天叢らい

【意訳・朗読】遠野物語全話 現代語訳を淡々と聞き流せるチャンネル

Arts JA ↓ 97 episodes

全話を収録した書籍『いちばんよみやすい遠野物語』を以下で販売しています。◼︎販売中道の駅 遠野 風の丘: https://kazenooka.tonofurusato.jp/オンラインストア: https://studiokoks.official.ec/items/113966648◼︎予約受付中Kindle: https://amzn.to/4sHJpBs2026年5月4日 文学フリマ東京42: https://c.bunfree.net/c/tokyo42/1F/M/402026年6月21日 文学フリマ岩手11: https://c.bunfree.net/event/iwate11「名前は知ってるけど実は読んだことがない」「読もうと思って挫折した」そんな古典の名作「遠野物語」を朗読する読み聞かせチャンネルです。民話をもとに文語体で綴られた原文119話すべてを朗読向きの口語体に変換し、なるべく原型を...

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天叢らい

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Arts

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Nov 27, 2025

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Episodes

【遠野物語】其の二八 早池峰山の怪坊主 13.03.2025

早池峰山に山道を拓いた猟師が出会った怪異の物語。 猟のために山に入って数日を過ごす者は、駄賃稼ぎの者たちとはまた違った怪異と出会っていた様子が見えます。

【遠野物語】其の二七 黄金を生む石臼 10.03.2025

「財を成す臼」という話は遠野に限らず、国内外の各地にあります。原文でも、柳田国男はこの話の末尾に 「この話に似たる物語西洋にもあり、遇合にや」 という、走り書きのような文章を残しています。 Wikipediaには「ノルウェーの民話」「ヨハネ黙示録」などとの関連が書かれています。 なお、昔ばなしの中でも比較的ポピュラーなものに「海の水が塩辛い理由」という、塩を生む石臼が海中に沈んだお話があります。この昔ばなしの...

【遠野物語】其の二六 遠野の神像 06.03.2025

その十五には、「田んぼの家」こと阿部家で起きた、オクナイサマの像にまつわる不思議な話がありました。この阿部家はもともと、神像と深い関係があったようです。

【遠野物語】其の二四~二五 大同 03.03.2025

遠野の各集落をまとめる旧家を「大同」と呼ぶ由来は、坂上田村麻呂の蝦夷征討までさかのぼるとのこと。 「ダイドウ」は「大洞(おおほら)」を意味する可能性も示されています。ホラとは一族や家そのものを指す言葉でもあり、家の土間部分を「ホラマエ」と呼ぶそうです。

【遠野物語】其の二二~二三 魂のゆくえ 27.02.2025

遠野物語の語り部、佐々木喜善の曾祖母が老いて亡くなったときの話。弔いの席に、本人のさまよう魂が現れます。  この出来事があった時点で喜善が生まれていたかは分かりませんが、母親の毅然とした態度が印象的です。 なお、「ふたなのか」とは、亡くなった14日後の弔いのことで、「二七日」と書きます。いわゆる四十九日(7週間後)に死んだ者が浄土へ行けるよう、週に1度の審判の時期に合わせて法要を繰り返す中での2番目にあ...

【遠野物語】其の十八~二一 孫左衛門の家のザシキワラシ 24.02.2025

座敷童子を失い、一日で滅んだ孫左衛門の家の話。  土淵村・山口集落は佐々木喜善の生家がある場所で、孫左衛門の家までの距離は歩いて15分ほど。話の中に出てくる「薬師堂」も、孫左衛門の家のすぐ近くにありました。 惨劇の直前に見られた不吉な前兆や、孫左衛門が下男たちを制御できていなかった様子、家が滅んだあとの寒々しい言い伝えから、当時の孫左衛門家がどのように思われていたのかが少しうかがい知れます。 なお、お...

【遠野物語】其の十七 ザシキワラシ 20.02.2025

「座敷童子」は家に宿り、幸福と繁栄をもたらす童子の神です。 遠野物語を柳田国男に語った佐々木喜善の家にもザシキワラシが宿っていたとのこと。豊かな暮らしをしていたことが分かります。 

【遠野物語】其の十六 コンセサマ 17.02.2025

男女和合や子孫繁栄、病の快癒などを祈る民間信仰「金精様」の話。 遠野物語の中で「減りつつある」と語られてはいるものの、同様の信仰は全国各地にあります。 当番組キャスターである私の地元にも、陽根と陰部を祭る道祖神の信仰が残っています。

【遠野物語】其の十五 「田んぼの家」のオクナイサマ 13.02.2025

米づくりの農繁期である田植え時期、どうしても人手が足りず、苗を植えきれないと嘆いていたある長者の家に、不思議な小僧が現れました。 どこかコミカルで、恐ろしさよりも可愛らしさを感じる章です。

【遠野物語】其の十四 オクナイサマ 10.02.2025

遠野の旧家でまつられる「オクナイサマ」について。 オクナイサマ・オシラサマはいずれも2体でひとくみの双神です。東北地方で広く見られ、遠野では集落をまとめる「家の神」として大切に祭られているそうです。

【遠野物語】其の十二〜十三 乙爺の話 06.02.2025

「新田乙蔵」という、一度聞くと忘れられない老人についてのお話。 乙爺(おとじい)は良い家柄の生まれであったが、若いころに財産を失い、それからは駄賃稼ぎの旅人相手の商売でほそぼそと暮らしていました。 駄賃稼ぎの男たちが持ち寄る話を聞き集め、いつしか遠野じゅうの伝承を知る男となって、その話を誰かに聞かせたいと常々思っていたそうです。 しかし風呂に入らないため非常に不潔で体から悪臭を放っており、近づく人は...

