Hayashima Satoshi

新規事業の旅 〜事業会社の新規事業に関するリアルを語る音声ブログ〜

Business JA ↓ 180 episodes

事業会社が新規事業を生み出す取り組みに焦点を当てています。作者(早嶋聡史)は、長年同じビジネスモデルに慣れ親しんだ組織が、新しい取り組みにどう変化していくかについて考察し、実際に伴走型の支援で事業開発をリアルで行っています。成熟期の事業モデルで収益を得る事業会社が新規事業を語る際、既存の考え方や仕組みからの脱却の難しさや、経営層が号令をかけても現場レベルでの実行が滞りがちである条件を、クリアする方法など、話題はつきません。番組では、マインドの面に加えて、戦略、資本政策、時には社会全体を考察した壮大なテーマで議論していきます。「新規事業の旅」という連載形式の番組です。通勤途中、ランニングのお供、...

Author

Hayashima Satoshi

Category

Business

Podcast website

www.biznavi.co.jp

Latest episode

Nov 11, 2025

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Episodes

新規事業の旅 #024 敵のことを知る 21.05.2025

新規事業の立ち上げやM&A を検討する際に重要となる ビジネスに関する知識 について論じています。特に、アイデア出しに偏りがちな新規事業の初期段階ではなく、 収益構造やバランスシートの理解 といった 経営リテラシー の必要性が強調されています。M&Aによる事業買収においては、提供された情報の 鵜呑みにせず、業界知識やデューデリジェンスによる検証 が不可欠であることが示されています。さらに、 業界に精通した...

新規事業の旅 #023 ゼロイチ・提携・M&A 20.05.2025

新規事業 を立ち上げる際の 戦略的アプローチ について論じています。特に、新規事業をゼロから自社で行うこと、 M&A 、そして 提携 という3つの主要な選択肢に焦点を当てています。 M&Aは成長が停滞した企業の売却 が多いため、購入後に成功させるには シナジー を考慮した 戦略的な判断 が不可欠であり、単に価格だけで評価するべきではないと指摘しています。また、ベンチャー企業の買収も多くの場合で推奨されず、 ベ...

新規事業の旅 #022 売ってから始まる新規事業 19.05.2025

メーカーのビジネスモデルがデジタル化によってどのように変化したか を考察しています。以前は ハードウェア製造に注力し、販売は外部に委託 するのが一般的でしたが、デジタル化により ソフトウェア開発と顧客との直接的な関係構築が重要 になったことを説明しています。特に、 キーエンスを例に挙げ、顧客に寄り添った商品開発とアプリケーション提供 の重要性を強調しています。結論として、新規事業においては 製品開発と顧客...

新規事業の旅 #021 現場とトップのギャップ 18.05.2025

新たな事業を始める企業 において、 現場と経営トップとの間に生じる隔たり について論じています。筆者は、トップが方針を明確に伝えきれていなかったり、現場の具体的な行動を促すフォローが不足していたりすることが、このギャップの原因であると指摘しています。この問題を解消するためには、 小さな実験的な取り組み を現場とトップが 一緒に行い 、その過程で生じる 成功と失敗を共有 することが有効であると提案しています...

新規事業の旅 #020 自前主義の呪縛とイデオロギー 17.05.2025

主にメーカーに焦点を当て、 伝統的な自己完結型の経営モデル について論じています。筆者は、かつては原材料から製品までを自社内で完結させる製造業のやり方が有効だったと指摘しています。しかし、 ハードウェアからソフトウェアへの産業構造の変化 に伴い、 コピーや瞬時な伝送が可能 なソフトウェアの特性が、従来の考え方と異なる 新しい事業のアプローチ を生み出していると述べています。この変化にもかかわらず、 「自前...

新規事業の旅 #019 モノからコトへ転身できない企業 16.05.2025

日本の「モノづくり」企業 が 現代の市場変化に対応できていない現状 を論じています。特に、 防衛産業やEV市場 における日本企業の苦戦を、韓国や中国の成功と比較して示しています。筆者は、企業が 製品販売からサービス提供への転換 を掲げながらも、 長年のハードウェア中心のビジネスモデルや組織構造 がその変化を妨げていると分析しています。成功している企業は、 サービスを軸とした新しいビジネスモデル を持つ若い企業...

新規事業の旅 #018 アンゾフと新規事業 15.05.2025

アンゾフマトリックス を応用した 新規事業開発 の戦略について論じています。特に、新規事業を始める企業が直面する 既存部門との連携の難しさ や ノウハウ不足 といった課題を指摘し、まずは**「既存顧客✕新商品」 や 「既存商品✕新市場」 の領域で成果を出すことを推奨しています。既存顧客への新商品提案においては、単なる製品改良ではなく、組織機能の見直しや提供方法の刷新が重要であり、既存商品を新規市場へ展開する際は...

