麻を断つ!!教育する・される人以外にも大きな意味を持つ“...
モンスター映画はつらいよ 〜「ロスト・バケーション」の感想から〜 29.06.2021 58:04
ついにサメ映画沼に足を踏み入れたナリタは、サメ映画特有の「コスパの良さ」に気がついてしまいます。自然界の脅威=モンスターはいくらでも挙げられますが、サメ映画がやたら作られているのは、人はサメを都合よく利用していただけなのか?そこにサメ愛はなかったのか?!不都合な真実に対してタナカは「俺は鮫を見たことがある——」と遠い目をして語り出します。今後もサメ映画から目が離せない?!6:19〜 フリートーク「水曜ど...
「ロスト・バケーション」ジャウム・コレット=セラ 15.06.2021 1:10:22
暑くなってきましたね。もうすぐ夏だ!海だ!サメだ!!ということで、今回は正統派サメ映画をご紹介します。サーフィンを楽しんでいた医学生のナンシーは、不意を突かれてサメの初撃を食らってしまいます。孤立無援の中、知恵を駆使してこの状況を打破しようと奮闘するナンシーの姿は、玉石混交のサメ映画界でも屈指の見所だとタナカは激賞します。エンタメ的名作「ディープ・ブルー」も併せて見れば、あなたもきっとサメ映画が好...
我が友よ冒険者よ 〜「新・冒険論」の感想から〜 01.06.2021 1:12:19
「脱システム」「批評性」という新しい冒険のエッセンスに共感したナリタ。そして新たな学術の地平を切り拓こうとする学者たちも"冒険者"なのではないか、とやや鼻息荒く語ります。対するタナカは愛読書「冒険図鑑」の一節を引用し、冒険が危険であることの重要性について迫ります。冒険の形は人それぞれですが、旅立つ人よ、勇者であれ!8:45〜 フリートーク「Raspberry Pi 始めました」38:35〜 感想回(このエピソードno.404を...
「新・冒険論」角幡唯介 18.05.2021 1:10:22
人はなぜ山に登るのか——かつて山岳部だったタナカとナリタは、この問いが(答えが何であれ)嫌いではありません。そう、人は何かに突き動かされてしまう生き物だから。今回ご紹介するのは、そんな衝動=冒険を実践する第一人者による解説書です。冒険とスポーツの違いは何か、命をかけなければ冒険ではないのか、等々、豊富な事例と自身の体験から冒険の魅力と意味に鋭く迫る本作。何だかワクワクするじゃあないですか!15:40〜 ...
震えて、ちゃんと眠れ 〜「博論日記」の感想から〜 04.05.2021 1:07:17
まがりなりにも博士課程を経験したナリタは、自分が何者でも無いことを突きつけられる本作に「これは地獄だよ」と震えます。高学歴ワーキングプア問題が叫ばれる昨今、なぜ彼らは茨の道を突き進むのか。やめる勇気を持てばいいのに、と一言では片付けられない、命を削っても続けざるを得ない"博士課程"という闇。これではいかん、いかんのですよ!7:20〜 新コーナー「ちょっと聞いてくださいよ」36:10〜 感想回(このエピソードn...
「博論日記」ティファンヌ・リヴィエール 20.04.2021 57:36
春は何かと変化が訪れる季節ですが、それが果たして喜ばしいものなのかどうかは分からないと、タナカは繰り返し主張してきました。今回はその一例として、フランス原作のバンド・デシネ(漫画)を紹介します。希望を胸に抱いて博士課程に進学した主人公ジャンヌは、期待していた教授の援助も得られず、成果も振るわず、資金は尽き、恋人は去り、出口の見えないトンネルで立ち往生してしまいます。アンニュイでは済まされない苛酷な...
あの川添愛作品を語るのはホンタナスペシャル 06.04.2021 1:25:37
祝!配信400回!!新年度一発目のホンタナは、川添愛先生をお招きしてのスペシャル回をお届けします。言語学や自然言語処理の奥深さ、そして面白さが絶妙な切り口で描かれる川添作品たち。最新作『ふだん使いの言語学』から異色作『聖者のかけら』まで、変幻自在な川添ワールドは、どのように作られ、そしてどこへ向かうのか?!たっぷり語っていただきました一時間半、お聴き逃しなく!!2:02〜 ゲスト登場15:48〜 『ふだん使い...
