Mike

徒然なる自動車業界の将来動向

Business JA ↓ 397 episodes

100年に一度の大変革期の真っただ中、先行き不透明の自動車産業の情報をまとめて共有いたします。・市場の将来予測をするにあたってルチル・シャルマの未来予測(2018年発刊) の10個の観点の理解を深める情報を発信しています。・ますます高まる『地政学』を自動車業界で深堀して見えてくる『中国』『電動化』『自動運転』の統合した競争力を強化する構造を明らかにすることを試みています。・自動車業界の大きなニュースを題材にその裏に見える戦略や意図を紐解きます。ぜひ気楽に聞いて、皆さまの仕事や興味の深堀にご利用ください。<補足>シーズン1 (#1-xx)は、日本語で発信し、シーズン2(#2-xx)は英語での発信となっています。取り扱うトピ...

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Mike

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Business

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Jun 21, 2026

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Episodes

#1-272 SMC決算分析:インドで仕掛ける牛糞の地上戦 20.02.2026

 スズキ株式会社の2026年3月期第3四半期決算 と、それに伴う インド市場での成長戦略 を包括的にまとめたものです。連結業績は為替や原材料高の影響で 5期ぶりの営業減益 となりましたが、インドでの GST(物品・サービス税)改定 を追い風に小型車需要が急回復し、売上収益は過去最高を更新しています。同社はシェア50%奪還に向け、新型SUV「ビクトリス」の投入や 初のグローバルEV「e VITA」の展開、さらに牛糞を活用したバイ...

#1-271 マツダ決算分析:メキシコの罠とトヨタへの寄生 19.02.2026

 マツダの2026年3月期第3四半期決算 と、地政学的リスクに直面する同社の 生存戦略 を多角的に解説したものです。実績面では、 米国関税 による数千億円規模の巨額コストが利益を圧迫し、累計で営業損失を計上する厳しい状況が示されています。しかし、第3四半期単体での 黒字化 や、主力車種である 新型CX-5 のグローバル展開、徹底した構造的コスト低減により、回復への道筋を探っています。また、外部提言書や分析記事では、メ...

#1-270 AIが自律執筆した論文が査読を突破 18.02.2026

 AIエージェントが自律的に研究の立案、実験、論文執筆までを行うシステム The AI Scientist-v2 の能力と課題を詳述したものです。このシステムは、 エージェントによるツリー探索 を用いて、アイデアの創出から統計的な裏付けを持つ実験の実行、さらには図表の自動生成までを包括的に管理します。実際に生成された論文が査読プロセスを経て ワークショップレベルの採択基準 を満たした一方で、データの重複や図表の誤認、理論的...

#1-269 2026年2月9日週の自動車業界ニュース 17.02.2026

2026年2月9日の1週間で発表されたニュースのおまとめです。各社決算発表の内容を見ると、 トランプ政権による高関税政策 が世界の自動車業界に与える深刻な影響を浮き彫りにしています。特に日系メーカー各社は、 米国や中国での販売不振 と関税コストの増大により、大幅な赤字転落や減益といった厳しい決算状況に直面しています。こうした経営環境の激変に対し、企業側は 生産拠点の現地移管 や大規模な人員削減、さらに競合他...

#1-268 SUBARUの決算発表:利益蒸発の主犯は米国関税 16.02.2026

SUBARUは、米国の 追加関税 (2,290億円)や環境規制費用により、営業利益が前年比82%減と激減しました。この危機に対し、トヨタとの提携で開発した新型BEV「 トレイルシーカー 」の自社生産を開始。主力車の米国 現地生産 拡大で構造改革を急ぎます。

#1-267 三菱自動車2026年3月期第3四半期決算分析 15.02.2026

 外部環境の激変で 営業利益が激減 しました。特に 米国関税 の巨額支払いや北米での在庫過多が収益を圧迫し、純損益は赤字に転落しています。一方、ASEAN市場では新型車や ハイブリッド戦略 で防衛を図り、売上高見通しを上方修正しました。自社開発を抑制し、 アライアンス活用 による技術外部化とコスト管理を徹底する「選択と集中」で回復を目指しています。

#1-266 AUTOSARのコアパートナーのデンソーが握るSDVのルール覇権 14.02.2026

 デンソーは2026年、車載ソフトの国際標準団体 AUTOSAR で、戦略策定を担う最高位の コア・パートナー に昇格しました。欧州勢主導の体制下、アジア企業として実装力を武器に 標準化 を主導します。  自動車業界では SDV 化が加速し、 機能安全 (ISO 26262)や モデルベース開発 (MBD)による高度な品質管理が不可欠です。デンソーは日本勢の総意をまとめ、自社の強みを活かした API標準化 などを通じて、国際的な ルール形成...

