サイエンスログ(sciencelog-w7v)
サイエンスログ|宇宙と日常をつなぐ科学ラジオ
🌙おかげさまで、Apple Podcast「天文学」カテゴリ最高1位になりました!ありがとうございます!科学って、ちょっと難しくて、でもすごくおもしろい。このラジオでは、そんな“宇宙や科学の不思議”を、ゆるっと語っていきます。▶ YouTubeも更新中(動画版はこちら)https://youtube.com/@sciencelog-w7v▶ X(旧Twitter)はこちらhttps://x.com/sciencelog_w7vふだんの生活に、ちょっとだけ“宇宙の視点”を。#宇宙 #科学 VOICEVOX:四国めたん
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Episodes
宇宙で「汗」はどうなる? 12.04.2026 2:00
暑いとき、体を動かしたとき、 自然と流れる「汗」。 私たちにとって当たり前のこの現象も、 宇宙ではまったく違う姿になります。 重力がほとんどない環境では、 汗は地面に落ちることなく、 体にまとわりつくようにとどまります。 さらに宇宙船の中では、 蒸発もしにくくなるため、 体温の調整が難しくなることがあります。 そのため宇宙飛行士は、 スーツの中で体を冷やす仕組みを使いながら活動しています。 今回は「汗」という...
土星の輪って、本当に“輪”なのか? 09.04.2026 2:14
美しく広がる土星の輪。 まるで一枚の円盤のように見えますが、 実際には固い構造ではありません。 その正体は、 無数の氷や岩の粒の集まりです。 それぞれの粒は土星の周りを回りながら、 ぶつかり合い、すれ違い、 それでも全体として“輪”の形を保っています。 そしてこの輪は、 直径は数十万キロメートルもある一方で、 厚さはわずか数十メートルほどしかありません。 なぜここまで薄く広がるのか。 その理由には、重力と衝突が...
木星に“立つ”ことはできるのか? 05.04.2026 2:19
太陽系で最も大きな惑星、木星。 その表面に立ってみたい――そう考えたことがあるかもしれません。 しかし木星には、 地球のような「地面」は存在しません。 木星は主に水素やヘリウムでできたガス惑星で、 はっきりとした境界のある固体の表面がないと考えられています。 大気の中へ入っていくと、 圧力は徐々に高まり、 やがて気体は液体のような状態へ。 さらにその下では、 金属のような性質を持つ「金属水素」が存在するとされ...
宇宙でジャンプしたら、どれくらい飛べる? 02.04.2026 2:23
もし宇宙に行ったら、一度はやってみたくなること。 それが「ジャンプ」です。 同じ力で地面を蹴ったとき、 宇宙ではどれくらい高く、長く跳べるのでしょうか。 月では重力が地球の約6分の1のため、 地球の約3倍以上の高さまで跳ぶことができます。 火星では地球の約3分の1の重力となり、 地球よりも少し長く宙に浮く感覚になります。 一方で、木星のような巨大な惑星では、 そもそも立てる地面が存在しません。 ジャンプというシ...
火星は本当に“住める星”なのか? 29.03.2026 2:38
地球のすぐ隣にある惑星、火星。 その姿はどこか地球に似ているようにも見えます。 そのため火星は、 「人が住めるかもしれない星」として 長く注目されてきました。 しかし実際の環境は、 地球とは大きく異なります。 大気は非常に薄く、 気圧は地球の約1%。 平均気温はマイナス60℃。 さらに、強い磁場がほとんどないため、 宇宙からの放射線が直接降り注ぐ環境です。 それでも火星には、 かつて水が存在していた痕跡が残っていま...
水星では昼と夜で何度違うのか? 26.03.2026 3:03
太陽にいちばん近い惑星、水星。 とても暑い世界のように思えるかもしれません。 しかし実際には、 昼と夜で600℃以上もの温度差がある、 非常に極端な環境を持つ惑星です。 昼は約430℃。 夜は約マイナス180℃。 ここまで差が大きい理由は、 水星にはほとんど大気がなく、 熱をためることができないためです。 さらに水星はゆっくりと回転しているため、 長い時間、太陽に照らされ続け、 そして長い時間、冷やされ続けます。 そして...
金星はなぜ“地球になれなかった”のか? 22.03.2026 3:03
夜空に明るく輝く金星。 地球とよく似た大きさを持つことから、「地球の双子」とも呼ばれています。 しかし、その環境はまったく異なります。 地表の温度は約460℃。 気圧は地球の約90倍。 空は厚い雲に覆われ、太陽の姿もほとんど見えません。 その原因のひとつが、温室効果の暴走です。 二酸化炭素を中心とした大気が熱を閉じ込め、 一度上がった温度を下げることができなくなっています。 もともと存在していた可能性のある水も...
