株式会社ロカデザインラボ
ロカラジオ
ロカラジオは、人と空間のより良い関係をデザインする会社、ロカデザインラボの二人が、暮らしをデザインすることについて、事例や身近な感覚を交えながら考えていくための視点をお話ししているPodcastです。■ロカデザインラボの考え方や活動について(会社案内はこちら)https://drive.google.com/file/d/1Mo_8Z2MfnMDRO09sf-nj7oA9wsYPZBbY/view?usp=drive_link
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Episodes
【22-3】EUR計画──未完の万博都市とローマ帝国の影 05.12.2025 13:04
イタリア・ファシズム建築について。 ムッソリーニ政権が構想した「EUR」は、 ローマ帝国の威光を現代に再演しようとした巨大都市計画でした。 イタリア文明宮殿(スクエア・コロッセオ)に象徴されるように、 アーチ・大理石・プロポーションの美学は、 “古代ローマの精神を現代に呼び戻す”装置でもありました。 未完に終わった万博都市から、思想が都市スケールに流れ込む瞬間を読み解きます。 ■関連リンク: ロカ X ...
【22-2】イタリア・テラーニ──純粋さと幾何学が建築になるとき 28.11.2025 16:20
シリーズ「思想と建築」第2回。 今回は、イタリア・ファシズム建築の代表的存在、 ジュゼッペ・テラーニ を取り上げます。 カーサ・デル・ファッショに象徴される、 白い大理石、幾何学の純粋さ、大きなガラス面による“透明性”。 その美しさの背後には、 「国家の純化」や「新しい共同体」への強い信念── つまり、 時代の思想そのもの が流れ込んでいました。 建築が「純粋さ」をまとったとき、 それは何を象徴し、何を隠そうとし...
【22-1】思想と建築の関係とは?──建築は、思想のかたちである 21.11.2025 10:40
シリーズ「思想と建築」第1回。 建築は、単なる空間のデザインではなく、 その時代に生きる人々の思想や、国家が信じた未来を映し出す鏡のような存在です。 ファシズム建築、社会主義建築、そして戦後日本の建築へ──。 それぞれの時代に、建築家たちは何を信じ、どんな理想を形にしようとしたのか。 この回では、シリーズ全体の入口として、 「思想と建築」というテーマの背景と構想を語っています。 ■関連リンク: ロカ X ...
【22-0】オープニングオーク──新シリーズのはじまり|思想と建築 07.11.2025 11:34
ロカラジオの新シリーズ「思想と建築」がはじまります。 イタリア、ドイツ、ソ連、そして日本── 建築は、それぞれの時代や国家の思想をどのように映してきたのか。 ファシズム建築、社会主義建築、帝国主義日本、そして戦後日本。 全12回にわたって、「建築は思想のかたちである」という視点から、 20世紀のデザインと権力の関係をたどっていきます。 今回のオープニングでは、シリーズ全体の構想や背景、 そして最近の近況トーク...
【21-5】コルビュジエが最後に見つめた“余白”──建築を越えて、暮らしへ【カップ・マルタンの休暇小屋編】 31.10.2025 9:50
ル・コルビュジエが晩年を過ごした、南フランス・カップマルタンの「休暇小屋」。 わずか8畳の空間で、彼は何を考え、何を手放していったのでしょうか。 最終回となる今回は、この小屋に込められた“余白”の思想をめぐりながら、 建築を離れ、ひとりの人間としてのコルビュジエを見つめます。 華やかな都市の構想を描いた巨匠が、最後に選んだのは、 静かで、慎ましく、そして自由な「暮らし」そのものでした。 ■関連リンク: ロカ...
