高橋宏治(作曲家)と田口仁(文化史研究者)

本読むネズミ ― 文学を読み、語り、音にする読書Podcast。

Arts JA ↓ 50 episodes

本を読むように、音を聴くように、映画を観るように、世界を考える。東京藝大出身の作曲家と、東大出身の文化史研究者が、1冊の本を起点に、文学・哲学・映画・アートを横断しながら語る読書トーク番組。読むことから、世界の見え方が少し変わっていく。「本読むネズミ」。 ■ X(Twitter) https://twitter.com/honyomunezumi ■ Instagram https://www.instagram.com/honyomunezumi ■ note https://note.com/honyomunezumi 📩 お便りフォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf3ygQMr8rk5uWL-sMrs24w5yVchJqrw7CxCq8rbVhJS8pCmA/viewform 🎪 お仕事のご依頼はこちら ・📖 文学イベントでのトーク×作曲 ・🎹 オリジナル楽曲・劇伴音楽...

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高橋宏治(作曲家)と田口仁(文化史研究者)

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Jul 9, 2026

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Episodes

#25『19歳の地図』中上健次〜理由なき悪意に共感?〜 17.05.2024

【紹介書籍】 『19歳の地図』 中上健次(著) 【内容説明】 「俺は何者でもない、何者かになろうとしているのだ」――東京で生活する少年の拠り所なき鬱屈を瑞々しい筆致で捉えたデビュー作。全ての十九歳に捧ぐ青春小説の金字塔。 (河出書房新社サイトより) 【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmail.com 【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の...

#24『ハルモニア 』鹿島田真希 〜悩める作曲科の学生〜【ゲスト:浦部雪さん(指揮者・作曲家)】 28.04.2024

【紹介書籍1 『ハルモニア』 鹿島田真希(著) 【内容説明】きみはぼんやりしているぼくを押し倒して唇を寄せてくる。このセックスはスケルツォみたいだな、とぼくは思う──スラブ系の血をひく天才美少女、その才能を誰よりも理解し、自由を受け入れる優しい青年。作曲家志望の二人と個性豊かな友人たちの恋と友情。音楽の秘密を探し、新しい音楽を作るのに必要なものは何かを問う表題作に最新短編を併録。 (新潮社サイトより)...

#23『家族ゲーム』本間洋平 〜家族という制度の奇妙さ〜 27.01.2024

【紹介書籍1 『家族ゲーム』 本間洋平(著) 【内容説明】出来のいい“ぼく”と違って、グズな弟は、家庭教師を何度かえても効果なし。高校進学をひかえ、何とかしたいと焦る母。6人目の家庭教師・吉本の出現で、ついに変化が! 経歴も風貌も型破りな吉本は、弟を逃がさず、体育会系ノリで徹底的にしごいていく。両親の期待は弟にうつり、優等生だった“ぼく”は、だんだん勉強をサボリ気味に……。受験に振り回される一家を描く、第...

#22『街とその不確かな壁』村上春樹〜知らぬ間に築いていた 自分らしさの檻の中で〜 16.11.2023

【紹介書籍】 『街とその不確かな壁』 村上春樹(著) 【内容説明】魂を揺さぶる村上春樹の〈秘密の場所〉へ―― 待望の新作長編1200枚! 十七歳と十六歳の夏の夕暮れ……川面を風が静かに吹き抜けていく。彼女の細い指は、私の指に何かをこっそり語りかける。何か大事な、言葉にはできないことを――高い壁と望楼、図書館の暗闇、古い夢、そしてきみの面影。自分の居場所はいったいどこにあるのだろう。村上春樹が長く封印してきた「物...

#21『水溶性のダンス』河野咲子〜ため込んだ言葉をいつ吐き出そう〜 28.10.2023

【紹介書籍】 『水溶性のダンス』 河野咲子(著) 【内容説明】からくり仕掛けの骨格に、パルプ鉱でできた肉をまとった人びとが暮らす街。ある雨夜、からだの修復を行う「人体師」のわたしは、体内に「強い言葉」を持つ踊り子に出逢う──。<ゲンロン 大森望 SF創作講座>で第5回ゲンロンSF新人賞(選考委員:大森望、菅浩江、伊藤靖、東浩紀)に輝いた受賞作が、大幅な改稿のうえ電子書籍化。書評家・翻訳家の大森望による解題を付...

