ちーがくん
ちーがくんの深掘り地学ラジオ
地学を研究し、発信する大学院生の私ちーがくんが、最新の注目地学ニュースを深堀って解説しています!=出演者情報=■ちーがくん(地学コンテンツクリエイター/気象予報士)地学を研究し、発信する大学院生。高校地学で実感した「地学教育の空洞化」を食い止めるために高校3年生で理転し地学専攻へ。大学1年時から発信を開始。月6万PVを超えるブログ「ちーがくんと地学の未来を考える」を運営。X(旧Twitter)では地学ニュースの発信に加え、地学図解を投稿。フォロワーは1.5万人を超える。発信の傍ら、大学4年時には気象予報士試験に合格。現在は大学で気象災害の予測精度向上に関する研究を行っている。Web:https://spreading-earth-science.com/X(...
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Mar 30, 2025
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#097 春の空に舞う黄砂、日本に飛来ー黄砂の正体と観測の仕組みとは? 30.03.2025 9:21
黄砂が25日、日本各地で観測され、花粉症やぜんそくの悪化、交通障害が懸念されています。黄砂は視程を悪化させ、物に付着しやすく、気象庁はマスク着用などの対策を呼びかけています。観測は気象台職員による目視が基本ですが、現在は粒子の性質を識別できる測器も活用され、精度が向上しています。 ■参考文献 各地で黄砂観測 花粉症悪化や交通影響に注意を | NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20250325/k10014759281000.html...
#096 東京にも春が来た!2025年の桜、平年並みの開花。桜の開花を決める“標本木”とは? 27.03.2025 7:46
2025年3月24日、東京でソメイヨシノの開花が発表され、平年並みで昨年より5日早い結果となりました。開花は靖国神社の標本木で5〜6輪の花が咲いた状態で判断され、満開は1週間〜10日後と見込まれます。全国に58本ある標本木を使い、気象庁は生物季節観測として桜などの開花を継続観測しています。 ■参考文献 東京で桜が開花 平年と同じ 去年より5日早い | NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20250324/k10014758691000.html =出...
#095 2億3000万年前の進化の証!山口県で世界最古級のハチの化石を発見 23.03.2025 10:07
山口県美祢市の2億3000万年前の地層から、世界最古級のハチの化石4点が発見され、新種であることが確認されました。これらは現在のナギナタハバチ科に分類され、2点は後の毒針に進化したと考えられる「産卵管」を備えていました。研究を主導した大山望研究員は、これらの化石を「ハチの進化の出発点」と評価しています。 ■参考文献 新種のハチの化石4点、山口県美祢市の2億3000万年前の地層で発見…世界最古級「ハチの進化の...
#094 日本初の快挙!福井県立恐竜博物館「化石研究体験」が世界的デザイン賞で最高賞を受賞! 20.03.2025 16:46
福井県立恐竜博物館の「化石研究体験」が、世界的に権威あるドイツの「iFデザインアワード」で最高賞を受賞しました。世界66カ国から1万件以上の応募がある中、インテリア・建築分野の展示カテゴリーで「ゴールド」を獲得。黒を基調とした空間があらゆる年齢層にとって魅力的と評価され、日本で初の快挙となりました。授賞式は4月28日にドイツ・ベルリンで開催されます。 ■参考文献 日本初!福井県立恐竜博物館「化石研究体験」が...
#093 2025年の桜開花予想—平年より早い地域も、北海道では「非常に早い」可能性。どうしてわかるかも含めて解説! 16.03.2025 12:31
2025年のサクラの開花は、北日本を中心に平年よりも早くなる見込みです。日本気象協会の予想では、愛媛県宇和島市が3月16日と最も早く、東京は22日、札幌は4月25日とされています。ウェザーニューズの予想でも、東北や北海道で早めの開花が見込まれています。サクラの開花は、冬の低温と春の暖かさによる「休眠打破」が影響し、気温を基にした「600度の法則」などで予測が行われています。 ■参考文献 ことしのサクラの開花予想 平...
