Torii

ぽんと、とぶ —— 静かな声と社会をつなぐPodcast

Business JA ↓ 23 episodes

このPodcastは、第一土曜日・第三土曜日に配信され、難民・人身取引・周縁化などの問題に取り組む国際団体 Torii(トリイ) が制作しています。Toriiは、声にならない声に耳を傾け、境界を越えて生きる人々とともに、希望ある社会のあり方を探っています。「ぽんと、とぶ」は、日常の流れからすこしだけ離れ、“声”や“余白”に集中する小さなジャンプの時間です。活動のなかで出会った問いや視点、語りをもとに、社会に届きにくい声や沈黙に、そっと光をあてる番組です。トラウマや不条理、生きづらさ、分断とつながり、そして語ることと語らないことのあいだをめぐって、ナビゲーターの行政杏奈と、Torii代表の清水友美が対話の場をひらきます。こ...

Author

Torii

Category

Business

Podcast website

www.ja.torii.international

Latest episode

Jun 20, 2026

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Episodes

#17 【Video】清水友美 × 今木ともこ 対談(ゲスト:NPO法人ちゅらゆい理事・今木とも子さん) 20.06.2026

「初対面なのに、なぜか話せてしまう人がいる」 「やっていること」は違うのに、なぜか同じものを見ている気がする。 沖縄で子ども・若者の居場所づくりに取り組んできた今木とも子さんと、インドで人身取引サバイバーのリーダーシップ育成に関わってきたTorii清水友美。 場所も、テーマも、使ってきた言葉も違う二人が、なぜ出会い、なぜ共鳴したのか。 今回は、二人の“出会い”を入り口に、支援、当事者性、部外者であること、境...

#16 Torii Academy(インド・スタディプログラム) 23.05.2026

今回のエピソードでは、Toriiが新たに始めるフィールドスタディープログラム「 Torii Academy 」についてお話ししています。 Torii Academyは、14年間インドで活動を続けてきたToriiが、現地の実践や対話を通して、社会課題を「知る」だけではなく、「自分自身と社会との関係性」を見つめ直していくために立ち上げたプログラムです。 人身取引被害者がサバイバーリーダーへと変容していくプロセス。 コミュニティの中で紡がれてき...

#15 情緒的剥奪とは何か 25.04.2026

今回のエピソードでは、前回に引き続き、Toriiが取り組んでいるTRCというプロジェクトについてお話ししています。 #14では、この事業が生まれた背景とユニークさに焦点を当てました。#15では、その中で見えてきた「情緒的剥奪」という視点に焦点を当てていきます。 情緒的剥奪とは、「大切にされている」「ここにいていい」と感じられるような、感情的なつながりや絆を十分に持てなかった状態を指します。 それは特別な環境に限ら...

#14 part2 人身取引予防事業”TRC”とはなにか 18.04.2026

このエピソード(後編)では、TRCというプロジェクトが持つ「3つの軸」に焦点を当て、実際のグループの事例とともにお話ししています。 前編で見てきた背景やユニークさが、現場の中でどのように実践されているのか。 抽象的な考え方が、具体的な関係性やプロセスとしてどのように立ち上がっているのかをたどっていきます。 【このエピソードで話されていること】 ・TRCが大切にしている3つの軸・グループでの具体的な実践事例・関...

#14 part1 人身取引予防事業”TRC”とはなにか 18.04.2026

今回のエピソードでは、Toriiが取り組んでいるTRCというプロジェクトについて、その背景とユニークさに焦点を当ててお話ししています。 人身取引という問題は、「売る人」「買う人」「被害にあう人」といった構造で語られることが多くあります。これまでの取り組みも、その構造に働きかける形で展開されてきました。 しかし、現場で見えてきたのは、それだけでは届かないものがあるということ。 TRCは、そうした問いから生まれた取...

#13 part2 「関係性を紡ぎなおす」ってどういうこと?— ギフトシードの旅から見えてきたこと 28.03.2026

〇#13 part2のテーマは、「関係性を紡ぎなおす」とは何か 後編では、実際の体験を出発点に、「自分との関係性を紡ぎなおす」とはどういうことなのかをひもといていきます。 ワークショップの中で見えてきたのは、自分の内側にあるさまざまな声に気づき、それらを否定するのではなく、丁寧に開いていくプロセス。そして、深く聴き合う体験を通して、自分自身や他者との関係性が少しずつ変化していく感覚でした。 こうした内側の変化...

#13 part1 「関係性を紡ぎなおす」ってどういうこと?— ギフトシードの旅から見えてきたこと 21.03.2026

〇#13 part1のテーマは、「ギフトシードの旅とは」 Toriiの公式ウェブサイトでも語られている「変容」や「関係性の紡ぎなおし」。その背景にある考え方を、実際の体験を手がかりに辿っていきます。 前半では、2026年2月末にToriiとして初めて開催した「ギフトシードの旅のワークショップ」を入り口に、このワークがどのようなものなのか、そしてTorii創設者・共同代表の清水自身がどのように出会ってきたのかをお話しします。 私た...

