ひろしまね
ラジオ 江の川探訪
島根県と広島県を流れる中国地方最大の河川「江の川」。この江の川を民俗学的視点から紐解き、江の川にまつわる面白くも奇しく、そして神秘的な知られざる世界を垣間見ていこうという番組です。是非、江の川をツーリングやドライブする際のお供にお聴きください。☆毎週水曜日更新予定
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Episodes
【第二十七考】金比羅とは何か~江の川中流域②~ 23.02.2025 20:20
金比羅さんといえば、香川県が有名ですが、実は全国各地多種多様な地域で祀られています。もちろん江の川流域においても例外ではありません。 なぜこれほど広域で信仰されることになったのか、今回は金比羅さんとは何なのかを垣間見ていこうと思います。
【第二十六考】水の大循環 20.02.2025 20:15
地球規模の水の循環の仕組みは小学生のときに習ったと思います。太陽の熱で海や地表の水分が蒸発し雲になり、雨や雪となって降り注ぎ、川となって海に帰る。非常に美しい循環ですよね。 ちなみに、地球上の水の総量は約140京トンだそうです。 さらに、そのうち97.5%が塩水で淡水はたったの2.5%。 さらにさらに、そのほとんどが極地の氷と地下水なので、我々の周りにある水となるとほんのわずか0.014%! それでもとんでもない量...
【第二十五考】後鳥羽上皇伝説~江の川中流域①~ 16.02.2025 16:47
歴史の教科書で必ず登場する後鳥羽天皇。 鎌倉時代のど真ん中。まさに乱世。 承久の乱の後、隠岐に配流され同地で崩御した。というのが定説ですが、実は隠岐を逃げ出して、中国山地で最期を過ごしたという伝説があるんです。 なんと御陵まで存在しています。 そんな伝説をテーマにした小説もあるそうです。 今回のお話はそんな後鳥羽天皇にまつわる様々な伝説の一端を垣間見ていきましょう。
【第二十四考】「ギギ」という魚 13.02.2025 20:43
久しぶりのおさかな回。 ギギはナマズ目ギギ科ギバチ属に分類される淡水魚で、 近畿地方以西に生息している日本固有の魚だそうです。 まるで、ジブリにでてきそうな名前ですが、由来もユニークで面白いです。 今回は、その生態やそこからつながる食文化について垣間見ていきましょう。
【第二十三考】三次の土人形~三次市流域⑧~ 11.02.2025 21:41
みなさんは、人形といえば何を思い浮かべますか? わたしは、ウルトラマンのソフビ人形です。 なので、土人形ときくとただの土塊を想像していたのですが、写真をみてみると色彩豊かで表情もよく、驚きました。 今回は、前回の「君田の番神さん」の中ででてきた土人形についてを少し深掘ってお話しています。 ぜひ、合わせてお聞きください。
【第二十二考】君田の番神さん~三次市流域⑦~ 09.02.2025 19:07
今回は、三次市は君田町、神之瀬川流域を探訪します。 君田といえば温泉。少しぬめりけのある冷泉は、わたしも大好きです。 そんな君田には江の川流域では類をみない珍しい神様が祀られているお堂があるそうで。 その中には、たくさんの「なにか」が奉納されているとか…。
【第二十一考】江の川流域地名考 07.02.2025 23:32
今回は、自分的神回です! 我聞塾にいくと必ず話題に上がるこのテーマ。 地名からその地域の文化や地形、背景を想像できて非常におもしろいです。 市町村の合併が繰り返され、失われてしまった地名もたくさんあり、今後もそうなっていくとおもわれます。 ぜひ、そうなってしまう前にまずは身の回りから地名考を楽しんでみてください!
【第二十考】鵜飼を見る~三次市流域中心部⑥~ 04.02.2025 18:52
日本三大鵜飼といえば、岐阜県長良川、大分県三隅川、愛媛県肱川ですが、実は三次市馬洗川でも行われています。 その起源は戦国時代までさかのぼるそうです。 2015年には広島県指定無形民俗文化財にも登録され、現在でも三次市の夏の風物詩の一つとして多くの人が鑑賞に訪れるそうです。 みなさんも夏に江の川流域に来ることがあれば、是非三次の鵜飼を見に行ってみてください!
