山口謡司

山口謡司の猫は視ていたニャン

Society JA ↓ 66 episodes

はっぴぃ!FM(佐世保)毎週水&金、朝8:00 ~ 8:15佐世保出身の作家、山口謡司が送るはっぴぃ!FMの番組「山口謡司の猫は視ていたニャン」猫はいつも奇想天外の未知の世界への道へと我々を誘ってくれる生き物。そんな猫の目で見た佐世保弁、そしてずっと古くからある日本語・・・猫の目、猫の手を借りて、言葉の力を、みなさんと一緒に探って行く - そんな番組です!

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山口謡司

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Society

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Jul 5, 2026

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Episodes

第16回(2025年7月16日&18日放送)「コンドット」「人流」 20.07.2025

東京の下北沢に「トリウッド」という小さな映画館があります。10年くらい前、普段は観客がまばらなこの映画館が満員となった事がありました。しかも観客の多くが80歳を超えたご高齢の方ばかり。さりとて上映されていたのは懐かしの名画とかではなく、iPhoneだけで撮影したインディー系の作品。さて、これはどうした事でしょう? 最近よく聞く言葉「人流」。しばしば「物流」とセットとなっている「人流」という言葉ですが、漢語と...

第15回(2025年7月9日&11日放送)「山手山手」「筋活」 13.07.2025

僕は今でも母校である佐世保市立山手小学校の校歌を歌えます。しかし最近、校歌のない学校が増えているというのはご存知でしたか?更に校歌がある古い学校でも近年はホームページなどに校歌の歌詞を掲載しなくなってきています。それはなぜだと思いますか? 最近は「健康」を「健幸」と書きましょうという声をよく聞きます。昨今の研究では歳を取っても筋肉を再生する事は可能だと言われるようになってきておりますので、「疲れや...

第14回(2025年7月2日&4日放送)「いっしょにサルカン」「emoji」 06.07.2025

佐世保の父や母、そして佐世保在住の友人の多くは口を揃えて「佐世保はサルくところ、なかやろ?」と言います。「いっぱいあるじゃなかね!」と反論しますと「アーケードもさびれとったい」と言われてしまいます。佐世保西九州自動車道が本年度中に色々開通するようですので色々なところにサルいてみたいです。そして色々便利になったら観光はもとより、移住してくる人も増えて佐世保が盛り上がってくれると良いですね。 皆さんは...

第13回(2025年6月25日&27日放送)「なして?」「蚊遣火」 29.06.2025

僕の好きだった女の子と次々付き合っていたモテモテの同級生の友達に、高校生だったある日一度「なして、僕の彼女ば取ると?なして?」と詰め寄った事があります。 しかし随分経ってから「なして?」という質問はせん方が良か、という事に気付きました・・・ 梅雨の時期というのは蚊が出てくる季節でもあります。そんな時に便利な蚊取り線香ですが、江戸時代までは蚊取り線香の事を「蚊遣火」という美しい響きの言葉で呼んでいまし...

第12回(2025年6月18日&20日放送)「はわく」「蝶は一匹?」 22.06.2025

先日、息子に「お願いけん、ちょっと忙しかげんが、床ばはわいとってね!」と言ったところ、「ハワイに行くのかよ!」と言われ、「廊下ばはいててね!」と標準語の「掃いて」を使ったところ、「俺、そんなに酒呑んでないから、吐かないぜ」と言われてしまいました。「掃く」と「吐く」- 意味は全然違うのに同音異義語。このような誤解を無くす為にいっその事、全国一律で佐世保弁の「はわく」を採用したら良くないですか? 皆さん...

第11回(2025年6月11日&13日放送)「やぐらしか」「せせらぎ」 15.06.2025

僕は子供の時、よく母親におねだりなどをして「あ〜やぐらしか!いっときじっとしときなさい!」と言われました。この「やぐらしか」という言葉、佐世保ではよく使われていますが、実は語源を辿っていくとなんと万葉の時代まで遡れるという事はご存知でしたか? 初夏といえば川の「せせらぎ」。とっても美しい言葉ですが、この言葉の本当の意味についてお考えになった事はありますか?

第10回(2025年6月4日&6日放送)「かずんでん!」「拝啓、謹啓」 11.06.2025

チーズはお好きですか?匂いのキツいブルー・チーズなどはいかがですか?一度パリで偶然、高校の英語の先生と偶然ばったり会った事がありました。その晩、一緒にお食事をしたのですが、コースの最後に出てきたチーズの中にアルザス産の強烈な匂いのものが混ざっておりました。先生は顔を顰めて「こいば、かずんでん。たまらんばい!」と仰りました。 昨今はお手紙を書く機会もめっきり減ってしまい、「拝啓」という言葉を使う事も...

