RCJメディアミニストリー

リジョイス聖書日課

リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。

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Oct 30, 2026

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Episodes

アブラハム(3)試練を超える信仰(創世記 22章) 08.01.2022

アブラハムは答えた。 「わたしの子よ、焼き尽くす献げ物の小羊はきっと神が備えてくださる。」 (創世記22章8節) 神の真実をひたすら信じて歩んできた者が、試みを受ける。聖書が最初に描く信仰者の試練。それが本章の主題であり、アブラハム物語のクライマックスです。 神の約束によって奇跡的に与えられたイサクを単にささげよと言うだけでなく、「あなたの愛する子」を焼き尽くす献げ物としてささげよという、前代未聞の要求で...

アブラハム(2)不可能を可能に(創世記 15-18,21章) 07.01.2022

アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。 (創世記15章6節) アブラハム物語では、二つの約束が繰り返されます。子孫が与えられることと、導かれた土地が子孫に与えられる、との約束です。 子どものいないアブラハムは、自分の召し使いを跡取りにしようと考えたり、同じく召し使いのハガルを通して子をもうけたりしますが、神はあくまでも妻サラを通して与えられる子孫なのだと繰り返します。 土地についての約束も、...

アブラハム(1)信仰の旅の始まり(創世記 12章) 06.01.2022

アブラムは、主の言葉に従って旅立った。 (創世記12章4節) 天地万物の創造と、人間の堕落を描いた1~11章は、旧約聖書全体が扱う世界の土台または共通基盤を描いた物語と言えましょう。 しかし、『創世記』という書物の中心は、むしろ12章から始まる族長たちの物語にあります。 「あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい。…地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入る」(1~3節)。 この言葉は、アブ...

洪水物語 ― 罪の世界と神の眼差し(創世記 6-9章) 05.01.2022

「人に対して大地を呪うことは二度とすまい。人が心に思うことは、幼いときから悪いのだ。」 (創世記8章21節) 6章から9章までの洪水物語は、人間の堕落によってもたらされた、被造世界への神の審判と再生の物語です。 地上に人は増え広がりましたが、常に悪いことばかりを思い計る人間の増加は、罪と悲惨の現実の拡大に他なりません。 神は人を造ったことを後悔します。人も家畜も空の鳥も「わたしが造った」と繰り返される言葉に...

堕落物語 ― 罪と悲惨の世界の希望(創世記 3-4章) 04.01.2022

カインがアベルを殺したので、神が彼に代わる子を授けられた…。 主の御名を呼び始めたのは、この時代のことである。 (創世記4章25節~26節) 神と人間との“初め”の幸福を描いた創世記は、続く3章と4章で早くもそこから転落して行く人間の姿を描きます。 「必ず死ぬ」という神の警告を無視して人が禁断の木の実に手を伸ばしたのは、目が開けて“神のようになる”との誘惑の言葉の故でした。 しかし、目が開かれて彼らが見たのは、惨め...

創造物語 ― 真に幸福な世界の原点(創世記 1-2章) 03.01.2022

初めに、神は天地を創造された。 (創世記1章1節) 聖書66巻の最初の書である『創世記』は、全部で50章あります。これを12回で学びます。至難の業ですが、大きな流れを掴むには良い訓練になるでしょう。 ヘブライ語で“初めに”と呼ばれている『創世記』は、世界と歴史の初めだけでなく、神と人間との壮大な物語の“初め”を描く書物です。 とりわけ、1章と2章は、これから物語られていく神とはどのような方か、そして、その神によって造...

主に知られる幸い(詩編 1編) 02.01.2022

神に従う人の道を主は知っていてくださる。 神に逆らう者の道は滅びに至る。 (詩編1編6節) 「いかに幸いなことか」(1節)。1節のこの言葉は、キリストが山上で弟子たちに8つの幸い(マタ5章3~12節)を教える際に語られた、「(このような人々は)幸いである」との言葉を思い起こさせます。詩人は、主の教えを愛する人に約束された幸いを確信しており、そのことをすでに喜んでいるのでしょう。 主の教えを愛し、口ずさむ人は、神...

主より与えられる新しさ(詩編 98編) 01.01.2022

新しい歌を主に向かって歌え。 主は驚くべき御業を成し遂げられた。 (詩編98編1節) 「新しい歌」、心躍らされる響きですが、どのような歌なのでしょうか。その後に、「成し遂げられた」、「果たされた」、「留められた」と、過去形で語られています。そしてその主語は「主は」で、それに続くもう一つの過去形である「見た」のは「すべての人」です。しかも、その見たものは、「わたしたちの神の救いの御業」です。 つまり、新しい...

