伊舎堂 仁

バレーボールに話しかけよう

Society JA ↓ 129 episodes

短歌

Author

伊舎堂 仁

Category

Society

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Jul 6, 2026

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Episodes

なぜかセットで思い出す2首 25.09.2024

退屈をかくも素直に愛しゐし日々は還らず さよなら京都 ╱栗木京子『水惑星』 平日の明るいうちからビール飲む ごらんよビールこれが夏だよ ╱岡本真帆『水上バス浅草行き』 授業にて「終バス」の歌を教えると誰かを思う目になる奴ら/千葉聡『風のともだち』 終バスにふたりは眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて ╱穂村弘『シンジケート』 短歌

惑星別重力一覧眺めつつ「このごろあなたのゆめばかりみる」/穂村弘 10.09.2024

歌集『ラインマーカーズ』 ⚫︎ 初雪発見係目覚めて呆然とみつめるいちめんのゆきのはら /穂村 弘 ⚫︎ 短歌

探偵の短歌っていったいいつまでかっこいいのか? 16.08.2024

⚫︎ 冷蔵庫(笑うしかない事件だった。思いだしたくもない)を開ける 丸田洋渡『Whisper/Wistaria』 ⚫︎ 探偵が(遺品としての虫眼鏡はじめて見るな)最初に死んだ/夜夜中さりとて『絶海の孤島』 ⚫︎ 生きるとき死体はないが探偵は文字をひらめく棺のように/永井亘『空間における殺人の再現』 ⚫︎ 消えさった予知能力を追いかけて埠頭のさきに鍵をひろった/佐々木朔『探偵と天使』

地元のファミマでバイトしてるやつが毎週楽しみにしてるドラマ/木幡ハルキ 04.08.2024

木幡ハルキ『正しい私たちのふるまい』 https://note.com/lllxxk2/n/n1b80efd5a4b4 ⚫︎ 水色とまでは言えない色をしたアパートのない街で逢えたら/木幡ハルキ『正しい私たちのふるまい』 ⚫︎ 半額の天ぷら買って帰ってる人の赤ちゃん時代の写真 /木田『木田短歌』

泥と土 斜めに置いたラジオから小田和正の歌が流れる/明知真理子 03.08.2024

モヒートのミントの緑きれいだし国民年金は払わない/明知真理子『夏の終わりに何か始まる』 ⚫︎ 恋人が兵隊になり兵隊が神様になる ニッポンはギャグ 北山あさひ「八月の崖」 (『歌壇』2017年2月号) 夕焼けて小さき鳥の帰りゆくあれは妹に貸した一万円 ╱北山あさひ『崖にて』 ⚫︎ 迷惑系歌人となって【歌会に相田みつをの詩を出してみた】/三田三郎「膝も見たくない」 ⚫︎ あの馬鹿が旅に出るならぼくたちは旅には出ない 出...

花火の音におどろいて猫が身構えるこの一夏を長いと思う/五島諭『緑の祠』 01.08.2024

泥と土 斜めに置いたラジオから小田和正の歌が流れる/明知真理子『夏の終わりに何か始まる』 ⚫︎ 短歌

あなたはあなたの脳と生きつつ地下鉄ですこし他人の肩にもたれた/平岡直子 30.07.2024

歌集『みじかい髪も長い髪も炎』より ⚫︎ 孵るものなしと知ってもほおずきの混沌(カオス)を揉めば暗き海鳴り/穂村弘『シンジケート』 ⚫︎ https://youtu.be/a7vhmjUIxWI?si=iabrG7xADqWZ3MRR

ソナチネを観て沖縄に行きたくなる発砲から流血までが恋/関寧花 15.07.2024

『じっと見るには速すぎるたくさんのもの』より ⚫︎ 近づいたら工業廃水だったこと をわざわざ書いて送る絵はがき 関寧花『じっと見るには速すぎるたくさんのもの』 ⚫︎ 可能性。すべての恋は恋の死へ一直線に堕ちてゆくこと 穂村弘『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』 ⚫︎ 沖縄へ一糸乱れず列島を逆のぼる「五台の自動車群」 正岡豊『四月の魚』