#1-265 2026年3月度第3四半期決算デンソー:半導体とソフトに賭ける理由 13.02.2026

 デンソー の2026年3月期第3四半期決算は、円安等で売上高を上方修正する一方、利益面は大幅な 下方修正 となりました。 部材高騰 や 米国の追加関税 、品質対応費用が利益を圧迫したためです。一方、将来の成長を見据え、 車載半導体 や ソフトウェア(SDV)領域への積極投資を継続しています。株式市場全体では、日経平均が最高値を更新する中で信用買い残 が高水準に達し、今後の売り圧力への注視が必要な状況です。決算を受けた...

#1-264 2026年2月2日週の自動車業界ニュース 12.02.2026

 自動車業界は 第2次トランプ政権 による関税強化やEV補助金撤廃で不透明感が増しています。 トヨタ は業績予想を上方修正し売上50兆円を見込む一方、マツダは減益。各社は HEV や大型内燃機関車へ戦略を転換し、 自動運転 や SDV 開発を加速させています。一方、海運では世界初の レベル4自動運航船 が商用化されました。

#1-263 トヨタがホライゾン製半導体を選ばざるを得ない理由 11.02.2026

 デジタル競争の主戦場はスマホから、自動運転等の フィジカルAI へ移行しています。中国の ホライゾン は、圧倒的な コスト競争力 と性能を武器に、トヨタやスズキ等の日系大手から受注を獲得しました。これは、従来のルネサスやモービルアイ中心の調達構造を覆す 戦略的転換点 です。 中国企業は実環境でのデータ収集による 学習ループ を構築し、企業枠を超えた AIエコシステム で優位性を確立。高価なLiDARに頼らない高度な運...

#1-262 クアルコム決算分析:車載戦略とAIブームの逆風 10.02.2026

Qualcommの2026年度第1四半期は、売上高123億ドルの 増収増益 となりました。PC向け Snapdragon X2 Plus や ロボティクス 、 車載向け 等の新製品が成長を牽引しています。一方、 メモリ不足 による価格高騰や、中国市場の在庫調整が今後の成長の不確実性として示唆されました。

#1-261 Waymoの決算分析:自動運転の産業化とAI戦略分析 09.02.2026

 Alphabet傘下の Waymo は、2026年に商用化の転換点を迎えました。週45万回の乗車実績と、関税回避のための キット組立 戦略、次世代車両 Ojai によるコスト削減で「産業化」を推進しています。財務上の赤字は企業価値上昇に伴う会計上の費用が主因であり、実質的な ユニットエコノミクス は改善傾向にあります。また、 Gemini を統合した Android Automotive OS により、車内を「エージェント型AIコックピット」へ進化させ、物理...

#1-260 スマイルカーブが暴く自動車製造業の死の谷 08.02.2026

 2026年、自動車産業は SDV 時代を迎え、利益の源泉は製造から 半導体 や ソフト へ移動しました。 Qualcomm や Alphabet が高収益を誇る一方、 デンソー 等の部品メーカーは受託開発のコスト増に苦戦しています。 GM はサブスク収益で対抗し、 Waymo は関税回避のため供給網を中国から韓国へ転換しました。日本企業が生き残るには、自前主義を捨て、 地政学的適合性 の高い「物理の実行役」として、独自の メカトロニクス 価値を...

#1-259 トヨタ自動車2026年3月期第3四半期決算分析 07.02.2026

売上高50兆円 を見込む一方、 北米の関税リスク や中国市場の激変に直面しています。これに対し、米国での バッテリー自給化 に向けた巨額投資や、中国での テック企業連携 を加速。EV目標を柔軟化しつつ、 HEVの収益力 を武器に地政学的な断層線を乗り越える 資源配分の再構築 を進めています。

#1-258 Mambaは「賢く忘れて」Transformerを超える 06.02.2026

 Mamba は、従来のTransformerが持つ計算の非効率性を解消する新しい 選択的状態空間モデル(Selective SSM)です。入力に応じたデータ選択機能 と ハードウェア最適化 により、数百万トークンの長いシーケンスでも 線形スケーリング で高速に処理します。  言語やゲノミクス等の多領域で 最高水準の精度 を達成。Transformerと比較して、推論スループットは 5倍 向上し、モデルサイズが2倍の既存モデルに匹敵する性能を示します...

#1-257 BYDが赤字覚悟で日本へ脱出する理由 05.02.2026

 中国の BYD は、国内の過酷な競争「 内巻 」を背景に海外展開を加速させています。2026年までに国外販売130万台を目指し、関税のない 日本市場 へ戦略的な低価格で参入。特にPHEV「 シーライオン6 」は、国産車を圧倒する価格と性能でシェア拡大を狙います。 一方、 ドイツ は自国産業保護と市場活性化の間で、中国勢を排除しない補助金制度という「賭け」に出ました。米欧が関税の壁を築く中、BYDは日本をグローバル戦略の重要...