【第十九考】ワニ食文化 02.02.2025 20:25
みなさんは「ワニ」と聞くと、なにを思い浮かべますか? やっぱり、アレですよね? わたしもこちらに来てすぐのころはそうでした。 今回お話しているワニは背びれのついているワニになります。 なぜ、江の川流域ではワニが食べられるようになったのか。 その背景を知ると一度は食べてみたくなるかもしれません。
【第十八考】頼杏平と運甓居~三次市流域中心部⑤~ 23.01.2025 16:03
運甓居は、広島県の史跡に指定されており「運甓居を守る会」のみなさまの尽力により、現代においても色あせることなく当時の姿を残しています。 そんな素敵な邸宅に住んでいた頼杏平が三次町奉行に赴任したのはなんと73歳の時でした。在任期間はわずか2年間でしたが、当時でいうととっくに隠居していてもおかしくない年齢で挑戦する姿勢はとてもかっこいいと思います。 今回は、そんな頼杏平の一端を垣間見ていきましょう。
【第十七考】タカオカミの神~三次市流域中心部④~ 21.01.2025 14:27
「タカオカミ」とカタカナで表記すると一見、何の神様かわからないと思いますが、漢字でみるとよくわかるんです。 非常に名高い神様で全国各地に祀られており、貴船神社の御祭神もこの神様だそうです。 古事記や日本書紀にも登場しているそうで、そこからもこの神様が古くから、そして広く多くの人々に尊崇されていたことがわかります。
【第十六考】世量り神事~三次市流域中心部③~ 19.01.2025 16:45
新年あけましておめでとうございます! 今年もどうぞよろしくお願いいたします! みなさまは年末年始どのように過ごしましたか? ゆっくりまったりお家で過ごした方、ギリギリまでお仕事だった方、はたまた旅行にでかけた方もいらっしゃると思います。 今回は、旧正月にまつわるさまざまな神事やかわった風習についてお話しています。 これからのお正月の過ごし方が変わるかもしれません…。
【第十五考】江の川流域にまつわる雑煮文化 19.01.2025 21:43
今回は非常にタイムリーなお話となりました。 私は、おせち料理も好きですが、お雑煮の方がもっと好きです。お正月は3食お雑煮でも全然大丈夫な人間です。 みなさんそれぞれ、雑煮と聞くと思い浮かべるものは違うかもしれません。地域によってカラーがでるのも雑煮の面白さですよね。 江の川流域だけでも多様な種類があるようで、全国各地となるとどんな数になるんでしょうか。自分の家の雑煮を調べれば、どこのルーツなのかわかる...
【第十四考】奇想天外なもののけ物語~三次市流域中心部②~ 19.01.2025 16:27
妖怪といえば、言わずもがなのキラーコンテンツ。 漫画やアニメ、映画など数えればキリがないほど多くの作品がありますよね。 それは、どうやら江戸時代でもかわらなかったようです。 「稲生物怪録」は江戸時代中期の三次を舞台にしたお話で、主人公は稲生平太郎という16歳の少年。 見た目は恐ろしいけど、どこかコミカルでかわいらしい、そんな妖怪たちが30日間にわたって平太郎にいたずらをしかけるという物語です。 妖怪やもの...
【第十三考】赤穂浪士の足跡~三次市流域中心部①~ 19.01.2025 19:17
年の瀬といえば、クリスマス?M1チャンピオン?紅白歌合戦? いえいえ、やっぱり「忠臣蔵」ですよね? というのも、実は、忠臣蔵と三次には深い関わりがあるんです。 吉良邸で刃傷事件をおこした赤穂藩主浅野長矩(ながのり)の正室である阿久里姫(後の瑶泉院)は、初代三次藩主浅野長治の娘でした。七歳で江戸へ出るまで三次で暮らし、十四歳で輿入れしたそうです。また、そのお付きの家来であった落合与左衛門も三次出身の藩士だっ...
【第十二考】お盆の風景 22.12.2024 26:37
みなさんはお盆と聞くと何が連想されるでしょうか? 私は、子どもの頃にお盆休みに行った海水浴でクラゲにさされた痛い記憶を思い出します。 あとはやっぱり、お祭りですよね。 うんざりする人込みを離れ、祭りの喧騒を横目に時折吹く心地よい風を感じながら、ベビーカステラをほおばる。 それが人生で初めて知った優越感かもしれません。 とそんなことは置いておきまして、 今回は、季節外れですがお盆の話題を中心に江の川流域に...