【21-4】暮らすことは、考えること──思索のための8畳【カップ・マルタンの休暇小屋編】 21.10.2025 14:01
テレビも電話もない、静かな8畳の小屋。 外の喧騒から切り離されたその空間で、コルビュジエは日々、泳ぎ、書き、考えていました。 “暮らすこと=考えること”という感覚。 身体と空間、そして思考がひとつに整う、小屋の構造について話しています。 📍関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignlab 加藤リンク https://lit.link/shunkato
【21-3】自然とともに生きるということ──風景に“置かれた”小屋【カップ・マルタンの休暇小屋編】 14.10.2025 10:49
南フランス・カップマルタンの海辺に建つ、ル・コルビュジエの小屋。 そこでは、風や波、鳥の声がそのまま室内に届き、建築が“自然の一部”として置かれています。 毎朝の海水浴という習慣を通して、身体と風景が溶け合うように整っていく── 自然に委ねるという「整い」のかたちについて話しています。 📍関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignlab 加藤リンク https://lit.link/shunkato
【21-2】整った空間、整う暮らし──コルビュジエの“ちょうどよさ”【カップマルタンの休暇小屋編】 03.10.2025 7:52
ル・コルビュジエが晩年を過ごした「8畳ほどの小屋」。 今回はその内部に注目します。 ベッド、書斎、窓──すべてが人の動きに合わせて配置され、彼の提唱した寸法体系「モデュロール」が随所に生かされています。 無理なく手が届き、自然に身体が動くことで、思考まで整っていく。 整った空間とは、見た目の美しさではなく、「ちょうどよさ」が生み出す流れなのかもしれません。 📍関連リンク: ロカ X https://x.com/lo...
【21-1】巨匠は毎朝“ととのって”いた【カップマルタンの休暇小屋編】 26.09.2025 16:06
サウナじゃないのに、毎朝“ととのう”建築。 そんな空間をつくっていたのが、あのコルビュジエでした。 人生の終盤、彼が毎年のように通い詰めていたのは、南フランスの海辺に建てた たった8畳ほどの小屋 。 毎朝、目の前の海に飛び込み、自然のなかで身体を目覚めさせてから、執筆や読書に没頭する—— まるで“整える”ためにデザインされたような、暮らしと空間の密度。 シリーズ第1回では、この小屋の構造と、「すべてが手の届く距...
【21-0】巨匠が愛した、たった8畳の空間【カップマルタンの休暇小屋編】 19.09.2025 13:29
あのル・コルビュジエが、人生の晩年に選んだのは、たった 8畳ほどの小屋 でした。 南フランス・カップマルタンの海辺にぽつんと建つこの「カバノン」は、寝る・書く・考えるという、彼の暮らしの核を支えていた空間です。 都市や高層ビルを設計してきた巨匠が、最後に自らのためだけに設計した、唯一の建築。 テレビも電話もない。すぐ近くのレストランで食事をとりながら、自然と身体のリズムで暮らし、 毎朝、海で泳ぐ ——まるで...
【20-5】“地元”とは何か──境界が育む愛着【函館の内側性編】 10.09.2025 10:01
シリーズ最終回は、「地元とは何か?」という問いに立ち返ります。 どの場所でも、人は“内と外”を分ける境界に触れながら暮らしています。 その境界は、ときに言葉や文化、距離や風景として現れ、 「ここに属している」という感覚を強めていきます。 特定の地域だけではなく、誰にとっても“地元愛”は場所性や空間性によって育まれるもの。 今回は、その普遍的な感覚についてお話ししました。 📍関連リンク: ロカ X https:...
【20-4】行けない距離が育てる「内と外」──暮らしと言葉【函館の内側性編】 03.09.2025 10:10
函館の“内側性”をかたちづくる要素のひとつが、「行けない距離」です。 他の街へ出るには遠すぎて、基本的には函館の中で暮らすしかない。 その距離感が、人々の生活リズムや関係性を形づくってきました。 さらに「なした?」のような方言やイントネーションも、その土地の空気や関係を自然に映し出しています。 暮らしのリズムと言葉の積み重ねが、「ここは内側である」という感覚を育てているのかもしれません。 今回は、そんな“...
