宿舎4階にて。
宿舎4階にて。
文系大学生「谷」と理系大学生「大原」のユニットによるPodcast番組。同じ大学に通い、同じ宿舎の4階で出会った二人が、日々の「読書と葛藤」を語ります。毎週水曜・日曜21時に配信中!▼最近話題にあげている作家辻村深月・朝井リョウ・角田光代・西加奈子など▼マシュマロはこちら!https://marshmallow-qa.com/jzu40w1hq8egkf3?t=Ipb9BV&utm_medium=url_text&utm_source=promotion▼Twitterやってます!私たちのPodcastの更新情報・思考の源流等の垂れ流しアカウントです。フォローお待ちしております。→https://x.com/syukusya4
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Episodes
第105回【37行目─「人生は18歳までに親や教師からかけられた呪いと自分でかけた呪いを解く旅だよ」】 03.09.2025 40:50
子どもの頃にかけられる呪い。それとどう向き合っていくか。 ▼今回の目次 0:28 自分でかける呪い,親や教師からかけられる呪い 13:15 呪いに気づいた瞬間。呪いを解くためには。 17:58 伊達メガネをかけている生徒の先生 25:30 進学校にありがちな学校とか教師にかけられる呪い 33:02 容易であることがズルいという主張も存在する ▼この回を聴いてくれた人に聴いてほしい関連回 ・第110回【《文芸部》映画『青春ブタ野郎はランドセ...
第104回【《文芸部》『自由と行為の哲学』を語ろう─ドナルド・ディヴィドソン「行為・理由・原因」その1】 31.08.2025 40:42
ドナルド・デヴィドソンの論文「行為・理由・原因」を語る回,その1です。行為は無意識的に起こることも多いもの。であればその行為の「理由」とは何か,「理由」を考えることには何の意味があるのでしょうか。 ▼今回扱った書籍 『自由と行為の哲学』 →https://amzn.asia/d/0PjYMx4 副教材:『行為の哲学入門』 →https://amzn.asia/d/dHrbPww ▼今回の目次 0:00 ドナルド・ディヴィドソン「行為・理由・原因」 1:20 行為についての...
第103回【記念回!36行目─「この回から聴いてくれ」】 27.08.2025 40:53
このPodcastでは主に何を扱っているのかについてあらためてまとめてみても良いのではないかということで自己紹介をします。 ▼今回の目次 0:28 自己紹介。 16:30 最新回から聴いてほしいというスタンス 20:45 俺らの配信を聴くと同時に読書回で扱った本を読んでほしい。 28:10 読書会らしくひとりで読んで面白いと感じる作品についても語りたい。 ▼「宿舎4階にて」とは? 文系大学生「谷」と理系大学生「大原」のユニットによるPodc...
第102回【記念回!映画『愛されなくても別に』を語ろう─画面で見せる日常的な幸せ】 24.08.2025 39:17
大原回の記念回ということで,『愛されなくても別に』の実写映画版を劇場に見に行った感想を話します。画面で表されるストーリーと小説版とで違ったこと,気になった点を語ります。 ▼今回扱った映画 →『愛されなくても別に』(2025) ▼あらすじ 互いに不幸を抱えた女子大学生,宮田陽彩(みやたひいろ)と江永雅(えながみやび)。家を飛び出しひとつ屋根の下に暮らすようになった二人が見つけていく「幸福」とは。 ▼今回の目次 0:...
第101回【記念回!35行目─「最新回から聴いてくれ」】 22.08.2025 40:14
記念回の2回目はこれまでの100回の配信の振り返り回です。ちょっと安定してきた配信環境についてだったり,本についてのあれこれを話しています。 ▼今回の目次 0:28 100回を振り返ろう! 8:26 大原の配信に対する意識が変わった瞬間 15:48 『読んだことのない本について堂々と語る方法』を語った回 22:10 ここまで継続できたことに対して。 28:04 二人で行う読書会。他人の視点を得ることについて。 35:20 押し付けを感じてしまう...
