RCJメディアミニストリー
リジョイス聖書日課
リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。
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Episodes
惑わされず忍耐によって命をかち取る(ルカによる福音書 21章5-19節) 16.11.2025
「忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。」 (ルカによる福音書21章19節) 主イエスは、終末の時を見分ける「徴」について尋ねる弟子たちに、お答えくださいました。主イエスによれば、偽キリストが現れ、戦争や暴動が起こり、地震や飢饉や疫病などが起こる、とのことでした。 戦争や地震や疫病…、そのようなことが起これば多くの人は不安になります。そうすると、その不安に付け込んで惑わす者が現れるものです。しかし、...
主は変わらず永らえられる(詩編 102編) 15.11.2025
それらが滅びることはあるでしょう。 しかし、あなたは永らえられます。 (詩編102編27節) 表題には、「心挫けて、主の御前に思いを注ぎ出す貧しい人の詩」とあります。作者は自分の生涯のともし火が消えかかっているような状態にあります。 作者の苦しみは、敵や嘲る者がいるからというだけではなく、それが主の怒りのゆえだからです。エルサレムが悲惨な状態にあるのは、主の懲らしめを受けているからでした。 それでも主の恵みの...
主なる神は厳しいお方でしょうか(サムエル記上 15章) 14.11.2025
「主が喜ばれるのは、焼き尽くす献げ物やいけにえであろうか。むしろ、主の御声に聞き従うことではないか。」 (サムエル記上15章22節) アマレク人との戦いで、主は敵を幼児に至るまで滅ぼすこと、家畜も容赦なく撃ち殺すことを命じます。サウルは勝利を収めますが、捕虜を残し、上等な家畜を惜しみ隠しておきます。預言者サムエルは、サウルのこの振る舞いを厳しく指摘します。サウルは配下に責任転嫁し、主のための献げ物だと言い...
勝利を与える主を信頼して従っていく(サムエル記上 14章) 13.11.2025
「主が我々二人のために計らってくださるにちがいない。主が勝利を得られるために、兵の数の多少は問題ではない。」 (サムエル記上14章6節) サウル軍は、ペリシテ軍との戦闘で大勝利を収めます。勝利の要因はヨナタンの活躍でした。しかし、ヨナタンの行動はずいぶん型破りです。王に知らせずに従卒一人と敵陣に攻め込んだり、王が立てた誓約を破って蜂蜜を食べたりと、軍人としては決して誉められたものではありません。 一方、サ...
どんなときも主が共にいてくださる(サムエル記上 13章) 12.11.2025
「あなたの神、主がお与えになった戒めを守っていれば、主はあなたの王権をイスラエルの上にいつまでも確かなものとしてくださっただろうに。」 (サムエル記上13章13節) 主なる神によって、イスラエルの王に選ばれたサウルでしたが、早速自らその選びを無にしてしまう過ちを犯してしまいます。彼は、戦争に際して、主がお命じになったとおりに献げ物をささげませんでした。 サウルの気持ちが想像できないわけではありません。敵は...
もっとも信頼できるお方(サムエル記上 12章) 11.11.2025
サムエルは民に言った。「恐れるな。あなたたちはこのような悪を行ったが、今後は、それることなく主に付き従い、心を尽くして主に仕えなさい。」 (サムエル記上12章20節) サウルが王として立てられたことによって、預言者サムエルは、民を裁く務めを王に引き継ぐことになります。 王を立てることは、本来、主の御心に適うものではありませんでした。他の国のように人間の王を置くことで安心しようと考えるのは、目に見えなくても...
苦しみの声に心を寄せる統治者(サムエル記上 11章) 10.11.2025
それを聞くうちに神の霊がサウルに激しく降った。彼は怒りに燃えて、… (サムエル記上11章6節) 王を求める民に、主はベニヤミン族の若者サウルを選び出しました。彼は背が高く美しい若者でした。もちろん主は外見でお選びになったのではありません。また、彼はおとなしく控えめな青年でした。人びとの中には「こんな男に我々が救えるか」と侮る人もいたほどでした。 そのようなとき、ヨルダン川東岸の地ギレアドのヤベシュの町が敵...
神によって生きる者の生き方(ルカによる福音書 20章27-40節) 09.11.2025
「神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。すべての人は、神によって生きているからである。」 (ルカによる福音書20章38節) 死後の世界は具体的にどうなっているのでしょうか。復活後の人間の有り様は具体的にどうなるのでしょうか。興味は尽きないところです。しかし、私たちは自然の力で必然的に生きているのではなく、「神によって生きている」存在です。私たちはこの世の生涯を終えた後にも確かに生き続けますが、...
