株式会社ロカデザインラボ
ロカラジオ
ロカラジオは、人と空間のより良い関係をデザインする会社、ロカデザインラボの二人が、暮らしをデザインすることについて、事例や身近な感覚を交えながら考えていくための視点をお話ししているPodcastです。■ロカデザインラボの考え方や活動について(会社案内はこちら)https://drive.google.com/file/d/1Mo_8Z2MfnMDRO09sf-nj7oA9wsYPZBbY/view?usp=drive_link
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Épisodes
【25-5】古い家と時間の層──きれいすぎない空間の魅力【ジブリの空間編】 29.10.2026 30:41
ジブリの作品を「空間」から考えるシリーズ、第5回。 『となりのトトロ』の草壁家、 『借りぐらしのアリエッティ』の屋敷、 『耳をすませば』の地球屋。 ジブリに描かれる古い家には、 新しくて整った空間とは違う、 独特の時間の厚みがあります。 軋む床、暗い廊下、古い家具、埃や湿気。 一見すると欠点にも見えるものが、 その場所に奥行きや、想像の余白を生んでいる。 古い家に入ったとき、 なぜか歩く速度が少しゆっくりにな...
【25-4】暮らしと仕事が混ざる場所──ジブリの働く空間【ジブリの空間編】 03.10.2026 22:44
ジブリの作品を「空間」から考えるシリーズ、第4回。 『魔女の宅急便』のパン屋、 『千と千尋の神隠し』の油屋、 『耳をすませば』の地球屋、 『ハウルの動く城』の城。 ジブリに描かれる働く場所では、 仕事と暮らしが、きれいに分かれていません。 店の奥には生活があり、 誰かが手を動かす音や匂いがあり、 働くこと、食べること、休むこと、誰かを迎えることが、 同じ場所のなかで重なっています。 現代では分けられることの多...
【25-3】水辺と湿度──こちら側とあちら側の境界【ジブリの空間編】 03.09.2026 30:56
ジブリの「空間」について考えるシリーズ、第3回。 今回は、ジブリに描かれる「水辺」と「湿度」について話します。 『千と千尋の神隠し』の沼の底駅。 水に浸かった線路や、海の上を走る電車、油屋を満たす湯気や湿気。 ジブリの水辺には、こちら側とあちら側、日常と非日常、現実と異世界の境界が、ゆっくりとにじんでいくような感覚があります。 水は、世界を分けるものでありながら、同時につなぐものでもある。 三途の川やニ...
【25-2】子どもの身体で見る空間──小さな場所が世界になる【ジブリの空間編】 25.08.2026 23:30
ジブリの「空間」について考えるシリーズ、第2回。 今回は、子どもの身体から見える空間について話します。 『となりのトトロ』のトラックの荷台や、草壁家の階段、暗がり、森へ続く道。 『借りぐらしのアリエッティ』の床下や家具の隙間。 大人にとっては、ただの荷台や、ただの隙間に見える場所も、 子どもの身体から見ると、秘密基地になったり、冒険の入口になったり、ひとつの世界になったりする。 空間の意味は、広さや用途...
【25-1】ジブリの入口──身体の感度が変わる場所【ジブリの空間編】 09.08.2026 22:07
ジブリの作品を、「空間」という視点から考える新シリーズ。 第一回は、ジブリに描かれる「入口」について。 『千と千尋の神隠し』のトンネルや、『となりのトトロ』の森の入口。 そこをくぐることで、世界そのものが変わるというより、自分の身体の受け取り方が少しずつ変わっていく。 暗さ、狭さ、光、音、歩く速度。 入口とは、場所と場所を分ける線ではなく、身体の感度を切り替える場所なのかもしれません。 神社の鳥居や安藤...
【24-3】加藤駿への10の質問・後編──まず、自分を整えること【お互いを知る編】 17.07.2026 20:23
前半に続き、飯山友太から加藤駿への10の質問、その後編です。 昔から変わっていない部分や、最近になって変わってきたこと。表にはあまり出していないけれど、実は大切にしていること。そして、ロカデザインラボを社会のなかでどんな存在にしていきたいのか。 日々のストレスを減らし、自分を整えておくこと。直接言葉で相手を動かそうとするのではなく、話しやすい空気や環境をつくること。子どもから大人まで、クリエイティブな...
【24-2】加藤駿への10の質問・前編──自然体と、強要されない関係【お互いを知る編】 09.07.2026 15:46
今回は「お互いを知る編」として、飯山から加藤へ質問を投げかけていきます。 前編では、自然体でいられる場所や人、幼少期から受けてきた影響、自分らしさ、人との関係で大切にしていることについて話しました。 家にいること、身体を動かすこと、人に会うこと。 本を読む父の姿や、野菜を育てる祖父母の記憶。 子どもたちの遊びにすっと入っていける感覚。 そして、立場や空気に合わせすぎず、人と人として向き合うこと。 自分を...
