ナオト博士

ナオト博士の地球のこと知ってる!?

Science JA ↓ 441 episodes

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ナオト博士

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Science

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Jul 9, 2026

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Episodes

#442 深海2000メートル、地球が生まれる瞬間をのぞき見た 09.07.2026

地球の表面の3分の2は、深海の「工場」で作られている。そう聞いて、その工場が動く瞬間を人類はまだ見たことがなかった、と言われたら驚きますか? 2024年、南インド洋の海底に沈めた観測機器が、設置わずか2か月後に「地球が新しく生まれる瞬間」を丸ごと捉えました。マグマの噴出、4.2メートルの沈没、そして地震学者を数十年悩ませた謎の答えまで、深海のドラマを10分でお届けします。 Nature Anatomy of a seafloor spreading...

#441 急な山ほど、大崩れしない理由 08.07.2026

急斜面のほうが危なそうなのに、実は「深い土砂崩れ」は起きにくい。この直感に反する事実を、飛行機から放たれたレーザービームが証明しました。カギを握るのは、崩れた「広さ」ではなく斜面の「角度」。プリンと滑り台のたとえで、20年越しに実証された自然界のルールをやさしく解説します。 Science Advances Depth of rainfall induced landslides revealed by DEM of difference analysis using airborne LiDAR data in igneo...

#440 AIが暴いた、人類大移動のヒミツ 07.07.2026

「毎年、何人が国境を越えて引っ越しているのか?」——月には行けた人類が、実は自分たちの動きすら正確に数えられていませんでした。ドイツとポーランドが同じ人の流れを13倍も食い違って報告する、そんなカオスな移住データの世界に、記憶を持つAIが殴り込みをかけます。Nature誌に載った最新研究をもとに、AIが解き明かした人類40年分の大移動の全貌をお届けします。 Nature Deep learning four decades of human migration

#439 サイクロンの目に、カメがダイブした日 06.07.2026

時速219キロ、史上最強クラスの巨大サイクロン。その嵐のど真ん中を、まったく動じずスイスイ泳いでいた意外な生き物がいました。今回は、ウミガメが人類の誰も取れなかった海のデータを持ち帰り、最先端スーパーコンピューターの天気予報を出し抜いた、痛快な最新研究のお話です。 Environmental Research Letters In-situ  oceanographic observations of tropical cyclones from instrumented sea turtles

#438 世界最大の地震が「寝そべった断層」で起きる謎、ついに解けた? 05.07.2026

M9クラスの超巨大地震は、なぜかいつも同じ"格好"の断層で起きています。物理の理論では「一番滑りにくいはず」の場所が、世界最大の地震を生む。この150年来のパラドックスに、東京大学の最新研究が驚くほどエレガントな答えを出しました。カギは、地球内部で静かに回転し続ける力の向きです。 Science Advances Ultralow-angle faults produce giant earthquakes

#437 海が「史上最アツ」な件について 02.07.2026

地球温暖化の余分な熱、その9割を吸い込んでくれているのが、実は「海」だって知っていましたか。2026年前半、その働き者のエアコンがついに悲鳴を上げ、観測史上もっとも暑い6月を記録してしまいました。しかも本当にゾッとするのは、その暑さより「タイミング」の方。今回はEU最新報告書を、たった10分で丸ごと解剖します。 Copernicus Marine Service Persistent ocean warmth and expanding marine heatwaves mark the first h...

#436 20km先まで届く、見えない破壊の波紋 01.07.2026

一つの鉱山ができると、その影響は20キロ先まで、10年以上も広がり続ける。池に石を投げたような破壊の波紋を、人工衛星が初めて大陸規模でとらえました。EVバッテリーの金属を巡る不都合な真実と、その裏にある科学の面白さを、10分でお届けします。 Nature Mining triggers extensive additional deforestation in sub-Saharan Africa

#435 地球に隠された「魔法の真ん中の線」を見つけた話 30.06.2026

地球を東と西に真っ二つにすると、なぜか跳ね返す太陽光の量がぴったり同じになる線がある。その名も東経27度。25年分の衛星データが暴いた、地球が誰にも内緒で守り続けてきた奇跡のバランスを、10分でやさしく解き明かします。 Nature Earth’s east–west albedo symmetry

#434 サンゴが知っていた、数千年に一度の大地震 29.06.2026

石垣島の美しい海に転がる、ただのサンゴの化石。それが実は、5000年ぶんの巨大地震を記録した"証人"だったとしたら? 「ここでは大地震は起きない」という最新科学の結論と、過去に島を襲った数十メートルの大津波。この矛盾を、小さなサンゴが解き明かします。今日もあなたの地球を見る目が、ちょっとだけ変わります。 Nature Communications Evidence of megathrust earthquakes and seismic supercycles in subtropic...

