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絶対正義はないラジオ

Science JA ↓ 350 episodes

歴史、国際関係、ゆるい哲学、などなど 対話式合成音声でお届け

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Jul 11, 2026

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Episodes

#249 日本の自動車産業においてEV撤退が相次いでいる理由 29.05.2026

日本の自動車メーカーがEV戦略を縮小・見直している背景には、複数の構造的な要因が絡み合っています。世界的なEV需要の鈍化や中国勢との激しい価格競争、そして巨額の投資に対して収益化が困難であるという現実的な課題が浮き彫りになっています。一方で、日本企業が強みを持つハイブリッド車(HV)が市場で高く支持され、安定した利益を生んでいることもEVシフトを急がない大きな理由です。現在は「EV一択」に絞るのではなく、水...

#248 飛行機は遅延を回復するために高度や航路を変えている 28.05.2026

航空機が遅延を取り戻すために用いる飛行計画の調整手法について詳しく解説しています。パイロットや運航管理者は、気流の影響を考慮した高度の選択や、目的地へ直行する航路の短縮をリアルタイムで行うことで、到着時間の短縮を図ります。また、機体の巡航速度の引き上げや、着陸直前の進入ルートの効率化も重要な戦略として挙げられています。ただし、これらの措置で短縮できる時間は数分から数十分程度に限定されており、燃料消...

#247 ドストエフスキー~てんかんと信仰~ 28.05.2026

ドストエフスキーの文学におけるてんかん発作とロシア正教の「キリストのための愚者(ユーロジビイ)」という概念の密接な関係について、この資料は解説しています。著者が抱えていた持病の前兆(アウラ)における恍惚感は、理性や論理を超越して神的な真理に触れる神秘的な宗教体験として捉えられていました。この病理的な苦痛と聖性の共存は、社会的な狂気の中に真理を見出すユーロジビイの伝統と重なり、『白痴』のムイシュキン...

#246 太田道灌による江戸城築城 28.05.2026

室町時代の武将である太田道灌が江戸城を築城した歴史的背景とその意義について解説しています。道灌は、東京湾や河川を一望できる交通の要衝としての価値を見抜き、1457年に天然の要害を活かした城を築きました。当時の江戸城は土塁や堀を中心とした構造でしたが、その優れた都市設計の基礎は、後の徳川家康による大改修へと引き継がれていきます。道灌が築いた拠点が土台となり、やがて江戸は世界最大級の都市へと発展し、日...

#245 火星移住に多くの障壁 27.05.2026

人類が火星で生活圏を築くためには、解決すべき多角的な課題が数多く存在します。まず、宇宙放射線や低重力といった身体への悪影響に加え、過酷な気象条件や物資の自給自足といった環境面での厳しいハードルを越えなければなりません。技術的にも長期間の航海や着陸の難易度が障壁となっており、地球からの支援なしで生存する難しさが浮き彫りになっています。さらに、現地での医療体制や法的な統治ルールが未整備であることも、移...

#244 いまどきの海水淡水化 27.05.2026

海水を飲料可能な真水に変える海水淡水化の主要な2つの手法について解説しています。現在、世界の主流となっているのは逆浸透法であり、特殊な膜に圧力をかけることで塩分を除去するこの技術では日本企業が世界屈指のシェアを誇っています。一方で、古くから存在する蒸発法は、海水を沸騰させて生じた蒸気を回収する仕組みですが、多大な熱エネルギーを必要とする課題があります。最新のトレンドでは、より省エネ性能に優れた逆浸...

#243 ディベート回:AIで大量失業は発生するのか?産業革命と鉄道開通 27.05.2026

AIの普及が雇用に与える影響について、楽観的な見通しと慎重な懸念の両側面から考察しています。歴史的な背景を基に、AIが新たな職業や需要を創出し、深刻な労働力不足を補うという前向きな予測が示される一方で、スキルのミスマッチや技術革新の速さによる格差拡大のリスクにも触れています。社会全体での大量失業は考えにくいものの、特定の職種においては仕事の消滅による痛みを伴う可能性があると指摘しています。

#242 外航船の日本人航海士の割合は1.6% 26.05.2026

日本人航海士および船員を取り巻く現状を、外航と内航という二つの視点から詳細に解説しています。世界を股にかける外航船においては、人件費の高騰により日本人の割合は約1.6%まで激減しており、現在は現場労働者というよりも高度なマネジメント層としての役割を担っています。一方で、日本の港を繋ぐ内航海運では、今も約2万人の日本人船員が物流の主役として活躍していますが、こちらでは深刻な少子高齢化が新たな課題となって...