#1-256 油電同智:中国におけるエンジン車の知能化戦略 04.02.2026

中国の Momenta 社は、トヨタやGMなど130車種以上に運転支援技術を供給し、世界進出を加速させています。同社の強みは、地図に依存せずAIが運転の直感を学ぶ エンドツーエンド モデルと、データ蓄積で性能が向上する フライホイール 構造にあります。メーカーが独自に機能を調整できる オープン戦略 や、LiDAR不要の 低コスト 化が、外資メーカーに「事実上の標準」として選ばれる理由です。中国市場ではエンジン車にも高度なAIを...

#1-255 テスラ対GM:2025年財務・戦略的分岐点の分析 03.02.2026

 2026年、自動車業界は劇的な分岐点を迎えました。 テスラ は販売減の「成長痛」に耐えつつ、巨額投資で 物理AI企業 への変貌を急ぎ、自動運転やロボットで知能の独占を狙います。対する GM はEV計画を「損切り」する実利主義へ回帰。収益性の高い 内燃機関 と株主還元を優先し、地政学的リスクにも国内回帰で備える「大人の経営」を鮮明にしました。業界はテスラの「知能プラットフォーム」とGMの「安心・サービス」へ二極化して...

#1-254 GM 2025年度決算分析:現実主義への回帰と生存戦略 02.02.2026

 GMは2025年、EV等の巨額減損により表面上は赤字転落した。しかし実態は、過去の過大な投資を清算し 資本効率 を追求する戦略的「膿出し」である。高収益な 北米ICE(内燃機関)事業 が潤沢な現金を稼ぎ、大規模な 自社株買い で株主還元を加速させた。当初のEV偏重から、PHEV再導入や中国事業の縮小、自動運転の現実路線への転換など、理想を捨てた 実利主義 への回帰を鮮明にしている。トヨタの戦略を追認する形で、地政学リス...

#1-253 テスラ2025年決算分析:リスクと機会 01.02.2026

 2025年度のテスラ決算は、EV販売の低迷により初の 年間減収 を記録しました。一方で、 エネルギー事業 は過去最高の導入量を達成し、収益の柱へ成長。同社は現在、自動車中心から 物理AI企業 への転換を宣言し、 自動運転(FSD)や人型ロボットOptimus に注力しています。2026年には設備投資を 200億ドル へ倍増させ、次世代チップ開発やロボタクシー量産を目指す計画です。市場では、本業の苦境を先端技術で突破できるか、 巨額...

#1-252 1月26日週刊ニュース 31.01.2026

2026年1月26日週の主要な自動車・経済ニュースの要約です。 1. 米国の関税政策とGMの決算 トランプ米政権は、韓国国会での対米投資関連法の承認遅延を理由に、韓国製品への関税を25%へ引き上げると警告し、現代自動車などへの打撃が懸念されています。一方、GMは2025年第4四半期決算で市場予想を上回る利益を達成し株価が上昇しました。EV生産能力の縮小や自社株買いなど「利益重視」への戦略転換が好感されましたが、利益分配の減...

#1-251 ホンダとPNEによる次世代電池リサイクル共同開発 30.01.2026

HondaとPrinceton NuEnergy(PNE)が共同開発を進める次世代リサイクル技術の話です。両社は、次世代リチウムイオン電池リサイクル技術の実用化に向けた覚書(MOU)を締結しました。この提携の中核にあるのは、PNE独自の「低温プラズマアシスト分離プロセス(LPAS™)」を用いたダイレクトリサイクル技術です。この技術は、従来の製錬法とは異なり、電池材料を元素レベルまで分解せず、不純物を除去して正極材の結晶構造を直接修復...

#1-250 Tesla 米国最大級のリチウム精製所を稼働開始 29.01.2026

テスラ社がテキサス州コーパスクリスティ近郊に建設した リチウム精錬所が本格的に稼働を開始した ことを伝えています。この施設は北米で初めて リチウム輝石から水酸化リチウムを直接抽出する革新的な技術 を採用しており、従来の精製方法よりも低コストかつ環境に優しい点が特徴です。イーロン・マスク氏は、この工場が 全米最大かつ世界で最も先進的な精錬所 であると強調しており、有害な副産物を排出しない持続可能性も高く評...

#1-249 Tesla 安全監視員なしのロボタクシー運行を開始 28.01.2026

 テスラの「サイバーキャブ」を中心としたロボタクシーの開発状況や、無人運転に伴う法的・倫理的な責任問題 、および規制当局による調査が大きな焦点です。

#1-248_車載半導体の物理的限界とチップレット覇権争い 27.01.2026

 次世代の半導体技術である チップレット と 3次元SoC 、およびその 標準化や実用化に向けた最新動向 を解説しています。 デンソー と メディアテック は、2029年に向けた E2E自動運転用SoC の共同開発を通じて、低コストかつ高性能な車載システムの実現を目指しています。並行して ソシオネクスト は、ロジックチップを垂直に積層する 最先端の3次元設計フロー を確立し、処理能力の向上と消費電力の抑制を加速させています。ま...

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