#433 25倍長生きするチョウの謎 28.06.2026

ふつうのチョウは数週間で死ぬのに、南米には「ほぼ1年」生きるチョウがいる。その差、なんと25倍。今回はその秘密を、2026年に一流科学誌に載ったばかりの最新研究から解き明かします。カギは「花粉を食べること」、そして「老けない体を進化させたこと」。たかがチョウと侮るなかれ、人類の不老長寿研究の最前線が、ここにあります。 Nature Communications Evolution of increased longevity and slowed ageing in a genus of t...

#432 迷子にならないウミガメの秘密、ついに直接のぞき見 25.06.2026

カメが西に進んでいたとして、それは自分で泳いだから? それとも海流に流されただけ? この区別が、実は100年以上も誰にもできませんでした。今回、衛星でデータを飛ばす新型タグが、ついにウミガメのハンドルの向きを助手席からのぞき見ることに成功します。 Science Advances Records of compass heading for long-distance ocean migrators show mid-ocean reorientation

#431 白い屋根は地球を救うのか? 灼熱都市バルセロナ生存大作戦 23.06.2026

地中海の宝石・バルセロナが、いま静かにサウナ化している。スーパーコンピューターが弾き出した「都市を冷やす三本の矢」、その最強の答えはなんと「屋根を白く塗るだけ」だった。でもその先には、人類につきつけられる冷酷な真実が待っている。10分で未来都市の運命を体感してください。 Urban Climate Adapting urban areas to rising temperatures: Strategies to reduce heat and vulnerability in a warming world

#430 宇宙の爆音を、気球で待ち伏せろ 22.06.2026

2023年、宇宙から時速4万キロで降ってきたNASAのカプセル。その強烈な爆音を、砂漠の上空に浮かべた気球で「張り込み捜査」のように録音した、2026年発表のホヤホヤの研究を読み解きます。耳に聞こえないはずの音から、地面が音を「えり好み」している意外な正体が見えてきます。最後は、お隣の惑星・金星をめぐる壮大なロマンまで一気にお届け。 Geophysical Research Letters Frequency-Dependent Acoustic Reflection Coefficie...

#429 あなたのクローゼットに199着 ― 服が地球を温める「使用フェーズ」の科学 21.06.2026

平均的なクローゼットには199着もの服が眠っていて、その4分の1はこの1年、一度も着られていません。ベルギーの研究者が160軒の家に上がり込み、タンスの中身を一着ずつ数え上げた2026年の最新論文を、ナオト博士が徹底解説。「何年持ってるか」では絶対に見えてこない、服と地球の本当の関係に迫ります。 Cleaner and Responsible Consumption Unravelling the service lifespan of garments ― empirical insights on use time an...

#428 5500年前の骨が語る、最古のペスト大流行 18.06.2026

「ペストは都会の不衛生な密集から生まれる」——その長年の常識を、シベリアの古代の骨が見事にひっくり返しました。農業も家畜もない狩猟採集民が、なぜ家族ぐるみで倒れていったのか。歯に残ったDNAを手がかりに、5500年前の謎に迫ります。 Nature ⁠Lethal plague outbreaks in Lake Baikal hunter-gatherers 5,500 years ago

#427 月は、こっそり自分で片付けていた 16.06.2026

何百万年も変わらないと思われていた月面。ところがNASAの最新研究が、その常識をひっくり返しました。クレーターがつけた何十キロもの傷あとが、わずか数十年で勝手に消えていく――月の砂の知られざる大移動を、10分で解き明かします。あなたの部屋より片付け上手な、お隣の星の話。 Geophysical Research Letters Regolith in Motion: Dynamic Surface Evolution After Lunar Impacts

#426 深海の温泉が、地球のエアコンだった!? 15.06.2026

海の底でひっそり湧く火山の温泉が、実は地球全体の気候を左右するスイッチだったかもしれません。氷河期・海底火山・小さなプランクトン・大気中の二酸化炭素。一見バラバラなこの4つが、実は一本の鎖でつながっていた。2026年の最新研究が暴いた、地球の壮大な裏ネットワークに迫ります。 Nature Geoscience Ocean iron fertilization from enhanced mid-ocean-ridge volcanism due to ice-age sea-level falls

