FLOLENS RADIO

フローレンズラジオ

Society JA ↓ 45 Folgen

フローレンスの新たな音声コンテンツ「フローレンズラジオ」はじまります!社会課題を、さまざまなレンズ(視点や解像度)を通して深く見つめ、理解を深めていくことを目指したこのラジオ。インターネット空間では、刺激的な映像や反射的なテキストによって、社会の出来事が瞬間的に消費されてしまうこともしばしばあります。「フローレンズラジオ」では、そんな日常から一歩離れて、腰を据えてじっくりと――。当事者や多様なステークホルダーの声に耳を傾けながら、社会課題を立体的に捉える、ゆとりある時間をお届けしていきます。社会課題を、深く、やわらかく、身近に語る「フローレンズラジオ」。どうぞご期待ください!#フローレンズラジオ

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5. Nov 2026

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【05-04】なぜNPOは必要なのか〜「政府の失敗」「市場の失敗」と、回転寿司から考える起業家の力〜 05.11.2026

第1章のまとめとなる回。ジョンズ・ホプキンス大学を中心にした国際比較調査によると、NPOは各国のGDPの約5%を占める経済活動を担っていて、日本でも広い意味では約8%の人がNPOで働いている計算です。周りの10人に1人弱。それだけ大きいのは、それだけ社会に必要とされているから。じゃあ、なぜ必要なのか?を理論で考えます。 まずは「政府の失敗」。限られた予算で多くの人に対応する行政のサービスでは、少数派の困りごとが取り...

【05-03】日本のNPOの元祖は二宮金次郎だった〜報徳社とドラッカーが教えてくれる「寄り合い」の文化〜 29.10.2026

いよいよ「NPOとは何ぞや」の回。プロローグで出てきた「校庭に銅像が立っているあの人」の伏線を回収します。日本に今も残るNPOの元祖とされるのは、二宮金次郎の教えから生まれた報徳社。江戸時代にはもう、みんなでお金を出し合って地域を良くする寄り合いがあったんです。あのドラッカーは、日本の奈良の古寺を最古のNPOと呼んでいるのだとか。 続いて「これはNPO?」クイズ。PTA、町内会、社会福祉法人の保育園、私立大学、生...

【05-02】日本版DOGEができた今、NPOは大丈夫?〜逆風の中で「NPOとは何か」を捉え直す〜 22.10.2026

本編のはじまりは、このシーズンの相棒・たみおさんの紹介から。700人規模になったフローレンスの屋台骨を支えるバックオフィスの仕事が大好きで、NPOの経営を大学院で学んでいる一方、オフは運転が激下手。駐車場で知らない人に車を止めてもらったこともあるというギャップに、ゆかっちも思わず笑ってしまいます。 じゃあ、なぜ今NPOの話なのか。たみおさんは「NPOって何者?を、中の人でもスパッと説明できない」と話します。そ...

【05-01】NPO編開幕!給料って出るの?〜聞きにくい7つの疑問に一言で答えます〜 15.10.2026

医療的ケア児編、そして閑話休題の聴覚過敏編を経て、新シーズンのテーマは「NPO」。フローレンスもNPOなのに「NPOって何?」と聞かれると、ゆかっちもつい言葉に詰まってしまう——そんなところからのスタートです。 一緒に話すのは、初登場のたみおさん。フローレンスのバックオフィス部門のマネージャーで、NPOが好きすぎて大学院でNPOを研究中です。プロローグでは、みんな気になるけど聞きにくい7つの疑問に一言ずつ答えてもら...

【閑話休題-02-3】目が悪ければメガネ、耳がつらければイヤーマフ〜「治す」ではなく社会を変えるという発想〜 08.10.2026

聴覚過敏編の最終回。キーワードは「治すのではなく、社会を変える」です。階段しかない建物が、その人を登れない人にしている——医療的ケア児編でも話した社会モデルの考え方が、そのまま音の話にもつながります。聴覚過敏にとってのスロープにあたるのがイヤーマフ。最近は「この音は通すけど、この音は通さない」というフィルター付きの製品も出ていて、先生や友達の声は聞こえるまま、ガシャンという突発音だけ抑えられます。兵...