新規事業の旅 #017 既存の新規事業進出戦略 14.05.2025

特定の市場で成功した企業が、新規市場に進出する際の戦略 について論じています。成功企業が既存市場での**「全方位戦略」を新しい市場でそのまま適用しようとして失敗する ケースを取り上げ、その 誤った認識 を指摘しています。代わりに、新規市場では 「弱者の戦い方」 として、まずは 特定の商品と顧客層に絞り込み**、さらに**エリアも限定した「ニッチ戦略」**を採用することの重要性を強調しています。地道にシェアを獲得...

新規事業の旅 #016 キャズムを超える 13.05.2025

新規事業の成功 において重要な概念である キャズム理論 に焦点を当てています。特に、 ジェフリー・A・ムーア によるこの理論に基づき、新しいプロダクトが市場に普及するプロセスにおける イノベーター と アーリーアダプター の役割、そしてその後に訪れる キャズム と呼ばれる大きな隔たりについて説明しています。 アーリーアダプター に続く アーリーマジョリティ への普及が困難である理由とその層の特徴を解説し、このギャ...

番外編 #006 対立を望まない 13.05.2025

2011年の福島第一原子力発電所事故 とその後の 処理水放出に関する日本の取り組み について論じています。筆者は、東京電力による事故当初の 情報隠蔽を批判 しつつ、その後の 復興や廃炉への真摯な姿勢 、特に 科学的知見に基づいた処理水放出計画 と 国際原子力機関(IAEA)との連携 を評価しています。同時に、この計画に 反論する特定の国 の存在に触れ、その国が 経済的な威圧 や 偽情報 を用いて日本を孤立させようとしてい...

新規事業の旅 #015 必然と偶然 12.05.2025

高校野球とプロ野球 における 必然性と偶然性 について考察しています。筆者は、スター選手に依存するチームと総合力で戦うチームを比較し、長期的な成功には後者が重要だと論じます。また、プロ野球で選手の欠場が下位選手のチャンスとなり、 予期せぬ才能の開花 に繋がる事例を紹介します。最後に、これらの野球界の考察を企業に適用し、 新規事業 においては既存のエリートだけでなく、 潜在能力を持つ社員 にも機会を与えるこ...

番外編 #005 TSMCがもたらす変化 12.05.2025

TSMCの熊本進出 が単なる製造拠点の誘致ではなく、 台湾の地政学的分散戦略 と 日本への主導権の一部移転 という構造的変化を示唆していると論じています。記事は、 米国の工場建設における課題 と対照的に、 日本が製造文化を受け入れる土壌 があると評価しています。しかし、日本には 半導体の設計能力が不足 している点を指摘し、 国内に眠る技術シーズ と スタートアップの連携 による 設計と製造の自立 の重要性を強調してい...

新規事業の旅 #014 経営陣のチームビルディング 11.05.2025

経営陣のチームビルディングの重要性 に焦点を当てています。具体的には、新規事業の必要性を認識しつつも、 若手に丸投げしたり、現状分析止まりで将来への具体的な対策を講じない経営層 の課題を指摘しています。また、 経営陣の間での信頼関係の欠如 や、 役職に左右されて本質的な議論ができない現状 が、事業の衰退を招いていると論じられています。解決策として、 経営層が集まり、互いの考えや将来のビジョンを徹底的に話し...

新規事業の旅 #013 ポジティブ思考 10.05.2025

新しい事業を始める ことについて論じています。特に、 伝統的な企業文化の中で新規事業を進める際の課題 に焦点を当てています。 物事を肯定的に捉える重要性 を強調しつつ、 失敗やできない理由を徹底的に洗い出すこと が、逆に 課題解決と創造的な取り組み につながると述べています。これは シックスハット法のようなファシリテーション技術 を通じて実現され、最終的には 経営陣と現場の協力 によって新規事業が成功に進む可...

新規事業の旅 #012 山の登り方 09.05.2025

新規事業の立ち上げ方 に関する記事からの抜粋です。記事では、 成熟期や衰退期にある既存事業のみ に頼ることの危険性に触れています。多くの新規事業が失敗する原因として、 既存事業との関連性が薄く、組織間の協力が得られにくい 「飛び地」の事業を安易に追求することを挙げています。成功確率を高めるためには、まず 既存顧客への既存商品の改良や新たな提案 から始めることの重要性を強調しています。これは アンゾフモデル...

番外編 #004 宗教改革から500年 09.05.2025

カトリック教会が直面している現代の課題と、新しい教皇レオ14世への期待 について論じています。筆者はまず、 前教皇フランシスコの改革の試み 、特に清貧、バチカン銀行の透明化、性的虐待問題への対応、そして多様性への包摂といった点に触れています。しかし、これらの改革にもかかわらず、 教会の階層構造や資金の透明性、聖職者の独身制といった制度的な問題 は未解決であると指摘しています。最後に、 南米出身で貧困層と共...

