叡智ラジオ

叡智ラジオ — Dead Reckoning

古典の知恵で今日のニュースを読み解く15分。GPSのない時代、船乗りたちは過去の位置と速度から現在地を割り出した。私たちも同じように、古典という知恵から今日の真相を読み解きます。

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Bölümler

#131 英雄か殺人者か──CEO射殺犯「有罪答弁」と、喝采する社会 15.08.2026

米保険会社CEOを射殺した罪に問われたマンジョーネ被告が、州をまたいで相手を尾行し死亡させた連邦法違反について有罪を認めた。単なる殺人事件が「英雄譚」として語られてしまう社会現象を、秩序・不平等・道徳の出どころという三つの角度から討論する。 出演:ホッブズ、ルソー、ニーチェ(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「マンジョーネ被告、米保険会社CEO殺害を認める」 https://www.bbc.com/japanese/articles/cd69ep...

#130 征服できぬなら破壊するのか――核の影に立つ戦争の本質 14.08.2026

ノーベル平和賞受賞者ムラトフ氏がBBCの単独取材で、ウクライナ情勢について「破壊はできても征服はできない」と語り、そのエスカレーションの先に核使用があると警告した。権力・倫理・戦略の三つの目で、この言葉の意味を読み解く。 出演:マキャベリ、カント、孫子(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「ロシアの核使用も懸念……ノーベル平和賞受賞者がウクライナでの戦争語る BBC単独取材」 https://www.bbc.com/japanese/a...

#129 破壊はできても征服はできない――核の影と「勝利」という幻想 14.08.2026

ノーベル平和賞受賞者ムラトフ氏がBBCの単独取材で語った「破壊はできても征服はできない」「破壊とは核使用までエスカレートし続けること」という警告を起点に、権力の力学・倫理の原理・戦略の計算という三つの物差しで「勝利とは何か」を問い直す回。 出演:マキャベリ、カント、孫子(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「ロシアの核使用も懸念……ノーベル平和賞受賞者がウクライナでの戦争語る BBC単独取材」 https://www....

#128 飢えさせて追い出す──「合法な暴力」はどこから始まるか 13.08.2026

ヨルダン川西岸で、イスラエル人入植者がパレスチナ人2世帯の家を包囲し、出入りを封じているとBBCが伝えた。銃を撃たずに人を追い出すこの手法をめぐり、権力技術としての合理性と、人間の尊厳という原理がぶつかる。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「パレスチナ人の住宅を包囲、飢えさせて追い出す……イスラエル人入植者の新しい手法」 https://www.bbc.com/japanese/articles/cwyl...

#127 包囲と飢餓――「土地を奪う力」は正当化できるか 13.08.2026

イスラエル占領下のヨルダン川西岸で、入植者がパレスチナ人2世帯の住宅を包囲している——BBCの報道を題材に、撃たずに追い出す『兵糧攻め型』の圧力を検討する。権力力学、人間の尊厳、そして『暴力とは何か』という前提そのものを問い直す一本。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「パレスチナ人の住宅を包囲、飢えさせて追い出す……イスラエル人入植者の新しい手法」 https://www.bbc....

#126 誰もいない被告席に死刑を宣告する ― アサド前大統領・欠席裁判を裁く 12.08.2026

シリアの裁判所が、内戦中の戦争犯罪と人道に対する罪でアサド前大統領に欠席裁判で死刑判決を下した。被告はモスクワに逃亡中で執行の見込みはない。この判決は正義の実現なのか、新政権の権力固めの儀式なのか。 出演:カント、マキャベリ、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「シリアのアサド前大統領、欠席裁判で死刑判決」 https://www.bbc.com/japanese/articles/cr7kp5mr7dmo?at_medium=RSS&at_campaign=rss...

#125 不在の独裁者に死刑判決――それは正義か、政治か 12.08.2026

シリアの裁判所が、モスクワに逃亡したアサド前大統領に欠席裁判で死刑判決を下した。被告のいない法廷が下す極刑は、新政権による権力の清算なのか、それとも法の正義なのか。政治的必要と普遍的倫理が正面衝突する。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「シリアのアサド前大統領、欠席裁判で死刑判決」 https://www.bbc.com/japanese/articles/cr7kp5mr7dmo?at_medium=RSS&at_campaign...

#124 銃後を撃つ――兵站への長距離攻撃は正当か、境界の消滅か 11.08.2026

ウクライナ軍のドローンがロシア西部タタールスタンを攻撃し、子ども1人を含む13人が死亡、75人が負傷したとBBCが伝えた。侵略された側による敵領内深部の兵站攻撃をどう見るか。実効性と原理、二つの物差しがぶつかる。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「ウクライナのドローン、ロシア領内深く攻撃 少なくとも13人殺害」 https://www.bbc.com/japanese/articles/cy741ygv2e0o?at_me...