#12 トラベルコンパニオンに込めた願い — この旅に、どう関わるのか 25.02.2026

〇#12のテーマは、「Travel Companion(トラベルコンパニオン)」 Toriiが新たに立ち上げた「Travel Companion」キャンペーン。その背景には、単なる“支援する/される”という関係を超えた、長年のパートナーシップの試行錯誤がありました。 清水がインドでの活動を通して出会った「co-traveller(共に旅をする人)」という言葉。資金提供者と受け手のあいだに無意識に生まれるヒエラルキー、本音を言えば関係が壊れるかもしれない...

#11 サバイバーリーダーシップ ー傷は、関係性のなかでしか癒されない 07.02.2026

〇#11のテーマは、サバイバーリーダーシップ 「人によって受けた傷は、人との関係性のなかでしか癒されない。」 インドでの実践を手がかりに見えてくるのは、一人で乗り越えるリーダーシップではなく、「同志」とともに育っていくプロセスです。 声を上げようとしたとき、「言ってもいい」と思える誰かがそばにいること。失敗しても、泣いても、受け止めてくれる関係性があること。その存在が、人を次の一歩へと導いていきます。...

#10 レジリエンスは、流れている ― インド事業からToriiへ 17.01.2026

〇 #10 のテーマは、レジリエンス 2026年最初のエピソードでは、Toriiのこれまでとこれからを静かにつないでいる「レジリエンス」というエッセンスを手がかりに話しました。 13年間続いてきたインドでの人身取引事業。 そして今、Toriiとして動き始めている、ロヒンギャ難民支援、脆弱性の高い若者に向けたリーダーシップ育成、オンライン詐欺・闇バイトという新しい形の人身取引への取り組み。 テーマも場所も異なるこれらの事業...

#9 声とサイレンスのあいだで 20.12.2025

〇 #9 のテーマは、「声とサイレンスのあいだで」 今回のエピソードでは、「声を出すこと」と「語らないこと」のあいだに広がる、見えにくい領域について語り合いました。 社会のなかでは、「声を上げること」が前に進むための力として期待される場面が多くあります。 一方で、語ることで消耗してしまうもの、言葉にした瞬間に整えられてしまう体験、そして、声にならないまま抱えていたい感情も、確かに存在しています。 まだ言葉...

#8 part2 コラボレーション ー なぜ”いっしょにやろう”は難しいのか(ゲスト:認定NPO法人かものはしプロジェクト・青木健太さん) 13.12.2025

〇 #8 のテーマは、 「コラボレーション」 part2 も引き続き、ゲストの青木健太さんとともに対話を進めます。part1 では、コラボレーションがむずかしくなる“背景”を見つめました。 part2 では、その視点を日本のNPOセクターに重ねながら、「では、ここからどうつくっていけるのか」を探ります。 歴史が浅く、組織学習や振り返りの文化がまだ十分に根づいていない日本のNPOセクター。さらに、助成金の構造がプログラム単位に紐づく...

#8 part1 コラボレーション ー なぜ”いっしょにやろう”は難しいのか(ゲスト:認定NPO法人かものはしプロジェクト・青木健太さん) 06.12.2025

〇 #8 のテーマは 「コラボレーション 」 今回のエピソードは、ゲストとしてに青木健太さん(認定NPO法人かものはしプロジェクト理事長)を迎えてお届けします。 Part 1では、「コラボレーション」は理念としては語りやすいのに、実践すると途端に難しくなる――そんな“静かな現実”から出発します。 同じイシューに取り組む団体同士でも、関係がぎこちなくなる。相手の意図を勘ぐってしまう。 普段なら言わないような言葉を使ってし...

#7 part2 闇バイト/オンライン詐欺ー加害者として裁かれた立場と、その人のなかにある被害者としての立場の、二重の立場 22.11.2025

〇 #7 のテーマは、闇バイト/オンライン詐欺 Part 2では、前回に続き「闇バイト・オンライン詐欺」から見えてくる新しい人身取引の構造をたどります。 今回の焦点は、当事者が抱える「二重の立場」。 加害行為に関わったという事実と、同時に他者による強い支配や恐怖のもとで搾取され続けてきたという内側の体験。その二つが重なり合う場所に丁寧に光を当てていきます。 東南アジアの人身取引対策の現場で語られている、多様な「...

#7 part1 闇バイト/オンライン詐欺 ー"ルフィ事件"を手掛かりに事象をひもとく 15.11.2025

〇 #7 のテーマは、闇バイト/オンライン詐欺 2023年に日本中を騒がせた“ルフィ事件”。 SNS上で「高額バイト」として誘われ、知らないうちに特殊詐欺などの犯罪に加担してしまう――。 ニュースの裏側には、経済的困難や孤立、搾取が複雑に絡み合う構造がありました。 今回のエピソードでは、闇バイトやオンライン詐欺を“新しいかたちの人身取引”として国際的に注目されているテーマんいついて、加害と被害の境界をどう捉えるのか、...