第九回(2025年5月28日&30日放送)「こんにちわ、どがん?」「嫋やかな鰯」 03.06.2025

僕は、こんにち「わ」と書きます。そうすると「「こんにちは」の「は」を「わ」と書くのは、まちごうとっちゃなかですか?日本語の先生なのに!」とよく言われます。けれども、間違うとらんと思うけんが、わ行の「わ」で書くとです!今回はこの辺について説明します。 さかなへんに「弱」と書いて「イワシ」です。そしておんなへんに「弱」と書いて「たおやか」という言葉の「たお」になります。さて、これは一体どういう事なので...

第八回(2025年5月21日&23日放送)「しかたなか」「正念場」 03.06.2025

歯医者さん、いかんばだめですよ〜!定期的に虫歯の検査や歯垢をとったりしましょう。でもいくら予防をしても「しかたなか」という事があります。それは親知らずです。僕はベルギーの大学街に住んでいた時に親知らずが猛烈に痛くなってしまったのです・・・ よく使われる日本語で「正念場」という言葉がありますね。この言葉「性根場」が時代と共に変化して「正念場」となっていったと云われています・・・

第七回(2025年5月14日&16日放送)「空耳フランス語」「樟脳」 03.06.2025

英語のフレーズに似た日本語って幾つかあります。一番有名なのは「掘った芋いじるな」。What time is it now?ですね。このフレーズ、この空耳英語は既に明治時代から使われていたといわれています。ところで「佐世保」「SASEBO」と言う名前が実は空耳フランス語で、とある素敵なフレーズに聴こえるのですが、それが何であるかご存知ですか? 冬物の着物をしまう際、虫に食われないよう樟脳という天然の防虫剤と一緒にしまいますね...

第六回(2025年5月7日&9日放送)「もうせん」「もずく・もーすぐ・もくず」 02.06.2025

僕の愛猫カティは17歳。人間で言えばお婆ちゃんです。しかしとても小柄で健康。そして悪戯も大好き。家に帰ってくると「カティちゃん、また!」とびっくりさせられます。そんな時、カティは「もうせんけん、赦して〜」と言うんですね。 「もずく」は春の季語。ところで「もずく」って漢字で書けますか?ヒントはもずくが海の上を漂っている姿。水中から見るとちょっと雲のようですよね・・・

第五回(2025年4月30日&5月2日放送)「なんべんでん」「受験勉強」 02.06.2025

佐世保の古くからの友人が「難便」で苦しんでいると言っていましたので、病院に行ったか尋ねると、行っていないと答えました。それを聞いて心配になった僕はその友人に「早うお医者さんに行った方がよかよ」と「なんべんでん」言ったのです。 学生時代、受験勉強で苦しんでいる時に「人は何のために勉強をするのだろう」と疑問に思った事がある方は少なくはないと思います。その答えとなる言葉が論語の中にあるのです・・・

第四回(2025年4月23日&25日放送)「どこさん」「端午の節句」 02.06.2025

佐世保の実家に帰省した際、一度だけ愛猫のカティを連れて行った事があります。その時、一瞬、目を離した際に窓から外へ飛び出て、夜の畑の方に走って行ってしまった事がありました。家族と共に一生懸命探してカティを見つけた時、思わず出てきた言葉が「どこさん行くつもりやったとね?」でした。 端午の節句といえば鯉のぼりです。鯉のぼり、芝生の上に横たわって、空で泳いでいる姿を見るのは実に気持ちいいものですね。ところ...

第三回(2025年4月16日&18日放送)「うっかんげた」「青雲の志」 02.06.2025

佐世保弁の横綱「うっかんげた」。子供の頃、「うっかんげた」ラジオやテレビなどを拾ってきて、さらにバラバラに壊してみるのが好きでした。単に「壊れた」と言うよりも「うっかんげた」と言った方が遥かに「思わず壊れてしまった」という気持ちがこもっているように思いませんか? 「青雲」と言う言葉を聞くと、多くの方がお線香の事を思われるかもしれませんが、実は「青雲の志」という四文字熟語にはとても崇高な意味があるの...

第二回(2025年4月9日&11日放送)「おっとろしか」「温故知新」 02.06.2025

小学校で佐世保に転校した時、社会科見学の感想文で「西海橋は高くて、おっとろしかった!」と書いたらクラスのみんなに笑われました。しかし実は長崎や福岡、北九州などでは江戸時代初期まで「恐ろしい」の事を「おっとろしか」と発音していたらしいのです。 「古きを訪ねて新しきを知る」という意味の「温故知新」という言葉は論語からのものです。この言葉を紐解きます。

第一回(2025年4月2日&4日放送)「させほ?させぼ?」「あいうえお」 02.06.2025

させ「ぼ」させ「ほ」- どちらの呼び方が正しいのでしょうか?駅の名前は「させぼ」となっています。でもさせ「ほ」という響きもどこか惹かれるものがありますね。 「あいうえお、かきくけこ・・・」と日本語の五十音を規則正しく並べた「五十音図」。このこの五十音図のルーツを探ります。

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