Azuki58
旅する民俗学 Zip Code Journey
地域の歴史、伝承、風習、そして社会に刻まれた記憶をひもといていくPodcast。 日本人とは?日本とは?あらためて知ることで、旅の楽しさが少し増したり、日々のモヤモヤが少し軽くなるおまじないをお届けします。_____________________________知識ゼロでも楽しめる構成で、現代とつながる“過去”の意味を再発見。民俗学をライトにポップに、けれど奥深く。あなたの暮らしの片隅に、そっと寄り添う番組です。更新頻度:毎週月曜日_____________________________メール:zipcodejourney@gmail.comXアカウント:https://x.com/Appletaro_____________________________以下のテーマに関心のある方におすすめです:歴史 / 民俗学 / 郷土史 / 日本文化...
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Episodes
54. 宮沢賢治と星の物語 【中編】銀河鉄道の夜① 06.07.2025 32:44
宮沢賢治の代表作『銀河鉄道の夜』を、第一次・第三次・第四次稿、そしてアニメ映画版(監督:杉井ギサブロー)を横断して徹底解説。エスペラント語、天文学、賢治の信仰観、そして死と生を結ぶ物語構造を追いながら、知られざるモチーフの意味に迫る。 note記事はコチラ <キーワード>タイタニック/ 新世界交響曲 / さそりの火 / 銀河ステーション / 南十字星 / キリスト教 / よだかの星 /はくちょう座 アルビレオ
53. 宮沢賢治と星の物語 【前編】 02.07.2025 23:02
宮沢賢治の童話には、なぜこれほどまでに「星」が登場するのだろうか? このエピソードでは、賢治の代表的な星の童話『烏の北斗七星』『双子の星』『よだかの星』を取り上げ、それぞれに込められたテーマを読み解く。 北斗七星を“マヂエル様”として祈るカラスたち。 彗星を恐れ、星座が会話する夜空の神話劇。 名を奪われた“みにくい鳥”が、命を燃やして星になる物語。 これらの作品を通して見えてくるのは、星空をただの舞台装置...
52. 「七夕」天の川レシピ:水、母乳、蛇、そしてダークマター。 29.06.2025 27:41
七夕はロマンチックなだけの星祭りではない。 日本の七夕は、中国の織女伝説、日本の水辺の巫女信仰、民俗儀礼が交差する“カオスな混合物”なのである。 今回のエピソード ✅ 七夕と棚機津女(たなばたつめ) ✅ 御伽草子『たなばた物語』の異類婚姻譚 ✅ 余呉湖伝説や「眠り流し」など各地の七夕民俗 ✅ ベガ・アルタイル・天の川の天体ミステリー ✅ ギリシャ神話「ゼウスの不倫」 ✅ 三大七夕まつりの現在地 祓い、祈り、銀河、...
51. 「世阿弥&つぶろさし」幽玄とグルーヴ ―島が奏でる舞と祭り― *新潟県佐渡市* 【後編】 25.06.2025 20:54
世阿弥が流された島、佐渡。能楽の父は、そこで何を見て、何を遺したのか。 一方、佐渡市羽茂地区では、男根をかたどった棒を持ち舞う民俗芸能「つぶろさし」が、今も生きている。 能楽と民俗芸能。幽玄とグルーヴ。祈りと笑い。 本エピソードでは、佐渡という島に宿る二つの芸能儀礼「世阿弥の能楽」と「つぶろさし」を取り上げ、それぞれの身体性と呪術性、そして島が持つ土地の力にフォーカスする。 芸能が“生きている”とはどう...
50. 「日蓮」鎌倉の論破王 佐渡でバズる -日蓮処刑中止の謎- *新潟県佐渡市* 【中編】 22.06.2025 20:20
1272年佐渡 日蓮はたったひとりで、700人の僧侶たちと論戦した。 念仏、真言、禅…あらゆる宗派を相手に、 経典・論理・預言まで駆使して言葉でねじ伏せる 。 鎌倉に現れた論破王。本エピソードでは、日蓮の佐渡流刑と激アツ公開ディベート「塚原問答」を再現。 なぜ彼の言葉は人を動かし、法敵をも改宗させたのか? そして、処刑寸前に“満月大の光”が現れた夜、空にいったい何が起きていたのか? 最新天文学との意外なリンクも交え...
49. 「佐渡金山」家康、佐渡でATMを作る *新潟県佐渡市* 【前編】 18.06.2025 23:27
江戸幕府の始まりとともに“幕府の金庫”として天領化された佐渡。この島で、徳川家康の命を受けた大久保長安は、大鉱脈を掘り当てる。 佐渡には金を求めて人が集まり「佐渡の金山はこの世の地獄、登る梯子はみな剣」と唄われた。1日に10cmしか掘れない石英脈、精錬純度99.5%という奇跡の技術。 これは黄金と祈りと旅の話である。 note記事はコチラ <キーワード>佐渡金山/徳川家康/大久保長安/天領/道遊の割戸/灰吹法/やわ...