【閑話休題 02-2】耳元でシンバルを鳴らされ続ける教室〜毎日通う場所が、一番つらいという現実〜 01.10.2026

聴覚過敏編の第2話は「見つける」がテーマです。聴覚過敏でいちばんつらい場所はどこか——花火大会でもライブ会場でもなく、毎日通う学校なんです。椅子を倒す音、筆箱が落ちる音、黒板のチョークの音。周りには許容範囲でも、耳元で大きなシンバルを鳴らされているように届くとしたら、朝から夕方までそこにいるのは相当こたえます。2020年の766人を対象にした実態調査では、9割が大勢での会話や人混みの声をつらいと答え、音を改...

【閑話休題 02-1】花火大会で耳を塞ぐわが子に「怖くないよ」と言っていた〜聴覚過敏を知らなかった父の反省〜 24.09.2026

医療的ケア児編を走り切ったあとの閑話休題。今回から3回にわたって「感覚過敏」「聴覚過敏」を取り上げます。ゆかっちも「えっ、これどういうこと?」というところからのスタートです。入口は、収録の数日前にバズっていた田村淳さんの話。ずっとサングラスをかけているのは、かっこつけでもキャラでもなく、瞳の色素が薄くて強い光が痛みになるから——本人がそう発信した投稿は1150万回表示されました。そして話はレンさんの家の...

【04-15】答えは1つじゃない〜フローレンスが目指す「選べる」インクルーシブ〜 17.09.2026

シーズン4の最終回。フローレンスはこれから何を目指すのか、を話して締めくくります。 黒木さんは「インクルーシブ原理主義者だった時期もある」と正直に振り返ります。でも、不登校のこどもがフリースクールに通っているのに「地域の学校に行かなきゃダメだよ」と言われたら、それはしんどい。 そして、わたしたちがイメージできるインクルーシブは、これまで見聞きしたものの範囲でしかない——だからこそ「インクルーシブか、分...

【04-14】なぜ「エイブルテック」と名づけなかったのか〜生産性の線を溶かすテクノロジー〜 10.09.2026

「混ぜるのも分けるのも、それぞれ良さがある。じゃあ結局、何が一番なんだっけ?」——答えを求めたくなる問いに、真正面から向き合う回です。 黒木さんも以前は「これからはごちゃまぜだよね」と言っていたそうですが、ヘレンの保護者から「今のヘレンがいいんだ」と言われて考え直したとのこと。 小学校でインクルーシブに育っても、中学に支援級がなければそこから分断される——施設ひとつでは越えられない壁もあります。では根っ...

【04-13】「一緒にすればいい」とはならない〜インクルーシブが抱える「分けて守る」のジレンマ〜 03.09.2026

「分離がダメなら、一緒にしちゃえばいいのでは?」——MCゆかっちのこの素朴な問いから始まります。ところが話を聞くと、そんなに単純ではないことがどんどん見えてきます。 フローレンスの認可保育園「みんなの未来をつくる保育園」が大事にしているのは、こどもが自分で選んで自由に遊ぶこと。一方でヘレンが大事にしているのは、1日の見通しと区切り。お絵描きひとつとっても、紙の感触を確かめて、クレヨンを手のひらに置いて……...

【04-12】ヘレンをつくったことは「分離」なのか〜場をつくると固定化するという、終わらない葛藤〜 27.08.2026

インクルーシブという考え方は、どこから生まれて、どう世界に広がったのか。今回は歴史をたどる回です。始まりはデンマークの官僚バンク・ミケルセン。第二次世界大戦中にナチスへのレジスタンス活動で捕らわれ、強制収容所を経験した人でした。戦後、知的障害のある方の入所施設を視察したとき「ここは自分がいた収容所と同じじゃないか」と感じた——その違和感から「ノーマライゼーション」という言葉が生まれます。スウェーデン...

【04-11】45分間座っていられないこどもにとってのインクルーシブって?〜統合とインクルーシブの決定的な違い〜 20.08.2026

第3章スタート。ヘレン創業ストーリーの愉快な2人からバトンを受け取って、今回は黒木さんと橋本さんの真面目コンビが再登場します。 収録は8月4日——その直前の7月24日に医療的ケア児支援法の改正が参議院で可決され、その場に立ち会ってきたという話から幕開けです。5年越しで見てきたからこその感慨、そして「変わってからが実践する立場」という言葉が印象的でした。 今回のテーマは「インクルーシブ」。「ダイバーシティ&...