第100回【記念回!貴志祐介『青の炎』を語ろう─青はアイより出でてアイより青し】 17.08.2025 40:27
このPodcastもおかげさまで第100回を迎えることができました。今後とも日本の片隅の宿舎にて行われる我々のお話に耳を傾けていただければ幸いです。記念回の今回は『青の炎』について語ります。 ▼今回扱った書籍 貴志祐介『青の炎』 →https://amzn.asia/d/14ZduNh ▼あらすじ 櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との3人暮らし。その平和な家庭に、母が10年前に別れた男、曾根が現れた。曾根...
第99回【閑話34─「自分が嫌だからやめてくれって言ってほしい。勝手に察しろとか無理。」】 13.08.2025 38:28
「自分がされて嫌なことは他人にもしてはいけないよ」という言葉は一種の呪いだと思っています。自分が嫌なことが他人にとっても嫌かどうかわからないし,自分がされて嬉しいと思っていることも相手にとっては嫌だったりすることありますよね。 ▼今回の目次 0:00「自分がされて嫌なことは他人にもしないって習わなかったんですか?」「自分が嫌だからやめてくれって言ってほしい。勝手に察しろとか無理。」 2:20 自分がされて嫌な...
第98回【小説『愛されなくても別に』を語ろう(後編)─親から愛されなくても別に,幸せに生きてやる】 10.08.2025 34:04
幸福・不幸とはどのようなものなのか。「これがあるから幸福である。」「あの人の境遇と比べれば私は不幸ではない。」それでいいのか?親から受けるべき愛を持たない二人から本当の幸福を探す旅,その後編です。 ▼今回扱った書籍 武田綾乃『愛されなくても別に』 →https://amzn.asia/d/5Sw3wT6 ▼あらすじ 大学の学費と毎月家に入れる八万円を稼ぐため,日夜バイトに明け暮れる宮田陽彩(みやたひいろ)。唯一の家族である母は浪費...
第97回【閑話33─「江永が二十歳で死ぬと思ってたのは自分のために頑張り続けられる限界がそこらへんだと思ってたからじゃないかなって」】 07.08.2025 39:26
二十歳前後の将来への不安。就職,その先は?という問いに対してなぜこのような考えが生まれてしまうのか,その原因について考えます。ロックスターは27歳で死ぬ。先の見えない不安感と閉塞感について。 ▼今回の目次 0:00「江永が二十歳で死ぬと思ってたのは自分のために頑張り続けられる限界がそこらへんだと思ってたからじゃないかなって」 1:03 大原「人ってひとりだと二十歳くらいで死んでしまうのでは?という予想」 5:36 親...
第96回【書籍『死刑のための殺人』を語ろう─「死にたくない」は友達によって,「殺してはいけない」は家族によって気付かされる。】 03.08.2025 40:30
死刑になるために殺人を犯した人間と,それを取材し説得し続けた新聞記者のお話です。何が人を死にたくないと思わせるのか,何が人を殺してはいけないと思わせるのか。 ▼今回扱った書籍 『死刑のための殺人』 →https://amzn.asia/d/2BjIDTu ▼あらすじ 金川真大は2008年3月19日に自宅近くで男性を殺害した後、4日後の23日に8人を殺傷する通り魔事件を起こして逮捕された。社会への不満があったわけでもなく、人を殺してみたかった...
第95回【閑話32─「ナンバーワンにならなくてもいい,もともと特別なオンリーワン」】 31.07.2025 39:28
今回から気になった言葉,気に入った言葉について話そうというテーマで閑話を進めようと思います。初回の今回はSMAPの歌から抜粋。他人と違うことだけで慰められますか?って話です。 ▼今回の目次 0:00 「ナンバーワンにならなくてもいい,もともと特別なオンリーワン」 6:30 谷「俺には別のマイナンバーがあるからそれでいいってわけじゃないじゃん?」 10:10 大原「諦めとしてのアイデンティティな気もする」 16:22 ルサンチマン...
第94回【小説『愛されなくても別に』を語ろう(前編)─不幸な境遇でも幸福になり得るし,幸福な境遇でも不幸なことがある】 27.07.2025 39:34
世の中客観的な幸福だけではないし,主観的な幸福だけではない。客観的に見て不幸な人が皆不幸だというわけではないし,客観的に見て幸福な人が皆幸福であるわけでもない。幸福は主観的,客観的どちらか一方ではない。 ▼今回扱った書籍 武田綾乃『愛されなくても別に』 →https://amzn.asia/d/5Sw3wT6 ▼あらすじ 大学の学費と毎月家に入れる八万円を稼ぐため,日夜バイトに明け暮れる宮田陽彩(みやたひいろ)。唯一の家族である母...
