みほママ

「スナックあわい」みほママの語り処

Society JA ↓ 24 episodes

看護師・医療通訳・医療コーディネーターとして働く「みほママ」が、人生と社会の“あわい”を静かに語るポッドキャスト。医療・介護、異文化、子育て、働き方、そして人生の転機。現場で見てきた出来事を、専門用語ではなく「生活の言葉」でほどいていきます。舞台は、路地裏の小さなスナック。リスナーのあなたは、ふらりと立ち寄ったお客さんのひとり。カウンター越しに、みほママがゆっくりと話しはじめます。ここは、家でも職場でもないサードプレイス。肩書きを少し外して、同じ目線で人生や社会を考える場所です。一日の終わりに。帰り道の電車の中で。ひとり晩酌のときに。ふと誰かの話を聞きたくなったとき、隣の席に座る気持ちで耳を傾け...

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みほママ

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Society

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Jul 10, 2026

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Episodes

第20話|看護師7人集まると、日本社会が見えてくる 10.07.2026

看護学校を卒業して11年目。 久しぶりに集まった7人の同級生は、それぞれ急性期病棟、手術室、産科クリニック、訪問看護、介護老人保健施設、クリニック、医療ツーリズムなど、異なる現場で看護師として働てきました。 誰かがふと言った一言。 「このメンバーだけで、日本社会全部カバーできるやん。」 その言葉から見えてきたのは、人の人生を「はじめからおわりまで」支える看護という仕事でした。 現場で働く看護師だからこそ見...

第19話|Oさんが教えてくれたこと ― ケアは関係性の中で生まれる 05.07.2026

「ケア」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか? 介護老人保健施設で出会ったベトナム人介護福祉士・Oさんとのエピソードを通して、私が大学院で学び、現場で実感した「ケア」の意味についてお話しします。 支える人と、支えられる人。 その役割は、本当に決まっているのでしょうか。 キャロル・ギリガンの『ケアの倫理』と、介護の現場で見た小さな出来事から、「人と人との関係性」の中で生まれるケアについて考えます。 この...

第18回|ケアは誰が誰にしているのか ― 割烹着の紐が結び直された瞬間 27.06.2026

おかえりなさい スナックあわい みほママです。 介護する人と、介護される人。 私たちはつい、そんなふうに分けて考えてしまいます。 ある日、介護老人保健施設でのこと、 80代の利用者さんが、忙しく動き回る介護職員Oさんを 呼び止めました。 「Oちゃん、紐ほどけてるやん。」 若い介護職員の割烹着の紐を 手際よく結び直す「要介護者」。 その瞬間、ケアしている人とケアされている人の立場が、ふっと入れ替わったように見えま...

第17話|わたしが震えた介護 ― ベトナム人女性が教えてくれたこと 19.06.2026

今夜のスナックあわいは、私が 大学院時代のフィールドワークで出会った、 一人のベトナム人介護福祉士のお話です。 外国で暮らし、外国語で学び、国家資格を取得し、 日本の高齢者を支える。 その姿に、私は何度も驚かされ、 心を動かされてきました。 介護とは何か。 ケアとは何か。 支えるとはどういうことなのか。 医療の現場の片隅しか知らなかった私が、 介護の世界で出会った光景。 そして、一人のベトナム人女性から教わっ...

第16回|病院は現代の羅生門なのか ―映画『アダムの原罪』を観て 12.06.2026

おかえりなさい。 スナックあわい、みほママです。 映画『アダムの原罪』を観ました。 原題は『L'Intérêt d'Adam』。 直訳すると「アダムの利益」、あるいは「アダムにとっての最善の利益」。 アダムのためを思って行動する母親、医師、看護師、ソーシャルワーカー、裁判所・・・・ 誰も悪人ではないのに、なぜ人は対立してしまうのでしょうか。 映画を観ながら、私は「病院ほど多くの立場や視点が集まる場所はないのでは...

第15回|大阪のおばちゃんは本当に飴をくれるのか ― 「大阪らしさ」を探していたら 05.06.2026

路地裏の小さな語り場「スナックあわい」。 外国人観光客からよく聞かれる質問があります。 「東京と大阪の違いは何?」 歴史や文化、建物の違いなら説明できる。でも、人の違いを言葉にするのは意外と難しいものです。 そんな中で思い出したのが、「大阪のおばちゃんは飴をくれる」という有名な噂。なぜその話は世界中に広がったのか。なぜ人々の記憶に残るのか。 飴ちゃんは単なるお菓子ではなく、知らない人との距離を縮める大...

