TOKU BOOKS

とまり木は本の中 ~「わたし」に戻るためのブックガイド~

Arts JA ↓ 25 Folgen

茨城県下妻市のブックカフェ「TOKU BOOKS」の店主・平良忍が、あなたの「役割」をふっと解いて一人の私に戻してくれる「本」をご紹介。1エピソード1冊、本の紹介と、その一冊を選んだ思いを語ります。暮らしの中で誰もが背負っている「役割」。ときには、ほんの少しだけ解き放たれて、自分を見つめ直してみませんか。毎週月曜日、17時ごろ更新します。★出演者平良忍(たいら・しのぶ)/TOKU BOOKS店主佐野匠(さの・たくみ)/編集・ライター・フォトグラファー・WORKLIGHTS発行人★TOKU BOOKSの場所〒304-0062 茨城県下妻市下妻戊93−2https://maps.app.goo.gl/HEvXyQvgEAqxs1DJA

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28. Sep 2026

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#25前編:絵本の出版者と一緒に感じる、物語の力、絵本の力(ゲスト:「月とコンパス」代表 西山雅子さん) 28.09.2026

ゲスト回前半。ひとり出版社「月とコンパス」代表の西山雅子さんをお迎えし、同出版社から日本で出版された台湾の絵本『あおむしがきらいな王子さま』の奥深さに迫ります。 ::::::::::キーワード:::::::::: 平良さんが2回泣いた絵本/平良さんの涙を止めたい/自分なりの円を描く/「分からない」という最高の感想/思い込みを鮮やかに裏切る/「本になるほど」長い道のり/諦めさえしなければ   ::::::::::今回ご紹介した本:...

#24オルタナティブスクール「NIJINアカデミー茨城下妻校」スタート。それぞれの歩幅で自分を好きになっていく本屋さん 21.09.2026

学校に行けない、行きたくない。そんな葛藤を抱える子どもたちとご家族へ。今回は、オンラインのオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」と協創し、TOKU BOOKSが「リアル校」として学びの場を開く取り組みについてお話しします。教え導くのではなく、親でも先生でもない大人がつくる小さな居場所について考えてみました。 NIJINアカデミー公式情報 https://academy.nijin.co.jp/ 茨城下妻校のしのぶー先生(平良さん)紹介記事...

#23『短歌ください 明日でイエスは2010才篇』せっかくだから短歌デビューしてみよう 14.09.2026

誰かの日常を切り取った三十一文字に触れると、見落としていた自分の心の機微まで立ち上がってきます。寝転がって流す涙のゆくえや、飾らない言葉の強さ、華やかな場面の裏側を見るまなざしなど、短歌が運んでくる静かな気づきについて語り合いました。後半は私たちも初めての短歌づくりに挑戦。日々役割の中で揺れ動く「わたし」の輪郭を言葉に託して、そっと確かめてみる時間です。   ::::::::::キーワード:::::::::: 寝転...

#22『MATCHING LIBRARY ある司書の未完のレファレンス記録』白馬の王子様に出会えなかったマッチングアプリの記録。 07.09.2026

今回は平良さんが作ったZINEをもとに、50代で飛び込んだマッチングアプリでの出来事をお話ししました。条件だけで人を判断するシステムの息苦しさや、スマホ越しの短い挨拶がもたらす新鮮な感情。効率化された出会いの中で見失いがちな、対面でじっくりと人の話に耳を傾けることの温かさについて考えてみます。   ::::::::::キーワード:::::::::: 日本十進分類法で整理/日常のやり取りの新鮮さ/分かっていても期待する/相...

#21『本屋が、生えた バツイチ、アラフィフ、貯金なしの私が本屋になったわけ 』ZINEフェス茨城出展本で、本屋立ち上げの想いを語る。 31.08.2026

今回は、店主の平良さんが作った初めてのZINEをご紹介します。離婚から本屋を立ち上げるまでの怒涛の日々を、少しの笑いとリアルなお金の話を交えながら綴った一冊です。書くことで過去を自分の外側に置き、身軽になっていく感覚について、佐野さんと一緒にお話ししています。 ちなみに、茨城県水戸市の水戸市民会館で開催された「ZINEフェス茨城」でも販売されました。お持ちの方は、ページを開きながらお聞きいただくと楽しさ倍...