#092 ディズニーシーで地学探検!夢の国に隠れた地球のひみつ 13.03.2025 11:15
東京ディズニーシーには、楽しいアトラクションやショーだけでなく、地学の視点から見てもワクワクする発見がたくさん。地球儀や天文、火山、地層…パークの景観に隠された地球の歴史を読み解くと、さらにディズニーシーが楽しくなること間違いなし。今回は、夢の国に隠された地学の秘密を深掘って解説します! =出演者情報= ■ちーがくん (地学コンテンツクリエイター/気象予報士) 地学を研究し、発信する大学院生。高校地学で実感...
#091 「北海道・三陸沖後発地震注意情報」とは?南海トラフ地震臨時情報とどう違う?混同される要因を分析。 12.03.2025 16:46
北海道から岩手県沖で大地震が発生した際に、後発の巨大地震への注意を促す「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の認知度が低いことが課題となっています。坂井防災担当大臣は、名称の変更を含めた改善策を検討するよう指示しました。同情報は2022年に運用開始されましたが、これまで一度も発表されておらず、住民への周知が課題となっています。 ■参考文献 北海道・三陸沖後発地震注意情報の認知度課題 名称変更も検討 | NHKhttps:...
#090 恐竜絶滅の原因は隕石衝突だけではなかった!?白亜紀最後の100万年の最新研究! 11.03.2025 13:17
東京大学と国際研究チームは、白亜紀末の100万年間の気候変動を詳細に解明しました。北太平洋と南大西洋の海底堆積物を「時刻合わせ」し、インド・デカントラップの大規模噴火が2回発生したことを特定しました。これらの噴火が二酸化硫黄や二酸化炭素を放出し、地球環境に影響を及ぼし、その後の天体衝突による大量絶滅の要因になった可能性が示されました。 ■参考文献 東大、ドイツ・イタリア・米国の研究者らと共同で白亜紀最後...
#089 東日本大震災から学ぶ—14年前の未曾有の災害が残した教訓とは? 10.03.2025 16:52
東日本大震災から2025年で14年となります。2011年3月11日に発生した東日本大震災は、マグニチュード9.0の巨大地震により、死者・行方不明者が2万2200人以上にのぼる大災害となりました。最大震度7の揺れと高さ40メートルにも及ぶ津波が東北地方を中心に甚大な被害をもたらし、福島第一原発事故も発生しました。震災の教訓を生かし、防災対策の強化が求められています。 ■参考文献 3.11 東日本大震災 “M9.0巨大地震”の衝撃 | NHK ht...
#088 2025年2月の記録的寒波まとめ。なぜこんなに長く続いたのか? 10.03.2025 9:32
2025年2月の寒波は、日本海側を中心に記録的な大雪をもたらしました。特に2月上旬の寒波は「10年に一度」の強さで、新潟県津南町では2月20日時点で積雪360cm、富山県朝日町では平年の5倍以上の降雪が観測されました。寒波が続いた要因は、北極の「極渦」の分裂と偏西風の蛇行にあり、寒気が長期間流れ込みました。 ■参考文献 半旬平均 大気の循環・雪氷図表類 | 気象庁 https://www.data.jma.go.jp/cpd/db/diag/db_hist_pen.html...
#087 特A米が11年ぶりに40銘柄以下へ。気候変動がコメに与える影響とは? 06.03.2025 11:07
日本穀物検定協会の「食味ランキング」で、2024年産のコメの「特A」銘柄は39に減少し、11年ぶりに40を下回りました。猛暑の影響で品質が低下した一方、高温に強い品種が23銘柄を占めました。北海道や東北では作付けの工夫により12銘柄がランクアップしました。気候変動が米の品質や収量に与える影響は深刻で、今後も高温対策が求められます。 ■参考文献 コメの食味ランキング 最高の「特A」銘柄 11年ぶり40を下回る | NHKhttps://w...
#086 焼岳の噴火警戒レベルが「2」に—今後のリスクと過去の噴火を解説 05.03.2025 11:03
長野県と岐阜県の県境にある焼岳で火山性地震が増加し、気象庁は3月4日午前に噴火警戒レベルを「2」に引き上げました。火口から1キロの範囲で大きな噴石に警戒が必要です。焼岳は水蒸気噴火を繰り返しており、過去には泥流や降灰の被害も発生しています。今後も噴火の可能性があり、周辺住民や登山者には注意が求められます。 ■参考文献 北アルプスの焼岳 噴火警戒レベルを「2」に引き上げ | NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/...