第14回|“伝わったつもり”になっていないか ― 通訳の現場で思ったこと 29.05.2026

医療通訳の現場で出会った、ある先生のお話。 外国人患者さんへの診察。 遠隔通訳。 言葉の壁。 そんな中で感じた、 「伝える」と「伝わる」は違う、ということ。 こちらにとっての“普通”は、 相手にとっても“普通”なのか。 「説明したつもり」 「伝えたつもり」 「わかったつもり」 になっていないだろうか。 診察室で感じた、 人と人との「あわい」についてお話ししました。 今夜も、スナックあわいでお待ちしています。 よかっ...

第13回|「看る」はAIにできるのか 22.05.2026

今回の「スナックあわい」は、 “看る”という行為について考えます。 NHK朝ドラのワンシーンをきっかけに、 看護師として現場で経験してきた、 タッチング 終末期医療 認知症ケア ユマニチュード 「そばにいる」ということ についてお話ししました。 AIが医療や介護の世界にも入り始める時代。 「最適なケア」はAIが提供できるのか。 そして、人間にしかできない“看る”とは何なのか。 答えはまだ分かりません。 でも、 医療・介護に...

第12話|観光立国と「おもてなし」のこと 15.05.2026

訪日観光客の医療費未払い問題から見えてきたのは、 「優しい国」の裏側でした。 外国人患者さんと病院の間に立つ、 医療通訳として感じること。 “おもてなし”は、 誰かの我慢でできているのかもしれない。 そんなことを、 路地裏のスナックで静かに考えています。 NOTE「スナックあわい」も更新中です。 [https://note.com/snack_awai](https://note.com/snack_awai) #スナックあわい #インバウンド #医療通訳 #多文化共生 #おも...

第11話|迷わなくなった旅と、失われた偶然について 08.05.2026

おかえりなさい スナックあわい みほママです 今回は、「観光」という言葉について考えてみました。 便利になった旅。 迷わなくなった街。 翻訳も、地図も、口コミも、 すべて手のひらの中にある時代。 それなのに、 私たちは以前より、 知らない人と言葉を交わさなくなっているのかもしれません。 外国人観光客が急増する日本で、 通訳案内士・看護師という立場から見えてきた、 “人と人の距離”について。 メキシコ、フィンランド...

Episode 10|Why I Donate Blood Every Month — How Lives Are Connected Beyond Words 05.05.2026

Welcome back to Snack Awa-i , a small, quiet place tucked away in a back alley. In this episode, I reflect on two very different forms of care in medicine. In the first half, I revisit a story about a young girl who acted as an interpreter for her parent in a hospital. It raises a simple but difficult question: Is accurate translation enough, when what’s being exchanged is not just information, bu...

第10回|わたしが毎月、献血する理由 ――言葉とは別のかたちで、命をつなぐ 01.05.2026

第10回は、「献血」の話です。 前回のエピソードでは、病院で通訳を担っていた外国人の少女についてお話ししました。言葉が届かない現場で、誰かがその役割を引き受けている現実。 医療は、人と人とのコミュニケーションの上に成り立っています。けれどその一方で、言葉を介さなくても成立してしまう医療もある。 輸血も、その一つです。 どこかで誰かが差し出した血液が、時間と場所を越えて、別の誰かの体の中に入っていく。 そ...

Episode 9: Is Medical Interpretation Really Free? | Hidden Cost of Language Barriers in Healthcare 01.05.2026

In a hospital waiting room in Japan, a young girl becomes the interpreter for her father. What seems like a practical solution raises a deeper question:When professional medical interpreters are not used, what is the true cost? This episode explores language barriers in healthcare, patient safety, and the often unseen burden placed on children acting as interpreters in multicultural families. Here...

第9回 その通訳は、本当に無料ですか? 24.04.2026

病院の待合室で、ひとつのやり取り。 外国人の男性患者さんと、 その娘さん。 まだ10代の女の子が、 通訳としてその場に立っていました。 「なぜ有料なんだ。 子どもがいるのに」 誰も悪くない。 でも、その場で起きていたことがあります。 本来、社会や制度が負担すべきものが、 家族に移り、そして子どもに移っている。 その通訳は、本当に無料なのでしょうか。 病院の現場で起きている、 あまり知られていない現実について、 少...

第8回 寿命を5%延ばす「心の貯金」の話 17.04.2026

楽天家は点、楽観主義は線。 おかえりなさい。 路地裏の小さな語り場、「スナックあわい」。 みほママです。 【今夜のお品書き】 医師の診断より、あなたの「自己評価」 50歳からの女性16万人が教えてくれた、寿命の秘密 鋼よりも、しなやかな「竹の心」を育む 未来を信じるための、今夜の美味しいビール 50歳という節目を目前に、ふと「健康」や「寿命」について考えることが増えました。  WHOの定義する健康とは?  そして、ハー...