主の訪れが待ち望む者を全うする(詩編 101編) 08.11.2025
完全な道について解き明かします。 いつ、あなたは わたしを訪れてくださるのでしょうか。 (詩編101編2節) 「完全な道」は、「全き道」とも訳されます。主の前に何の落ち度もなく歩むという印象を受けますが、そのようなことが私たち人間にできるでしょうか。ここでは、主の前での相当に理想的な人間の姿が描き出されているように思われます。 表題には「ダビデの詩」とあり、悪しき者を都から断ち滅ぼすとまで言っているので、ダ...
初代の王サウル油注がれる(サムエル記上 10章) 07.11.2025
サウルがサムエルと別れて帰途についたとき、神はサウルの心を新たにされた。 (サムエル記上10章9節) この章でいよいよ、初代の王となるサウルに油が注がれます。執行者は最後の士師サムエルでした。しかし真の執行者は神ご自身です(1節)。サムエルは神の代理人であり、神からの委託による執行者にすぎません。これによりイスラエルは、士師の時代から王国の時代へと変わりました。 神は、9節でサウルの心を新たにされます。これ...
イスラエル王国の始まり(サムエル記上 9章) 06.11.2025
「明日の今ごろ、わたしは一人の男をベニヤミンの地からあなたのもとに遣わす。あなたは彼に油を注ぎ、わたしの民イスラエルの指導者とせよ。」 (サムエル記上9章16節) この章の最初で、この後イスラエルの初代の王に選ばれるサウルの人となりが描かれています。容姿良く家系も確かで、さらには体格にも恵まれた存在であったとあります。人びとの間ではきっと一目置かれるような存在だったことでしょう。しかし、そういった事柄が...
王制のメリットデメリット(サムエル記上 8章) 05.11.2025
「民があなたに言うままに、彼らの声に従うがよい。彼らが退けたのはあなたではない。彼らの上にわたしが王として君臨することを退けているのだ。」 (サムエル記上8章7節) この章は、とても重要な章です。イスラエルにいよいよ王制が敷かれるのですが、その必然性と共に、神の御思い、王制のデメリットについても書き残されているからです。 士師の時代は、サムエルの加齢と、継いだサムエルの息子たちの不正によって終焉を迎えま...
最後の士師サムエル(サムエル記上 7章) 04.11.2025
「どうか黙っていないでください。主が我々をペリシテ人の手から救ってくださるように、我々の神、主に助けを求めて叫んでください。」 (サムエル記上7章8節) 7章は最後の士師サムエルについて書かれています。この後、イスラエルの民はサムエルに王を求め、王制を敷く国へと変わっていくからです。主に忠実な士師サムエルによって、イスラエルは新たな時代に入っていくこととなります。 サムエルはこのとき、悔い改めの祈りを主に...
恵みによる主の箱の帰還(サムエル記上 6章) 03.11.2025
「今、新しい車一両と、まだ軛をつけたことのない、乳を飲ませている雌牛二頭を用意しなさい。雌牛を車につなぎ、子牛は引き離して小屋に戻しなさい。」 (サムエル記上6章7節) 主の箱があるために災害に遭い、神の御手が重くのしかかった(5章11節)ペリシテ人たちは、6章でその主の箱を丁重にイスラエルの民に返す計画を進めます。これらの行動は、災いを経て味わい知った神の御力への敗北と、畏れと、敬意によるものでした。ペリ...
失われていた「あなた」を訪れるイエス(ルカによる福音書 19章1-10節) 02.11.2025
「人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」 (ルカによる福音書19章10節) 「背が低かった」ザアカイは、そのことによって周囲から馬鹿にされ、今で言う「いじめ」の対象にされて居場所を失ったのかもしれません。そうしたことで彼が、罪人と呼ばれる徴税人の頭になったのだとしたら、現代の日本で社会的排除を受けた人びとが、反社会的勢力と呼ばれる疑似家族的な団体を作っていることに通じるものがあります。日...
知れ主こそ神であると(詩編 100編) 01.11.2025
知れ、主こそ神であると。 主はわたしたちを造られた。 (詩編100編3節) この詩は、礼拝式文で例に挙げられており、私どもの教会では招きの詞として用いられています。 礼拝に招かれていること自体、実に幸いです。作者は、喜び祝って主に仕えよ、と全地に向かって礼拝への招きを述べます。しかし、全世界のものが一堂に会して主をほめたたえて賛美するのは物理的に不可能なことです。それにもかかわらず敢えてこう呼びかけるのは、...
宗教改革の精神を引き継ぐ(コリントの信徒への手紙一 9章23節) 31.10.2025
福音のためなら、わたしはどんなことでもします。それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。 (コリントの信徒への手紙一9章23節) マルティン・ルターを始めとする宗教改革者たちのその運動の発端と推進力となったのは、聖書が告げる神がイエス・キリストにおいて啓示された「神の福音の再発見」でした。それを生み出したのは聖書の熱心な学びによるものでした。その結果、聖書に沿った礼拝の様式、説教、聖餐式、教会...
