田舎坊主 森田良恒
田舎坊主の読み聞かせ法話
田舎坊主の読み聞かせ法話田舎坊主が今まで出版した本の読み聞かせです和歌山県紀の川市に住む、とある田舎坊主がお届けする独り言ーもしこれがあなたの心に届けば、そこではじめて「法話」となるのかもしれません。人には何が大事か、そして生きることの幸せを考えてみませんか。
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Autor
田舎坊主 森田良恒
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Último episódio
9 de jul de 2026
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Episódios
「イスラム教原理主義 ータリバンー」 田舎坊主のぶつぶつ説法 11.04.2023 5:49
イスラム教原理主義「タリバン」という存在は、2001年3月バーミヤンの大石仏を爆破して以来、世界の人々が知るところとなった。 といっても、正確には9.11アメリカ・ニューヨークのワールドトレードセンター(WTC)のツインビルに旅客機が突入したテロをきっかけとした、その後のアフガニスタンへのアメリカ軍空爆の中で、毎日毎日報道されることによって周知の存在となったのが事実だろう。 イスラム教の教えがアッラーの神を...
「宇宙を表す華 ーマンダラゲー」 田舎坊主のぶつぶつ説法 09.04.2023 12:09
華岡青洲が完成させた全身麻酔薬「通仙散」の主薬であるマンダラ華(ゲ)は、別名チョウセンアサガオとも呼ばれ、初夏には大きな白い花を咲かせる。 広辞苑には、 「人をよろこばせる花で、天国に咲く白い花」と、説明されている。 科学的には根や茎や種子などに脳の働きを抑制するスコポラミンやアトロピンと呼ばれる成分が含まれていて、華岡青洲の通仙散麻酔はこの脳の抑制作用によるものであることが解明されている。 私はマ...
「世界初の全身麻酔薬 ー母と妻の人体実験ー 」 田舎坊主のぶつぶつ説法 07.04.2023 6:39
アメリカ人モントルのエーテル麻酔の成功からさかのぼること40年、1804年世界ではじめて「通仙散」による全身麻酔の乳ガン摘出手術を成功させた、華岡青洲の生誕地が私の家の近くにある。 和歌山県出身の有吉佐和子さんの小説「華岡青洲の妻」で世に知られることになるのだが、世界に誇る「全身麻酔術」という偉業もさることながら、華岡青洲の妻加恵と母お継の嫁姑関係にスポットライトが当てられた作品でもあった。 今、当地には...
「内容は仏の心の国」 田舎坊主のぶつぶつ説法 05.04.2023 12:26
以前、森喜郎自民党総裁が総理就任後、国会議員で構成する「神道政治連盟国会議員懇談会」という会合のあいさつで、 「日本は、まさに天皇を中心とした神の国であるぞと、国民に周知いた だく・・・」 という旨の発言をしたことがある。 このことは、各方面に大きな波紋と、戦前の皇国思想に回帰したのではないかとも思わせる発言に、森元総理自身の資質までも疑われる結果となった。 言うまでもなく、戦後、天皇は「人間宣言」を...
不動寺の紹介 ー消された菊の紋ー 03.04.2023 9:13
消された菊の紋 私の自坊は、正式名を高野山真言宗 瑞宝山 不動寺という。1601年(慶長六)創建と伝えられ、約420年の歴史をもつ、由緒ある田舎の貧乏寺である。 紀伊風土記には、 「村中にあり 岩上に堂あり 本尊不動明王は大師の作なり 什宝に山 越三尊彌陀 恵心僧都筆 一幅あり」と、記されている。 空海上人(弘法大師)が高野山に登る途中、当地で荒行をした際、霊夢に不動明王が現れ、ここに一堂宇を建立したと...
田舎坊主のぶつぶつ説法「はじめに ー坊主になりたくないー」 01.04.2023 4:54
はじめに 私が中学三年生のころ、なりたくないものが三つありました。それは寺の坊主と学校の先生と役場勤めです。 父親は役場に勤めながら田舎の貧乏寺の住職を兼務していました。 反抗期の私は「寺は長男が継ぐものだ」と思っていました。 しかし兄たちは(私は三男)違う道を歩んでいたため、どうしても私を坊主の修業に行かせなければと親が決めてから、私の反抗も頂点に達し、 学校の三学期のテストはすべて白紙回答で提出し...