第7回 年金支給日はATMで会いましょう 10.04.2026

おかえりなさい 路地裏の小さな語り場、「スナックあわい」 みほママです 今夜は、同窓会のことを。 過去から今、そして少し未来の話をしてみようと思います。 高校を卒業して30年以上、今年50歳。 当時「日陰の身」だった私には想像もできなかった、今の心地よい関係。 「年金支給日は、ATMでお金をおろして、 そのまま集まって飲もうよ」 そんな風に笑い合えるみんなとの時間が、 この番組「スナックあわい」が生まれるきっかけ...

第6回 セレンディピティ|過去と現在が交差した日。 03.04.2026

「もしあの時、メールを送っていなかったら、 今の私はここにいなかったかもしれません」 今夜の『スナックあわい』は、 みほママの人生を大きく変えた一通のメールに まつわるお話です。 20年以上前、大学時代に「少し苦手だった」スパルタな先生。 社会人を経て、看護師となり、 再び学びの門を叩こうとしたとき、 偶然にもその先生の名前を再発見します。 「今さら何をと思われるかも」「忘れられているかも」 「いや、私は研究...

第5と3/4回 探求とセレンディピティのデジャブ 02.04.2026

おかえりなさい スナックあわい みほママです 桜満開のキャンパス。 10代の新入生たちに贈られた言葉が、 なぜか保護者席に座る私の胸を熱くさせました。 「探求に、優劣も評価もいらない」 「興味の赴くままに始めれば、それがやがて真理へ導く」 大学を卒業して30年。 今、改めて「探求」という言葉を噛み締めると、 大人だからこそ味わえる深い面白さがあることに 気づきます。 日常生活の「なんでだろう?」を、 論文や研究発...

第5回 わたしの自己肯定感 27.03.2026

今夜のスナックあわいでは、 「自己肯定感」という言葉について、少しだけ立ち止まって考えてみます。 46歳で大学院に進学した理由。 現場で感じた違和感と、そこから生まれた小さな使命感。 そして、修士課程を終えたときにふと感じた「やるべきことをやった」という感覚。 自己肯定感は、誰かに評価されることでも、何かを達成することでもなく、 自分の中の違和感から目をそらさず、向き合い続けた先にあるものなのかもしれませ...

トレーラー|おかえりなさいスナックあわいへ 26.03.2026

おかえりなさい ここは路地裏にある小さな語り場、 スナックあわい みほママです このお店は 探さないと見つからない、 でも探せば必ず見つかるお店 もしあなたが ここにたどり着いたなら 人生のこと、 仕事のこと、 そして少しだけ 言葉にしきれない気持ちのことを カウンターに座って ゆっくり お話ししませんか? たとえば 久しぶりに 誰かに連絡してみた日や 小さな出来事が あとから振り返ると 人生を動かしていたような気が...

第4話 36歳シングルマザーで看護師を志した話|支えられていた時間 22.03.2026

シングルマザーとして生きる、ということ。 それは「強さ」だけで語れるものではなくて、 むしろ、揺れながら進んでいく時間でした。 働くこと、子育て、将来への不安。 その中で選んだ「看護師になる」という道。 そして、支えていたつもりが、 いつの間にか支えられていた、という気づき。 今回は、少し個人的な話。 スナックあわいでは、 人生の「あわい」にある時間を、 ゆっくり言葉にしていきます。 今夜も、カウンターでお...

第3回 うなずく患者さん|医療通訳という仕事 19.03.2026

診察室で医師の説明を聞きながら、 患者さんは「うんうん」とうなずく。 でも診察が終わってから話を聞くと、 実はほとんど理解できていなかった――。 英語・スペイン語・日本語の医療通訳として働くみほママが、 病院の現場で感じる「言葉」と「理解」のあいだについて語ります。 医療と生活、日本と外国、医療者と患者。 その「あわい」に立つ仕事の話です。 今夜もカウンターにひとつお席が空いています。 ゆっくり座っていきま...

第2回 私が看護師になった日|人生を変えたエピックモーメント 19.03.2026

医療の世界に縁もゆかりもなかったみほママ。 人生を変える瞬間が転機となり、 看護師の道へと踏み出しました。 当時36歳。 小さな子どもを育てながらの挑戦。 振り返ると、人生の転機は 一つの出来事だけで生まれるものではないのかもしれません。 人との出会い。 ふとした言葉。 背中を押してくれる誰か。 さまざまな出来事が重なり合う「あわい」の中で、 人生は少しずつ動き出す。 カウンターにお席がひとつ空いています。 も...

第1回 おかえりなさい、はじめまして。みほママです|スナックあわい 18.03.2026

ある街の路地裏の突き当たりにある、小さな店。 「スナックあわい」。 看護師・医療通訳として働くみほママが、人生と社会の「あわい」を静かに語るポッドキャストです。 テーマは、医療、異文化、子育て、そして人生のこと・・・ 初回は、みほママの自己紹介と「スナックあわい」という名前に込めた思いをお話しします。 カウンターにお席がひとつ空いています。 このお店にたどりついたなら、 少し座っていきませんか。

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