RKKラジオ

高千穂さんのご縁です。

Religion JA ↓ 106 episodes

仏教にまつわる色々なお話を、分かりやすくお話していただく番組です。仏教由来の言葉、豆知識、歴史、迷信、風習、教義、作法などなど。 出演は、熊本市中央区京町にある仏嚴寺の高千穂光正さん。お相手は、丸井純子さん。 お悩み相談もメールで受け付け中!goen@rkk.jp ▼メール goen@rkk.jp ★地上波ではRKKラジオ(熊本)FM91.4    AM1197で、毎週水曜日 午後6時10分から放送中。是非生放送でもお聴きください。

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Jul 8, 2026

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Episodes

【いのちをめぐる報恩講と“海の循環”】 — 田崎市場から考える仏教とSDGs 14.01.2026

🔶 今回のポイント 親鸞聖人の御正忌にあわせて、御正忌報恩講の意義をたどりながら、「いただくいのち」と「生かされる私」を見つめ直します。ゲストは、海の卸売を担う 大海水産株式会社(熊本市・くまもと田崎市場) で働く幼なじみ、豊増 琢真(とよます たくま)さんです。 🔶 報恩講とは 浄土真宗の宗祖 親鸞聖人のご遺徳を偲び、阿弥陀如来の救いに遇う中心法要。起点は第3代宗主 覚如上人の『報恩講式』にさかのぼり、のち...

【海と仏教】——“二つの海”が出会うところ 07.01.2026

新年最初の放送は、海の卸売を担う「大海水産株式会社」(熊本市・くまもと田崎市場)で働く幼なじみのゲスト、豊増琢真さんを迎え、「海と仏教」を語りました。 仏教には海をめぐる二つのイメージがあります。ひとつは尽きない迷いを示す煩悩の海。もうひとつは、限りなく広がる阿弥陀如来の大いなる慈悲をたたえる海。 相反するようでいて、実は同じ海の比喩であり、清濁を抱きとめる大きなはたらきの中に、迷いも救いも包まれて...

【大晦日を味わう】——言葉の由来と「除夜の鐘」の意味 31.12.2025

🔶大晦日・晦日・つごもり 「晦日(みそか)」は本来、月の30日を指しましたが、のちに月の最後の日という意味になりました。 「大晦日」は年の最後の日、12月31日です。 「つごもり(晦)」は太陰太陽暦で月末に月が隠れることから生まれた語とされます。 🔶「師走(しわす)」の語源(諸説) 「僧が走るほど忙しい」という説が知られますが定説ではありません。 「年が果てる(年果つ)」が変化したという説、四季が極まるを語源...

【クリスマス・イブに寄せて】――日本人の宗教観と「信じる」力 24.12.2025

🔶今週のテーマ 12月24日の「クリスマス・イブ」を手がかりに、日本人の宗教行動、科学と宗教の関係、そして“人間はなぜ信じるのか”を考えます。 🔶「イブ」は“前夜祭”ではなく「その夜」 「イブ(Eve)」は evening(夕べ) の古い形に由来し、12月24日の夜 を指します。日本では“前夜祭”的に受け止められがちですが、本来は「クリスマスの夜」という意味です。 🔶日本人の宗教行動の特徴 クリスマスを祝い、結婚式はチャペルで、...

【終活】のお話 ~仏教の視点で見直す~ 17.12.2025

終活を仏教の視点で見直します 🔶終活の目的を整理します 終活は、人生の終わりに向けて準備する活動です。残される人への負担を減らし、自分自身の不安を和らげ、人生の集大成を整える時間でもあります。 🔶終活で整える主な項目 物や人間関係の整理(片づけ、連絡先の整備) 財産の整理(相続・生前贈与・口座や保険の確認) 医療・介護の意思表示(延命の可否、在宅/施設の希望など) 葬儀・埋葬の方針(形式・喪主・菩提寺・お...