【遠野物語】其の十〜十一 菊池弥之助の体験 虫の知らせ・母殺し 03.02.2025

菊池弥之助の親類のもとで起きた惨殺事件の記録です。 「嫁と姑の仲が悪かった」「嫁が家に帰って横になっていたとき」など、どことなく女を責めたい雰囲気がただよいます。 ちなみに筆者が「遠野物語」の初版を発行した際の覚書には、「人名なども伏せずに書いてしまったため申し訳なくなり、遠野の方たちには本書は送らなかった」と書かれていました。ノンフィクションを書籍化することへの葛藤が見て取れます。

【遠野物語】其の九 菊池弥之助の体験 境木峠、大谷地の山男(?) 30.01.2025

深い谷の下、とうてい人が入れそうにない奥の湿地から声が聞こえる。とても身近な怪異です。 いわば「通勤ルートの怪異」のようなもので、本当に怖く、嫌だったのだろうな……という様子が見えます。

【遠野物語】其の八 寒戸の婆 27.01.2025

神隠しに遭った娘が30年後に帰ってきた、というお話。 「風の強い夜に帰ってくる婆」という言い伝えになっており、当時の恐怖が伝わります。

【遠野物語】其の七 山男 二十年前の話 23.01.2025

上郷村の娘が攫われて山男の妻にされ、五葉山で発見された話。 上郷村と五葉山の間は現在の徒歩ルートで65kmほど。山を踏破する直線距離で20kmほどの距離になります。 娘の話によれば、山男は「ふつうの人のように見えるが、とても背が高く、目の色が変わっていて、3~5日に一度集会をする」そうです。著者が山男の正体に何かしらの推論を持っていた様子も、感じられます。

【遠野物語】其の六 山男 拐かされた長者の娘 20.01.2025

遠野の山々の奥に住むという山人(やまびと)との遭遇譚。 娘が攫われて山男の妻にされる、という話。 二度と会えないほど遠くに連れ去られるわけではなく、実は偶然の再会ができる程度には近くで生きているようです。山で娘を失った家族の願いも感じる物語です。

【遠野物語】其の五 山男 山口村 笛吹峠の怪異 16.01.2025

佐々木喜善の生家のある土淵村・山口集落は、六角牛山への登山口があることからその名が着きました。 遠野から「田の浜」や「吉里吉里」へ向かう便利な山道だったようなのですが、山人との遭遇例が増え、恐れたひとびとはその道を放棄せざるを得なくなったそうです。

【遠野物語】其の四 山女 山口村 吉兵衛の体験 13.01.2025

遠野の山々の奥に住むという山人(やまびと)との遭遇譚。 佐々木喜善の出身地である土淵村・山口集落に住む男の目撃談です。

【遠野物語】其の三 山女 佐々木嘉兵衛の体験 09.01.2025

遠野の山々の奥に住むという山人(やまびと)との遭遇譚。 本作はその中でも珍しい「山人の夫婦(?)」が出てくる話です。 ここから、山人の目撃談や里の女が山人と思わしきものに誘拐された話が続きます。 また、この「栃内 和野の猟師、佐々木嘉兵衛」という男も、今後あちこちのエピソードに登場します。さまざまな怪異を体験しつつ晩年まで猟師を続けたようで、またそれをよく人に語って聞かせていたようです。なんとなく、佐...

【遠野物語】其の二 遠野三山 06.01.2025

遠野の町は南北の川が合流する地点にあり、七つの谷の奥から七十里の距離を超えてさまざまな物品が集まったことから「七七十里」とも呼ばれていました。 遠野を囲む山々の中でも「遠野三山」は、三人の姉妹神が治める神域とされます。 物語の中で特に印象的な「夢の中での出来事」という設定は、柳田國男の創作と考えられているそうです。

【遠野物語】其の一 遠野郷の成り立ち 02.01.2025

物語の舞台である遠野郷の成り立ち。 遠野の地理的情報や、地名、歴史などに関する解説の会。 遠野郷は陸中国、上閉伊郡の西側半分にあたります。山に囲まれて盆地となった地域であり、明治43年時点で、遠野・土淵・附馬牛・松崎・青笹・上郷・小友・綾織・鱒沢・宮守・達曾部の1町10村に分かれていました。

【遠野物語】序文 29.12.2024

「遠野物語」発行に寄せての前書き 柳田國男は遠野出身の佐々木鏡石(喜善)と東京で出会い、彼の語る「おばけ話」に魅了されます。 都市部では西洋化・近代化が急速に進み、怪談・民話・神話のたぐいは「旧時代的・未開の文化」として否定されつつある時代、柳田國男は、遠野で事実、存在する怪異を世に送り出し、「 平地人を戦慄せしめよ (原文より)」と考えて「遠野物語」の書籍化に取り組みました。 初版の発行部数は350。刊...

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