#123 無人機が国境を越える日 ——「後方」を撃つ戦争は正当か 11.08.2026

ウクライナ軍のドローンがロシア領内深部のタタールスタンを攻撃し、子ども1人を含む13人が死亡、75人が負傷したとBBCが伝えた。補給と資金を断つ長距離攻撃は戦争の常道か、それとも人間を手段に変える一線越えか。前線と後方の境界、遠隔兵器の責任の在処を問い直す。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「ウクライナのドローン、ロシア領内深く攻撃 少なくとも13人殺害」 https://ww...

#122 ガザ和平案拒否――「武装解除なき撤退なし」は正義か、力の論理か 10.08.2026

イスラエルのネタニヤフ首相が、トランプ大統領の15項目のガザ和平計画を拒否。ハマスが「真に」武装解除されるまで軍の撤退はないと述べた。この条件が正義なのか力の論理なのかを、マキャベリ・カント・ソクラテスが討論する。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「イスラエル首相、トランプ氏提示の15項目の「ガザ和平計画」を拒否 ハマス武装解除が撤退条件と」 https://www.bbc.co...

#121 『真に武装解除されるまで』——和平は取引か、契約か 10.08.2026

イスラエルのネタニヤフ首相が、トランプ大統領提示の15項目のガザ和平計画を拒否。ハマスが「真に」武装解除されるまで撤退しないと述べた。この一条件をめぐり、力の均衡を読むマキャベリと、恒久平和の原理を譲らないカントが正面衝突。ソクラテスが「真に武装解除」「和平」という言葉そのものを解体する。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「イスラエル首相、トランプ氏提示の15...

#120 灼熱のグラウンドで、誰が命を預かるのか ――熱中症死とスポーツの正義 09.08.2026

ラグビーリーグワン・ディビジョン2の九州電力キューデンヴォルテクスが、所属選手の熱中症疑いによる搬送と死亡を発表した。一人の訃報の裏にある「猛暑下で興行を続ける組織の責任」と「身体を賭け金にする競技文化」を、秩序・価値転換・問答の三者で論じる。 出演:ホッブズ、ニーチェ、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:NHK「ラグビーリーグワン フィジー出身選手が死亡 熱中症疑いで搬送」 http://www3.nhk.or.jp/new...

#119 AIは自ら牙をむくか──開発中断が問う「知能の手綱」 08.08.2026

オープンAIがAIモデル「アストラ」の開発を一時中断。理由は、AIが自らの判断で重大なサイバー攻撃を実行するおそれを排除できないから。国家による強制的な管理か、それとも「自ら判断する機械」という前提そのものを疑うべきか。 出演:ホッブズ、デカルト、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:NHK「オープンAI 開発一時中断 AIみずからサイバー攻撃実行のおそれ」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20260808/k100152001510...

#118 「守る力」は誰に配られるのか——迎撃ミサイル不足が突きつける命の算術 07.08.2026

BBCが伝えたキーウ攻撃の報道をもとに、有限な迎撃ミサイルという「命を守る資源」の配分を論じる。支援は力の投資か、それとも義務か。マキャベリの権力力学とカントの人権原理が正面衝突し、ソクラテスが両者の前提を問い崩す。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「迎撃ミサイル不足で人命救えず……キーウ攻撃で見えたウクライナの苦境」 https://www.bbc.com/japanese/articles/cvgv8...

#117 被爆81年——「核抑止」は平和か、恐怖の制度化か 06.08.2026

広島への原爆投下から81年。核による脅しや核抑止力強化の動きが世界で見られる中、被爆地は犠牲者を追悼し核兵器廃絶を訴えた。この「理想」と「抑止という現実」の衝突を、カント・マキャベリ・ニーチェが三方向から解体する。 出演:カント、マキャベリ、ニーチェ(進行:学人) 参照ニュース:NHK「広島原爆の日 被爆から81年 核兵器廃絶の訴え続く」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20260806/k10015197811000.html 本番組に...

#116 被爆81年ヒロシマ——核抑止は平和か、恐怖の制度化か 05.08.2026

広島への原爆投下から81年。核による脅しや抑止力強化の動きが世界で見られる中、被爆地は改めて核廃絶を訴えた。人類を人質に取る抑止という仕組みを、倫理的に許容できるのか。理想主義と現実主義が正面から衝突する。 出演:カント、マキャベリ、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:NHK「広島 原爆投下から81年 核兵器の廃絶を国内外に訴え」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20260806/k10015197471000.html 本番組に登場...

#115 ドローンが人を狩る日 ——「恐怖」は戦術か、それとも人間の破壊か 05.08.2026

ウクライナのゼレンスキー大統領が、南部でドローンが男性を追い回す映像を公開し、ロシアによる民間人標的の「人間狩り」攻撃だと主張した。技術が恐怖を量産する時代に、戦術の損得と人間の尊厳はどう衝突するのかを討論する。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「ロシアが「人間狩り」攻撃、ドローンで野菜売りの男性を追い回し爆発 ゼレンスキー氏が動画公開」 https://www.bbc.co...