#20『地図と拳』小川哲〜偽物たちが構成する世界の破局と希望〜 25.10.2023

【紹介書籍】 『地図と拳』 小川哲(著) ⁠ 【第168回直木賞受賞作】 【第13回山田風太郎賞受賞作】 「君は満洲という白紙の地図に、夢を書きこむ」 日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。「燃える...

#19『ラヴェル』ジャン・エシュノーズ〜完成度の高さに感動!?〜 04.09.2023

【紹介書籍】 『ラヴェル』 ジャン・エシュノーズ (著) 関口涼子 (訳) 「ラヴェルの身長は競馬騎手くらい、つまりフォークナーくらい低かった。一九一四年、やせっぽちのくせに軍隊に志願したいと思い、まさに体重が少ないということこそが空軍に徴募されるに理想的だと、徴兵官を説得しようとした。この入隊は拒否され、それ以外のあらゆる兵役も免除されたが、それでもしつこく頼むので、冗談のようだが超重量級の部隊に運転...

#18『すべての野蛮人を根絶やしにせよ』-『闇の奥』とヨーロッパの大量虐殺- スヴェン・リンドクヴィスト 02.08.2023

【紹介書籍】 「すべての野蛮人を根絶やしにせよ」:『闇の奥』とヨーロッパの大量虐殺 スヴェン リンドクヴィスト(著)⁠ ヘレンハルメ美穂(訳) 世界のどこであろうと、奥深くにしまいこまれた知識、いったん意識してしまうとそれまでの世界観が崩壊し、自分自身を問い直さなければならなくなる、そんな知識があるとしたら――世界のどこであろうと、そこは『闇の奥』の舞台になる。(本文より) 19世紀末、ヨーロッパ列強による...

#17『三文オペラ』ブレヒト〜オペラって何?〜【ゲスト:植村真さん(演出家)】 15.07.2023

【紹介書籍】 『三文オペラ』 ベルトルト・ブレヒト(著)⁠谷川道子  (訳)    舞台は19世紀ロンドン。貧民街の顔役、メッキースは街で偶然出会ったポリーを見初め、その日のうちに結婚式を挙げる。ところが彼女はロンドンの乞食の元締めの一人娘だった......。痛烈な皮肉と下ネタが炸裂。猥雑なエネルギーに満ちた、20世紀最大の劇作家ブレヒトの代表作!!(光文社サイトより) 【ご意見・お問い合わせはこちら】info.nezumi@gmai...

#16(後編)『百年と一日』柴崎友香〜『東京時影 1964/202X』と併せて~【ゲスト:吉野良祐さん】 18.06.2023

【紹介書籍】 『百年と一日』 柴崎友香⁠(著)⁠ 大根のない町で大根を育て大根の物語を考える人、屋上にある部屋ばかり探して住む男、周囲の開発がつづいても残り続けるラーメン屋「未来軒」、大型フェリーの発着がなくなり打ち捨てられた後リゾートホテルが建った埠頭で宇宙へ行く新型航空機を見る人々……この星にあった、だれも知らない、だれかの物語。人間と時間の不思議がつまった33篇。作家生活20周年の新境地物語集。(筑摩...

#15(前編)『百年と一日』柴崎友香~“場所”が主役の物語~【ゲスト:吉野良祐さん】 12.06.2023

【紹介書籍】 『百年と一日』 柴崎友香⁠(著)⁠ 大根のない町で大根を育て大根の物語を考える人、屋上にある部屋ばかり探して住む男、周囲の開発がつづいても残り続けるラーメン屋「未来軒」、大型フェリーの発着がなくなり打ち捨てられた後リゾートホテルが建った埠頭で宇宙へ行く新型航空機を見る人々……この星にあった、だれも知らない、だれかの物語。人間と時間の不思議がつまった33篇。作家生活20周年の新境地物語集。(筑摩...

#14『海と毒薬』遠藤周作〜罪と悪の違いとは?〜 07.05.2023

【紹介書籍】 『海と毒薬』 ⁠遠藤周作⁠(著)⁠ 戦争末期の恐るべき出来事――九州の大学付属病院における米軍捕虜の生体解剖事件を小説化、著者の念頭から絶えて離れることのない問い「日本人とはいかなる人間か」を追究する。解剖に参加した者は単なる異常者だったのか? どんな倫理的真空がこのような残虐行為に駆りたてたのか? 神なき日本人の“罪の意識”の不在の無気味さを描き、今なお背筋を凍らせる問題作。(新潮社サイトよ...