第93回【閑話31─ほうしんかいぎ!!!】 23.07.2025 34:12
定例の方針会議です。今回で三回目なので「!」がみっつ付いています。毎度私達の他愛ないお話に付き合ってくださっているリスナーの方々,ありがとうございます。そろそろ100回も近づいてきました当チャンネルを今後ともよろしくお願いいたします。 ▼今回の目次 0:00 方針会議3回目です!今後の閑話では気になった言葉について語ろう。 3:22 次回予告をつけたいな。 6:52 うちのジャンルって何? 8:33 100回超えた時点でBGMを変...
第92回【書籍『子どものための哲学対話』を語ろう─永遠に「満ち足り」ることがない人間と「満ち足り」の概念がないネコの話】 20.07.2025 40:22
「腹を空かしているネコはいるが、『なぜオレ様は腹を空かせているのだろう?』なんて思うネコはいない」 人間だけが事実に余計な意味を見つけようとしている。でもそれはネコが「満ち足り」の概念を持たないように,人間の持ちうる性である。ネクラの性質を持ち合わせる人間がちゃんとした人になるためには何が必要か? ▼今回扱った書籍 永井均『子どものための哲学対話』 →https://amzn.asia/d/0TPQYti ▼今回の目次 0:00 谷「ち...
第91回【閑話30─「誰が生んでくれと頼んだ」にどう答えるか】 16.07.2025 40:54
第90回からの続きです。「誰が生んでくれと頼んだ」という問いはまさにイノセンスを反映している。そこからどのようにして自分の生きている世界と,そこに生きる自分を肯定していくかという話です。 ▼今回の目次 0:00 イノセンス論。続きです。 3:23 自己責任論から脱し,責任が本来ない事柄に関しても責任を捉える態度を身に付けるには改心する必要がある? 7:31 大人がいなくても,子供たちでイノセンスの解体を起こし合うことは...
第90回【学術書『現代〈子ども〉暴力論』を語ろう─子どもが等身大で世界を受け入れるまでの物語】 13.07.2025 40:50
「子どもは根源的にイノセンスであるゆえに、それから自己を解放するためのあらゆる暴力、あらゆる悪を行うことが可能性として許されている存在である。」─「イノセンス論」より─ 本人の意志で生まれるわけではない「子ども」という存在がどのようにして自分と世界を受け入れるか。成熟の過程でたどる「イノセンスの解体」とは何かを語ります。 ▼今回扱った書籍 芹沢俊介『現代〈子ども〉暴力論』 →https://amzn.asia/d/0ATAoOm ▼...
第89回【閑話29─2004年は古い!? アニメ文化圏からみる『リピート』】 10.07.2025 35:32
2004年って聞くとシュタゲもない,まどマギもない,ハルヒもないというループもの黎明期な気がしてたんですけど,小説の文化圏ではむしろ逆と聞きました。 ▼今回の目次 0:00 せっかく『リピート』読んだし感想を語る。 2:22 『School Daysの最終回を先日リアタイしたのですが』という年代観が見える単行本解説。 4:00 ミステリは受け入れるべき世界観と推論していく対象を明確にする文化である。 12:42 2004年は古い!?「エヴァ」...
第88回【小説『リピート』を語ろう─運命を変えるものとは。】 06.07.2025 39:56
今回は乾くるみの小説『リピート』を語ります。いいミステリとは何だろうという前半戦,そして後半戦ではこれまでの自由意志論や決定論を踏まえながら運命と人間の意志というテーマについて語ります。谷の出発点でもあり到達点でもある『リピート』論を今宵,解放です。 ▼今回扱った書籍 乾くるみ『リピート』 →https://amzn.asia/d/1UClnSf ▼あらすじ 毛利圭介は東京の大学に通う四年生。九月一日の日曜午後、ひとり暮らしのアパ...