【24-1】飯山友太への10の質問──素直さと、調整する力【お互いを知る編】 25.06.2026 21:49
今回は、加藤から飯山へ10の質問を投げかけながら、飯山友太という人の輪郭を探っていく回です。 人からどう見られているのか。自分ではどんな人間だと思っているのか。ロカデザインラボの中で、どんな役割を担っているのか。 話の中から見えてきたのは、素直さ、安心感、調整役としてのあり方、そして「相手の時間を尊重する」という静かな姿勢でした。 ロカデザインラボがどんな人たちによってつくられているのかを、少し内側か...
【23-9】『私たち』の家と間取り──見えない家をどう生きるか 18.06.2026 17:02
ドラえもんの机から、 磯野家の居間、 野原家の郊外住宅へ。 あるいは、 進撃の巨人の壁や、 エヴァの地下都市へ。 このシリーズでは、 物語の中に描かれるさまざまな空間を通して、 家族、社会、孤独、身体、記憶について考えてきました。 物語の中の空間は、 ただの背景ではありません。 そこには、 人間関係や時代の価値観、 そして、人がどのように世界に居場所をつくるのかが 映し出されています。 シリーズ最終回では、 これ...
【23-8】村上春樹の部屋──漂う暮らしと、希薄さの美学 10.06.2026 27:14
村上春樹の作品に出てくる部屋には、どこか「住む」というより「滞在する」ような感覚があります。 家具の少ないワンルーム。 清潔だけれど冷たいホテルの部屋。 レコード、本棚、ほとんど空の冷蔵庫。 そして、スパゲッティを茹でる、コーヒーを淹れるといった小さな日常の儀式。 そこにあるのは、家族の気配でも、屋敷の濃密さでもなく、静かに漂う個人の時間です。 今回は「物語の家と間取り」の視点から、村上春樹作品に描かれ...
【23-7】谷崎潤一郎『春琴抄』──光を閉じる屋敷 28.05.2026 32:31
谷崎潤一郎の『春琴抄』は、 光を閉じた世界の物語です。 盲目の女性、春琴。 そして彼女に仕える佐助。 この物語では、 空間の“暗さ”が重要な意味を持っています。 光を閉じることで、 関係の濃度が高まっていく。 谷崎文学における「屋敷」という空間を通して、 閉じることの意味を考えます。 📍関連リンク: instagram https://www.instagram.com/locadesignlab/ 加藤リンク https://lit.link/shunkato
【23-6】カフカ『変身』──閉ざされていく部屋 22.05.2026 23:39
朝、目が覚めたら虫になっていた。 カフカ『変身』の物語は、 ほとんどが一つの部屋の中で進みます。 グレゴールの部屋には、 三つのドアがある。 最初は開かれていたその空間が、 少しずつ閉ざされていく。 家具が動き、 ドアが閉まり、 声が届かなくなる。 家の構造を通して、 孤独がどのように生まれていくのかを見ていきます。 📍関連リンク: instagram https://www.instagram.com/locadesignlab/ 加藤リンク ...
【23-5】エヴァンゲリオン──地下都市という家 18.05.2026 29:31
『エヴァンゲリオン』の舞台、第三新東京市。 その地下には、 巨大な空洞都市「ジオフロント」が広がっています。 そしてさらに奥には、 ネルフ本部。 地上の都市、地下の都市、 そしてその奥にある巨大施設。 この入れ子構造は、まるで心の深層を表しているようです。 都市を「心理空間」として読むと、エヴァの世界はどう見えるのか。 建築的な視点から、この物語を見ていきます。 📍関連リンク: instagram https://www.insta...
【23-4】進撃の巨人──壁の中の都市 08.05.2026 22:29
『進撃の巨人』の世界は、 巨大な三重の壁に囲まれています。 マリア、ローゼ、シーナ。 都市そのものが、 巨大な建築のような構造をしている。 壁は、人を守るものなのか。 それとも閉じ込めるものなのか。 都市をひとつの「家」として見たとき、 この物語はまったく違う姿を見せます。 壁という空間の構造から、 人間と安全の関係を読み解きます。 📍関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignlab 加...
【23-3】クレヨンしんちゃん──明るい郊外にひそむ、平成の孤立【物語の家と間取り編】 21.04.2026 26:49
埼玉県春日部市。 野原家の暮らしは、どこにでもありそうな郊外の風景です。 二階建ての小さな家、庭、駐車場。 徒歩圏には公園やスーパーがあり、 家族で過ごすには、十分すぎるほど整った環境。 けれどその「ちょうどよさ」の中に、 ふとした距離や、静かな孤立が潜んでいます。 高度経済成長のあと、 日本に広がっていった郊外という暮らし方。 それは、明るく開かれているようでいて、 それぞれの家族が小さく分かれていく構造...
【ゲスト回】「居場所はどうやって生まれるのか──距離と感覚がつくる場」|ゲスト:MICO フミコさん【後編】 15.04.2026 20:33
居場所とは、どんなときに生まれるのか。 役割を脱ぎ、ふっと自分に戻れる瞬間。 五感がひらくとき、思考が静まるとき。 「MICO」で実際に起きている会話や距離感、 そして照明ひとつで変わる人のふるまい。 “場”が人に与える影響を、 体験と言葉のあいだから探っていきます。 人と人のあいだにある距離。 そして、人と場の関係。 居場所の正体に、少しだけ近づく回です。 MICO: https://www.instagram.com/fumiko_omise/ 📍関連...