くら寿司で初めて当たった景品はコナンでした。とマジックで書く/ナイス害 13.07.2024

春ウサギ 2羽が鼻先くっつけてまだ名前のない明日がくるよ 連作『風上にいる』 ⚪︎ 来世ではこの市役所のペンとなりみんなの名前になって生きたい 笑いながらフェラチオしてる君の目にうつるすべてを忘れたくない 木のスプーン戸棚の奥から取り出して幸せに目がくらむちゃうだぁ /ナイス害『フラッシュバックに勝つる』

水銀灯ひとつひとつに一羽づつ鳥が眠っている夜明け前/穂村弘 10.07.2024

※音声の乱れがあります。すみません…… ⚫︎ 歌集『ドライ ドライ アイス』 夜のテトラポッドを跳べば「口のなか切っているでしょ? 血の味がした」 眼をとじて耳をふさいで金星がどれだかわかったら舌で指せ

鼻と鼻をJにして組み象が二頭右へ左へ回って踊る/鵜飼信光 06.07.2024

『Tanka in Japanese and Their English Versions: Jun. 2024』 https://note.com/too_short_a_song/n/n5b90d1a504c9 虹が空に架かって消えると誰か一人必ず行方不明になった カタツムリがたまに口からしゃぼん玉を飛ばして行方を見送っている 停車したバスの扉からたくさんの紙飛行機が出て飛び去った ⚫︎ 滴ほどの大きさをした心臓があちこちにある私の身体 温泉にヘリコプターが入ろうと下りてくるので逃げる人々 床の上を輪ゴ...

もしうなぎ屋でうなぎをあなごにすり替えられてもわたしは気づかないだろうと思う 27.06.2024

鈴木ちはね『大道芸』 前職の主任手当が五百円だった話が若干うける (歌集『予言』) ⚫︎ 誰ひとりきみの代わりはいないけど上位互換が出回っている/宇野なずき『願ったり叶わなかったり』 短歌

輪ゴム銃、チョキ、ブーイング わたしの指はなんにでもなる/はだし『雲がビュン』 24.06.2024

陸にいる亀は好きだな 海にいる亀も 池にもいますよね、あいつ なかなかのサイズの石だと思う これ持って腰やっちゃうのもいいな 挟むパンだけある 人生でこんなに自由なのってなかなかないよ 犬は別にハワイの犬になりたいワンとかは思ってないですからね はだし『雲がビュン』 (なんたる星 わっしょい号)

熟れた月 こんなに切れない包丁でいったいなにをしてたんだろう/加賀田優子 21.06.2024

いいことないって言いつつチョコを食べているなんかCMみたいな時間 いいなあと思った映画のひとことを深夜の鶏むね肉にささやく 熟れた月 こんなに切れない包丁でいったいなにをしてたんだろう 消したあとここですよって光ってるリモコンを右目だけで見ている /加賀田優子『てくてくてく』  短歌 (なんたる星 わっしょい号) ⚫︎ はちみつで育った毛から花々のにおい たたかえないよ、たましい /加子(「なんたる星」2015...

湖のある森に住みめちゃくちゃ弱い剣だけつくって暮らす/迂回『パンありがとう』 19.06.2024

では助手のうなぎくん、ベン図の形になってみて 2匹目?いないよ きみだけでだよ ルービックキューブで殴るキャラいいね ついでに解けてるのはやりすぎね (なんたる星 わっしょい号 より) ⚫︎ この森で軍手を売って暮らしたい まちがえて図書館を建てたい ╱笹井宏之『ひとさらい』

