一夜語(ひとよがたり)

プラネタリウム 一夜語 Podcast

Science JA ↓ 58 episodes

一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。プラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。縁...

Author

一夜語(ひとよがたり)

Category

Science

Podcast website

www.hitoyogatari.com

Latest episode

Jun 27, 2026

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Episodes

一夜語Podcast~2025年6月後半の星空~ 12.06.2025

2025年6月後半から7月前半にかけての星空案内です。 0:41 2025年は6月21日が夏至です。北半球側が太陽のほうに向いているので、北極圏では白夜に。同様に日本でも、北の方ほど昼が長くなります。札幌と那覇を比べると、1時間半ほども札幌のほうが昼が長いのです。 3:08 6月下旬から7月上旬頃は、日没後の西空で水星観察のチャンスです。空が暗くなってきた日没後30分頃で高度が10度ほど、西側が開けたところで観察してみてください...

一夜語Podcast~2025年6月前半の星空~ 27.05.2025

2025年6月前半から後半にかけての星空案内です。 0:40 うしかい座の一等星アークトゥルスは、麦星と呼ぶ地方があったといいます。七十二候の一つ、麦秋至(麦の時至る)は今年5月31日~6月4日となり、今が麦の刈り入れの時期。このころ頭上高く輝くのがアークトゥルスなので、麦星です。 オレンジがかったアークトゥルスの色は、表面温度が4,000度ほどであることを示しています。おとめ座のスピカは2万度ほどもあり、こちらは青白...

一夜語Podcast~2025年5月後半の星空~ 12.05.2025

2025年5月後半から6月前半にかけての星空案内です。 0:36 北斗七星の星には、水を入れる側の端からドゥーベ・メラク・フェクダ・メグレズ・アリオト・ミザール・アルカイドと名前がついています。ミザールをよく見ると、アルコルという4等星がすぐ近くに並んでいるのがわかります。目試しとして使われていたという話もある肉眼二重星です。 3:00 一つの星だと思っていたのに、望遠鏡で観察すると二つに分かれて見える、といった星...

一夜語Podcast~2025年5月前半の星空~ 27.04.2025

2025年5月前半から後半にかけての星空案内です。 0:39 4月30日には月と木星が並び、5月3,4日には月と火星が近いところに見られます。また、5月4,5日あたりは火星がかに座のプレセぺ星団のすぐ近くを通っていきます。双眼鏡では火星と星団が一緒に見られるでしょう。ゴールデンウイークは宵空をお楽しみください。 3:19 かみのけ座は「宇宙ののぞき窓」と呼ばれることも。私たちの銀河系の円盤に対して垂直な方向、銀河北極があり、...

一夜語Podcast~2025年4月後半の星空~ 12.04.2025

2025年4月後半から5月前半にかけての星空案内です。 0:40 この春から明けの明星となった金星。4月末には最大光度となります。午前中のうちに南にやってくるので、すっきりと晴れた日には、昼前に青空の中に見つけられるか挑戦してはいかがでしょう。金星の明るさの理由の一つは0.78という高い反射能。金星を覆う厚い大気が太陽の光をよく反射します。金星表面上では90気圧にもなる二酸化炭素が主成分の大気は、その温室効果によっ...

一夜語Podcast~2025年4月前半の星空~ 27.03.2025

2025年4月前半から後半にかけての星空案内です。 0:38 3月29日が新月、4月上旬は次第に満ちていく月が宵空に見えます。よく晴れていれば3月31日頃から細い月が西の空に現れますが、春の三日月は光っている膨らんだ側が下になり、お皿のようです。月の通り道である白道が地平線に対して垂直に近いからで、高さもあってよく目立ちます。秋になると白道が横たわり、三日月はバナナのように立てた形で低いところに見えるようになります...

一夜語Podcast~2025年3月後半の星空~ 12.03.2025

2025年3月後半から4月前半にかけての星空案内です。 0:35 西の空に傾き始めた冬の星座たち。ベテルギウス、プロキオン、シリウスを結ぶ冬の大三角の中を流れるのは、冬側の天の川。天の川は星空を一回りしているので、どの季節でも夜のうちには見ることができます。天の川の正体は銀河系という渦巻円盤の形をした星々の大集団。太陽系は中心からずれたところに位置していて、中から周りを見渡すと円盤部分の星が集まって帯状に見え...

一夜語Podcast~2025年3月前半の星空~ 27.02.2025

2025年3月前半から後半にかけての星空案内です。 0:45 宵の明星は3月半ば過ぎには日暮れ後の空から姿を消します。20日過ぎに内合(ないごう)となり、これを境として日没後の西空から夜明け前の東空に移るので、今年の春以降は明けの明星となります。この内合の時には地球と太陽の間をすり抜けていくわけですが、ぴったり重なると太陽面通過(日面通過)という現象が起こります。太陽面上を黒い金星の姿が通過しますが、大変まれな...