【第十一考】ショウバラクジラ~庄原市西城川流域⑧~ 19.12.2024 13:22
はるか昔、人類誕生の萌芽さえ無い頃。 江の川はまだ存在しておらず、広い海の一部でした。 というのも、江の川流域からさまざまな海洋生物の化石が発掘されているようで、庄原市もそのうちの一つです。 今回は、太古の地球から江の川を紐解いていきます。
【第十考】古切講踊り~庄原市西城川流域⑦~ 17.12.2024 17:47
「こきりこ」とは、日本最古の民謡のことを指すようで越中五箇山・上梨の山里を中心に伝承されており、「筑子(こきりこ)」と書くそうです。 その筑子(こきりこ)の中で、「ささら」と呼ばれる伝統楽器が使用され、独特の音色が奏でられるようで、そのためには相当の練習が必要とのこと。 そして、江の川流域にも「こきりこ」が形を変えて存在しています。 庄原市の「こきりこ」は「古切講」と書かれますが、その理由は定かでは...
【第九考】文覚堂のナゾ~庄原市西城川流域⑥~ 15.12.2024 17:46
文覚は元々、北面武士として鳥羽上皇に仕えており、遠藤盛遠という名でした。 出家のはっきりとした理由はわかっていないようですが、色恋のいざこざの中で誤って愛する人をあやめてしまった、という事件がきっかけのようです。 文覚は空海を尊敬しており、真言宗の僧侶として出家します。 出家後、空海の旧跡である京都の新護寺の復興に努めたそうです。 その際、後白河法皇に復興のための寄付や荘園の寄進を強請し、それが法皇の...
【第八考】アジアとつながる江の川 12.12.2024 17:51
江の川流域を含む西日本一帯の山は、本来、照葉樹林が最も勢力が強く、この照葉樹林帯に住む人々には共通する文化がみられるそうです。 それらの共通項を見ていくと、遠い国の人々と私たちの生活に類似点が多く、とても親近感を持つことができます。 グローバル化が推し進められてきた現代において、他国の価値観や文化を理解することは、もはや社会人の礼儀なのではないでしょうか。 ともに照葉樹林文化を共有する人間として、手...
【第七考】日本ピラミッドは存在したか~庄原市西城川流域⑤~ 10.12.2024 18:24
今からおよそ90年前。 酒井勝軍という方が葦嶽山は日本のピラミッドである、と発信してから庄原市は一躍日本に名を知られることになりました。 なんとも怪しげな雰囲気が感じられるのですが、その実を少々覗いてみると、馬鹿馬鹿しいと一蹴するのは早計かもしれません。 こういった類の決まり文句に、信じるか信じないかは…、とありますが、私は前者のタイプです。 エジプトまで行かずとも、案外私たちの身近にはミスティックでロ...
【第六考】比婆荒神神楽~庄原市西城川流域④~ 08.12.2024 24:43
今回は、中国地方の代名詞でもある神楽がテーマです。 ただ神楽といってもその様式は多々あり、今回はその中でも「荒神神楽」についてのお話です。 荒神神楽は、神事としての側面が強く、重要な要素として「神からのご託宣を受ける」というものがあります。 比婆荒神神楽は、無形民俗文化財にも登録されており、芸能史的にも非常に貴重とされています。 令和の現在でも農山村に色濃く残る儀式の一端を垣間見ていきましょう。
【第五考】金屋子神社~庄原市西城川流域③~ 05.12.2024 19:24
中国地方は言わずもがな、たたら製鉄が非常に盛んな地域でした。 金屋子神社の御祭神である金屋子神は、たたら製鉄の神様として知られており、古くから製鉄を生業とする人々から信仰されてきました。 たたら場には金屋子神が祀られるようになり、ご多分に漏れず、江の川流域にも多くの金屋子神社が存在しています。 TIPSですが、金屋子神は女神といわれておりただあまり美しくなかったそうで、加えて焼きもちやきだったため、たた...
【第四考】幻の魚「ゴギ」~庄原市西城川流域②~ 03.12.2024 17:08
中国地方のごく一部にしか生息していないイワナ属の渓流魚である「ゴギ」。 警戒心も非常に強く人影を見せようものなら、岩陰に潜んだままでてこなくなるそうです。 そんなゴギですが、様々な要因による環境変化でその個体数が減っており、 環境庁の定めるレッドリストにも記載され、危急種に位置づけられています。 現在、多くの方の努力により養殖に成功しており、保全活動が続けれています。 そんな名実ともに幻の魚である「ゴ...
【寄り道談話】我聞塾とはなにか 02.12.2024 17:16
「第0考」にて、何の気なしに話していた「我聞塾」という言葉を覚えていますでしょうか? この番組を聴いてくれた友人が、「我聞塾ってなに?」という至極当然な疑問を投げかけてくれました。 今回はそのアンサー回になります。 みなさんもLet`s 我聞塾!
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