48. 封じられたのは“異常”か“恐怖”か ―座敷牢とその記憶- 15.06.2025 30:50
座敷牢。それは家の中に作られた“監獄”だった。 精神障害や異常行動を示す家族を、家族自らの手で閉じ込める。それがかつて日本各地で行われていた「私宅監置」の実態である。 本エピソードでは、江戸から昭和にかけて続いた座敷牢の存在を、精神医療史や民俗信仰、家制度の視点から冷静にたどる。 そこには「狂気」よりも、「恐れ」や「祈り」、そして「孤独」があった。精神病者監護法、呉秀三の調査報告、沖縄の例外的延長、現...
47. 仕事ってなんだ?『昭和の消えた仕事図鑑』【後編】 11.06.2025 21:48
神の写真を売る、つぶれたサラリーマンを演じる。制度のスキマに生きた「消えた職業」を追う後編。御真影売り、マネキン、つぶ屋、ニコヨン、公娼婦。むかしのグレーゾーンに潜っっていた仕事と、人間のサバイブ術を掘り下げ。 『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』 note記事はコチラ
46. なにその仕事?『昭和の消えた仕事図鑑』【前編】 08.06.2025 19:00
蒸気機関士、炭鉱夫、電話交換手、文選工、帯封屋。 かつて確かに存在し、いまはほとんど姿を消した仕事たち。 EP前編では、時代の波に飲まれ「消えた職業」を5つ取り上げ、どのようにして社会から姿を消していったのか、その背景と“消滅の瞬間”をたどる。 『イラストで見る 昭和の消えた仕事図鑑』 note記事はコチラ <キーワード> 消えた仕事/昭和レトロ/雇用/AI/職業図鑑/リスキリング/民俗学
45. 昔話のくせにやけに現代的なんです ー猿蟹合戦と構造主義- 04.06.2025 24:01
『猿蟹合戦』を、単なる勧善懲悪の昔話として読むのはもったいない。握り飯と柿の種、登れる猿と登れない蟹、復讐と法。この物語には、労働と搾取、怒りと正義、そして社会と個人の構造が刻まれている。 本番組では、レヴィ=ストロースの構造主義を手がかりに、昔話の中に潜む対立と調停のパターンを読み解く。 昔話は、子どものものではない。「蟹である私たち」のストーリーである。 note記事はコチラ
44. 水無月と変わる花 ―淡色にある不穏- 01.06.2025 22:16
梅雨の季節、その代表格の紫陽花(あじさい)。 淡い色の奥には、どこか不穏な気配が宿っている。今回は、「水無月」という不思議な名前の由来から、紫陽花にまつわる民間信仰、歴史、数奇な運命をたどる。 ・科学的色変化のメカニズム ・花に込められたの意味 ・怪談や都市伝説ミステリー 紫陽花とは?なぜ人はこの花に“心”を見るのか?その深層をめぐる。 note記事はコチラ
43. 狐の声が"証拠"だった時代 江戸の裁きと今の量刑 28.05.2025 33:05
江戸時代から昭和初期(おもに農村部)、人々は本気で狐が人に憑依すると信じていた。当時の行政や司法でさえも狐霊は実在するものとして扱われた。 本エピソードでは、「狐憑き」が直接裁きを動かした3つの実録を紹介。 ①村八分と介護苦から母を殺した男 ②祈祷師を父の仇として襲撃した兄弟 ③二匹の狐に憑依された妻と狐を追い込む奉行 当時の「狐憑き事件」を現代の価値観で見れば、それは迷信か?妄言か?これらが令和の日本で起...
42. 地形がすべてを決めました。祟りも恋も分かれ目も。*奈良県吉野郡十津川村*【後編】 25.05.2025 35:57
大蛇と暮らす村、焼畑の風習、祟りを怖れて山を避ける日。 奈良・十津川村の山奥には、信仰と祈りが暮らしの“道しるべ”として根づいてきた。 焼畑と伝説が重なる話、夜這いが“村の制度”だった話、呪術と医療の間で猿や熊を食べた話、明治の大水害で村が消え、そして再生した話。 「風土と人の分かれ目」をめぐる十津川後編エピソード。 note記事はこちら 【キーワード】ヒナミヤ様/ナガモノ信仰/桂又妙権太夫とコサメ小次郎/一...
41. 地形がいろいろ決めました。道も橋も税も。*奈良県吉野郡十津川村* 【前編】 21.05.2025 23:27
日本最大の村・十津川。 神武天皇の東征と八咫烏伝説、秀吉の太閤検地、幕末。年間 3,000mm の雨、標高差 700m、温度差、道なき道を往く熊野古道。山と共に生きる民の知恵と歴史。 神社に呼ばれなければ辿り着けない? 年貢がゼロだった? 凶方位を無効化する“神”が信仰されていた? この地ではすべてが“地形”が支配している。秘境の歴史とフォークロアが交錯する、十津川村の“前編”をお届け。 note記事はこちら
40. 薬としての人間 -生き胆迷信 18.05.2025 18:22
かつて日本には、「生きた人の肝を飲めば病が治る」と信じられていた迷信があった。 それが「生き胆(いきぎも)」。命を救うために、別の命を奪うという民間療法。 本エピソードでは、中世から近代にかけて日本各地に伝わった「生き胆信仰」の背景を掘り下げながら、実際に起きた猟奇事件を紹介。 また、「肝臓を本当に飲んだらどうなるのか?」シミュレーションや、現代医療との接点も考察。 一見グロテスクな信仰から、人間の弱...