第87回【閑話28─青春も「急がば回れ」】 02.07.2025 39:32
部活も恋愛も友達と遊ぶことも,将来に関して無駄だと思っていることをやることが総合的な充実という観点では一番効率的です。でも,辻脇みたいにそんな生き方ができなかった自分を不器用だったと笑える人も,逆に長谷部みたいに勉強しかやらないことに価値を見出す人もいるわけです。正解はきっと人それぞれなのです。 ▼今回の見出し 0:00 第86回の内容の補足が必要だと思ったので閑話を使って語ります。私立を選ぶのはズルい? 5...
第86回【小説『青い春を数えて』を語ろう─ルサンチマンを感じる自分を見つめなおすこと(「赤点と二万」)】 29.06.2025 39:20
今回は武田綾乃の短編集『青い春を数えて』より「赤点と二万」を扱います。自分がした労力と同じだけのものを他人にも求めたいという悩みは,時に他人をズルいと断罪して攻撃することにつながる。あなたの考えるズルはズルなのか?それともルサンチマンの表れか?自分の内面に目を向け,ときに傷つくことで人は成長するのだと思います。 ▼今回扱った書籍 『青い春を数えて』 → https://amzn.asia/d/iIdPSvA ▼あらすじ 「入試に生物...
第85回【閑話27─「犯人はこの中にいる!」】 25.06.2025 32:52
「犯人はこの中にいる!」と断定するミステリに対する違和感の話をします。実際に日常生活で起こっても違和感を感じないような言動、自然に受け入れられる謎の提供があるミステリこそが傑作だと思う。 ▼今回の見出し 0:00 今後『リピート』を語る前に語っておきたいこと! 0:45 「犯人はこの中にいる!」は天才的な外部犯がいるか、馬鹿な内部犯がいるかを示唆する。 3:30 実際の日常生活でこれ言われたらビビるから。 12:33 証拠...
第84回【学術書『自由と行為の哲学』を語ろう─ピーター・ヴァン・インワーゲン「自由意志と決定論の両立不可能性」その3】 22.06.2025 43:20
ピーター・ヴァン・インワーゲンの論文「自由意志と決定論の両立不可能性」を語る回、第3回です。第2回までの議論を踏まえて自由意志と決定論の両立不可能性の論証に取り組んでいきます。 ▼今回扱った書籍 自由と行為の哲学 https://amzn.asia/d/0PjYMx4 ▼今回の目次 0:00 「自由意志と決定論の両立不可能性」を語る回の最終回です。 2:13 ここから第3節の論証に入ります。 5:40 6つの論証は引用ではもはや記号のみになってるん...
第83回【閑話26─「人と積極的にかかわるべき」】 18.06.2025 40:54
「すべての人は人は積極的にかかわるべき」という言説に対する話のようなものをしている回です。人に指向性があることを慰めと捉えるか、言い訳と捉えるか。自分とタイプ違う人とかかわるときに得られる発見ってありますよね。 ▼今回の見出し 0:00 アナロジーにすることで救われることない? 8:19 人とかかわることのメリット・デメリットに対する意見。 23:58 ひとりが好きな人は変わるべきか? ▼「宿舎4階にて」とは? 文系大学...
第82回【小説『青い春を数えて』を語ろう─無才な自分の救い方(「白線と一歩」)】 15.06.2025 40:00
今回は武田綾乃の短編集『青い春を数えて』より「白線と一歩」を扱います。才ある人間が近くにいるとその才を自分にも同化してしまう。彼(女)ができるなら自分もできる。でも往々にしてそんなことはなくて、「違い」を受け入れなくちゃいけない日が来ます。その転換点はどのように乗り越えられるか、そんな話です。 ▼今回の目次 0:00 天才と同化していた自分を見つめなおし前に進んでいくお話。 3:41 声は天からの贈り物である。そ...
第81回【閑話25─持とうと思わなかった欲求が現れた時にどう対処するか】 11.06.2025 24:36
最近思考回路がオス化してきている実感があるんですよね。それが筋トレの影響なのかは断定できないし、今回はしないんですけど、思考回路が自己中心的になってきている気がする。これまで他人に対して自然にできていた心配りに一呼吸挟む必要が出てきたというか、どうすればいいんでしょうね。 ▼今回の見出し 0:00 ジムの話。運動で思考回路が変わるかもという実感の話。 8:17 たまたま持ってしまう欲求をコントロールできるか。 1...
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