神にとっての宝となる(マラキ書 3章) 31.12.2021

わたしが備えているその日に 彼らはわたしにとって宝となると 万軍の主は言われる。 人が自分に仕える子を憐れむように わたしは彼らを憐れむ。 そのとき、あなたたちはもう一度 正しい人と神に逆らう人 神に仕える者と仕えない者との 区別を見るであろう。 (マラキ書3章17節~18節) 捕囚後の堕落していたイスラエルの民に対して、マラキは、「主の日」「審判の日」が到来することを語ります。その日には、宗教的悪と社会的悪を行...

共同体の指導者の責任(マラキ書 2章) 30.12.2021

だが、あなたたちは道を踏みはずし 教えによって多くの人をつまずかせ レビとの契約を破棄してしまったと 万軍の主は言われる。 わたしも、あなたたちを 民のすべてに軽んじられる価値なき者とした。 あなたたちがわたしの道を守らず 人を偏り見つつ教えたからだ。 (マラキ書2章8節~9節) 捕囚後のイスラエル社会の腐敗の原因は、何より祭司の堕落にありました。主が祭司に求められたことは、神との契約に生きることです。それは「...

「正しい礼拝」を求められる主(マラキ書 1章) 29.12.2021

わたしに対する尊敬はどこにあるのか。 わたしが主人であるなら わたしに対する畏れはどこにあるのかと 万軍の主はあなたたちに言われる。 わたしの名を軽んずる祭司たちよ あなたたちは言う 我々はどのようにして御名を軽んじましたか、と。 (マラキ書1章6節) 旧約聖書の最後の書であるマラキ書は、バビロン捕囚から帰還したイスラエルの民に語られた神の言葉です。紀元前515年に第二神殿が完成しましたが、イスラエルの民は期待...

息あるものはこぞって主を賛美せよ(詩編 150編) 28.12.2021

ハレルヤ。 聖所で 大空の砦で 力強い御業のゆえに 大きな御力のゆえに 角笛を吹いて 神を賛美せよ。 琴と竪琴を奏でて 神を賛美せよ。 … シンバルを響かせて 神を賛美せよ。 息あるものはこぞって 主を賛美せよ。 ハレルヤ。 (詩編150編1節~3節、5節~6節) 神港教会のオルガンには、「息あるものはこぞって主を賛美せよ。ハレルヤ」が彫られています。人間の喉とパイプオルガンの笛が息を合わせ、神を賛美するというイメージ...

新しい歌を主に向かって歌え(詩編 149編) 27.12.2021

ハレルヤ。 新しい歌を主に向かって歌え。 … 主は御自分の民を喜び 貧しい人を救いの輝きで装われる。 … 口には神をあがめる歌があり 手には両刃の剣を持つ。 … 王たちを鎖につなぎ 君侯に鉄の枷をはめ 定められた裁きをする。 … ハレルヤ。 (詩編149編1節、4節、6節、8~9節) 主に向かって歌う「新しい歌」には、主が新しい御業を行われるという期待が込められています。賛美するのは、主の慈しみに生きる人、イスラエル、シオン...

暗闇に輝いている命の光(ヨハネによる福音書 1章1-18節) 26.12.2021

万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。 (ヨハネによる福音書1章3節~5節) ヨハネ福音書はキリストを「言」と表現します。言は天地創造の「初め」に神と共に存在していました。その言が「肉となって、わたしたちの間に宿られた」。これがクリスマスに起こった出来事です。 万物は...

星に導かれた異邦人の礼拝(マタイによる福音書 2章1-12節) 25.12.2021

学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。 (マタイによる福音書2章10節~11節) クリスマスとはChrist(キリスト)とmas(ミサ・礼拝)から成る言葉で、「キリストの礼拝」を意味します。マタイ福音書によれば、主イエスがベツレヘムでお生まれになったとき、主イエスを礼拝したのは東方からや...

飼い葉桶に寝かされた救い主(ルカによる福音書 2章1-21節) 24.12.2021

「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」 (ルカによる福音書2章11節~12節) ローマ皇帝による住民登録の命令に翻弄されるように、ヨセフとマリアはダビデの町ベツレヘムに上って行きました。そこでマリアは月が満ちて初めての子を産みました。生まれた...

平和の道へ導く光(ルカによる福音書 1章67-80節) 23.12.2021

「これは我らの神の憐れみの心による。 この憐れみによって、 高い所からあけぼのの光が我らを訪れ、 暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、 我らの歩みを平和の道に導く。」 (ルカによる福音書1章78節~79節) ザカリアの預言によれば、キリストがもたらしてくださった「救い」とは「敵の手からの救い」であると同時に「罪の赦しによる救い」でもあります。サタンの支配下で私たちが犯してきた罪の責任は私たち自身にあります...

