タナカ・ナリタ
ホンタナ
書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。毎週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
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Episodes
転嫁しながらSOSする〜「自転しながら公転する」の感想から 18.04.2023 55:25
市井の人々のもやもやを鮮やかに描き出す本作。様々な立場の人々が「それはそっちでやってよ」にあぐらをかいてなかなか素直に「助けて」といえない。そのような現代社会の縮図をまざまざと見せつけられ共感したナリタによる感想回をお送りします。ホンタナnoteも乞うご期待!17:25〜 ホンテナンス「ホンタナnote始めました」28:45〜 感想回(このエピソードno.453を聴く)
「自転しながら公転する」山本文緒 04.04.2023 50:07
タナカが山本文緒作品にはまるきっかけになった作品を紹介します。三十二歳、アパレル業界で契約社員として働く主人公は、ひょんなきっかけから無愛想な寿司職人と付き合うことになる、という恋愛話ですが、とにかくリアルな不安がつきまとう展開にタナカは胸キュン(死語)どころか不穏な動悸に悶絶します。春だからといって浮き足立っている全ての人に突きつけたい作品です。14:55〜 古典コテン「貨幣」太宰治26:27〜 紹介回(...
。から始まるstory 〜「失踪願望。」の感想から〜 21.03.2023 53:01
自身と家族、友人に訪れる"死"という避けられない事象について迫真的に描かれた本作。タナカの紹介作を通じてシーナ作品に触れてきたナリタも唸らされる内容でしたが、「遺言未満、」ときて「失踪願望。」と「。」で終わらせていいのか、という疑問を抱きます。対するタナカは著者の"妻への言及"について想像を巡らせることで「。」の意図を探ります。これまでもこれからもシーナ作品を読みたくなる、そんな感想回です。17:53〜 ...
「失踪願望。」椎名誠 07.03.2023 58:23
椎名誠「遺言未満、」の続編とも言える、著者78歳の今を描くエッセイを紹介します。長らく著者のファンであるタナカも本作中のコロナ感染記には大きな衝撃を受けました。自身の死の淵を垣間見ること、そして大切な仲間と死に別れることについてのエッセイは、「怪しい探検隊」ファンでなくとも通ずるものがあるはずです。そうなのです。9:40〜 アレな作品「ガンニバル」二宮正明34:50〜 紹介回(このエピソードno.450を聴く)
逸脱は一日にして成らず 〜「ハッピー・デス・デイ」の感想から〜 21.02.2023 54:01
ホラーとコメディをループする本作をしっかり堪能したナリタは、笑いと恐怖という相反する要素について「日常からの逸脱」という共通点に迫ります。さらには繰り返すことで増幅される感情の起伏にも話が及びますが、果たして"続編"という繰り返しにもその効果は引き継がれるのか。考えるほどに本作の絶妙なバランス感覚を感じずにはいられません。20:47〜 古典コテン「古文訳J-POPの世界」ハイトーンボイス清少納言・折橋慧 from...
「ハッピー・デス・デイ」クリストファー・ランドン 07.02.2023 52:10
タナカがなぜか惹かれてしまうホラーコメディ映画の紹介です!主人公ツリーが誕生日の朝に目覚め夜に殺されまた同じ日の朝に戻るという、いわゆるループものの本作。何者かに殺される続けるというホラー要素と、だったら総当たりで犯人探してやるわというクソ度胸のコメディ要素が混じり合う展開に、タナカは恐怖と笑いの相性の良さを感じずにはいられません。続編まである展開にナリタはどう立ち向かうのか?!13:45〜 新コーナ...
その言語は本当に届いているか 〜「音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む」の感想から〜 24.01.2023 53:44
巷にあふれるトピックから"音声学"そして"音韻論"の深淵を覗いてごらんよと優しく声をかける本作。アドバンスド言語学ビギナーのタナカはむしろそういう優しさとかいらんねん、という態度をとりつつもしかしその深淵にしっかり覗き込まれていたことに気付かされます。特にタナカの印象に残った「ちはやふる」のエピソードにはナリタも新たな可能性を見出したりと、言語学的にもしっかり盛り上がった回となりました。7:50〜 タイト...
新春!家庭的でもいいじゃない内部監査スペシャル 10.01.2023 1:35:34
明けましておめでとうございます!本年もホンタナはDr. Kことキド先生をお迎えしての内部監査スペシャルをお届けします。10周年のメモリアルイヤーを経た後のホンタナ2022でしたが、変化球の勢いは衰えることなく四方八方に広がった話題をキド先生はどう聞いたのか。いい年になったパーソナリティたちがやたら所帯じみた話をしているのはそれでいいのか。指摘事項の多さは相変わらずの問答無用の一時間半、キド先生のメス捌きをお...