ボウリングシャツの刺繍のボウリングピンが倒れるふりをしていた/平安まだら 18.06.2024

5首『ミルクとゲイン』 「短歌研究」5+6月号 https://amzn.asia/d/g9hedY5 ⚫︎ よれよれにジャケットがなるジャケットでジャケットでしないことをするから/永井祐『広い世界と2や8や7』 ⚫︎ クリスマス・ソングが好きだ クリスマス・ソングが好きだというのは嘘だ/佐クマサトシ『標準時』

【永井祐を読む週】おもしろくなくても即死はしないけど 08.06.2024

大学生ノリは世界に存在し僕らはそれを指摘していく 引き算のうちはよくてもかけ算とわり算でまずしくなっていく/永井祐『広い世界と2や8や7』 どうもどうもしばらくしばらくとくり返すうち死んでしまいぬ/髙瀬一誌『レセプション』 食えなくなるという仕事に就いていて四大卒の短歌のぼくら/鈴木ちはね『予言』 ギャンブルをしない僕らが決めているひとつひとつの動きの名前/佐クマサトシ『標準時』

【永井祐を読む週】一字空き 無意識トンネル 08.06.2024

寝て起きてお腹が減っていることがとてもうれしい カレーパンの袋 老人になったら何をするんだろう 床に紙コップを置いてみる/永井祐『広い世界と2や8や7』 もしお金があれば子どもは欲しいのかなそうでもないか紅茶出過ぎた/斉藤斎藤『人の道、死ぬと町』 短歌

【永井祐を読む週】今もしも監視カメラで撮られてたらおもしろいだろう〈わたし〉 08.06.2024

おやすみと言ってからホームにのぼり自販機でほうじ茶を選んだ 山手線でマスターキートン読んでいる乗っている座っている端(はし)の席 WikipediaのURLをときどき わたしはコピーして貼りつける/永井祐『広い世界と2や8や7』 ● バレーボール知らぬバレー部顧問われすなはち象 徴天皇のさびしさ/大松達知 ● 短歌

【永井祐を読む週】ものがそこにある がおもしろい歌 08.06.2024

ブルーレイディスクは取り出されないまま 月曜火曜水曜になる 老人になったら何をするんだろう 床に紙コップを置いてみる その夜にあなたの手首についていたG-SHOCK的なもの ずっと前 とうめいな袋の中でポッキーがきれいに横に並んでいるよ/永井祐『広い世界と2や8や7』 短歌

夜(よる)の椅子女に向けてはなちたる紙飛行機はたゆたひにけり/岡井隆 08.06.2024

歌集『歳月の贈物』より ● つきの光に花梨(くわりん)が青く垂れてゐる。ずるいなあ先に時が満ちてて/岡井隆『ネフスキイ』 都市はもう混沌として人間はみそらーめんのやうなかなしみ/馬場あき子『あかゑあをゑ』 After Party / ZEEBRA ft.安室奈美恵 https://music.apple.com/jp/album/after-party-feat-%E5%AE%89%E5%AE%A4%E5%A5%88%E7%BE%8E%E6%81%B5/254886504?i=254888846 短歌

しろくま 08.06.2024

しろくまカレーライス園 そこではみんながにこやかにカレーを食べてしろくまを見る/溺愛『動物図鑑』(神大短歌 Vol.01)

ともだちを旧姓で呼ぶともだちがちゃんと振り返る 蚊だよ/北山あさひ『崖にて』 08.06.2024

「 姓名」を間違えて「性別」と言っている箇所があります※ イルカがとぶイルカがおちる何も言ってないのにきみが「ん?」と振り向く/初谷むい『花は泡、そこにいたって会いたいよ』 あなたが退くとふゆのをはりの水が見えるあなたがずつとながめてた水/魚村晋太郎『花柄』 短歌

「猫がげろをしたシーツを洗ってるおはよう」ということばおはよう/谷川電話 08.06.2024

歌集『恋人不死身説』より

友人のあだ名はリズム 友人の名前はまさし まさしのリズム/永井祐 08.06.2024

歌集『広い世界と2や8や7』 短歌

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