#13『インヴェンション・オブ・サウンド』チャック・パラニューク~フィクションの底を抜くパラノイド様式~ 25.04.2023

【紹介書籍】 『インヴェンション・オブ・サウンド』 チャック・パラニューク (著) 池田 真紀子 『ファイト・クラブ』原作者、18年ぶりの新刊邦訳がついに 「全世界の人々が同時に発する悲鳴」の録音を目指すハリウッドの音響技師ミッツィ、児童ポルノサイトで行方不明の娘を探し続けるフォスター。2人の狂妄が陰謀の国アメリカに最悪の事件を起こす――『ファイト・クラブ』の著者が2020年代の世界へと捧げる爆弾。(Hayakawa O...

#12『意味がなければスイングはない』村上春樹 ~シューベルトのピアノソナタは穴だらけ?~ 01.04.2023

【紹介書籍】 『 意味がなければスイングはない 』より“シューベルト「ピアノソナタ第十七番ニ長調」D850――ソフトな混沌の今日性” 村上春樹 (著) 待望の、著者初の本格的音楽エッセイ。シューベルトのピアノ・ソナタからジャズの巨星スタン・ゲッツの“闇の二年間”、ブルース・スプリングスティーン、Jポップのスガシカオまで、すべての音楽シーンから選りすぐった十一人の名曲がじっくりと、磨き抜かれた達意の文章で、しかもあ...

#11『夢奇譚』A・シュニッツラー〜夫婦が今すぐしないといけないこと〜 21.03.2023

【紹介書籍】 『夢奇譚』 アルトゥル・シュニッツラー (著) 池田 香代子 (訳) 平穏で円満な家庭生活に恵まれた医師フリードリーンだったが、春の息吹が感じられるある夜、ふとしたことから、秘密のパーティーに潜入する。そこで言葉を交わした女性に強く惹かれるが……。夢と現実の間に描かれる性的妄執の世界。『夢判断』のフロイトに「わが精神のドッペルゲンガー」と言わせた作家シュニッツラーの問題作。(文春文庫より) 【note...

#10『異常【アノマリー】』 エルヴェ・ル・テリエ 〜自分がもう一人いたらどうする?〜 12.03.2023

【紹介書籍】 『異常【アノマリー】』 エルヴェ・ル・テリエ(著) 加藤 かおり(訳) ゴンクール賞受賞、異例の110万部突破! NYに向けて降下する航空機を襲った異変。世界中に不安が広がるなか、搭乗者たちの決断は―― 殺し屋、ポップスター、売れない作家、軍人の妻、がんを告知された男……なんのつながりもない人びとが、ある飛行機に同乗したことで、運命を共にする。飛行機は未曾有の巨大乱気流に遭遇し、乗客は奇跡的に生還し...

#09『エーコとサッカー』 ピーター・P.トリフォナス 〜W杯の盛り上がりに水を差してみる!〜 26.02.2023

【紹介書籍】 『 エーコとサッカー 』 ピーター・P.トリフォナス (著) 富山太佳夫 (訳) なぜサッカーはあれほどまでに観衆を熱狂へと駆り立てるのか。サッカーは単なるゲームではない。生活世界の多様な意味をそこに読み取らせる文化の記号体系であり、その背後には文化産業たるメディアの介在があるのだ。記号学者エーコが文化現象としてのサッカーとサッカーをめぐる言説の解読に挑む。 (岩波書店サイトより) 【note】htt...

#08『JR上野駅公園口』柳美里〜東京藝大卒業生が語る上野公園〜 13.02.2023

【紹介書籍】 『 JR上野駅公園口 』 柳 美里 (著) 一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた――東京オリンピックの前年、出稼ぎのため上野駅に降り立った男の壮絶な生涯を通じ描かれる、日本の光と闇……居場所を失くしたすべての人へ贈る物語。 【全米図書賞・翻訳文学部門 受賞作】 (河出書房新社サイトより)【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田...

#07『ホワイト・ノイズ』ドン・デリーロ〜“死”への恐怖は贅沢な悩み?〜 31.01.2023

【紹介書籍】 『ホワイト・ノイズ』 ドン・デリーロ(著)森川展男(訳) 知れば知るほど、死は育っていく。 甚大な空中汚染事故、消費社会の猛威、情報メディアの氾濫、オカルトの蔓延、謎の新薬〈ダイラー〉の魔手、いびつな家族関係、愛の失墜、そして、来るべき《死》に対する底なしの恐怖……。 日常を引き裂くこの混沌を、不安を、哀切を、はたして人々は乗り越えられるのか? 現代アメリカ文学の鬼才ドン・デリーロの代表作に...