4月から、田舎坊主の読み聞かせ法話はシーズン2に入ります 31.03.2023 0:58
田舎坊主の読み聞かせ法話はシーズン2に入ります 和歌山県紀の川市に住む、とある田舎坊主がお届けする独り言ー 読み聞かせ本は2002年に出版した「田舎坊主のぶつぶつ説法」です もしこれがあなたの心に届けば、そこではじめて「法話」となるのかもしれません。 人には何が大事か、そして生きることの幸せを考えてみませんか。 是非引き続きお聴きください。 和歌山県紀の川市 瑞宝山不動寺 不動坊 良恒 4月からのシーズン2の読み...
和歌山県人て、すごい! 「ホームから転落した障がい者をみんなで救った」 30.03.2023 5:56
少し前のことです。 和歌山県難病団体連絡協議会の事務局長が駅のホームから転落して顔を2カ所骨折したという連絡が入りました。 彼は私が和歌山県難病連の会長を退いてから事務局長を務めてくれています。 彼は網膜色素変性症患者で、ほとんど目が見えません。 にもかかわらず色眼鏡もかけず、大きな眼を見開いて、周囲から見ればいかにも眼が見えているように見えます。 ただ、それと分かるのは白杖を手にしているだけなのです。...
「心 コロコロ」エッセイ「田舎坊主の合掌」 28.03.2023 3:52
心コロコロ お参りただいた女性からの投稿を引用させていただきす。 * フェイスブックを拝見させて頂き数ヶ月。 何故にか先生にお会いしたいという私の勝手な願いに快くお引き受け下さり、今日、お伺いさせて頂き拝礼させて頂きました。 お会いした瞬間に初めてとは思えない穏やかな感じで、私一人しゃべりまくり先生には失礼を。 このところ心が曇りがちだった私。 先生は、 『心とはね、コロコロと回ってるから心...
「靴のかかとを踏む少女」田舎坊主の合掌 26.03.2023 7:51
-靴のかかとを踏む少女- これはかつて講演で何度もお話していることです。 私はこの少女に「大切にすること」を教えられました。 私は次女を亡くしたあと、ある種の虚無感にとらわれていたそんな折、 ある養護施設の先生から、ショートホームステイ事業のステイホームとして子どもを預かってほしいという話があり、承諾しました。 わが家に来たA子ちゃんは中学校卒業後、施設を出なければなりません。 その巣立ちの前に私の家...
「食」ー「喰」ー「命」 エッセイ「田舎坊主の合掌」 22.03.2023 6:02
田舎坊主の合掌「食」ー「喰」ー「命」 私はほとんど毎日一人で食事しています。いわゆる孤食という日々です。 心がけているのは、できるだけ自分で料理をつくることです。朝起きて、何品かのおかずを作り、できるだけジャコとカツオなどで出汁を取りみそ汁を作ります。食べ終われば、全部のおかずの名前を声に出して言い、「ごちそうさまでした」と食事を終えます。 ご馳走さまは、誰かにご馳走されたときその人に感謝を込め...
「お彼岸ー自戒を込めてー」エッセイ「田舎坊主の合掌」 20.03.2023 6:31
お彼岸 寒い冬には、「早く暖かい春が来ないかなあ」と思い、水仙、梅の花、桃の花が咲き、春本番に桜の花を楽しんだのもつかの間、あっという間に夏のような気温が続き、本格的な猛暑がやってきて、暖かさを待ち望んだことを忘れてしまいます。 暑くなってくると「早く涼しい秋にならないかなあ」と思い、彼岸花が咲き、さわやかな季節もあっという間に過ぎ、朝夕めっきり冷え込む季節となると、「近頃は秋が短いなあ」と寒さを恨...