#114 国境は誰を守るのか――セウタ移民流入とヨーロッパの「団結」 04.08.2026

スペインの飛び地セウタにモロッコから数万人の移民が流入し、EUのフォン・デア・ライエン委員長が加盟国に国境警備での「団結した行動」を呼びかけた。緊急の内相会議が開かれる一方、加盟国間にはすでに緊張が走っている。主権と安全、人間の権利、南北の格差——三つの本質論を三人の思想家が正面からぶつける。 出演:ホッブズ、カント、ルソー(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「EUが国境管理の強化呼びかけ、スペイン領...

#113 災害デマはなぜ「外国人」を狙うのか──恐怖・美談・そして疑いの作法 04.08.2026

熊本地震のあと、SNSで「インドネシア人がコンビニの食料品を盗んだ」といった偽情報が拡散したとNHKが報じた。災害時の情報環境と群衆心理、そして排外意識の構造を、ルソー・ニーチェ・デカルトの三者が三つの土俵から斬る。 出演:ルソー、ニーチェ、デカルト(進行:学人) 参照ニュース:NHK「熊本地震 外国人がコンビニの食料品窃盗?偽情報に注意」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20260804/k10015196331000.html 本番組...

#112 国境に6万人 ――「人が武器になる時代」の主権と人権 03.08.2026

スペインの飛び地セウタに、モロッコ側から約6万人が越境。ほぼ全員が数日で帰還した一方、少なくとも72人が死亡した。国家が人の移動を圧力として扱う地政学と、越境する一人一人の生命・権利が正面からぶつかる。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「スペイン飛び地セウタに約6万人押し寄せ……ほとんどがモロッコへ戻る」 https://www.bbc.com/japanese/articles/c3r0v52wdveo?at_medi...

#111 国境の壁と6万人——「歓待」か「秩序」か 03.08.2026

スペインの飛び地セウタに約6万人が押し寄せ、ほぼ全員が戻ったが72人が死亡した一件を、カント(歓待権と人間の尊厳)、マキャベリ(権力力学と国境警備の外注)、ソクラテス(前提の問い直し)で討論。理想主義と現実主義が正面衝突する。 出演:カント、マキャベリ、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「スペイン飛び地セウタに約6万人押し寄せ……ほとんどがモロッコへ戻る」 https://www.bbc.com/japanese/artic...

#110 円を買うのは市場か、国家か 〜日米協調介入という『力』〜 02.08.2026

日米の通貨当局が協調して円買い介入に踏み切り、5月の日米財務相会談から準備が進んでいたとNHKが報じた。市場の価格形成に国家が二国がかりで手を入れることの是非を、市場の審判・権力の読み手・問い役の三人が突き合わせる。 出演:アダム・スミス、マキャベリ、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:NHK「日米の協調介入 ことし5月の日米財務相会談から本格調整」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20260803/k100151944210...

#109 見えない被災者 ―「避難しない自由」と国家の責任 02.08.2026

被災地で車中泊をしていた女性が熱中症の疑いで死亡。専門家は車中泊・在宅避難の実態把握と、エアコンのある避難所への「2次避難」の後押しを求めている。国家はどこまで個人の生活に踏み込んで命を守るべきか。安全と、自由・尊厳の境目を問う。 出演:ホッブズ、ルソー、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:NHK「車中泊・在宅避難の実態把握し「2次避難」後押しを【専門家】」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20260802/k...

#108 国境に押し寄せる6万人 ―― 人は「脅威」か「目的」か 01.08.2026

スペインの飛び地セウタへモロッコ側から約6万人が押し寄せ、地元メディアによれば少なくとも57人が死亡した。サンチェス首相は人身売買組織の仕業だと非難。国家主権、人間の尊厳、そして人の移動を交渉の梃子にする権力力学が交差する。 出演:ホッブズ、カント、マキャベリ(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「モロッコからスペイン領セウタへ6万人押し寄せる スペイン首相は人身売買業者を非難」 https://www.bbc.com/ja...

#107 6万人が越えた国境線 ―― 人はなぜ「他者」を止めるのか 01.08.2026

スペインの飛び地セウタへモロッコ側から約6万人が押し寄せ、騒乱で少なくとも57人が死亡。サンチェス首相は人身売買組織の仕業だと非難した。国境という装置、圧力としての人の流れ、受け入れる義務の限界を三人が論じる。 出演:マキャベリ、カント、ソクラテス(進行:学人) 参照ニュース:BBC Japan「モロッコからスペイン領セウタへ6万人押し寄せる スペイン首相は人身売買業者を非難」 https://www.bbc.com/japanese/artic...

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