#20『あおむしがきらいな王子さま』弱さを見せちゃってもいいじゃないですか 24.08.2026

日々の中で、つい強がって「助けて」と言えなくなることはありませんか。今回は台湾の絵本『あおむしがきらいな王子さま』を入り口に、役割がもたらすプレッシャーや、ルールから逸脱できない息苦しさについて語り合いました。些細な一言が誰かの呪いにならないための、安全な関係性の築き方に思いを巡らせる時間です。 ::::::::::キーワード:::::::::: 本屋が生えたZINE/猟奇的と言われた喜び/緑のものを消してくれ/弱さを見せ...

#19本屋探検!店主ガイドの「TOKU BOOKSの本棚をじっくり眺める会」 17.08.2026

茨城県下妻市のTOKU BOOKSより、今回は店内の「本棚探検」をお届けします。小規模出版社の本や「怖い」をテーマにした絵本、凝り固まった心をほぐす人文書まで。日々の役割から少し離れて、自分の中にある当たり前をそっと手放せるような、本棚に込められた思いを店主の平良さんが語ります。   ::::::::::キーワード:::::::::: 折り目をつけることで完成する絵本/怖さの意味を自分に問いかける本棚/こどものいそがしさを愛...

#18【おたより回】登場人物の多い小説って読むの大変だよね!? 10.08.2026

お店のポストに届いた手書きのおたよりを読む特別回。小説の登場人物が覚えられない悩みへの本選びや、見た目の評価から離れて自分らしく生きる物語の紹介、本棚を通じて人がつながる場所の温かさについて語り合います。日々の中で背負った役割を少し横に置いて、ゆったりとお聴きください。   ::::::::::キーワード:::::::::: 手書きで届くお店のおたより/仲間ができにくい読書の時間/登場人物を覚えられない悩み/1駅ごと...

#17『資本主義を半分捨てる』他者ニーズと自己ニーズのちょうどいいところはどこだ? 03.08.2026

今回は青木真兵さんの『資本主義を半分捨てる』をご紹介します。「他者ニーズ」と「自己ニーズ」という言葉を手がかりに、誰かの役に立つことと、自分がただやりたいことのバランスについて語り合いました。SNSの数字や周りの評価にふと疲れを感じたとき、自分だけの物差しを思い出すきっかけになればと思います。   ::::::::::キーワード:::::::::: 他者ニーズと自己ニーズ/バズることの本当の怖さ/点数をつけられる違和感...

#16『色とりどりのぼくのつめ』社会の「正解」と私の中のこうあるべきをほどく 27.07.2026

誰かに言われたわけでもないのに、私たちは無意識のうちに「こうあるべき」という見えない枠組みを背負ってしまいます。今回は絵本『色とりどりの僕の爪』を入り口に、髪の色や服装の基準、きちんとしたお母さんでいなければという重圧について語り合いました。役割から少しだけ離れて、ひと呼吸つける時間になれば幸いです。   ::::::::::キーワード:::::::::: 色とりどりの爪/公式の場への出にくさ/県庁に行ける服装か/...

#15『何も持ってないのに、なんで幸せなんですか? 人類学が教えてくれる自由でラクな生き方』明日の心配はしたくない!狩猟民に学ぶ「今ここ」の過ごし方 20.07.2026

ボルネオ島の森で暮らす狩猟民・プナン族を描いた一冊をご紹介します。「ありがとう」も「ごめんなさい」も持たず、未来への不安や過去の反省とも無縁な彼らの生き方。日々何らかの役割を背負い、休むことにすら理由を探してしまう私たちに、ふっと肩の力を抜いて「今ここ」にとどまるためのヒントをくれる対話です。   ::::::::::キーワード:::::::::: ありがとうとごめんなさいがない/明日の食べ物を心配しない/能力や功...

#14『けがをした日』ケガしたら、愛情もらえるチャンスタイム!? 13.07.2026

子どもの頃、怪我をして優しくされるお友達をうらやましく思ったことはありませんか。今回は絵本『けがをした日』をご紹介しながら、誰かに気にかけてほしいと願う子どもの心理や、弱さを見せられなくなった大人が日々のコミュニケーションの中に「大切にされている実感」を見出すことについて語り合いました。 ※お詫びと訂正:読み上げの中で「岩崎書店のWebサイトよりご紹介しました」とありますが、正しくは「株式会社ブロンズ...