年末!四十路ミドルマネージャーズ鼎談スペシャル 20.12.2022 1:56:10
2022年の締めくくりは恒例のしのジャッキーさんをゲストにお迎えしての年末スペシャル回をお届けします。今回は先の見通せない世の中を生き抜く知恵を顕現する数多の企業に対する長年の追跡取材の結晶である「ワイズカンパニー」を取り上げます。気づけば齢40のミドルマネージャー世代の3人はそれぞれの視点からどこに知恵を見出し、どこに眉をひそめ、どこに救いを求めることになるのか?!ビジネス書が相変わらず苦手なタナカ、...
「音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む—プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで—」川原繁人 06.12.2022 56:48
今回はナリタ紹介回です!著者はナリタの兄弟子にあたる言語学者であり、素人にもわかりやすく面白く言語学を紹介されており「自分とは真逆」とナリタは賛辞を惜しみません。そのナリタになぜか言語学のさわりをレクチャーされたタナカは"一般向け言語学の解説書"では満足できない脳になってしまいましたが、ナリタは「そんなタナカでも楽しめるはず」と豪語します。果たしてタナカの感想やいかに?!12:24〜 アレな作品「HUNTER×...
読めないのもまた読書なのだ 〜「本を読めなくなった人のための読書論」の感想から〜 22.11.2022 39:17
読めない時は無理に読まなくてもよい、全部読めなくても大丈夫、という著者の温かい指南に納得するナリタ。本を読むということになぜか辛みを感じてしまう事象に対して、ナリタは「読書ハラスメント」という造語から切り込みます。やや身構えるタナカの反応やいかに?!14:18〜 拝啓、○○の君へ「チキカングー」樋勝朋巳21:30〜 感想回(このエピソードNo.443を聴く)
「本を読めなくなった人のための読書論」若松英輔 08.11.2022 46:06
「本が、読めないとです——」ヒロシじゃなかったタナカがため息混じりに呟きながら紹介するのは、なんと"読めない人"向けの読書論です。時間がない、目が見えづらくなった、等々の理由は思いつきますが、それらは努力や工夫で何とかなるのです。そうではなく、心身が本と距離を置いてしまっているような状況ではどうすれば良いのか?タナカの読書欲、ひいてはホンタナの運命を左右するかもしれない一作です。11:22〜 新コーナー「...
ない・あるスパイラルの果て 〜「レベルE」の感想から〜 25.10.2022 53:45
懐かしさも相まって作品を堪能できたナリタ。異星人侵略ものというSFを考えるにあたり、どこまでが"あり"で、どこからが"ない"のか議論がまたもや勃発します。本作の主人公である王子が繰り広げる巧妙かつ傍若無人な嫌がらせは、なぜ"あり"だと感じてしまうのか。他のSF作品との比較をしつつタナカとナリタはとあるキーワードに辿り着きます。10:42〜 アレな作品「オーストリア滞在記」中谷美紀25:50〜 感想回(このエピソードno...
「レベルE」冨樫義博 11.10.2022 1:02:28
地球人は平和ボケしているのかもしれない——とあるSF作品を読んでそう思ったタナカは、この懐かしい名作を紹介することでこの意識の啓蒙を計ろうとします。容赦無く頭の切れる”王子”に振り回される地球人と異星人が描かれる本作。宇宙も結構めんどくさい世界なのかもしれません。22:40〜 ホンタナBiz「実録・交渉の達人—国際標準化戦争秘録」原田節雄39:56〜 紹介回(このエピソードno.440を聴く)
子が親になる時 〜「家族の絆」の感想から〜 27.09.2022 58:55
マッチョ云々以前に「"べき論"が嫌いなんですよ」というナリタ。論理の飛躍も相まってそう簡単には受け入れにくい"鈴木的父親像"ですが、ではどういう親に自分はなりたいのか?という問いかけの重要性はしっかりと受け止めたいですね。まだまだ新米パパ二人の道のりは長い!9:12〜 雑誌んぐ「Pere ja Kodu」26:48〜 感想回(このエピソードno.439を聴く)
「家族の絆」鈴木光司 13.09.2022 54:49
今回はコーナーも含めやたら家族の話になってすみません。「リング」「らせん」の鈴木光司のエッセイ集を紹介します。父として家族を守るためにはマッチョが必要だ、という著者のポリシーには引き気味のタナカですが、実のところその価値観には大きく影響を受けていたことに最近になって気付かされます。今はツッコミを入れたくなるエピソードも、いずれ共感できるのかと思うと読み返すのが楽しみになります。9:34〜 新コーナー:...
西へ向かうは容易いか 〜「時を刻む湖」の感想から〜 30.08.2022 55:32
しばらくぶりの感想回です。プロジェクト・レイク・スイゲツにまつわる魅力的な登場人物の活躍に賛辞を惜しまないナリタ。特に、同じ分野の科学者としての著者が語る偉大な先輩科学者たちへの粋な敬意の評し方ったらもう。同じ科学者としてのナリタが悶える、科学者たちの静かなる熱い連帯感が描かれる本作。サイエンスって本当にいいものですね。6:29〜 ホンテナンス「ナリタ不在期間について」23:27〜 感想回(このエピソードn...