【仏教と人権】──「仏のまなざし」で平等を考えます 10.12.2025

🔶世界人権デーの由来を押さえます 12月10日は世界人権デーです。これは1948年(昭和23年)12月10日、パリで開かれた国連総会で「世界人権宣言」が採択されたことに由来します。宣言は前文と30条から成り、「すべての人は法の下に等しく保護される」ことなど、基本的人権の尊重という原則を国際的に掲げました。第2次世界大戦下の迫害や人権侵害の反省から、「人権の保障は世界平和の基礎である」という考えが広がったのです。 🔶...

【成道会特集:お釈迦さまの「中道」を今日に生かす】 03.12.2025

🔶成道会(じょうどうえ)特集|今回の放送でお伝えしたこと 12月8日の成道会に合わせて、お釈迦さまが悟りに到るまでの道のり(四門出遊→出家→苦行と中道→スジャータの乳粥→菩提樹下の成道→初転法輪)を、できごとの順にたどりました。物語としての面白さだけでなく、「いま私がどう生きるか」へつながる視点も添えて解説しています。 🔶放送の流れ(ダイジェスト) 出発点:王子シッダールタの不安 ・豊かな生活を送りながらも、...

【報恩講(ほうおんこう)】とは 26.11.2025

浄土真宗で最も大切な年中行事が報恩講です。宗祖・親鸞(しんらん)聖人のご命日にちなみ、仏さまのご恩、そして教えを伝えてくださった先人のご恩に「報(むく)いて恩に謝する」法要として営まれます。 🔶日にちと暦を整えます 親鸞聖人のご命日:旧暦11月28日(新暦換算では1月16日)。 本願寺派(西本願寺)では、宗祖のご命日に合わせて御正忌(ごしょうき)報恩講を1月16日前後に厳修します。 真宗大谷派(東本願寺)では、...

【お布施のお話(その二)】 地位・所有・席へのしがみつきは、怒りや不満の芽に 19.11.2025

🔶「お布施(その二)」をやさしく読み解きます 今週は、仏教の実践「布施(ふせ)」を前回につづいて深めます。ことば・人名・仏教用語を正しながら、日常に落とし込める形で整理します。 🔶布施の語源を正します 布施はサンスクリット語 dāna(ダーナ) の意訳です。「自分の持ち物・力・心を惜しみなく分かち合い、互いに助け合い喜び合うこと」を指します。 なお、日本語の「旦那/檀那(だんな)」は仏教語で、施主・パトロン...

【お布施のお話(その一)】 お金がなくてもできる「無財の七施」 12.11.2025

🔶「お布施(その一)」をやさしく整理します 「お布施=お金や物を渡すこと」と思われがちですが、仏教でいう**布施(ふせ)**はもっと広く深い実践を指します。今週は、用語を正しつつ、日常で生かせる形にまとめます。 🔶布施の本来の意味 布施はサンスクリット語 dāna(ダーナ) の意訳で、「自分の持ち物や能力・心を惜しみなく分かち合い、互いに助け合い喜び合うこと」を意味します。見返りや取引ではなく、純粋な贈与の心...

【お手紙の話】浄土真宗とメディア 05.11.2025

🔶「お手紙(御文章)と本願寺」 浄土真宗の教えが全国へ広がる過程で、大きな役割を果たしたのが「手紙」でした。室町期に本願寺の宗主・蓮如上人(れんにょ しょうにん)が人びとに向けて書き送った文書は、のちに『御文章(ごぶんしょう)』として編纂され、真宗大谷派(東本願寺)では『御文(おふみ)』とも呼ばれます。ここでは、その要点をやさしく整理します。 🔶蓮如上人と『御文章』 ・著者は浄土真宗本願寺派の第八代宗...

【旅と本願寺】 鉄道の時代が参拝を変えた 29.10.2025

秋は旅に出たくなる季節です。なかでも京都(きょうと)は、今も昔も人びとを惹きつけます。 観光地としての賑わいの陰には、「寺院参拝」と「鉄道の発展」が織りなした歴史の流れがありました。 今回は、旅の視点から本願寺と京都の関係をたどります。 🔶一生に一度の「本山参り」でした 江戸時代、多くの庶民にとって移動手段は“徒歩のみ”でした。 藩をまたぐ移動も容易ではなく、本願寺への参拝は「一生に一度」の大行事でした...