#425 太平洋、沸騰前夜。〜今世紀最強エルニーニョ、開幕宣言〜 14.06.2026

2026年6月、アメリカの気象機関NOAAが世界に向けて衝撃の発表をしました。「エルニーニョ、始まりました。今世紀最強クラスに育つ確率、63%」。降水確率63%なら傘を持つのに、私たちは地球規模の異常気象に対してどう備えればいいのでしょうか。露天風呂のたとえ話から観測技術まで、10分で一気に解説します。 EL NIÑO/SOUTHERN OSCILLATION (ENSO)DIAGNOSTIC DISCUSSION

#424 その『カーボンオフセット』、物理的にホント? 11.06.2026

飛行機に乗ると表示される「植林でCO₂を相殺しました」の文字。なんだか良いことをした気分になりますが、2026年のNature論文はそこに冷や水をぶっかけます。なぜ木を植えてもCO₂はチャラにならないのか、その代わり何になら使えるのか。お風呂の排水溝と、借金の話から、人類の意外な打開策まで10分で解き明かします。 Nature Temporary carbon dioxide removal to offset short-lived climate forcers

#423 70万年前のウンチがタイムカプセルだった 10.06.2026

カナダの永久凍土から見つかった、リスのウンチの化石。一見ただの石ころですが、これが70万年前の氷河期の世界をまるごと閉じ込めた「超高級タイムカプセル」だったんです。冬眠明けにマンモスの死肉を貪り食う「氷河期のゾンビ」リスの正体から、教科書を書き換えた大発見まで、10分で楽しく掘り下げます。 Nature communications Ground squirrel coprolites preserve complex archives of ancient environmental DNA over 700,...

#422 宇宙ビジネスの不都合な真実。ロケットは地球に何をしているのか 10.06.2026

飛行機の燃料のたった0.021%。なのに無視できない。ロケットの排気が成層圏のど真ん中に直接ばらまかれるからです。186回の打ち上げと472個の宇宙ゴミを全部計算した執念の研究を10分で噛み砕きます。 Earth's Future The Role of Propellant Type, Re-Entry, and Plume Reactions in the Atmospheric Impacts of Spaceflight

#421 ゴミ捨て場が汚いと、なぜ人はもっと汚すのか? 08.06.2026

ドアを開けたら、取っ手にジャガイモの皮、横には鳥のフン。あなたはちゃんとフタを開けて捨てられますか? 今回は、北欧3か国・1500人を巻き込んで「人がゴミを汚く捨てる本当の理由」を突き止めた、情けなくて超一流の科学を紹介します。キーワードは、人類が何万年もかけて磨いてきた感情「おえっ」です。 Journal of Environmental Psychology How Disgust Sensitivity Shapes Waste Disposal Behavior in Everyday Public Env...

#420 あなたの頭の中にはレゴが入っている 07.06.2026

見たこともない生き物をなぜ描けるのか、その秘密はあなたの脳に眠る「部品」にあります。2026年5月にネイチャー誌に載ったばかりの最新研究を手がかりに、サルのお絵描き実験から人間の知能の正体に迫ります。お絵描きが言語の祖先だったかもしれない、という驚きの結末まで一気にお届けします。 Nature Neural representation of action symbols in primate frontal cortex

#419 天才ファインマンが解いた「今日のごはん、どこで食べる問題」 04.06.2026

いつものお気に入りに通うか、新しい店に冒険するか。誰もが毎晩悩むこの問題を、ノーベル賞物理学者リチャード・ファインマンがタイ料理屋で数式にして解いていました。半世紀ぶりに解読されたその答えと、2520人の実験でわかった「人間の意外な賢さ」を10分で楽しく解説します。聴き終わる頃には、いつものごはん選びが宇宙の真理に近づいているはずです。 PNAS Resolving Feynman’s restaurant problem reveals optimal solutio...

#418 水星の謎を解くカギは、アフリカの火山にあった 03.06.2026

太陽系でいちばん遠そうに見える水星。その表面には、できたばかりの「謎のくぼみ」が今もポツポツと増え続けています。死んだはずの星に、なぜ新しい傷あとが? この最大のミステリーを解くカギが、なんと地球のたった一か所、アフリカの火山に隠されていました。来年11月、水星から届く「指紋」が、すべてを明かします。 Icarus Carbonatites from Ol Doinyo Lengai, Tanzania — An unusual rock as analog for Mercury as potent...

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