#085 大船渡だけじゃない…山梨・長野でも山火事が発生。冬に山火事が発生しやすい理由は? 04.03.2025 9:43
岩手県大船渡市の山林火災は、2月26日の発生から5日が経過し、焼失面積は約2100ヘクタールに拡大しました。自衛隊のヘリコプターが上空から消火を続けていますが、延焼は続いています。山梨県や長野県でも山林火災が発生し、乾燥した気候や強風が影響して消火が難航しました。冬季の山火事は落ち葉の堆積や気候変動の影響で発生しやすく、火の取り扱いに注意が必要です。 ■参考文献 岩手 大船渡 山林火災 赤崎町南側で被害拡大 夜...
#084 2025年春・夏の天候の見通しは?ー記録的猛暑は回避?2024年の猛暑を振り返りながら解説! 03.03.2025 9:51
気象庁は2025年の春と夏の天候予測を発表しました。春は北日本で平年より気温が高くなる見込みです。夏は全国的に気温が高くなるものの、記録的な高温となる可能性は低いとされています。降水量はほぼ平年並みで、梅雨前線の活動が活発となる時期もある見込みです。地球温暖化の影響で引き続き暑さ対策が求められます。 ■参考文献 “夏は気温高くなるも記録的な高温の可能性は低いか”気象庁 | NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/...
#083 岩手・大船渡の山火事はなぜ消えない? 現状と消火の課題を解説 02.03.2025 9:26
岩手県大船渡市の山林火災は発生から2日が経過した2月28日も延焼が続き、焼失面積は約1200ヘクタールに拡大しました。消防隊員1800人以上が消火活動を行っていますが、リアス式海岸の複雑な地形や乾燥した気象条件が消火を難航させています。3月1日は強風が予想され、市は避難指示の範囲を拡大しました。 ■参考文献 岩手 大船渡の山林火災 消火難航“リアス式の海岸線”など要因 | NHKhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20250228/k10...
#082 福井県勝山市で白亜紀のカメの甲羅化石が発見!新種の可能性も!福井県が化石で有名な理由も解説 27.02.2025 10:17
福井県勝山市の手取層群北谷層から2021年に見つかったカメの甲羅化石が、国内初のプロアドクス属であると判明しました。この属の化石は世界で2例目で、新種の可能性もあります。化石は保存状態が良好で、甲羅の模様や形状が従来のアドクス属と異なり、形態進化の解明に役立つ貴重な資料とされています。勝山市は恐竜化石発掘地として知られ、今回の発見もその重要性を示す成果の一つです。 ■参考文献 カメの甲羅化石、新種の可能性...
#081 ハーバー・ボッシュ法を超える?持続可能なアンモニア生産革命の可能性! 26.02.2025 11:16
スタンフォード大学などの研究チームが、空気中の窒素と水蒸気から直接アンモニアを生成する「オンサイトアンモニア製造装置」を開発しました。この装置は触媒メッシュを利用してアンモニアを生成し、燃料や肥料として利用可能な「グリーンアンモニア」を効率的に収集します。従来のハーバー・ボッシュ法に比べ、低エネルギーかつ持続可能で、農業や燃料分野での革新が期待されています。発展途上国の農業支援や環境負荷軽減にも貢...
#080 南海トラフ巨大地震の新たな被害想定を3月末に公表へ――30年以内発生確率80%と合わせて解説 25.02.2025 8:22
国は南海トラフ巨大地震の被害想定を見直し、3月末に公表予定です。2012年の想定では最悪の場合、死者32万人超、建物被害238万棟以上、経済損失220兆円とされましたが、避難対策の進展や災害関連死の増加を踏まえ、新たな推計を示します。地震の発生確率は30年以内で「80%程度」と引き上げられ、引き続き備えが求められています。 ■参考文献 南海トラフ巨大地震 国は新たな被害想定を3月末めどに公表へ | NHK https://www3.nhk.or...
#079 台風時の竜巻予測が進化!『富岳』が切り開く防災の未来。竜巻発生メカニズムと合わせて解説! 20.02.2025 11:27
横浜国立大学と富士通が、スーパーコンピューター「富岳」を使い、台風に伴う竜巻を高精度で予測する技術を開発しました。昨年8月の台風10号を例に2時間前の予測に成功し、今後さらなる検証で精度向上を目指します。竜巻は風の渦が積乱雲の上昇・下降気流で引き伸ばされて発生し、特に台風の進行方向右側100~600km範囲で多発します。 ■参考文献 台風に伴い発生の竜巻 高精度の予測技術開発 横浜国立大など | NHKhttps://www3.nhk....