一夜語Podcast~2025年2月後半の星空~ 12.02.2025

2025年2月後半から3月前半にかけての星空案内です。 0:37 日暮れ後の空では宵の明星・金星がよく目立っています。2月15日が最大光度で、条件が良ければ昼の青空の中でも見つけることができるほどですが、この先は徐々に太陽に近づいていきます。天頂近くには木星、東の空には火星も。火星は地球との距離が離れていくため次第に暗くなっていきます。 2:52 南の空に見えている冬の大三角。オリオン座のベテルギウスと、おおいぬ座の...

一夜語Podcast~2025年2月前半の星空~ 27.01.2025

2025年2月前半から後半にかけての星空案内です。 0:39 日暮れ後の空でよく目立つ金星。2月15日に最大光度となります。その明るさは-4.9等級、このくらい明るいと昼の青空の中に見つけることもできます。スマホのアプリなどで位置の見当をつけ、太陽光が直接目に入らぬよう物陰に隠れるなどして、青空の中に目を凝らすと白い光の点として見えます。この日に限らず、前後しばらくは観察チャンスの時期で、今は太陽の東側にあり昼以降...

一夜語Podcast~2025年1月後半の星空~ 12.01.2025

2025年1月後半から2月前半にかけての星空案内です。 0:35 日没後の南西の空には宵の明星・金星、ほど近いところに土星が見えています。1月中旬から20日過ぎにかけては、金星と土星が並びあい、日々位置関係が変わっていく様子もわかります。金星は-4.5等級ほど、土星は1等級ほどで、その差は150倍以上にもなります。また土星は今年、環を横から見る位置にきて、環が見えなくなる土星環消失となります。およそ15年に一度のことなの...

一夜語Podcast~2025年1月前半の星空~ 27.12.2024

2025年1月前半から後半にかけての星空案内です。 0:23 2025年は巳年。星座にも“へび座”“うみへび座”“みずへび座”があります。医者のアスクレピオスがモデルのへびつかい座が持っているのがへび座、88星座の中で一番面積の広いうみへび座、天の南極に近く沖縄方面でも少ししか見られないみずへび座。うみへび座は春の宵に見やすく、うねうねと伸びるので一番へびらしいかもしれません。 4:38 干支は年賀状では大活躍ですが、日常生...

一夜語Podcast~2024年12月後半の星空~ 12.12.2024

2024年12月後半から2025年1月前半にかけての星空案内です。 0:25 12月31日が大みそかです。旧暦では一か月の長さが29日か30日であり、30日は三十日、みそか。ここからみそかは月の最後の日を表すようになり、一年最後のみそかが大みそかです。なお、大晦日と書く「晦」の字は「つごもり」、月が欠けていって隠れる、月こもりの意味で、これも月の最後を表す漢字です。 1:53 一年は12か月、星空にも黄道12星座があります。誕生星座...

一夜語Podcast~2024年12月前半の星空~ 27.11.2024

2024年12月前半から後半にかけての星空案内です。 0:27 12月21日が冬至、一年で一番日が短い頃です。ただ日の入りが一番早いのは冬至前の12月上旬、また日の出が一番遅くなるのは年が明けた1月上旬ではあります。 1:23 12月14日未明にふたご座流星群がピークを迎えます。ふたごの頭には兄弟の名をとった明るい星があり、兄の星が2等星のカストル、弟の星が1等星のポルックスです。ふたご座流星群はこのカストルの近くに輻射点(ふ...

一夜語Podcast~2024年11月後半の星空~ 12.11.2024

2024年11月後半から12月前半にかけての星空案内です。 0:25 11月中旬~下旬に、日没後から夜半前にかけて7つの惑星を観察できます。日没後の西の空に水星、金星、暗くなったころには南の空に土星。近くには海王星がありますが、望遠鏡が必要です。東の空からは現在おうし座に位置している明るい木星が昇ります。おうし座の片目は赤い一等星アルデバラン。少し上にいくつかの星が集まって見えるプレアデス星団・すばるがあってこの...

一夜語Podcast~2024年11月前半の星空~ 27.10.2024

2024年11月前半から11月後半にかけての星空案内です。 0:25 10月中旬から見え始めたツーチンシャン・アトラス彗星。しっぽを上にした彗星の姿が肉眼でもわかりました。10月16日には尾の長さが伸ばした手のげんこつ1個分くらいにあたる10度ほどは見えていました。だんだんと暗くなり目ではわからなくなっていきますが、二度と帰らぬ旅路に出る彗星の姿を見送ってみましょう。 1:55 秋空に見られる黄道12星座は西から やぎ座、みずが...