【20-3】街に輪郭があるということ──函館の視覚的な境界【函館の内側性編】 26.08.2025 9:21
函館の“内側性”を形づくるもののひとつが、「街の輪郭」です。 山と海に囲まれた地形そのものが、視覚的に明確な“境界”をつくっています。 東京のように境界を意識しにくい都市と違い、函館は夜景を思い浮かべるだけで街の輪郭が一目でわかる。 その輪郭は、「ここに属している」という感覚を強める一方で、外から来た移民や旅人にとっては、境界として立ちはだかることもあります。 街の輪郭をめぐる話は、移民問題を考えるきっか...
【20-2】“内側”にいるということ──レルフ『場所の現象学』から【函館の内側性編】 19.08.2025 8:25
今回のテーマは、「内側にいる」という感覚について。 エドワード・レルフの『場所の現象学』を手がかりに、函館の人々が共有している“地元への想いの強さ”をどう説明できるのかを考えます。 ずっと言葉にならなかった「地元への違和感」に、少しずつ輪郭が与えられていく──そんな体験をお話ししました。 📍関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignlab 加藤 X https://x.com/katootto3 加藤note https://no...
【20-1】地元という違和感──「内側にいる」という感覚【函館の内側性編】 31.07.2025 4:57
こんにちは、「ロカラジオ」の加藤です。 今日から新シリーズ「函館の内側性」がスタートします。 初回は導入編として、僕自身が東京に出てから感じた“違和感”について。 なぜ、自分はこんなにも“地元”を強く意識しているのか。 そして、函館という街が、人にそうした感覚を育てるとしたら、その背景には何があるのか。 小さな問いの芽生えから、このシリーズは始まります。 📍関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignla...
【20-0】感覚の核からはじまる創造──AIと共にあるクリエイター像【函館の内側性編】 25.07.2025 15:52
こんにちは、ロカラジオの加藤です。 今回は、新シリーズのプレトーク。来週から本編が始まる前に、少しだけ雑談をお届けします。 最近、ChatGPTを“静かな相棒”のように使いながら、 自分の思考や感覚を整えるプロセスに変化が出てきました。 ・AIとの対話は、もはや編集者? ・ひとりの内省があるからこそ、道具が生きる ・感覚の“核”を翻訳する創造のかたちとは これからのクリエイター像に、少しずつ新しい輪郭が見えてきた――...
【19-9】「“白い家”は、どこで生まれるのか」【建築家の建てる家はなぜ白いか編】 18.07.2025 36:12
建築家に家を頼むと、なぜか「白くて四角い家」になる――そんなイメージの背景には、実は“教育のかたち”があります。 今回はシリーズの最終回として、建築家が受けてきた大学での設計教育、白模型での表現、そして設計課題における「施主不在」の状況に焦点を当てます。 建築家が「言うことを聞かない」理由。 そして、白い模型が白い建築につながっていくプロセス。 “白い家”が生まれる場所を、一緒にたどってみましょう。 📌 もっ...
【19-8】「ガラスと石の箱を越えて――建築はどこへ向かうのか」 【建築家の建てる家はなぜ白いか編】 08.07.2025 19:14
機能性と合理性を追求したモダニズム建築。 その徹底はやがて「どこにも属さない空間」へとつながっていきました。 鉄とガラスの箱の連なり、無機質な都市の風景。 そこに対する反動として生まれたポストモダン建築や、批判的地域主義。 建築は「場所性」をどう取り戻そうとしたのか―― 今回は、モダニズム以降の建築の動きをたどりながら、 「白い家」のルーツと、その先にある風景を考えます。 📌 もっと深く読みたい方へ → htt...
【19-7】「装飾は罪なのか?―白い家と近代建築の誕生」【建築家の建てる家はなぜ白いか編】 02.07.2025 27:29
ウィーンの街に溢れた過去の様式、装飾の氾濫。それに異を唱えた建築家アドルフ・ロースの言葉「装飾は犯罪だ」。 この回では、ロースの思想からはじまり、ル・コルビュジエによるモダニズム建築の実現までを辿りながら、「建築家の建てる家はなぜ白いのか?」という問いに迫ります。 「装飾を削ぎ落とす」ことが、なぜ新しい時代の象徴になったのか。建築と社会、そして暮らしの関係性から読み解いていきます。 📌 もっと深く読み...