前夜祭!?悪党たちのホンタナスペシャル 23.03.2021 1:32:38
配信400回...直前!ということで昨年のパーソナリティー、ヤノを再びお招きしてのスペシャル回をお届けします。内部監査でヤノが言及した『悪党たちの大英帝国』を題材に、現代にはびこるルールブレイカーたちの功罪、そして国家の非常時における"悪党"の役割について語ってみました一時間半。悪党になりきれないタナカナリタの反応やいかに?!9:31〜 『悪党たちの大英帝国』の紹介23:14〜 悪い奴らが世界を動かす?40:42〜 破...
製作者たちに愛を込めて花束を 〜「バイオハザード ザ・ファイナル」の感想から〜 09.03.2021 56:09
「安心して見れるホラーって何なんだろう」と戸惑いを隠せないナリタ。有名すぎる作品を実写化する上では避けられない出オチ展開を踏まえても、新たな喜びをタナカナリタに与えることに成功した本シリーズ。実写化で大コケする作品も多い中、この映画シリーズはなぜここまで愛され続け、そして大団円を迎えることができたのか。それはきっと原作に対する、製作者たちの愛だろ、愛!製作者のみなさんに、拍手!10:34〜 古典コテン...
「バイオハザード ザ・ファイナル」ポール・アンダーソン 23.02.2021 1:19:04
ついに完結!あの名作ゲームを実写化したシリーズ最終作を今回はご紹介します。迫り来るゾンビ、異形のクリーチャー、そして巨大企業アンブレラ社———主人公アリスはシリーズを通じて彼らとの戦いを余儀なくされます。なぜ彼女は戦わねばならないのか?タナカはその謎に終止符を打った本作を「拍手を送りたい」と評します。正直途中からマンネリ感は否めない本シリーズですが、終わりよければ全てよし?!懐かしの第一作も併せてお...
言葉と死を想う 〜「遺言未満、」の感想から〜 09.02.2021 1:09:38
世界中の人々の生き様と死に様、そして自身の人生の締め切りをシーナ流に考えた本作。「生きる人間は皆、遺言未満状態であるのではないか」とナリタは本書の死生観から考えます。遺言が"遺"される"言"葉である以上、言語だけでは伝えられない何かを残すにはどうすべきか。そもそも死を認識することとヒトが言語を獲得したことの関係性について、などなど、久しぶりのナリタ節満載の感想回です!13:56〜 解説の解説「詩歌川百景」...
「遺言未満、」椎名誠 26.01.2021 1:08:28
2021年一発目にご紹介するのは、椎名誠の最新作です!以前ご紹介した「ぼくがいま、死について思うこと」から約七年、あれから著者の死生観はどのように変わったのか、または変わらなかったのか。タナカは本作にて「死に対する作者の一つの答えが見えた気がする」と前作以上の感銘を受けます。果たして復帰明け早々のナリタの反応やいかに?!9:45〜 雑誌んぐ「別冊カドカワ」35:10〜 紹介回(このエピソードno.395を聴く)
新春!変化もどんとこい内部監査スペシャル 12.01.2021 2:06:04
明けましておめでとうございます!本年もホンタナをよろしくお願いいたします。全世界が変貌した2020年、ホンタナにも様々な変化が起こりました。ある意味ネタには困らない内部監査を実施してくれるのは、おなじみDr. Kことキド先生!さらに昨年後半のパーソナリティを務めてくれたヤノも交え、混戦必至の四人による豪華(?)座談会をお届けします!例年にはない多角的なホンタナ分析が実施されたような気がするので、きっと今年...
年末!直感と論理をたっぷり語ろうスペシャル 28.12.2020 2:00:07
激動の2020年もあとわずか!締めくくりはご存知ザキさんをゲストにお迎えしてのスペシャル回をお届けします。今回はポスト・デザイン思考とも言える“ビジョン思考”を紹介する「直感と論理をつなぐ思考法」を取り上げます。いつだって先が見通せない世の中ですが、未曾有の混乱に陥った今こそビジョン思考が我々の福音となるか?!ビジネス書が相変わらず苦手なタナカ、ビジネスと縁遠いナリタの感想やいかに?!年末年始のお供にお...
