田舎坊主 森田良恒
田舎坊主の読み聞かせ法話
田舎坊主の読み聞かせ法話田舎坊主が今まで出版した本の読み聞かせです和歌山県紀の川市に住む、とある田舎坊主がお届けする独り言ーもしこれがあなたの心に届けば、そこではじめて「法話」となるのかもしれません。人には何が大事か、そして生きることの幸せを考えてみませんか。
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Autor
田舎坊主 森田良恒
Categoria
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Último episódio
9 de jul de 2026
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Episódios
「従姉妹からの拙書読後感」エッセイ「田舎坊主の合掌」 22.02.2023 10:31
従姉妹から拙書三冊の読後感をいただいた 「三冊ともすぐ読ませていただきました。難病患者にとって読み手への優しさが伝わってきました。 早くからふる里を遠く離れた私にとって、この本を読むことがなかったら、良恒ちゃんの人生を知ることもなかったでしょう。 二作目の『田舎坊主の愛別離苦』の中にあなたが憲法九条を守ること、平和の大切さを書いてくれていました。 私は少し絵を描いているのですが『美術九条の会』また『平...
「妻と友人の死」エッセイ「田舎坊主の合掌」 20.02.2023 7:47
ある年の8月20日、土寺小屋の生徒の女性が膵臓ガンのため手術をすると、周囲に話すことなく私にだけ打ち明け、 「手術が成功するように、お不動さんに祈願しといて」と言われました。 彼女は詩舞、剣舞、太鼓、詩吟と八面六臂に活動する元気者でした。 この8月20日前後は、妻が退院し、残暑厳しいなかでも外に出て花いじりをするくらい調子がよく、 私は「どうか手術が成功して、妻と同じように元気に帰して下さい」と何度も手を合...
「上海列車事故29年目の事実と日本の政治」エッセイ「田舎坊主の合掌」 18.02.2023 7:12
今から35年前、1988年3月24日、高知学芸高校の修学旅行生を乗せた列車が上海で事故に遭いました。 27人が死亡、36人が負傷する大事故でした。 ちょうどその日、私は外国人に開放されてまもないシルクロードに入りました。 しかし、この事故の情報を聞いたのは日本に帰国してからのことでした。 中国国内の情報管制のひどさをあらためて感じることとなった経験でした。 当初から遺族側が訴え続けていた事故原因について、中国側が29...
「わが家のアロエさま」エッセイ「田舎坊主の合掌」 17.02.2023 4:32
我が家のアロエ様ー あなたは、えらい! ほとんど土のない石垣の隙間でこんなに大きくなり 主人の手から一滴の水を与えられることもなく ましてや一粒の肥料も与えられることもなく 夏には灼熱の太陽とブロックの熱に負けることなく 冬にはたとえ氷点下になり その身は凍てついても絶えることなく 40年以上この味気ない場所を住処として生き続け 子株を増やし続けてきました アロエ様 あなたは、えらい! 自ら生き続けるだけで...
「私宛じゃない?」エッセイ「田舎坊主の合掌」 15.02.2023 4:42
ある大きなイベントで必要なものをお貸しして、少しアドバイスもさせていただきました。 大したこともしていないのに、その代表者からお礼といって商品券と一つのお品を届けていただきました。 そのお品を開けてみると、紅白の無地熨斗の下に丁寧なメッセージカードが二ページもはさまれていました。 でもその丁寧な感謝のメッセージは私宛ではなく、その代表者宛のものでした。 ということは、そのお品はある方からその代表者に送...
「お日さまに感謝」エッセイ「田舎坊主の合掌」 13.02.2023 3:40
お洗濯日和の朝 お日さま、あなたに感謝! お日さまの力で、洗濯物が乾いていく お日さまの力で、きれいになったものを身につけられる お日さまの力で、作物が育つ お日さまの力で、緑が色濃くなる お日さまの力で、色彩豊かな世界を見せてくれる お日さまの力で、熱が生まれ電気が生まれる お日さまの力で、酸素を吸うことができる お日さまの力で、地球も人も生きられる * お日さま、あなたに感謝! 合掌 和歌山県紀...
「ええかげんのすすめ」エッセイ「田舎坊主の合掌」 11.02.2023 6:20
あるお宅で法事のあと奥さまがお茶を出してくれました。 「もう冷めました?」と聞くので、私は「とてもええかげんです」と答えました。 お茶でもお風呂でも「ええかげん」は一番いい状態なのに、人間にこれが付けば「ええかげんな人」と悪い人になってしまいます。 味で言えば「ええ塩梅」、甘すぎず辛すぎずちょうどいい味加減のことです。 洋服はきつすぎず緩すぎず、話しは長すぎず短すぎない、これがええかげんで絶妙な調整具...