【いい日・悪い日】を仏教から見てみると… 22.10.2025

🔶「いい日・悪い日」を仏教から見直します 「今日は吉日?それとも凶日?」——占いに心が揺れることはあります。 仏教、特に浄土真宗の視点では、日を良し悪しで決めつける前に、自分の在り方と他者への配慮を問い直すことが大切だと説かれます。 今回は、仏教説話(ジャータカ)を手がかりに、「いい日・悪い日」をどう受け止め直すかを整理します。 🔶説話で学ぶ「日取り」の落とし穴 都の一家が婚礼当日に占いへ行き、占い師の...

【仏教SDGs】について 今日からできる“仏教×SDGs”の実践例 15.10.2025

🔶「仏教とSDGs」をやさしく整理します SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年に国連で採択された17の国際目標です。 キーワードは「誰一人取り残さない」。貧困・教育・環境・ジェンダーなど、社会の課題を同時に解いていく視点を求めます。 仏教にも、同じ方向を指す考え方が息づいています。ここでは浄土真宗の視点から、SDGsと響き合うポイントをまとめます。 🔶SDGsの基本を押さえます SDGsは、国連加盟193か国が合意した“世...

【仏教とお米】迷信に惑わされずに歩む 一椀のご飯が教えてくれる“いのちのつながり” 08.10.2025

🔶「仏教とお米」に宿る“いのちへの感謝” 秋は実りの季節です。お米をいただくたびに、たくさんの“いのち”のつながりに支えられて生きていることを思い出します。今回は、浄土真宗における「御仏飯(おぶっぱん)」を中心に、お供えの意味や作法、迷信との向き合い方までを整理してご紹介します。 🔶御仏飯の意味を学びます 御仏飯とは、炊きたてのご飯を仏さまにお供えすることです。 「今からいただく食べ物は、私のいのちを生か...

【月のうさぎ】 自ら火に飛び込んだうさぎの話 01.10.2025

🔶「月のうさぎ」に宿る布施と慈悲 お月見で親しまれる「中秋の名月」には、古くから心を澄ませる時間という意味合いがあります。今回は、月面にうさぎが見えるとされる由来を、仏教説話「ジャータカ(本生譚)」に基づいてわかりやすくご紹介します。月をめでる習わしと、そこに息づく布施と慈悲のこころをたどります。 🔶中秋の名月の由来 中秋の名月は、中国の「中秋節」を起源とする行事です。旧暦8月15日に月の恵みを喜び、実...

【仏教と火】通夜の晩に「火を絶やすと死者が迷う」は迷信 24.09.2025

🔶「仏教と火」に息づく光と香り お寺に足を運ぶと、必ずといっていいほど目にする「ろうそく」や「お線香」。これらには、仏教における深い意味が込められています。今回は、「仏教と火」をテーマに、その象徴的な意味や浄土真宗における作法、さらには迷信との違いまで、幅広くご紹介します。 🔶ろうそくの火に込められた意味 ろうそくの火は、仏さまである阿弥陀如来の「智慧」と「慈悲」を象徴しています。 暗闇を照らす明かり...

【お彼岸のお話】亡き人への祈りであると同時に、今を生きる私たちのためにあるもの 17.09.2025

🔶お彼岸の心を見つめ直す 今年の秋のお彼岸は、9月20日から26日までです。中日(ちゅうにち)にあたる9月23日は「秋分の日」で、祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日とされています。 お墓参りやお寺参りをする方も多いこの期間、「彼岸」という言葉の語源は、サンスクリット語の「パーラミター(波羅蜜多)」から来ています。これは「悟りの境地に至ること」を意味し、仏教でいう「お浄土(じょうど)」を表しています。 🔶太...

【平和を願う心】 ノーマン・ヨシオ・ミネタ氏の話 2001年にアメリカで起こった同時多発テロが発生した9月11日を前に 10.09.2025

🔶平和を願う心は尊い 9月11日は、2001年にアメリカで起こった同時多発テロが発生した日です。旅客機4機がハイジャックされ、結果的に3,000人以上の命が失われました。 この事件は、世界中に大きな衝撃を与えました。事件後は、アラブ系やイスラム教徒への差別や偏見が広まり、空港での人種差別的な扱いや、職場でのいじめ、ヘイトクライムなども発生しました。 🔶ノーマン・ヨシオ・ミネタ氏の尊い行動 6,438機の飛行機を短時間で...