#06『セヴンティーン』大江健三郎 〜《右》という鎧を身につけモリモリ強くなる〜 20.01.2023

【紹介書籍】 『セヴンティーン』 大江健三郎(著) 『セヴンティーン』は、大江健三郎の中編小説。1961年1月に「文學界」に掲載され、1963年6月に新潮社から中・短篇集『性的人間』に収録されて刊行された。 浅沼稲次郎暗殺事件の犯人、山口二矢をモデルにしているとされる。(Wikipedia) 【note】https://note.com/honyomunezumi/n/n91d382f3efb4 【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲...

#05『理不尽ゲーム』サーシャ・フィリペンコ 〜独裁政権下の“クソゲー”的エピソード〜 10.01.2023

【紹介書籍】 『理不尽ゲーム』 サーシャ・フィリペンコ(著)・奈倉 有里(訳) 群集事故によって昏睡状態に陥った高校生ツィスク。老いた祖母だけがその回復を信じ、病室で永遠のような時を過ごす一方、隣の大国に依存していた国家は、民が慕ったはずの大統領の手によって、少しずつ病んでいく。 10年後の2009年、奇跡的に目覚めたツィスクが見たものは、ひとりの大統領にすべてを掌握された祖国、そして理不尽な状況に疑問をも...

#04『バグダードのフランケンシュタイン』アフマド・サアダーウィー 〜恐怖と不信がつなぎ合わされ出来た怪物〜 31.12.2022

【紹介書籍】 『バグダードのフランケンシュタイン』 アフマド・サアダーウィー(著)・柳谷 あゆみ(訳) 【30ヵ国で版権が取得された中東×ディストピア×SF小説!】 連日自爆テロの続く2005年のバグダード。古物商ハーディーは町で拾ってきた遺体のパーツを縫い繋ぎ、一人分の遺体を作り上げた。 しかし翌朝遺体は忽然と消え、代わりに奇怪な殺人事件が次々と起こるようになる。そして恐怖に慄くハーディーのもとへ、ある夜「彼」...

#03『シティポップとは何か』柴崎祐二(編著)〜シティポップと小室哲哉〜 20.12.2022

【紹介書籍】 『シティポップとは何か』 柴崎祐二 (著, 編集), 岸野雄一 (著), モーリッツ・ソメ (著), 加藤賢 (著), 長谷川陽平 (著) 国内外で空前のブームに沸くシティポップ――今や、「80年代の日本で生まれた都会的ポップミュージック」と認識するだけでは足りない、多面的な存在である。それは、どのような音楽・文化なのか。なぜリバイバルは巻き起こったのか。資料を徹底的に渉猟、現象をあらゆる角度から分析し、多彩な執筆...

#02 『オルフェオ』リチャード・パワーズ〜現代音楽作曲家は幸福?〜 10.12.2022

【紹介書籍】 『オルフェオ』 リチャード・パワーズ(著)・木原善彦(訳) 微生物の遺伝子に音楽を組み込もうと試みる現代芸術家のもとに、捜査官がやってくる。容疑はバイオテロ?逃避行の途上、かつての家族や盟友と再会した彼の中に、今こそ発表すべき新しい作品の形が見えてくる―。一人の音楽家の半生の物語は、マーラーからメシアンを経てケージ、ライヒに至る音楽の歩みと重なり合いながら、テロに翻弄される現代社会の姿を...

#01 『素粒子』ミシェル・ウエルベック~先行時代の残り滓の中で生きる~ 28.11.2022

【紹介書籍】 『素粒子』 ミシェル・ウエルベック(著)・野崎歓(訳) フランス文壇を揺るがす事件といわれた問題作。 人類の孤独の極北にゆらめく絶望的な愛――二人の異父兄弟の人生をたどり、希薄で怠惰な現代の一面を描き上げた、鬼才ウエルベックの衝撃作。 【番組概要】 話題の本、名作と呼ばれている本、私たちが気になっている本を、作曲家の高橋宏治、文化史研究者の田口仁の二人が、それぞれの視点から語り尽くすニッチで...

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