「大雪のリモートお葬式」エッセイ「田舎坊主の合掌」 10.02.2023 6:14
2014年2月14日は全国的な大寒波で和歌山でも相当な積雪がありました。 ほとんどすべての交通機関がストップしてしまいました。 しかしこの日は大阪でお葬式が予定されていました。 ご親族も参列者もお寺もセレモニーホールに行くことができないため 私は自坊で引導作法と読経をネットで会場に送ることを担当者に連絡しました。 でも担当者からは「ちょっと何言ってるかわかりません」とサンドイッチマンの富澤さん風に言われてしま...
「55年ぶりの恩師との再会」エッセイ「田舎坊主の合掌」 08.02.2023 5:58
55年ぶりに恩師亀岡弘昭先生と再会しました。 高野山のお寺で小坊主をしていたとき、ヤンチャだった私をいつも温かく見守ってくれた先生です。 高校卒業時には宗務総長賞を授与くださり、大学も推薦奨学生という計らいをして頂きました。 久しぶりの再会に先生が最初に言われたのは「あなたの本はみんな読ませてもらいましたよ」とー 私は思わず覚えてくださっていたこともさることながら、本まで読んでくれていたとは。 感激と感...
「病病介護」エッセイ「田舎坊主の合掌」 06.02.2023 6:18
あるパーキンソン病患者宅を訪ねました。 奥様が患者さんでヤール4の重症度。一日のうち薬が効いているのは数時間です。 歩けない、力が入らない、トイレもままならない、食事の用意ができない・・・。 それを旦那さんが介護する高齢者二人家族です。 その旦那さんが胃に腫瘍ができて週明けに入院するというのです。 患者の状態を一番よくわかっている人が病気になり、介護できなくなる患者さんの不安は計り知れません。 一昔前は...
「子は親の背中を見て育つ」エッセイ「田舎坊主の合掌」 04.02.2023 5:55
20年以上も前のことー 私の講演を聴かれた奥さまからご主人の難病について相談を受けました。 ご主人は全身に炎症ができる難病で小腸切除、脳内炎症、それによって片目失明という絶望的な状況だというのです。 私が家庭訪問をしても「難病の会の人なんかに会いたくない」とご主人は会ってくれませんでした。 奥さまはパートに出て、食べ盛りの子どもさんを必死に育てていました。 数年後ー 「長男は早く手に職をつけると公立専門校...
「仲間の旅立ち」エッセイ「田舎坊主の合掌」 02.02.2023 6:00
パーキンソン病患者の仲間が旅立ちました。 彼は紀州みなべの海の近くに生まれ、地元でとれる魚を専門に扱うお店を開きました。 当時は白浜帰りには多くのお客さんが足を止めてくれました。 しかし紀南地方に高速道路がつながると客足が激減しました。 やがてネット販売をはじめると、そのクチコミでまた客足が戻るようになったのです。 彼がパーキンソン病の診断を受けてから16年ー だんだん飲み込みも薬の効きも悪くなって、ジス...
「なぜかコロナで考えた」エッセイ「田舎坊主の合掌」 31.01.2023 8:50
私たちの生活は多くの「不要と思われるもの」に支えられています。 和歌山県発祥のもので考えます。 1.青カビ菌のはたらきを利用したカツオ節つくり 2.こうじカビを利用した味噌・醤油つくり 3.捨てられた存在だった高野豆腐 4.除虫菊という花の毒性分を利用した蚊取り線香 5.マンダラゲの毒性を利用した全身麻酔薬「通仙散」 汚いもの、腐ったもの、毒になるものなど一見不要と思われるものが 素晴らしいものを生み出し...
「可愛い栞」エッセイ「田舎坊主の合掌」 30.01.2023 8:03
膠原病患者の若い女性から可愛い栞が届きました。 彼女は小学校3年生のころから、朝起きるのがつらい、フラフラする、食べ物がのどを通らないなどと不調を訴えました。 学校で給食のお肉がのどを通らないというと、先生は無理矢理お肉を口に押し込みました。 それでも食べられませんでした。 お母さんはこれは普通ではないと思い病院で診てもらいました。 でもどのの病院でも「検査に異常がありません、気のせいでしょう」といって...
「東日本大震災、あたりまえに感謝」エッセイ「田舎坊主の合掌」 28.01.2023 9:25
私が1951年に生を受けてから、幾多の自然災害に見舞われてきました。 私が記憶しているものだけでも、次のようなものがあります。 1983年、日本海中部地震(秋田、青森) 1990年、雲仙岳噴火(長崎) 1993年、北海道南西沖地震(北海道) 1995年、阪神・淡路大震災(兵庫) 2008年、岩手・宮城内陸地震(東北) そして2011年3月11...
「ある日の護摩焚き」エッセイ「田舎坊主の合掌」 27.01.2023 5:59
数年前、腸腰筋膿瘍から化膿性脊椎炎になり入院しました。 腰の骨が溶けるという病気で、ただただ痛い病気でした。 私が退院して4年後、この病気を見つけてくれた先生が自坊不動寺に来てくれました。 先生は「9年間ガンを患っていた妻が亡くなりました。森田さんに色々教えてほしいと思って来ました」 私は驚きとともに熱いものが込み上げてきました。 私の入院時、私のことはもちろん救急入院した妻のことも親身になって相談にの...