【04-10】障害児保育園ヘレン創業ストーリー第3話:完結編「事業をつくり、しくみを変え、文化を生み出す」 13.08.2026

ヘレン創業ストーリー完結編。開園にたどり着いたと思ったら、今度は保育士・看護師・PT・OT・特別支援学校の教員という、価値観がまったく違う職種のスタッフが同じ40〜50平米の保育室でぶつかり合う日々。「公園に行くべきか、リスクを避けるべきか」で支援観が割れる、その一つひとつが実話です。でも、こどもたちは大人の想像を超えて成長していきました。胃ろうで栄養を摂っていたこどもが、隣の友達が美味しそうにおやつを食...

【04-09】障害児保育園ヘレン創業ストーリー第2話:開園編「願いの連鎖が生んた保育園」 06.08.2026

ヘレン創業ストーリー第2話・開園編。3人体制のプロジェクトチームが、23区に片っ端から電話を掛けまくるところから始まります。「障害のあるこどもに保育は要らないでしょ」「お母さんが見ればいいじゃない」——役所からのそんな返答が続くなかで、たった1つ、杉並区の障害者施策課だけが「もっと詳しい話を聞かせて」と反応してくれました。物件も設計士も施工会社もゼロから探しながら、9月開園というタイトなタイムラインが決ま...

【04-08】障害児保育園ヘレン創業ストーリー第1話:課題発見編「きっかけになった1通の相談」 30.07.2026

「ヘレンって、そもそもなんのために作ったんだっけ?」——そんな素朴な問いから始まる、障害児保育園ヘレン創業ストーリー第1話。千葉から来た広報の森下さんと、沖縄から来たレンさん、2人の創業メンバーが登場します。2014年当時、医療的ケア児や重症心身障害のあるこどもは、保育園の待機児童にすら「なれない」状態でした。書類すら受け取ってもらえない窓口、「お母さんが見ればいいでしょ」と平然と言い放つ役所。そんな中、...

【04-07】医療的ケア児支援法が変えたこと・変えられなかったこと〜「18歳の壁」と2027年改正の焦点 24.07.2026

法律ができると、何が変わるのか?「支援したい」と思っていた自治体の担当者さんたちが、法律という後ろ盾を得て一気に動き出す——その変化がリアルに語られます。保育で受け入れられるこどもの数は5年で約3倍に。フローレンスにも自治体からの問い合わせがどんどん増えているそう。 でも、18歳になった瞬間に支援の「ルール」が変わって、同じこどもを同じように預かっているのに事業所への報酬が約半分になってしまうという、謎...

【04-06】「医療的ケア児」が法律に名を刻むまでの40年〜1988年の教育現場から2021年支援法成立まで 16.07.2026

「学校に行くのに、お母さんも一緒じゃないとダメ」 ——今もそんな状況があること、知っていましたか? このエピソードでは、1980年代から2021年まで約40年にわたる医療的ケア児への支援の歴史を一気に振り返ります。痰の吸引を先生がしていいのかいけないのか、グレーのまま現場が動いていた時代から、フローレンスが2014年に障害児保育園ヘレンを開いたことで議員が動き、永田町こども未来会議が生まれ、ついに2016年に「医療的...

【04-05】歩けたら支援を受けられない?〜経管栄養のこどもが落ちる「制度の狭間」の正体 09.07.2026

今回、フローレンスで広報を8年やっているMCゆかっちが、ずっと「医療的ケア児」を訛って言っていたことが収録中にバレる(!)という衝撃のカミングアウトから幕開けします。笑いながらも本題へ。 戦後の日本の障害福祉って、身体・知的・精神の3つに分かれて整備されてきたんですが、これが「どれにも当てはまらない人」を次々と生み出してきた歴史でもあって。今回は重症心身障害児という概念がどう生まれたか、「大島分類」と...

【04-04】500gで生まれても、80%が生存する国 ——救命の先にある「支える」という宿題 02.07.2026

「こどもが減っている」と何度も語られてきたフローレンスラジオで、はじめて「増えている」という言葉が出てくる回です。 フローレンスラジオ シーズン4「医療的ケア児編」第4話。フローレンス副代表理事の黒木さん(くろけん)と、障害児保育園ヘレン元マネージャーの橋本さんが、医療的ケア児が増えてきた背景を、数字と歴史と世界の視点から立体的に紐解いていきます。 <目次> 医療的ケア児は推計2万1千人/2005年から21年で...