救いの角による敵からの救い(ルカによる福音書 1章67-75節) 22.12.2021

「ほめたたえよ、イスラエルの神である主を。 主はその民を訪れて解放し、 我らのために救いの角を、 僕ダビデの家から起こされた。 昔から聖なる預言者たちの口を通して 語られたとおりに。 それは、我らの敵、 すべて我らを憎む者の手からの救い。」 (ルカによる福音書1章68節~71節) ザカリアは聖霊に満たされて預言しました。イエス・キリストこそ神が私たちのためにダビデの家から起こされた「救いの角」です。「角」とは力の...

低き者を高めたまう神(ルカによる福音書 1章46-56節) 21.12.2021

主はその腕で力を振るい、 思い上がる者を打ち散らし、 権力ある者をその座から引き降ろし、 身分の低い者を高く上げ、 飢えた人を良い物で満たし、 富める者を空腹のまま追い返されます。 その僕イスラエルを受け入れて 憐れみをお忘れになりません。 (ルカによる福音書1章51節~54節) マリアは神の恵みによって御子イエスを身ごもることになりました。マリアは神を賛美して言いました。「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救...

インマヌエル ―神が我々と共に―(マタイによる福音書 1章18-25節) 20.12.2021

「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。 その名はインマヌエルと呼ばれる。」 この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。 (マタイによる福音書1章23節) 主イエスは聖霊によっておとめマリアの胎に宿り、お生まれになりました。それは「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる」という預言の実現でした。「インマヌエル」とは「神が我々と共におられる」という意味です。 もともと...

時が満ち、遣わされた神の御子(ガラテヤの信徒への手紙 4章1-11節) 19.12.2021

同様にわたしたちも、未成年であったときは、世を支配する諸霊に奴隷として仕えていました。しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。 (ガラテヤの信徒への手紙4章3節~5節) クリスマス、それは父なる神が御子を遣わしてくださったことを喜び祝うときです。 神が御子を遣わしてく...

すべてのものよ、主を賛美せよ(詩編 148編) 18.12.2021

ハレルヤ。 天において … 御使いらよ … 主の御名を賛美せよ。 … 地において … 山々よ、すべての丘よ … 地上の王よ、諸国の民よ 君主よ、地上の支配者よ 若者よ、おとめよ 老人よ、幼子よ。 主の御名を賛美せよ。 … 主は御自分の民の角を高く上げてくださる。 … ハレルヤ。 (詩編148編1節~2節、5節、7節、9節、11節~14節) 私たちキリスト者は、会堂で賛美をこぢんまりとささげている感じです。だからこそ、この詩のような壮大な神...

耐えられない冷たさの中にあっても(詩編 147編) 17.12.2021

ハレルヤ … 羊の毛のような雪を降らせ 灰のような霜をまき散らし 氷塊をパン屑のように投げられる。 誰がその冷たさに耐ええよう。 御言葉を遣わされれば、それは溶け 息を吹きかけられれば、流れる水となる。 … ハレルヤ。 (詩編147編1節、16節~18節、20節) 冬になり気温が下がると、雨になるはずの水分は雪や霜や氷塊となります。この自然界の営みはすべて、神の仰せ、御言葉によっている、と作者は理解しています。 現代人は、...

ハレルヤ 主を賛美せよ(詩編 146編) 16.12.2021

ハレルヤ。 わたしの魂よ、主を賛美せよ。 命のある限り、わたしは主を賛美し 長らえる限り わたしの神にほめ歌をうたおう。 … 主は見えない人の目を開き 主はうずくまっている人を起こされる。 … 主はとこしえの王。 … ハレルヤ。 (詩編146編1節~2節、8節、10節) 146編から150編は、ハレルヤで始まりハレルヤで終わるハレルヤ詩編と呼ばれています。主を賛美し、今年を締め括りましょう。 1節で作者は、「ハレルヤ」、つまり、あ...

民のただ中にいます主(ゼファニヤ書 3章) 15.12.2021

娘シオンよ、喜び叫べ。 イスラエルよ、歓呼の声をあげよ。 娘エルサレムよ、心の底から喜び躍れ。 主はお前に対する裁きを退け お前の敵を追い払われた。 イスラエルの王なる主はお前の中におられる。 お前はもはや、災いを恐れることはない。 (ゼファニヤ書3章14節~15節) どんなに腐敗した時代でも希望があります。主を礼拝する新しい民を与えると神が約束されたからです。異邦人の中から礼拝者へと変えられた者たちが来ます(9...

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