「利用者のためにがんばりたい」エッセイ「田舎坊主の合掌」 26.01.2023 7:02
私は1989年和歌山県難病団体連絡協議会を立ち上げました。 11年後の2000年には仲間の努力で難病・中途障がい者の作業者が開所しました。 その立ち上げメンバーの一人の女性が47才という若さで旅立ちました。 彼女からは、仕事のこと仲間のこと自分の病気のことなどいろんな相談を受けました。 そのたびに彼女は「利用者のためにがんばりたい」と話していました。 最後のやりとりとなったメールにはー 「入院しました。今度は元気に...
「人生マンダラ」エッセイ「田舎坊主の合掌」 24.01.2023 9:49
栄華を極めた社長さんが網膜色素変性症という病気になり、 会社も家族も失いうつ病となりました。 その後、資格を取ってマッサージ師となりました。 今の生きがいは?と聴くと、「喜んでくれる声が生きがいです」と答えてくれました。 またー 働き盛りのご主人がベーチェット病となり、片目眼球摘出手術をし自暴自棄になったこともあります。 奥さまは三人の幼い子どもを必死に育てていました。 お母さんを助けて頑張るといってい...
「ガンジスに還る」エッセイ「田舎坊主の合掌」 22.01.2023 8:05
2016年のインド映画「ガンジスに還る」と「彼岸」こと 死期が近いと悟った父親が「解脱の家」(死を待つ人が暮らす木賃宿のようなところ)に行くと言い出す。 仕事一途の息子がその父親に死ぬまで付き添うという話しです。 「此の岸」は苦しみの世界。 ガンジスに身を浸し、安寧の「彼の岸」を願う日々。。。 しょせん彼の岸は死後の世界。。。 インドのお釈迦さまは、 「彼の岸は向こう側にあるのではなく、こちらの岸につくるや...
「東京の残飯屋」エッセイ「田舎坊主の合掌」 20.01.2023 7:04
東京で食品廃棄物の運搬業をしていた父親が急死し 若いころからヤンチャをしていた息子が後を継ぐことになりました。 父親は自分お仕事を「残飯屋」と言っていました。 ある意味、仕方なく継いだ仕事の中で あるトンカツ屋さんの閉店時間に若い三人の女性を出くわします。 一人の女性は「くさいっ!」 ほかの女性たちも「せっかく美味しいのをいただいてきたのに、何よっ」と若者を責めます。 でもー 女性たちが美味しいトンカツを...
「人の最期に関わるお仕事」エッセイ「田舎坊主の合掌」 19.01.2023 6:17
FMはしもとの「ラジオ寺子屋 高野山」というインタビュー番組に出演し 放送されたのを聴かれた方からいただいたメッセージです。 体調を崩され離職されていたのですが、放送を聴いて あらためて仕事に復帰されることを決断された方のお話です。 和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺 不動坊 良恒 田舎坊主シリーズ第六弾 「田舎坊主の合掌」 各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。 https://amzn.to/3BTVafF 電子書籍版は ・アマゾ...
「成人式所感」エッセイ「田舎坊主の合掌」 18.01.2023 5:16
成人式、かつては「元服」「裳着」 新成人の「大人の自覚」とは? 支えられて生きてきたことの自覚 これからは誰かを支えていく生き方をする 「人」は支える人と支えられる人でできた文字 「他」は「人と也」 「我利」から「利他」へが大切 和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺 不動坊 良恒 田舎坊主シリーズ第六弾 「田舎坊主の合掌」 各ネット書店、全国の主要書店で発売中です。 https://amzn.to/3BTVafF 電子書籍版は ・アマゾン(A...
「あなたこそ幸せになってほしい」エッセイ「田舎坊主の合掌」 17.01.2023 3:55
保育士になるために保育教育科に進学した彼女 そこの授業で出てきた「虐待」の文字 それは自分が体験したことそのものでした 結局、保育士になることをあきらめた彼女ー 将来自分がしてしまうかもしれない虐待が怖くて 結婚もあきらめました。 優しい祖母の自殺、父親からの強姦未遂ー つらいことが多すぎる彼女こそ幸せになってほしい・・・ 和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺 不動坊 良恒 田舎坊主シリーズ第六弾 「田舎坊主の合掌」...
「愛犬ヒロタのこと」エッセイ「田舎坊主の合掌」 16.01.2023 6:11
35年前「一度、人を噛んだ犬はまた噛む」そう思っていた私は、 愛犬ヒロタを高野山に連れて行き放しました 現在では絶対に許されません 三年後高野山でヒロタと再会し、連れ帰りました 数年後老犬となったヒロタは、私に寄り添うようにして息を引き取りました 「ここで飼ってくれてありがとう」と言ってるように・・・ 和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺 不動坊 良恒 田舎坊主シリーズ第六弾 「田舎坊主の合掌」 各ネット書店、全国の...
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