「もうすぐお彼岸の中日です」エッセイ「田舎坊主の合掌」 18.03.2023 6:03
私はよく「いいかげん」が一番とよく話します。 「いい加減な人」がほめ言葉になってほしいとここでもお話ししました さてもうすぐお彼岸の中日です。 お彼岸の中日は、昼と夜の時間が同じということから、 どちらにも偏らない「中道」というお釈迦さまの教えを実践する日でもあるのですね。 でも「中道」といえば難しいですが、「中道」こそまさに「平和でいい加減な世界」をつくるのです。 たとえ話をしましょうー...
「彼の岸・橋がなかったころのインド」エッセイ「田舎坊主の合掌」 16.03.2023 6:13
橋がなかったころのインド 大河ガンジス川のガート(沐浴場)で沐浴する人たちが対岸を眺めながら、 『こちらの岸(此の岸)には苦しみや悩みなど、つらいことばかりあるけれど、きっとあちらの岸(彼の岸)には幸せがあるに違いない』 そう思ったのでしょう。 私はこれが「彼岸」の考え方だと思っています。 でも本当は、彼の岸にも悲しみや苦しみは存在するのです。 仏教の「彼岸」とは、苦しみ多き「此の岸」を私たちの智恵や行...
「お月さまに手をあわせる」エッセイ「田舎坊主の合掌」 14.03.2023 6:28
私は満月を見ると手をあわせてしまいます。そんな方は多いのではないでしょうか。 私事ですが、七年前、化膿性脊椎炎で腰の骨が溶け約六ヶ月寝たきりで入院していた時、病室の窓に満月が見えたときには、毎日続く激痛のため思わず泣きながら手をあわせたことを忘れることができません。 なぜお月さまに手をあわせるのでしょうか? 私たちの身体にあるお月さまーーー 月(にくづき)がたくさんあります。脳・肝・胃・胆・脾・肌・...
「あなたのために祈ります」エッセイ「田舎坊主の合掌」 12.03.2023 5:08
今週、5日間の間に四人の方が亡くなられ、お通夜と葬儀が続きます。田舎坊主として、もちろん初めての経験です。 故人には白寿を全うされた方もいれば、若い奥様もいます。 奥様を亡くされたご主人は泣きながら「妻に先に逝かれたら、つらいなあ」と枕経の席でうなだれました。 そんな折、静岡の友人から奥様が体調不良で寝たきりだと電話が入りました。 そのご夫婦とは、亡くなった次女の病気(胆道閉鎖症)の患者会仲間で、子ど...
「東日本大震災から12年」エッセイ「田舎坊主の合掌」 11.03.2023 4:36
今日3月11日、東日本大震災から12年ー 犠牲になられた方々の13回忌を迎えることになります 昨年3月10日 5年ぶりに仙台名取閖上の日和山、名取市大震災慰霊碑、 寄り添い地蔵尊にて慰霊の読経をあげさせていただきました。 寄り添い地蔵尊前では隣の接待場の方が写真を撮ってくれました。 5年前には寄り添い地蔵尊は建立されていませんでしたが、 大きく変わっていたのは閖上朝市ができているくらいでしょうか。 読経の後、閖上か...
「お盆の施餓鬼に悲しい知らせ」エッセイ「田舎坊主の合掌」 10.03.2023 8:41
美容院に出かけられない妻が長い間お世話になった、訪問美容師のYさんが亡くなったとの知らせ。 若い頃から美容教師として活躍し、その熟練した技術を多くの若い美容師たちに伝授し、あるときには沖縄県まで指導研修に出張されることもありました。 独立し動ける範囲で個人的に訪問美容を始められると、その優しいお人柄と技術の丁寧さは多くの方に喜ばれました。 やがて主に老健施設や病院、患者さんの自宅などに訪問出張するよ...
「西行法師と先代老僧の死」エッセイ「田舎坊主の合掌」 08.03.2023 7:07
『願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月のころ』 西行法師の有名なこの和歌の大意は、「できるなら桜の咲く花の下で死にたいものだ。お釈迦さまが亡くなった二月の十五夜、満月のころに」。 私は、その句のとおり桜の下で庵を結び、西行終焉の地としてしられる南河内の弘川寺に一月、薬師如来霊場巡拝でお詣りさせていただきました。 もちろん桜も紅葉もすべて落葉の時期だったので、その時には是非桜の時期に来たいと思...