#078 復活の森、炎に消える — アマゾン再生プロジェクトの悲劇 19.02.2025 6:04
“地球の肺”とも呼ばれるアマゾン熱帯雨林が再び失われています。放火の背景にある経済的な問題、違法な土地強奪、環境犯罪の現状を、Podcastで詳しくお伝えします。 ■参考文献 アマゾン復活プロジェクトで4年かけて再生した森林の悲しすぎる結末とは? | GIGAZINE https://gigazine.net/news/20250113-amazon-reforestation/ =出演者情報= ■ちーがくん (地学コンテンツクリエイター/気象予報士) 地学を研究し、発信する大学院生。...
#077 網走で流氷接岸初日!アムール川からオホーツク海へ流氷ができる仕組みとは? 18.02.2025 7:13
北海道網走市で2月17日、平年より13日遅い「流氷接岸初日」が観測されました。オホーツク海の流氷はアムール川河口で低塩分濃度の海水が冷たい風で凍り形成されます。今回は北西風で沖合の流氷が岸まで到達し、1か月ほど滞在する見込みです。 ■参考文献 北海道・網走で「流氷接岸初日」沖合に確認されてから二日で岸に | ウェザーニュース https://weathernews.jp/s/topics/202502/170165/ =出演者情報= ■ちーがくん (地学コンテン...
#076 松山の土石流、3回に分かれて発生…専門家が分析した発生メカニズムを解説 17.02.2025 10:20
松山市の松山城周辺で発生した土石流は、雨水や巨木を巻き込みながら3回にわたって流れ下りました。斜面の不安定化には豪雨の影響に加え、頂上付近の「緊急車両用道路」の重さも関与した可能性が指摘されています。報告書では、巨木や土砂の状態を調査し、斜面上部の施設設置時の計画・点検強化を提言。住民には土砂災害警戒区域以外でも早めの避難を呼びかけています。 ■参考文献 松山の土石流3人死亡 検討委が報告書“土砂が3回流...
#075 世界最大の氷山A23a、崩壊開始か?海面上昇と気候変動への影響 16.02.2025 10:17
南極最大の氷山「A23a」の一部が崩落し、全体崩壊の兆候とされています。崩落した一片は約80平方キロで、氷山全体のごく一部。科学者は今後の崩壊速度を予測できず、サウスジョージア島周辺の生態系への影響が懸念されます。氷山崩落は海面上昇や気候変動の加速、海洋循環の変化を引き起こす可能性があります。 ■参考文献 世界最大の氷山、一部が初の大規模崩落 全体の崩壊始まる兆候か | AFPhttps://www.afpbb.com/articles/-/356...
#074 東海の豪雨と猛暑の意外な原因!黒潮大蛇行がもたらす気候への影響。 13.02.2025 9:19
東北大学の研究で、東海地方の豪雨や猛暑は黒潮の「大蛇行」による水蒸気増加と大気不安定化が要因と判明しました。2020年の豪雨や台風への影響をシミュレーションで示し、大蛇行継続で東海・関東の降水量や気温がさらに上昇する懸念も。黒潮大蛇行は沿岸水温を上昇させ、地球温暖化でさらに水温が上昇すれば、降水量は最大1.5倍、気温は東海で約1.6度、関東で約1.0度上昇する可能性があります。 ■参考文献 東海地方に豪雨と猛暑を...
#073 白亜紀ダイナ荘が勝山に誕生!恐竜学部生のための新マンション。白亜紀とはどんな時代かも合わせて解説! 12.02.2025 11:00
福井県立大学が国内初の「恐竜学部」を2025年4月に開設するのに伴い、勝山市で学生向け賃貸マンション「白亜紀ダイナ荘」が建設されます。このユニークな名称はXで話題となり、部屋名には恐竜の名前が採用予定です。地域交流も重視し、屋上テラスでのイベントなどが計画されています。白亜紀は約1億4500万年前から6600万年前の時代で、恐竜の全盛期でしたが隕石衝突により終焉を迎えました。 ■参考文献 「白亜紀ダイナ荘」恐竜学部...
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