宇宙では「影」はどう見える? 19.03.2026 2:06
私たちは毎日、当たり前のように「影」を見ています。 地面に伸びる影、夕方に長くなる影。 しかし宇宙では、その影の見え方が少し違います。 月の表面では、影は驚くほど黒く、 境界もくっきりしています。 その理由は、月にはほとんど大気がないからです。 地球では空気によって光が散らばるため、 影の中にもわずかな光が入り込みます。 しかし月では光がまっすぐ届くため、 光と影のコントラストが非常にはっきりするのです。...
ブラックホールは本当に“黒い”のか? 15.03.2026 2:04
ブラックホールと聞くと、 「光さえ逃げられない真っ黒な天体」を思い浮かべるかもしれません。 確かにブラックホールそのものは光を出しません。 しかし、その周囲では宇宙でもっとも激しく、 そして明るく輝く現象が起きることがあります。 ブラックホールに落ち込むガスや塵は、 高速で回転しながら加熱され、 強い光を放つ「降着円盤」をつくります。 ときには銀河全体よりも明るく輝くこともあるのです。 さらに理論上では、...
宇宙にはブラックホールはいくつあるのか? 12.03.2026 2:13
ブラックホールは、とても珍しい天体のように思えるかもしれません。 しかし実際には、宇宙には想像以上の数が存在していると考えられています。 巨大な星が寿命を迎えると、 その中心は重力によって押しつぶされ、ブラックホールになります。 私たちの天の川銀河だけでも、 数千万から1億個ほどのブラックホールが存在する可能性があると言われています。 そして宇宙には、最大で約2兆個の銀河があると考えられています。 もしそ...
宇宙には銀河はいくつあるのか? 08.03.2026 2:08
宇宙には、いったいどれくらいの銀河があるのでしょうか。 長いあいだ天文学では、 宇宙には約1000億個の銀河があると考えられてきました。 しかし2016年、ハッブル宇宙望遠鏡の観測データをもとにした研究から、 最大で約2兆個の銀河が存在する可能性が示されました。 現在の望遠鏡では、まだ見えていない小さく暗い銀河が 数多く存在すると考えられているからです。 そして今、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡によって 初期宇宙...
宇宙で最初の星はいつ生まれたのか? 05.03.2026 2:09
宇宙は約138億年前に始まりました。 しかし、その瞬間に星があったわけではありません。 ビッグバンのあと、宇宙は長いあいだ“光る天体のない時代”を過ごしていました。 この時代は「宇宙の暗黒時代」と呼ばれています。 そして約1億〜2億年後。 ガスが重力によって集まり、宇宙で最初の星が誕生しました。 これらは ポピュレーションIII星 と呼ばれ、 現在の星とはまったく違う特徴を持っていたと考えられています。 その爆発によ...
なぜ冥王星は惑星ではなくなったのか? 01.03.2026 2:43
かつて太陽系には、9つの惑星があると教わりました。 その最後にあったのが、冥王星です。 しかし2006年、冥王星は「惑星」から「準惑星」へと再分類されました。 小さかったから? 遠かったから? 実はその背景には、 海王星の外側に広がるカイパーベルトの発見と、 惑星の定義を見直すという科学的な判断がありました。 変わったのは冥王星ではなく、 私たちの理解のほう。 今回は、冥王星が惑星ではなくなった理由と、 そこにあ...
海王星の向こうには、何があるのか? ― 太陽系の“本当の広さ” 26.02.2026 2:25
太陽系は、水星から海王星まで。 そう習った記憶があるかもしれません。 しかし、太陽系はそこで終わりではありません。 海王星の外側には、 カイパーベルトと呼ばれる氷の小天体群が広がっています。 冥王星もその一員です。 さらに外側には、 散乱円盤天体。 そして理論上、太陽系を球状に包むとされる オールトの雲。 その距離は、数万から十万天文単位。 太陽の光でさえ、そこに届くまでに約1年かかると推定されています。 太...
暗黒エネルギーって、結局なに? ― 宇宙を加速させる正体不明の存在 22.02.2026 2:28
宇宙は広がっています。 しかも、その広がりは今も加速しています。 重力が働く宇宙で、 なぜ膨張は遅くならないのでしょうか。 1998年の超新星観測から明らかになった、 “加速する宇宙”という事実。 その原因として提案されたのが 暗黒エネルギーです。 現在の宇宙は、 約68%が暗黒エネルギー、 約27%が暗黒物質、 約5%が通常の物質と推定されています。 見えず、触れられず、正体もまだ分からない。 それでも宇宙の運命を左右...