#6 ドラマトライアングルとは?無意識のうちにはじまる関係性の力学 01.11.2025

〇#6 のテーマは、ドラマトライアングル 今回は、「ドラマトライアングル」というフレームワークを手がかりに、私たちが日常や社会の中で無意識のうちにとっている「ポジション」について語り合いました。 被害者、加害者、救済者――この三つの役割は、対人関係や組織、そして社会構造のなかで、知らず知らずのうちに私たちを動かしています。 「助けたい」という気持ちが、いつのまにか他者を弱い存在として扱っていないか。 「被...

#5 特別編 part2ーロヒンギャ難民の動かぬ現実 ― 日本・マレーシア・バングラデシュをむすぶ(ゲスト:日経アジア編集者・黒沼勇史さん) 11.10.2025

〇#5は特別編です 9月第2週にマレーシア・クアラルンプールで行われたロヒンギャ難民の実態調査をもとに、日経アジアの編集者であり、現在Toriiでボランティアをしてくださっている黒沼勇史さんをゲストにお迎えしました。 黒沼さんはTorii共同代表清水とインドで出会った後に2013年にインドの人身売買問題に関する記事を執筆され、その後も日経新聞記者としてバングラデシュ・コックスバザールでロヒンギャ難民を取材し続けてこら...

#5 特別編 part 1 ― Toriiとの出会い、そしてボランティアとして体感した現場 (ゲスト:日経アジア編集者・黒沼勇史さん) 04.10.2025

〇#5は特別編です 9月第2週にマレーシア・クアラルンプールで行われたロヒンギャ難民の実態調査をもとに、日経アジアの編集者であり、現在Toriiでボランティアをしてくださっている黒沼勇史さんをゲストにお迎えしました。 黒沼さんはTorii共同代表清水とインドで出会った後に2013年にインドの人身売買問題に関する記事を執筆され、その後も日経新聞記者としてバングラデシュ・コックスバザールでロヒンギャ難民を取材し続けてこら...

#4 援助される存在から発信する存在へ― オーナーシップとエクイティ 06.09.2025

支援の現場では、「援助する側」と「される側」の関係が固定化しがちです。 この関係性を紐解き、「エクイティベース」な関係性にシフトする上で大切なのは、誰もが自分の声に気づき、自分の意思で動くこと――つまり、オーナーシップです。 このエピソードでは、インドの現場での事例をもとに、 ソーシャルワーカーが抱える痛みと、サバイバーが示す主体性を対比しながら、「声の対等性(エクイティ)」や関係性の再構築について問...

#3 戦後80年ー戦争から生まれた分断と、そこからの癒しやつながり直し 15.08.2025

戦争から生まれた分断と、ふたたびつながり直すということ―― 戦後80年を迎えた今も、私たちの間には戦争がもたらした分断や沈黙がたしかに残っています。 家族や国を通して受け継がれた記憶、「加害」や「被害」という単純な線引きでは語りきれない感情、そして世代を超えて受け継がれている痛み。 それらは、時に言葉にすることすらためらわれ、そっと胸の奥にしまわれてきました。 家族内で語り継がれた戦争の記憶と、一方は靖国...

#2 声が届かない場所で声を出すってどういうこと? 02.08.2025

声が届かない場所で声を出すってどういうこと?―― 当事者の声、構造へのアクセス、そして「聞く」ことの可能性 「声を出すこと」そのものが、時に怖くて、難しい。 誰かに話したいのに、言葉が出てこない。 それは、その人の中にあるためらいや傷つきの記憶だけでなく、年齢や立場、制度や社会の構造によって、声が届かなくなってしまう現実があるからかもしれません。 リーダーシップや発信という言葉の奥にある「声を出すという...

#1 「難民」という言葉に私たちは何を押し込めているのか? 19.07.2025

「難民」「被害者」「外国人労働者」―― そう呼ばれる人びとに、私たちはどんなイメージを重ねているのでしょうか。 そしてそのラベルの裏にある、ひとりひとりの声や関係は、どのように見えなくなっているのでしょうか。 このエピソードでは、先月6月20日に公開された 「We Came By Sea」 というドキュメンタリーフィルムに登場した、ある一人の語り手・ハッサンの変化を手がかりに、「ラベリング」がもたらす距離感や、「声が生ま...

#0「ぽんと、とぶ」ってどんな番組? 05.07.2025

Toriiの「ぽんと、とぶ— 静かな声と社会をつなぐPodcast」のはじまりの一歩です。 #0では、番組の趣旨や背景について、ナビゲーター行政杏奈と、Torii代表の清水友美が語り合います。 「Toriiってどんな団体?」「この番組は何を届けようとしているの?」 はじめて耳を傾けてくださる方に向けて、団体の成り立ちや清水自身のこれまでの歩み、そして番組名「ぽんと、とぶ」に込めた想いを丁寧にお伝えします。 日々の暮らしのなかで...

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