「妻に贈った諷誦文(ふじゅもん)」エッセイ「田舎坊主の合掌」 06.03.2023 6:03
敬って申す諷誦文のこと それ思うに身も心も熱し尽くさん残暑厳しき夏葉月、地蔵盆の子ら賑やかに和讃を唱え、無事安寧を祈願するなり 本日ここに祭壇を設け不動寺刀自 森田敏子の葬儀を営む 師は平成六年不動寺に嫁ぎ、善き大黒として精進これ重ねたり 傍らにおいては日本舞踊藤間流の名取の素養生かし、高野山本王院大奥様を師と仰ぎ、 ご詠歌舞踊を習得しての奉納舞踊は、厳かなること天女の舞うがごとくなり さらには自ら住職...
「妻の看取りと魂のありか」エッセイ「田舎坊主の合掌」 04.03.2023 12:07
パーキンソン病歴15年、要介護5度の妻は去る平成29年6月16日、 訪問看護師に対応していただいているとき突然、心肺停止をして救急入院しました。 看護師の適切な対応で一命を取り留め、約10分後に心臓も呼吸も回復し、二日目には意識が回復したのです。 聞けば心肺停止から蘇生する確率は1~7%だそうです。しかも十分間心停止していたにもかかわらず、まったく後遺症も残さなかったことは奇跡だそうです。 順調に快復したことは...
「亡き娘の誕生日に」エッセイ「田舎坊主の合掌」 01.03.2023 5:34
ある年のお彼岸のことー その日は亡き娘の誕生日。 孫娘から「きょう、えりちゃんの誕生日? ケーキ買って帰る」と電話が入った。 えりは1980年(昭和55年)お彼岸に生まれた次女のこと。次女は生後、胆道閉鎖症と診断され5歳で亡くなりました。 35年以上も前に亡くなったえりに、孫からすれば叔母にあたるその子のためにケーキを買ってくるというのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ある人から、 生まれてすぐ重い病気にな...
「華岡青洲生誕の地 ー華岡青洲音頭ー」エッセイ「田舎坊主の合掌」 27.02.2023 11:47
孫の小学校の運動会での総踊りは今年も「華岡青洲音頭」でした。 私が当地出身の医聖華岡青洲をたたえて作詞作曲したもので、私が唄っているものを今でも使ってくれてます。 エーテルより四十二年も早く、世界に先がけて全身麻酔薬を完成した華岡青洲の出身地なんですから、この歌が長く続いていることはありがたいですね。 華岡青洲は紀州藩主の侍医を請われた時、 「私は地位も栄誉も望まない。ひたすら病人を回生させる医術を極...
「『田舎坊主の求不得苦』と『田舎坊主の闘病日記』の読後所感2通」エッセイ「田舎坊主の合掌」 25.02.2023 6:50
『田舎坊主の求不得苦』を読んでくださったパーキンソン病患者さんからお手紙をいただきました。 「正月から誤嚥性肺炎のため救急入院しました。『大晦日 定めなき世の 定めかな』(大意:いつ何が起こるか分からない人生でも、きっちりと大晦日はやってくる)という井原西鶴の俳句がありますが、私が意識を取り戻したとき『何があったのか、先生ありがとう、みんなありがとう、延命はやめてくれ』と言ったそうです。40歳で失...
「『笑顔の花』に送った応援メッセージ」エッセイ「田舎坊主の合掌」 24.02.2023 6:39
病気とともに生きる子どもと家族のための支援活動の団体「笑顔の花」へ送った応援メッセージです。 「1980年に生まれた次女が胆道閉鎖症と診断され仙台の大学病院で手術しました。約一年半入院し、その後延べ7つの病院で入退院を繰り返し、1985年5歳になったとき肝硬変で亡くなりました。 この間、多くの難病があること、難病の子どもが多くいること、専門病院が少ないこと、相談機関がないこと、近くに同病の子どもがいない...
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