【19-6】「石の壁から、光の塔へ―中世建築のかたち」【建築家の建てる家はなぜ白いか編】 23.06.2025 18:16
漫画『ち。』を読んだことのある人なら、 キリスト教がどれだけ強い権威を持っていたのか、きっと印象に残っているはず。 実はその時代の空気が、建築にも色濃く表れています。 分厚い石の壁でできたロマネスク様式から、 天へと祈りを伸ばすように建てられたゴシック様式へ。 中世ヨーロッパの建築が語る「かたちの変化」を、ゆるやかにたどります。 📌 もっと深く読みたい方へ → https://note.com/shunkato 📌 暮らしや空間...
【19-5】「フン族に追われて始まった、建築600年の旅」【建築家の建てる家はなぜ白いか編】 17.06.2025 10:16
ローマ帝国に追われて逃げてきたゲルマン民族。 めちゃくちゃ強かったフン族の影に怯えながらも、彼らはローマの跡地で新たな暮らしをはじめます。 とはいえ、建築なんてやったことない。 それでも、600年かけて少しずつ育てた文化が「ロマネスク建築」だったんです。 建築と歴史の接点を、ちょっとゆるく、でも深く。 ご感想・ご質問、そして深掘りしたい方はこちらから👇 📌 もっと深く読みたい方へ → https://note.com/shunkat...
【19-4】「最強!!数千年もつコンクリート爆誕」古代ローマ建築における建築工学の発展【建築家の建てる家はなぜ白いか編】 11.06.2025 16:17
こんにちは。ロカデザインラボです。 前回に続き、【建築家の建てる家はなぜ白いか編】が続いています。今回は、建築工学の目覚ましい発展が起こった古代ローマ建築について振り返っています。 ・アーチってなんのためにあるの? ・テルマエ・ロマエ ・グラディエーター ロカ X https://x.com/locadesignlab 加藤 X https://x.com/katootto3...
【19-3】「現代建築の源流って??」古代ギリシャ建築を振り返る【建築家の建てる家はなぜ白いか編】 03.06.2025 22:41
こんにちは。ロカデザインラボです。 前回に続き、【建築家の建てる家はなぜ白いか編】が続いています。今回は、現代の建築の源流、古代ギリシャ建築について振り返っています。 ・聖闘士星矢の神殿は古代ギリシャ建築 ・古代ギリシャでは、建築家が自由にデザインしちゃだめだった!? ロカ X https://x.com/locadesignlab 加藤 X https://x.com/katootto3...
【19-2】「白い箱はどこから来た?」西洋建築史を振り返る【建築家の建てる家はなぜ白いか編】 21.05.2025 10:04
こんにちは。ロカデザインラボです。 前回に続き、【建築家の建てる家はなぜ白いか編】が続いています。 今回は、現代建築の白い箱のような建築のルーツはどこ?という話をしています。 ・なぜ現代建築は、西洋建築史の延長線上で説明されるか ・建築史は、建築家の数だけある? ロカ X https://x.com/locadesignlab 加藤 X https://x.com/katootto3...
【19-1】「建築家に頼むとなぜか白い建物にされてしまう」横暴な建築家のイメージはどこからきた?【建築家の建てる家はなぜ白いか編】 09.05.2025 20:26
こんにちは。ロカデザインラボです。 今回から【建築家の建てる家はなぜ白いか編】が始まります。 「建築家に頼むと白い家にされる」 「要望を聞いてもらえない」 などのイメージを持つ方は少なくないかと思います。では、なぜそういうイメージが形作られたかを建築の歴史や大学教育を振り返ることで見ていきます。 ・建築家の歴史 ・現在の大学での教育 ロカ X https://x.com/locadesignlab...
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