#241 5G通信の課題と対応 26.05.2026

5G通信が抱える物理的な制約やインフラ整備の課題、そしてデバイスへの負荷について詳しく解説しています。5Gは高速大容量という利点を持つ一方で、電波の直進性が強すぎるために障害物に弱く、遠くまで届きにくいという性質上の弱点があります。この欠点を補うために膨大な数の基地局設置が必要となり、多額のコストや地方での普及の遅れが課題となっています。さらに、スマートフォン側のバッテリー消費や発熱問題、通信が不安定...

#240 鋼鉄のつくり方とその歴史 25.05.2026

現代社会の基盤である鋼鉄の科学的性質、製造プロセス、そして人類との歩みを概説したものです。鋼鉄は鉄に含まれる炭素量を精密に調整することで、強度と加工性の理想的なバランスを実現しており、現代では巨大な炉を用いた高炉・転炉法やリサイクル可能な電炉法によって大量生産されています。歴史的には、古代の隕鉄利用やヒッタイトの秘術から始まり、産業革命期の技術革新によって安価な量産が可能になったことで、鉄道や建築...

#239 日経平均65,000円到達 インフレのみではない要因 25.05.2026

日本株の最近の上昇要因は、単なるインフレの影響に留まらず、複数の構造的な変化が複雑に絡み合っています。具体的には、東京証券取引所が主導するコーポレートガバナンス改革によって企業の資本効率や株主還元が劇的に改善されました。また、地政学的リスクを背景に中国市場に代わるグローバルな投資先として日本が選ばれたほか、記録的な円安が企業の利益を押し上げ、海外投資家にとっての割安感を生んでいます。このように、デ...

#238 なぜ40~50代男性のビジネスシューズはつま先が尖っているのか 24.05.2026

40代から50代の日本人男性にロングノーズのビジネスシューズが支持されてきた理由を解説しています。主な要因として、脚長効果やスマートな印象を与える視覚的利点に加え、ビジネスシーンでの威厳や高級感の演出が挙げられています。かつて欧州ファッションの影響で定着したこのスタイルは、体型を補正して都会的に見せる手段として普及しました。一方で、近年の若年層には実用性や快適さを重視した丸みのあるクラシックな靴が好ま...

#237 水中での音速は空気中の4.4倍 24.05.2026

水中の音速が空気中よりも遥かに速い理由とその影響について解説しています。音の伝達速度は分子の密度や結びつきに依存しており、水中では分子が密集しているため、空気中の約4.4倍のスピードで振動が伝わります。また、水中の音速は水温や水圧、塩分濃度が高くなるほどさらに加速するという特性を持っています。この驚異的な速さゆえに、人間が水中に入ると左右の耳に音が届く時間差が消失してしまいます。その結果、脳が音源の...

#236 出生率の低下に対応策はない 23.05.2026

日本の出生率が向上しない背景には、単なる経済支援では解決できない構造的な要因が複雑に絡み合っています。具体的には、既存の対策が既婚者に偏り未婚化や雇用の不安定さに対応できていないこと、そしてキャリア喪失の代償が大きいことが挙げられます。また、教育費の高騰により子供の「質」を高めるためのコストが増大し、親が合理的に人数を絞る傾向も顕著です。さらに、価値観の多様化で子供を持つ経済的意義が薄れ、個人の幸...

#235 レアアースの産出は鉱毒と隣り合わせ 23.05.2026

レアアースは、その華やかなイメージの裏で深刻な環境汚染と健康被害を引き起こしています。抽出の過程で放射性物質の混入や強力な化学薬品の使用が避けられず、採掘現場周辺では地下水汚染やがんの発症といった凄惨な状況が報告されています。これまで先進国は、厳しい環境規制を回避するために新興国へ汚染リスクを押し付けてきたという構造的な歪みが存在します。現在は地政学的リスクや倫理的責任の観点から供給源の分散やリサ...

#234 急がれるパランティア防衛システムの導入 23.05.2026

米国のデータ解析企業であるパランティア社の防衛システムを、日本が導入する際の利点と課題を解説しています。現代戦において不可欠な意思決定の迅速化や日米間での情報の互換性向上が期待される一方で、データ主権の維持や既存システムとの統合といった高い障壁が指摘されています。また、AIが提示する判断を組織としてどう受け入れるかという運用の文化的な変革も重要な論点です。防衛省はすでに連携を模索していますが、単なる...

#233 米国によるキューバ介入は迫っているのか 22.05.2026

米国とキューバ間の極めて緊迫した情勢について概説しています。トランプ政権による石油禁輸措置や軍事的な威嚇は、キューバ国内のインフラを麻痺させ、国家崩壊の危機を加速させています。米国側は、難民の流出阻止や中露の影響力排除を大義名分として、人道支援や治安維持を名目にした介入の機会をうかがっています。現在は軍事的な衝突のリスクを抱えつつも、強硬な圧力を通じて有利な条件を引き出そうとするトランプ政権特有の...