一夜語Podcast~2024年10月後半の星空~ 12.10.2024

2024年10月後半から11月前半にかけての星空案内です。 0:25 10月中旬から下旬にかけて、日没後の西の空でツーチンシャン・アトラス彗星が観察できます。12日くらいから見え始める可能性があり、その後は位置として見やすくなりますが、次第に暗くなっていくと考えられます。彗星の正体は「汚れた雪玉」ともたとえられる氷成分が多い天体。太陽に近づくことで、溶けてしっぽが伸びてきます。真空の宇宙ではしっぽの伸びる方向は太陽...

一夜語Podcast~2024年10月前半の星空~ 27.09.2024

2024年10月前半から後半にかけての星空案内です。 0:20 頭上の夏の大三角は少しずつ西に傾き、東の空には秋の四辺形が昇っています。長方形ではありますが、昇ったばかりは斜めになっているので、大きな菱形といったところ。この四辺形の西側の辺を南の低空へ向けて伸ばしてみると、土星とみなみのうお座のフォーマルハウトが見つかります。今年はみずがめ座に位置している土星、その輪は2025年に真横から見る位置となるため、今年...

一夜語Podcast~2024年9月後半の星空~ 12.09.2024

2024年9月後半から10月前半にかけての星空案内です。 0:25 今年は9月17日が中秋の名月。旧暦は月の満ち欠けから日付が決められるので、十五夜は必ず丸い月が眺められます。けれど、日付の決め方などから必ずしも満月になるとは限りません。今年は翌18日が満月。この次に中秋の名月が満月と重なるのは2030年となります。 2:00 宵の南の空には いて座、やぎ座の姿がわかります。半人半馬のケンタウロス族、ケイローンがモデルという...

一夜語Podcast~2024年9月前半の星空~ 27.08.2024

2024年9月前半から後半にかけての星空案内です。 0:25 9月9日に土星が衝(しょう)となります。外惑星が太陽と正反対の方向に来た時で、地球との距離が最小=見かけの大きさが最大となり、この頃は一晩中見えているので観察の好機です。 2:50~ 9月17日が中秋の名月。「ちゅうしゅう」という言葉には中秋と仲秋の二種類ありますが、仲秋は旧暦8月の一か月間をいい、中秋は旧暦の秋である7,8,9月のど真ん中、8月15日を指します。8...

一夜語Podcast~2024年8月後半の星空~ 12.08.2024

2024年8月後半から9月前半にかけての星空案内です。 8月20日が満月、カレンダーにもそう書いてあるものがあります。日で考えると間違いはありませんが、より正確には太陽と月の見かけの方向が180度になった時(黄経差)が満月であり、この日は3:26です。ということは、20日の日没後に昇る月は満月からすでに半日以上経った欠け始めた月。対して前日19日の月は満月数時間前で、よりまん丸に近い月です。 夏の大三角のあたりには小さ...

一夜語Podcast~2024年8月前半の星空~ 27.07.2024

2024年8月前半から後半にかけての星空案内です。 8月7日は月遅れの七夕、郷里北海道の旭川では、この日に子供たちが家々を回ってろうそくをもらうという「ローソク出せ」という行事がありました。 〽ろうそく出せ出せよ、出さないとかっちゃくぞ、おまけに食いつくぞ。(※かっちゃく=ひっかくの意の北海道弁) さそり座を踏みつけるように、大きな へびつかい座が南の空に見えています。医者のアスクレピオスが大きな蛇を持つ姿、...

一夜語Podcast~2024年7月後半の星空~ 12.07.2024

2024年7月後半から8月前半にかけての星空案内です。 7月中旬から下旬、日が暮れた後の西の低空で太陽系の第一惑星・水星が観察できます。薄明りの残る低いところなので見つけづらいですが、双眼鏡があると探しやすいでしょう。 夏の大三角も空の高いところに昇ってきました。こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブの3つの星で作ります。3つの星がどの名前か、見分けられますか。 ジョバンニとカムパネルラの二...

一夜語Podcast~2024年7月前半の星空~ 27.06.2024

7月7日は七夕。旧暦で考える伝統的な七夕の日は今年、8月10日にあたります。 水星が7月22日に東方最大離角となり、中旬~下旬に日没後の西空で観察チャンスです。高度が低いので、よく開けたところで探しましょう。 北の空には、こぐま座を取り巻くように長い体をもった「りゅう座」が伸びています。α星トゥバンは5千年ほど前の時代には北極星の役割を担っていました。地球の地軸が首振りをすることで天の北極の位置が移ろうことを...

一夜語Podcast~2024年6月後半の星空~ 12.06.2024

宵空には2つの0等級の星、うしかい座のアークトゥルスと、こと座のベガが目立ちます。 うしかい座の隣にあるかんむり座。普段は10等級で見えない かんむり座T星は、約80年ごとに爆発を起こして明るくなる再帰新星です。予測では今年9月ころまでに新星爆発を起こし、2~3等級の明るさで見えるといいます。普段から かんむり座を見慣れておいて、いざ新星のニュースを耳にしたら違いを確かめてみましょう。 ヘルクレス座の腰あたりに...

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