#13地域で「でっぱる人」たちの魅力と、見たい景色を超えていく半年『まちに生きるローカル商店  14事例にみる生き残りかた』 06.07.2026

今回は少し趣向を変えて、町に生きるお店の物語をご紹介します。お店を始めてから、見慣れていたはずの町の風景が少し違って見えてきました。昔から続くお店の凄みや、そこでしか味わえない空気。そして、地方の町で少し「出っ張って」しまう面白い人たちのこと。AIには決して奪われない、リアルな場所と人の魅力について語り合いました。   ::::::::::キーワード:::::::::: 作者からコメントいただきました!/こっそり仕掛...

#12ぽっかり空いた黒い穴と、ちょっとだけ自分に都合よく話せる場所『こころのあな』 29.06.2026

大切な人がいなくなったり、ずっと背負っていた役割がふっとなくなったり。そんな時に胸にぽっかり空く黒い穴について、絵本『こころのあな』を入り口にお話ししました。近しい人には気を遣って言えないことも、少し離れた場所ならちょっとだけ自分に都合よく話せるかもしれません。心の準備と、言葉にする余白について考えます。   ::::::::::キーワード:::::::::: かわいらしい絵と黒い穴/悲しみと一緒に歩く/都合よく話...

#11【公開収録】本屋デビューしてみよう!3人の店主が語る、楽しいひと棚オーナー(後編) 22.06.2026

公開収録後編。今回はTOKU BOOKSで本棚のオーナーになられたお二人にお話を伺いました。自分の感覚を言葉にしてくれる本を集めるさにブックス店主さんとは、「こうあるべき」という思考から柔らかく解かれていった変化について語り合います。わとなのたな店主さんとは、母や妻といった役割の重さや、平良さんといっしょにカウンター越しで思わず涙した時間を振り返ります。 ※ひと棚オーナーの概要は、こちらをご覧ください https:/...

#10【公開収録】本屋デビューしてみよう!3人の店主が語る、楽しいひと棚オーナー(前編) 15.06.2026

ひと棚オーナーの店主たちに、その楽しさを伺う公開収録。まずは前編です。TOKU BOOKSのひと棚オーナーの仕組みの紹介、平良さんが「本屋さんがやるから意味がある」という一言をうけて始めた経緯、そして現役オーナーのミヤさんが体験した「友達がたくさん増える」「父親がZINEを買いに来た」という想定外の連鎖まで、じっくり話しました。 ※ひと棚オーナーの概要は、こちらをご覧ください https://tokubooks.com/1#hitotana &nbs...

#9この番組は何で始まったんだっけ?をふりかえる回 08.06.2026

9回目の収録を記念した振り返り回です。「応援してくださいと相手に強制させる自分が嫌だった」というクラウドファンディングの話、「下妻出身の人が本を出す、私が応援しなくて誰がやるの」と勝手に火がついた出会いの話、「のけぞるぐらいびっくりした」ポッドキャスト経由の来店者の話。そして「出せるカードはこれしかない」という言葉と、「太陽は太陽だけど紫外線がちょっと弱くなった」という締めくくりが、今回の聴きどこ...

#08【人文書】「どうせ生きるなら楽しく」と考えてきた店主が読んだ『死ぬまで生きる日記』 01.06.2026

今回は土門蘭さんの『死ぬまで生きる日記』(生きのびるブックス)をご紹介します。「死ぬまでは生きなきゃいけない」という言葉を、楽しく生きる意味で受け取ってきた平良さんが、真逆の感情を抱えてきた土門さんの本を読んで気づいたこと。「消えたい」を「逃げたい」と言い換えた瞬間や、マッチングアプリをきっかけに心理カウンセラーの資格を4つ取るに至った経緯も語られます。   ::::::::::キーワード:::::::::: 死ぬま...