新規事業の旅 #011 未だメーカーと称す危険性 08.05.2025

製造業が直面する課題 について論じています。かつては商品の開発と製造に重点を置いていたメーカーが、市場の変化により 販売や顧客との接点を持つ企業が優位に立つ ようになった現状を解説しています。特に、メンテナンス事業のような 現場に近い企業が顧客のデータを収集・分析し、新たな価値提案を行うことで上流工程のビジネスモデルへと進出している ことを強調しています。今後は、単なる指示通りの作業ではなく、 顧客の事...

新規事業の旅 #010 NBとPBの力関係 07.05.2025

ナショナルブランド(NB)とプライベートブランド(PB)の性質とビジネスモデルの変遷 について論じています。 メーカーが開発するNB に対して、 小売業者が主体となるPB が登場し、IT化の進展に伴い 顧客情報を直接把握できる小売業者の立場が強化 された経緯を説明しています。小売業者はPBによって より高い利益率 を実現し、直接顧客とコミュニケーションをとることで メーカーとの力関係が逆転 している現状を示唆しています...

番外編 #003 スイス時計産業とその歴史 07.05.2025

スイスの時計産業の歴史と特徴 について述べています。 高級機械式時計の精緻な技術と職人技 、そして 部品ひとつひとつへの徹底したこだわり が解説されています。また、 ジュネーブで開催される国際的な時計見本市 や、 ラ・ショー・ド・フォンのような歴史的に重要な都市 についても触れられています。さらに、 クォーツショックからの回復と、現在のスイス時計産業の強み が説明されており、 多数の関連企業や独立時計師 によ...

番外編 #002 スイス時計の歴史とその魅力 07.05.2025

PDCH(Parris DaCosta Hayashima)。PDCHは独立系腕時計ブランドで、その創業背景 を紹介しつつ、 スイス時計産業の歴史 を紐解いています。特に、16世紀半ばの 宗教改革がジュネーブの宝飾産業に与えた影響 や、ユグノー戦争による フランスからの時計技術者の流入 が産業の発展に繋がったことを説明しています。また、 分業制(エタブリサージュ)の導入 が効率性と品質向上に貢献し、 ジュラ地方が家内工業として時計製造の中心地...

新規事業の旅 #009 人材確保と採用戦略 06.05.2025

今回は、 既存事業と新規事業の両立 を目指す「両利きの経営」における 人材戦略 に焦点が当てられています。  既存社員の配置転換 の利点と欠点、特に新規事業への適性不足について述べられています。  経営層の積極的な関与 の重要性が強調され、ネスレジャパンの事例が成功例として挙げられています。 新規事業の発展段階に応じた 中途採用や新卒採用 の必要性についても触れられていますが、日本の多くの企業では 人事戦略と実...

新規事業の旅 #008 自分ごとか他人ごとか 05.05.2025

今回は、 新規事業開発 の役割を イントレプレナー (企業内で担当する者)と アントレプレナー (自ら資金を出して立ち上げる者)に分類し、それぞれの 特徴や課題 を考察しています。 イントレプレナー は、 自社での立ち上げ 、 M&A 、 ベンチャー投資 の3つのアプローチに分かれるとし、それぞれの 問題点や成功しにくい要因 を指摘します。一方で アントレプレナー は、 自己資金やリスク を伴うがゆえに 強い熱意 を持...

新規事業の旅 #007 ビジネスモデルの変革 04.05.2025

今回は、 新規事業におけるビジネスモデルの変革 について論じています。特に、 ハードウェア中心のビジネスモデルからソフトウェア中心への転換 の意義を強調しており、ソフトウェアの複製や伝達コストの低さから、 より多くの顧客に低コストで商品を試してもらい、収益を伸ばす可能性 について具体的な例を挙げて説明しています。また、 既存事業部が新規事業に反対する傾向 があり、このような変革には 経営層、特に社長の強い...

新規事業の旅 #006 新規事業と若手教育 03.05.2025

今回は、 新規事業の創出と若手人材の育成 に焦点を当てています。多くの企業が既存事業の停滞に直面し、新たな成長分野の必要性を認識している状況が示唆されています。特に、 既存事業で成功した経験を持つ経営層が新規事業立ち上げのノウハウに乏しい という課題が挙げられています。そのため、既存事業で成果を上げている中堅社員に新規事業を任せがちですが、これは必ずしも成功に繋がらないと論じています。成功している企業...

新規事業の旅 #005 新規事業とM&Aの活用術 02.05.2025

今回は、 新規事業の創出におけるM&Aの活用方法 について考察しています。 株式を100%取得する「支配権獲得」にこだわらず、マイノリティ出資や業務提携から始めることの重要性を強調しています。実際のデータを示し、多くのM&Aは支配権の獲得を目的としていないことを明らかにしています。これは、企業との関係を段階的に深め、実際の事業を通じて慎重にデューデリジェンスを行う 方が、性急な買収よりもリスクが少なく、...

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