復讐という名の天職 〜「ターミナル・リスト」の感想から〜 16.08.2022 1:13:00
「これ好きなやつ!」と小躍りするタナカ。復讐劇にありがちな、こんなことをしても失った人は帰ってこないんだぞという天から目線の指摘もなんのその。主人公リースの復讐という適性の描き方に、タナカはごく小市民的な感覚ながらも共感します。対するキドは、直近の事件も交えながら復讐"される"側の人間たちにも思いを巡らします。12:26〜 ※ネタバレ有り!!※Add書き「オリジン」ダン・ブラウン34:50〜 感想回(このエピソー...
「ターミナル・リスト」ジャック・カー 02.08.2022 47:17
元SEALs (米海軍特殊部隊)隊員の著者によるリアルで緻密な復讐劇を紹介します。部下を、戦友を失い、愛する妻と娘を守れなかった主人公リース。黒幕の名前を記した"リスト"を全て塗りつぶすため、鍛え上げた心身を武器に復讐の命を燃やす、といった内容の本作。ありがちな力任せの復讐ではなく、冷静に着々と復讐を遂行する様はまさに特殊部隊の面目躍如?!早くもドラマ実写化です!8:51〜 アレな作品「ゴールデンカムイ」22:40...
持たざる者の懺悔 〜「V字回復の経営」の感想から〜 19.07.2022 55:41
世の中には二種類の人間がいる——血が騒ぐ奴と、騒がない奴だ!残念ながら経営に対して血が騒がない男タナカは、「100冊に1冊」と呼ばれるほどの本作の影響力にも騒げない自分に気付かされます。しかしながら、仕事の醍醐味、ガンバリズムといったテーマを探るうち、タナカは己の血が騒がなくなった"ある理由"に辿り着きます。みんなが幸せに仕事できる世界になればいいなあ。5:25〜 ※ネタバレ有り!!※ 解説の解説「オリジン」ダ...
「V字回復の経営」三枝匡 05.07.2022 58:40
今回はビジネス書の名著を取り上げます!赤字が続き閉業やむなしと思われた企業を多くV字回復させてきた著者による、実話に基づいた物語を描いた本作。繰り返される効果なき組織改編、変わらない業務と社員のモチベーション、埋まらない部署間の溝…。様々な”企業あるある”とその症状の解説も含め、物語ながら多角的な経営回復の手法がこれでもかと展開されます。不惑になってもビジネス書を敬遠しがちなタナカの反応やいかに?!9:...
深夜枠に必要な要素 〜「探偵はBarにいる2 ススキノ大交差点」の感想から〜 21.06.2022 48:20
役者・大泉洋の心技体が余すところなくなく発揮された本作。探偵やBarという裏路地感のある設定に加え、大泉洋の出世作を連想するからか、話はなぜか深夜放送の魅力に及びます。深夜ラジオへの敬意を胸に配信を続けているホンタナですので、その辺の魅力を参考にすべきかとは思いますが、お色気路線はさすがに無理でしょう…。11:40〜 古典コテン「愉快なる地図」林芙美子26:18〜 感想回(このエピソードno.432を聴く)
「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」橋本一 07.06.2022 36:33
なぜか北海道に行きたい熱が高まったタナカが紹介するのは、ご存知でしょう、大泉洋主演の映画シリーズの第二弾です。探偵の友人であるゲイバーのマサコちゃんが、マジック大会で優勝した直後に殺される、という展開の本作。いわゆる"ハードボイルドもの"で、酒と泪とミステリとアクションが入り乱れる中、タナカはもう一つの"地元愛"というファクターに注目します。愛よ、愛に生きるのよ!8:40〜 アレな本「ウクライナ・ファンブ...
「時を刻む湖—7万枚の地層に挑んだ科学者たち」中川毅 24.05.2022 1:09:28
(配信音声が一部聞こえにくくなっています。申し訳ありません。)今回はとある科学プロジェクトのノンフィクション本をご紹介します。地質学や考古学で用いられる「放射性炭素年代測定」という手法をご存知でしょうか。かつてこの手法は誤差が大きく、精度が出せないという大きな課題がありました。それを解決する方法があるのかもしれない——しかも、日本に。この事実に気づいてしまった若き研究者の、気が遠くなるような作業、挫...
祝11周年!「オリジン」をたっぷり語ろうスペシャル 10.05.2022 1:56:37
やってまいりました11周年!今回は医療法人社団H・N・メディック理事長、遠藤陶子さんをゲストパーソナリティにお迎えしてお届けします!なんと初登場から10年ぶりのご出演となる陶子さんにご紹介いただくのは、「ダ・ヴィンチ・コード」他多数のヒット作で知られるダン・ブラウンの最新作「オリジン」。美術、宗教、そして科学を縦横無尽に楽しませてくれる著者の作品の中でも、陶子さんは本作の骨子となる、生命の起源に関する...
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