#232 グループ会話への入り方 22.05.2026

複数人での会話に加わる際の適切なタイミングや、避けるべき振る舞いについて解説しています。会話が盛り上がっている最中に割り込んだり、唐突に話題を変えたりする悪いパターンを具体的に挙げることで、周囲を困惑させる原因を明らかにしています。一方で、共感や質問をきっかけにする手法や、視線を合わせるなどの非言語的なアプローチが、スムーズな参加に効果的であると説いています。最終的に、会話の流れを遮断するのではな...

#231 バチカンがAI倫理で回勅へ 21.05.2026

ローマ教皇レオ14世は、AI技術が急速に普及する現代社会において、人間の尊厳と労働の権利を守るための新たな公式文書「回勅」を2026年5月に発表します。この動きは、かつての産業革命期に発信された歴史的教説をなぞるものであり、AI革命を人類の道徳的転換点として捉えるバチカンの強い危機感の表れです。特に注目すべきは、安全性や倫理を重視する米AI企業「アンソロピック」の創業者を会見に招き、特定の民間企業と異例の連携...

#230 GoogleがAIエージェント無償化も検討? 21.05.2026

グーグルが次世代AI機能であるGemini SparkなどのAIエージェントを、将来的に無償で提供することを検討している背景について解説しています。同社は自社のエコシステムに数十億人のユーザーを囲い込むことを目指していますが、これには主力事業である広告収益を損なうリスクが伴います。しかし、競合他社に市場の主導権を握られることを防ぐため、グーグルは自らの利益を削ってでもシェアの拡大を優先するという戦略的な決断を下そ...

#229崩壊したシリコンサイクル 20.05.2026

現在の半導体業界では、生成AIの爆発的な普及によって、数年おきに好不況を繰り返してきた従来のシリコンサイクルが完全に崩壊しています。サムスンやマイクロンなどのメモリメーカーは、AIサーバー向けの超大容量SSDや高性能メモリ(HBM)の生産を最優先しており、その結果として一般製品向けの供給が不足し価格が高騰する「メモリインフレ」が起きています。同様に、NVIDIAなどのGPUメーカーもデータセンター向け製品に注力して...

#228窒素肥料は人類史上最大級の発明 20.05.2026

ハーバー・ボッシュ法が人類の存続においていかに決定的な役割を果たしたかを解説しています。この技術は空気中の窒素からアンモニアを合成することを可能にし、天然資源に依存しない化学肥料の量産を通じて、世界的な人口爆発を支える基盤となりました。現在、地球上の約半数の人々の命がこの発明によって維持されている一方で、資料はそれが火薬への転用や環境破壊を招いたという負の側面についても言及しています。総じて、この...

#227ゾロアスター(ツァラトゥストラ)教とは何なのか 19.05.2026

古代ペルシャを起源とするゾロアスター教の歴史的背景と教理の核心を概説しています。この宗教は善悪二元論を基盤とし、最高神アフラ・マズダを信仰する世界最古の一神教の一つとして、後の主要な宗教に多大な影響を及ぼしました。聖なる火を象徴として重んじる点や、自然を汚さないための鳥葬といった独特な儀礼についても詳しく紹介されています。かつては巨大帝国の国教として栄えましたが、現在はインドのパルシーなど少数のコ...

#226 日本の航空機産業の現状 19.05.2026

日本の航空機産業は、国産旅客機の開発断念という厳しい現実に直面する一方で、主要部品の供給網としては世界的な需要回復に伴う活況の中にあります。かつての単独開発の失敗を経て、現在はボーイング社への依存や深刻な人手不足といった構造的な課題の解決が急務となっています。政府と民間企業は、2035年に向けて次世代のクリーン技術に注力し、海外勢との共同開発を主軸に据えた新たな戦略へと舵を切りました。総じて、日本は完...

#225 課題の取り組みも、その採点もAI~大学教育の転換点~ 19.05.2026

教育現場では、学生が生成AIでレポートを作成し、教員もまたAIを用いて採点を行うという「人間不在の循環」が問題視されています。この状況は、双方が内容を深く読み解くことなく技術に依存する不条理な虚無のループを生み出し、従来の評価システムの機能不全を露呈させています。効率性を重視するあまり、本来の目的である思考のプロセスが失われ、教育の価値そのものが揺らいでいるのが現状です。この負の連鎖を断ち切るためには...

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