#07【絵本】直球の言葉は、誰に届くのか『もしかしたら』 25.05.2026

翻訳絵本『もしかしたら』(コビ・ヤマダ作)をご紹介。直球の応援の言葉が届く人・届きにくい人の違いから、「利用するじゃないけど」という絵本の力の借り方、ワンちゃんと相棒のように暮らしていたお客様がブタちゃんの寄り添う姿に泣いたエピソード、大人の読書会がミステリーになって毎回時間オーバーになる話などなど、一冊の本が読む人の状態によってまったく別の体験になるな、というお話で盛り上がりました。 ★キーワード...

#06【人文書】憂鬱な自分を責めないために。エッセイ集『鬱の本』 18.05.2026

今回は点滅社の『鬱の本』をご紹介します。84人の書き手が憂鬱との付き合い方を1000文字で綴ったエッセイ集。「乳首がちぎれかけている」から始まる篇を笑いながら、「寄り添う」への職業的な違和感、クラファンの不安と「いざとなったら」を重ねた話、憂鬱な自分に飽きてしまう話まで、静かに深まった対話をお届けします。   ::::::::::キーワード:::::::::: 箔押しでキラキラする「うつ」の字/乳首がちぎれかけている/「...

#05【絵本】全部諦めた先にあるのんびりタイム『ちょっとだけのんびりするひ』 11.05.2026

今回は翻訳絵本『ちょっとだけのんびりするひ』をご紹介します。ティシャちゃんのお母さんが「わかった」と言った瞬間を、「全部諦めたんだろうな」と読み解く平良さん。夕飯はカロリーメイト、ヨーグルト、バナナ。腹を括るまでがなかなかなのよ、という言葉。10年間記憶がないほど自分を見失っていた時期のこと。そして対話の中でふいに言語化された、TOKU BOOKSとこの絵本の意外なつながりも聴きどころです。   ★キーワー...

#04【人文書】フィルターを外したら「私」が始まった。『地方女子たちの選択』 04.05.2026

今回は人文書から、上野千鶴子さんと山内マリコさんの共著『地方女子たちの選択』をご紹介します。富山で暮らす女性14人へのインタビューを起点に、平良さん自身の経験である、離婚してから「初めて生きている気がした」という感覚、結婚していた頃には気づかなかったフィルターのこと、「実家という資源」を手に戻ってきた先で何をするかという問いなどなどについてお話します。   ★キーワード パンチの効いた言葉/気づかな...

#03【絵本】「わたし」を縛る鎖をふっと解くために。絵本『クマのひとりのじかん』 01.05.2026

誰かの期待に応え続ける日々に、ふと息苦しさを感じることはありませんか? 今回は、店名「TOKU BOOKS」の由来ともなった一冊の絵本を紐解きます。 ピアニストのクマが直面する重圧と、店主・平良がかつてスーパーの駐車場で過ごした切実な孤独。 翻訳絵本特有の「余白」を通じて、自分を縛る役割の鎖をそっと見つめ直すきっかけをお届けします。   ★キーワード 下妻の「とまり木」の役割 / 絵本『クマのひとりのじかん』との...

#02完璧な母親を降りて「わたし」に還る。30年ぶりの帰郷と新しい挑戦 20.04.2026

茨城県下妻市の「TOK BOOKS」店主・平良忍が、かつて子育ての重圧に「母ライオン」として殺気立っていた過去や、10年間の司書経験を経て本屋を拓くに至った歩みを語ります。夕食をカロリーメイトにしてでも本の世界へ逃げ込んだ切実な記憶 。子どもたちの心を見守った「第二の保健室」としての図書室時代 。30年ぶりに帰郷し、息子たちからの意外なエールに背中を押された決断の物語をお届けします。役割を脱ぎ捨て、静かに自分を...

#01 「一人のわたし」に戻れるブックカフェ。はじめまして、TOKU BOOKSです 13.04.2026

誰かのために、気を張って生きていませんか。 茨城県下妻市。築50年の実家を改装したブックカフェ『TOKU BOOKS』は、背負っている多くの役割をふっと解き、ただの「一人のわたし」に戻るための止まり木です。 第1回となる今回は、店主の平良忍が、かつて自身が正解探しに疲れ「母ライオン」のように生きていた原体験や、店名に込めた5つの願いを紐解きます。 静かな実家の気配と、ページをめくる音、そして役割を解いてくれる本。...

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