師走!”動物と人”をたっぷり語ろうスペシャル 15.12.2020 2:06:52
2020年もあとわずか、今回はなんと北海道よりゲストをお迎えしてのスペシャル回をお届けします!現役国語教師として活躍される中林先輩にご紹介いただくのは、動物と人との関係を描く二作品。人を支え、人と共に生きる動物たちの物語について、さらに北海道暮らしならではの動物と人との関係についてたっぷりと聞かせていただきます。現在進行形で色々と大変な昨今、動物好きもそうでない人にも、北海道に行きたいけど行けない人に...
余裕があった国アメリカ 〜「オレの獲物はビンラディン」の感想から〜 01.12.2020 55:55
「こういう映画が作れるだけアメリカは余裕がある」と評するヤノ。愛国者フォークナーが巻き起こす"戦争"を、大なり小なり許容できてしまうアメリカの懐の深さには確かに驚かされます。映画公開から数年後の現在、果たしてアメリカには、映画界には、そして我々には、余裕があるだろうか?自身の考えで行動できるということの幸せを考えつつ、今年もホンタナ配信できて良かったなあと思う今日この頃(唐突)。12:55〜 ホンタナBiz...
「オレの獲物はビンラディン」ラリー・チャールズ 16.11.2020 1:14:45
タナカ的戦争映画はコレだ!アメリカ人愛国者のゲイリー・フォークナーはある日神からの啓示を受け、オサマ・ビンラディンを捕まえるために単身パキスタンへ飛ぶ——というと単なるヤベー奴にしか見えませんが、その実態やいかに?!アメリカでも他の国々でも、善良な一般市民をここまで突き動かしてしまうことこそが戦争の"やばさ"なのではとタナカは感じます。その反面なぜか日本刀を片手に敵地に乗り込むフォークナー氏をちょっと...
“死の恐怖”を乗り越えられるか 〜「モモ」の感想から〜 02.11.2020 1:08:28
「いやよかったよ」と満足したタナカ。児童文学ながら一つのエンタメとしても楽しめる本作。忙しさにかまけてしまうのは古今東西の人間の性(さが)ですが、本作でその原因となる、時間を盗む"灰色の紳士"たちとは一体何なのか。タナカはその正体を"死の恐怖"ではないかと考え、現代における"承認欠乏という死"についても思いを巡らせます。時間と命の尊さを描いた本作は、いつまでも読み継がれていってほしいと思います。26:30〜...
「モモ」ミヒャエル・エンデ 19.10.2020 1:00:32
今回はあの傑作児童文学についてご紹介します。傑作ゆえに大人も楽しめる作品で様々な深堀りもできる本作ですが、本来のファンタジーとしての内容はどのようなものなのか。子供の視点から読み直すことで、我々が本を楽しんでいる素直な気持ち、さらにはホンタナ活動を続けていることを考えるきっかけとなるか?本当に久しぶりに読み返すことになるタナカの反応やいかに?!20:35〜 解説の解説「宇宙の覇者 ベゾスvsマスク」クリ...
きな臭さの発生源は何処に 〜「最臭兵器 from MEMORIES」の感想から〜 05.10.2020 56:48
「これはフェイクコメディではないか」との感想を持ったヤノ。兵器的な臭さを身につけてしまった悲しきサラリーマン、という笑いを誘う設定の本作。しかしその背景には歴史的な惨事を想像させうる設定あり、さらに電子機器が"狂う"ことの恐ろしさありと、なかなか笑って済ませられないネタが詰まっていることにヤノは言及します。さらにアニメーションの国際文化やリアリティついても話は広がり、やっぱりアニメは奥深い!12:54〜...
「最臭兵器 from MEMORIES」大友克洋 21.09.2020 58:02
今回はあの「アキラ」の大友克洋が描く短編アニメオムニバス作品の中から、二作目の「最臭兵器」をオススメします。あるアクシデントによって特殊能力を身につけた主人公が、その破壊力の危険性のために国家から命を狙われる——というとハリウッド映画のようですが、身につけた能力はなんと「臭さ」。小学生が好きそうなネタをプロが本気で描くことの面白さ、そして目に見えない「臭い」という災害の恐ろしさにタナカは着目します。...
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