【04-03】働きたいのに、働けない〜医療的ケア児ファミリーの経済と孤立、その構造〜 25.06.2026

医療的ケア児のお母さんは、なぜ働けないのでしょうか。「こどものそばにいたいから」ではありません。「働きたいのに、働けない」——その実態が、今回のテーマです。 フローレンスラジオ シーズン4「医療的ケア児編」第3話。フローレンス副代表理事の黒木さん(くろけん)と、障害児保育園ヘレン元マネージャーの橋本さんが、医療的ケア児の家族を支える仕組みの「いま」を整理していきます。 <目次> ケアを担う仕組みとは/社会...

【04-02】そもそも「医療的ケア児」とは?〜10年前に名前がついた、こどもたちの日常〜 18.06.2026

「醤油が切れても、コンビニに行けない」——あるお母さんがブログに残した一行が、医療的ケア児と暮らす家族の日常を象徴しています。 フローレンスラジオ シーズン4「医療的ケア児編」第2話。今回はフローレンス副代表理事の黒木さん(くろけん)と、障害児保育園ヘレン元マネージャーの橋本さんが、そもそも「医療的ケア児(医ケア児)」とはどんなこどもたちなのか、定義から日常まで、ていねいに紐解いていきます。 <目次> 医...

【04-01】医療的ケア児編、開幕〜「制度の狭間」にこそ、まだ知られていない社会課題がある 〜 11.06.2026

「医療的ケア児」——聞いたことはあっても、どんなこどもたちなのか、すぐに思い浮かべられるでしょうか。 フローレンスラジオ シーズン4 のテーマは「医療的ケア児編」です。これまで編集長・前田晃平さんと進めてきた本ラジオですが、今シーズンはガラリと座組を変えてお届けします。ゲストはフローレンス副代表理事の黒木さん(くろけん)と、障害児保育園ヘレン元マネージャーの橋本さん。医療的ケア児の事業を最前線で担ってき...

【03-06】体験格差 10問1答 〜身近な「半径5m」のモヤモヤを聞いてみた〜 04.06.2026

<Podcast目次> シーズン3最終回・10問1答/AIに作ってもらった半径5mの質問/体験格差は競争を煽る言葉なのか/公園遊びだって立派な体験/将来お金持ち発言の落とし穴/親の責任論にしないために/貧困を体験のせいにする危うさ/格差という言葉のジレンマ/体験保証という新しいフレーム/ナンバーワンよりオンリーワンへ/非認知能力エビデンスの使いどころ/お金で買う体験消費の悪循環/都心のキャンプと沖縄の海の話/親は...

【03-05】親の「撤退」こそが体験格差の鍵!? 〜100年で消えた、こどもが歩ける距離〜 28.05.2026

<Podcast目次>シーズン3ラップアップ回/体験格差は自己決定の機会の格差/塾や習い事だけが体験ではない/イギリス4世代の行動範囲調査/1926年8歳ジョージ君は10km歩いた/2007年8歳エド君は270mまで/ユニセフ・レポートカード16/外遊び頻度とウェルビーイング/ブルデューのシャンとハビトゥス/大人はきっかけを与え、あとは委ねる/こども1人に大人10人時代へ/3世代家族と地域コミュニティの崩壊/大人は増えても関わる...

【03-04】日本のこどもは「安全だけど、幸せじゃない」。過去最多の自殺数と、失われた「余白」の関係 21.05.2026

こども視点から見る社会構造の激変/カピカピの雑誌と空き家の秘密基地/大人の枠組みがない生の遊びの場/怒られながら学ぶ自己と他者の境界/遊びは複雑な社会性を帯びた学び/習い事にはないクリエイティブな力/失敗の尻拭いをする自己決定の連続/子供が熱狂するネバーランドの消滅/ユニセフが示す精神的健康度の低さ/過去最多のこどもの自殺と外遊びゼロ/身体は健康でも心は不調なこどもたち/大人都合の都市設計が奪った...

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