【物の見方】 “それってあなたの感想ですよね?” の意味を考える 03.09.2025

🔶今週のテーマは「物の見方」 この番組では、熊本市中央区京町にある仏嚴寺の住職・高千穂光正(たかちほ こうしょう)さんに、仏教にまつわるさまざまなお話をうかがってまいります。 🔶和歌が伝える物の見方の違い 「手を打てば鳥は飛び立つ 鯉は寄る 女中茶を持つ 猿沢の池」という和歌をご紹介します。猿沢の池(さるさわのいけ)は奈良公園にある池です。ある人が手を叩いたところ、鳥は驚いて飛び立ち、鯉は餌をもらえると...

【蓮如上人と大阪のご縁】 "大阪の名付け親"とも言われる蓮如上人について 27.08.2025

🔶 蓮如上人とは 浄土真宗本願寺派の第8代門主で、「浄土真宗中興の祖」と称されます。 室町時代(1415年~)に生まれ、不遇の幼少期を経て、43歳で本願寺の門主となりました。 荒廃していた本願寺を復興し、門信徒を増やしながら教えを広めました。 🔶 教えの普及と工夫 当時、本願寺は天台宗の傘下で、仏具やご本尊も天台宗の様式でした。 蓮如上人はこれを改め、本願寺を浄土真宗の寺として確立されました。 民衆にも理解できる...

【仏教とご法事】 三回忌は2年後 ご法事は自らの生き方を見つめ直す機会 20.08.2025

今週も、熊本市中央区京町にある仏嚴寺の高千穂光正さんに、「ご法事」についてお話いただきました。 🔶 ご法事とは何か ご法事(仏事)とは、仏様の教えに出会う大切な場であり、亡き人のご縁によって縁ある人々が集い、仏様の教えを聞き、お念仏を称える場です。 🔶 法事の種類 主なご法事には、以下のものがあります: 年忌法要(祥月命日):一周忌、三回忌など。 月命日法要:毎月の命日のお参り。 入仏法要:新たに仏壇を迎...

【戦争と平和】 戦後80年という節目の年 「怨親平等」の心を 13.08.2025

戦後80年という節目の年にあたる今年、番組では戦争の記憶と仏教の教えから平和について考えます。 🔶 サンフランシスコ講和会議と仏教精神 1951年、サンフランシスコ講和会議でスリランカ代表のジャヤワルダナ氏は、お釈迦さまの言葉を引用してスピーチを行いました。 「怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息むことがない。 怨みを捨ててこそ息む。」 スリランカは日本に対する戦後賠償請求を放棄しました。 この...

【戦争と平和】 当時 仏嚴寺も空襲に遭い、ご遺体が運び込まれていた悲しい事実が… 06.08.2025

🔶 お寺と戦争の関わり ・昭和17年、戦争のために「金属回収令」が施行され、寺院の梵鐘や仏具も供出を余儀なくされました。 ・浄土真宗本願寺派の調査によると、当時の約9割の寺院が梵鐘を供出し、戦後に戻ってきたのはわずか5%ほどでした。 ・梵鐘は溶かされ、戦闘機や爆弾などに使われたとされています。 🔶 熊本の空襲とお寺の記憶 ・熊本市京町にある仏嚴寺も空襲に遭い、近くの気象台に焼夷弾が落ちて犠牲者が出たそうです...

【若者と仏教】 意外と若者は仏教に興味がある 30.07.2025

🔶 テーマ:「若者と仏教」 今週も、福岡県の私立校・筑紫女学園で宗教科教諭を務める小杭浄海(おぐい じょうかい)さんをゲストに迎え、若者と仏教の関わりについて語っていただきました。 🔶 現代の若者と宗教の距離 NHKや統計数理研究所の調査によると、日本の若者の宗教離れは近年顕著。 仏教やお寺に対し、「高齢者のためのもの」という印象を抱く若者も多い。 一方で、筑紫女学園では仏教の授業中に寝ている生徒はほとんど...

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