真の神と偽りの神と私たち(サムエル記上 5章) 30.10.2025
その翌朝、早く起きてみると、ダゴンはまたも主の箱の前の地面にうつ伏せに倒れていた。 (サムエル記上5章4節) ペリシテ人が神の箱をダゴンの神殿に置いたのは宗教的復讐のためでした。かつてサムソンに神殿を破壊されたことで自分たちの神が屈辱を受けたと感じ、ならばイスラエルの神の箱をダゴンの前に置くことで、その屈辱を晴らそうとしたのです。 しかし、イスラエルの神は人間が作った偽りの神々とは異なります。神は、神の...
神はお守りではなく真の主、真の王(サムエル記上 4章) 29.10.2025
「主の契約の箱をシロから我々のもとに運んで来よう。そうすれば、主が我々のただ中に来て、敵の手から救ってくださるだろう。」 (サムエル記上4章3節) サムソンの時代のイスラエルは、もともとは敵対していたはずのペリシテの要求を受け入れ、神の士師サムソンを引き渡そうとさえしました(士15章9~13節)。サムエルが活動する時代に入ることで、敵対する相手といかに戦うか、その正しい姿勢を回復していくことになります。 しか...
暗闇の時代に語られる神の声(サムエル記上 3章) 28.10.2025
「もしまた呼びかけられたら、『主よ、お話しください。僕は聞いております』と言いなさい。」 (サムエル記上3章9節) 神は聖書の目的を次のように教えておられます。「イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである」(ヨハ20章31節)。 サムエルが神殿で寝ていると、ある声が彼を呼びました。彼はそれが神の声だとは知りませんでした。後に祭司エリの助言によって、それが神...
ハンナの祈り真の王なる神をたたえる(サムエル記上 2章) 27.10.2025
「弱い者を塵の中から立ち上がらせ 貧しい者を芥の中から高く上げ 高貴な者と共に座に着かせ 栄光の座を嗣業としてお与えになる。」 (サムエル記上2章8節) ハンナは、自分の子どもであるサムエルを神に献げたあと、この歌を歌います。ハンナの歌は、王の権能を讃える歌です。ハンナはこう歌います。「主にあってわたしは角を高く上げる」、「思い上がった言葉を口にしてはならない」。なぜなら「勇士の弓は折られ」、「食べ飽きて...
神のみに心を向けて祈る(ルカによる福音書 18章9-14節) 26.10.2025
「だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」 (ルカによる福音書18章14節) 「二人の人が祈るために神殿に上った。一人はファリサイ派の人で、もう一人は徴税人だった」(10節)。ファリサイ派とは、律法の戒めに忠実に生きようと努めていた人たちで、正しい者と見なされていました。徴税人とは、支配者であるローマ帝国のために同胞から税金を徴収しつつ私腹を肥やしていた人たちで、罪人の代表と見なされていまし...
聖なる方はあなたに答えられる(詩編 99編) 25.10.2025
我らの神、主をあがめよ。 その聖なる山に向かってひれ伏せ。 我らの神、主は聖なる方。 (詩編99編9節) 私たちが神を「天の父なる神よ」と呼びかけることができるのは、どうしてでしょう。なぜ私たちは神を知り、礼拝することができるのでしょう。改めて考えてみると大切なことに気づきます。 聖書は私たち人間に罪があることを指摘します。そして、そのような私たちに関わり続けてくださるのも神であると教えてくれます。神は罪に...
信仰の一途な歩み(サムエル記上 1章) 24.10.2025
エルカナは毎年自分の町からシロに上り、万軍の主を礼拝し、いけにえをささげていた。 (サムエル記上1章3節) サムエル記上は士師の時代の延長線上にあり、士師時代の核心は「主なる神が王とされない世界」ということにありました。人びとは「自分の目に正しいとすることを行っていた」、つまり、すべての人が自分自身を王とした世界に生きていました。それは、誰も神の律法を守らず、誰も神の御言葉に関心を払わずに生きていた時代...
空しい人生から解き放ってくださる方(コヘレトの言葉 12章) 23.10.2025
すべてに耳を傾けて得た結論。 「神を畏れ、その戒めを守れ。」 これこそ、人間のすべて。 (コヘレトの言葉12章13節) 「なんという空しさ、なんという空しさ、すべては空しい」(1章2節)。コヘレトは、彼の生きる現実を、すべては空しいと語ります。しかし、コヘレトはその現実をただ嘆いていただけの人ではありません。目の前の空しい現実を直視し、その中に真理を見つけようとした人です。その結果、見つけ出した真理、それが「...
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