【ゲスト回】「なぜこの場所を始めたのか──“集大成”としての場づくり」|ゲスト:MICO フミコさん 09.04.2026 33:35
今回は、ゲストをお迎えして、 実際にお店を営まれている方の視点から、 リアルな場づくり・空間づくりについてお話を伺いました。 CA、アパレル、食、そして接客。 これまでの経験のすべてが重なり、ひとつの「場」が立ち上がる。 今回のゲストは、北習志野のお店「MICO」を営むフミコさん。 お店を始めたきっかけや、コンセプトが“後から立ち上がった”プロセス、 そして「やりたい」を行動に移すまでのリアルな話を伺いました。...
【23-2】ドラえもん──のび太くんが抱える孤独とその間取り【物語の家と間取り編】 26.03.2026 19:37
友達にいじめられる。 勉強ができない。お母さんから怒られる。 子どもの頃は、ただの“日常”として見ていた風景。 けれど大人になって振り返ると、 そこには、のび太くんが抱えていた孤独の輪郭が浮かび上がってきます。 なぜ彼のもとに、ドラえもんは現れたのか。 そして、その舞台となる「部屋」は、どのような意味を持っていたのか。 今回のロカラジオでは、のび太くんの暮らしを手がかりに、 孤独と空間の関係を、静かに読み解...
【23-1】サザエさん──ちゃぶ台を囲む家【物語の家と間取り編】 18.03.2026 19:45
磯野家の中心にあるのは、 ちゃぶ台です。 そこでは毎日のように、 家族の会話や小さな事件が起こる。 『サザエさん』の家は、 戦後日本の典型的な木造住宅。 でもその間取りは、 単なる住宅の再現ではありません。 廊下、縁側、居間。 その配置は、 家族の関係性そのものを映し出しています。 「家族とは何か」を、 家の構造から考えてみます。 📍関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignlab 加藤リンク ...
【23-0】序章|物語の家と間取り 13.03.2026 7:33
ドラえもんの家。サザエさんの家。グレゴールの部屋。 私たちは物語を読むとき、登場人物の心やストーリーに注目します。 けれど実は、その人物たちは必ず「空間」の中で生きています。 どんな家に住んでいるのか。どんな間取りで暮らしているのか。ドアはどこにあり、窓はどこに開いているのか。 そうした空間の構造は、物語の人間関係や世界観と深く結びついています。 このシリーズでは、アニメ、マンガ、文学に登場する「家」...
【雑談回】情報が少なかった時代の感覚 03.03.2026 26:15
「情報を減らす」ということについて。 いまの時代は、 常に情報に触れ続けています。 けれど、 情報がもっと少なかった時代、 私たちはどんな感覚で世界を受け取っていたのか。 情報量と身体感覚の関係について、 静かに考えた回です。 ■関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignlab 加藤リンク https://lit.link/shunkato
【22-12】思想と建築、そのあいだにあるもの 12.02.2026 11:13
シリーズ「思想と建築」最終回。 イタリア、ドイツ、ソ連、そして日本。ファシズム、社会主義、帝国、戦後民主主義、高度経済成長。 それぞれの時代で、建築は国家の理想や恐れ、未来像を引き受けてきました。 巨大さ、透明性、標準化、曲線、都市計画──形は違っても、そこには常に“思想を空間にする”という試みがあったのだと思います。 この最終回では、12回を通して見えてきた「思想と建築の関係」をあらためて振り返ります。...
【22-11】代々木体育館──曲線が描いた日本の未来像 06.02.2026 10:49
1964年東京オリンピック。 日本は、世界に「新しい国の姿」を示そうとしていました。 丹下健三の代々木体育館は、 吊り構造のダイナミックな曲線によって、 “未来の国”としての日本を世界へ印象づけた建築。 戦後の混乱を抜け、 高度経済成長へ向かう時代の空気が宿っています。 建築が国家のビジョンをどう描くのかを見る回です。 ■関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignlab...
【22-10】広島平和記念館──透明性と未来への開放 30.01.2026 8:35
戦後、日本の建築が最初に向き合ったのは「平和」でした。 丹下健三による広島平和記念館は、 ピロティ、ガラス、水平性を特徴とし、 「戦後民主主義の透明性」を象徴する建築として語られます。 帝国の時代から地続きのデザイン的要素を持ちながらも、 その意味を“未来への開放”へと変換した建築。 戦後日本の建築がどこから始まったのかを考えます。 ■関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignlab...
【22-9】帝国日本の建築──大東亜建設記念式場コンペと若き丹下健三 22.01.2026 13:12
戦前の日本で象徴的だったのが、 「大東亜建設記念式場コンペ」。 帝国主義のイデオロギーと、 神道的な権威を建築に埋め込もうとした計画です。 このコンペで、まだ若手だった丹下健三の案が1位に。 のちの“戦後日本の建築”を背負う人物が、 帝国の時代に何を考えていたのか。 戦時と戦後が地続きになる地点を見つめる回です。 ■関連リンク: ロカ X https://x.com/locadesignlab 加藤リ...
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