39. 「田の神を殺すとき」命をいただくこと 14.05.2025 21:46
かつて田んぼは、ただの農地ではなかった。そこは“神を迎える聖域”。人々は稲に神が宿ると信じ、田植えの儀式には若き女性を選び、穢れを避け、神に捧げる舞のように苗を植えていた。 本エピソードでは、いにしえの稲作に民俗学と神話から迫る。・神と共にあった田植えの風景 ・神殺し神話 ・生贄として女を殺す土俗伝承 note記事
38. 怪異が見える風景 クビナシウマ *徳島県美馬市* 11.05.2025 23:01
徳島県の至る所に伝わる怪異「クビナシウマ(首切れ馬)」。 それは、首のない馬が夜道を走るという奇怪な伝承である。 だが、この怪異はただの幻ではない。地域の記憶、語り、格差、土地の風景——それらが重なった場所に“怪異が見える風景”が立ち現れる。 本エピソードでは、民俗学者・佐々木高弘の『怪異の風景学』を手がかりに、「第一〜第三の風景」という怪異成立の三段階モデルをもとに、クビナシウマがどのように地域社会で...
37. バックパッカー旅の醍醐味 【番外編】 07.05.2025 25:53
いとこのりょーいち君とベトナム旅行中に収録した雑談回。バックパッカー旅行ならではのトラブルや利点について、経験者が語る。
36. 昔は女性の儀式だった? 端午の節句・異界との境界 04.05.2025 16:30
5月5日は「こどもの日」。鯉のぼり、柏餅、五月人形。だが、実はこの日はもともと 女性の禊ための儀式 だった。 「端午の節句」の歴史をたどりながら、 ショウブとヨモギの意味 、そこに秘められた奇妙は昔話を紹介。 異類婚譚、女性の潔斎儀礼、五節供の変遷、そして「武家社会による行事の再構築」── 普段何気なく過ごしている祝日には、 日本の民俗・信仰・性と祓いの記憶 が深く刻まれている。 ふだんの生活がちょっと違って見...
35. オシラサマ -依り代と心のしくみ― 30.04.2025 10:55
北東北の家々では「オシラサマ」が祀られていた。木で彫られた人形に布をかぶせ、奥座敷にそっと置かれた存在。人々はそれをいつくしみ、恐れ、祈りを捧げてきた。 オシラサマは、“娘と馬”の伝説を起源とする。魂が宿ったとされる人形は、ただの信仰対象ではない。そこには、依り代(よりしろ)としての力があり、目に見えぬものを、この世にとどめる“かたち”としての意味がある。 このエピソードでは、「オシラサマ」という存在を...
34. 鬼とは何か?心に棲む異界の住人たち 30.04.2025 11:53
👹 今回のテーマは「鬼」 。 桃太郎や節分でおなじみの“あの存在”は、単なる怪物じゃなかった?仏教や陰陽道、昔話、そして現代人の“こころ”まで。 note記事:https://note.com/azuki58/n/ne1e96e51f608 鬼とは何か?/日本文化と鬼/昔話に登場する鬼の意味/鬼門と陰陽道/仏教と五色の鬼/鬼と感情/五蓋/鬼子母神と改心する鬼/日本の異界観/西洋のデーモンとの違い/鬼と向き合う方法/マインドフルネスと心の鬼/民俗学
33. 村八分 ムラ社会が下す静かな暴力 23.04.2025 27:41
「村八分」とは何か?── それは、かつての日本の村落社会において、掟や慣習に背いた者に対して行われた“共同体による絶交”のこと。 火事と葬式を除いた8つの付き合いを断たれる。そこには、現代にも通じる 同調圧力、制裁、沈黙の暴力 の構造が見え隠れしている。 江戸・明治・昭和の実例を紹介しながら、村八分の変遷と本質を掘り下げる。都市部でも消えない“ムラ的社会”について考察。 現代の職場、学校、SNSに潜む「見えない村...
32. 桃太郎伝説を解体してみた 20.04.2025 21:46
日本人なら誰もが知っている昔話『桃太郎』。その王道ストーリーの裏には、様々なバリエーション、カオスな後日譚がある。 note記事: 「桃太郎、鬼ヶ島、そしてその後日譚 日本一有名な昔話を解体してみた」 『桃太郎』芥川龍之介 ver.
31. 番組の今後について 17.04.2025 18:08
次回から番組のアートワークが変わります。 ◇ご存じの伝承や伝説、番組のご感想はXまでお願いします! Xアカウント: Azuki58(@Appletaro)
30. 安達ケ原の鬼婆伝説 *福島県二本松市* 14.04.2025 15:03
日本各地にみられる鬼婆伝説。なかでも圧倒的な存在感を放つ「安達ケ原の鬼婆」が潜伏していたとされる「黒塚」を探る。
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