なぜ宇宙は“ほとんど空っぽ”なのか? 19.02.2026 2:24
宇宙は星や銀河で満ちている―― そんなイメージを持っているかもしれません。 しかし実際の宇宙は、 1立方メートルあたり原子がほんの数個ほどという、 驚くほど低い密度の空間です。 なぜ宇宙はここまで“スカスカ”なのでしょうか。 宇宙の膨張、 重力による物質の集まり方、 そして暗黒エネルギーの存在。 この回では、 宇宙の平均密度という視点から、 「空間が主役の宇宙」の姿を静かに整理していきます。 にぎやかに見える夜空...
宇宙はどれくらいの速さで広がっているのか? ― ハッブル定数の謎 15.02.2026 2:22
宇宙は広がっている。 では、その速さはどれくらいなのでしょうか。 現在の観測では、 1メガパーセクあたり約70km毎秒。 距離が遠くなるほど、銀河はより速く遠ざかっています。 しかし―― その値は、測り方によってわずかに異なります。 近い宇宙から求めると約73。 宇宙背景放射から推定すると約67。 この差は偶然なのか。 それとも、私たちの宇宙モデルに足りない何かがあるのか。 いま宇宙論で続いている「ハッブル・テンション...
宇宙では、何を食べているのか? 最新の宇宙食事情 12.02.2026 2:47
宇宙での食事と聞くと、 チューブに入った特別な栄養食を 思い浮かべるかもしれません。 でも実は、 最近の宇宙食はレトルト食品が主流。 カレーやパスタ、 さらには白ごはんやサバの味噌煮まで、 地上とほとんど変わらないメニューが 宇宙で食べられています。 無重力では味覚の感じ方も変わり、 香りや塩味が少し強めに調整されています。 さらに最近は、 「温かい食事」や「心の安定」も重視されるようになりました。 将来の月...
宇宙で「家」を作るって、どういうこと? 08.02.2026 2:35
「家」と聞くと、 屋根や壁に守られた、 安心できる空間を思い浮かべるかもしれません。 でも宇宙では、 家は単なる住まいではなく、 生き延びるための装置になります。 空気を保ち、 温度を調整し、 放射線から身を守る。 さらに、 長く暮らすためには 人の心への配慮も欠かせません。 この回では、 月や火星といった場所に限定せず、 「宇宙で住むための家」とは 何を満たす必要があるのかを、 基本から整理していきます。 宇宙...
月は、人が住める場所になるのか? 05.02.2026 2:24
アルテミス計画によって、 人類は再び月を目指しています。 では、その先にある問い。 月は、人が「住める場所」になるのでしょうか。 月には大気がほとんどなく、 強い放射線や激しい温度変化にさらされます。 地球のように、そのまま暮らせる環境ではありません。 それでも近年、 月の地下拠点という発想や、 極域に存在する可能性のある「水」の利用が 現実的に検討されるようになってきました。 この回では、 月での長期滞在が...
アルテミス計画とは何か? 人類はなぜ、再び月へ向かうのか 01.02.2026 2:29
人類はかつて、アポロ計画によって月に降り立ちました。 それから半世紀以上が経った今、 私たちは再び月を目指そうとしています。 その計画が、**アルテミス計画**です。 アルテミス計画の目的は、 「もう一度行くこと」ではなく、 月での活動を継続することにあります。 月周回拠点の建設、 月面での長期滞在、 そしてその先に見据えられた火星探査。 この回では、 なぜ人類が再び月へ向かうのか、 そしてアルテミス計画が どん...
なぜ私たちは、この太陽系にいるのか? 29.01.2026 2:23
私たちは、 太陽系に生まれ、 太陽系で生きています。 水星から海王星まで、 この惑星の並びを 当たり前の世界として 受け入れてきました。 でも、少し立ち止まって考えてみると、 ひとつの不思議な問いが浮かびます。 なぜ私たちは、 この太陽系にいるのでしょうか。 近年の研究から、 太陽系は宇宙の中では 少し変わった惑星系かもしれない、 ということが分かってきました。 巨大惑星の位置、 惑星軌道の安定、 そして長い時間...
ほかの星の周りにも「木星」はあるのか? 25.01.2026 2:34
夜空に明るく見える木星。 私たちにとっては、太陽系に昔からある なじみ深い巨大惑星です。 では、 木星のような惑星は、 宇宙ではどれくらい“普通”なのでしょうか。 近年発見されてきた系外惑星の多くは、 太陽系とはまったく異なる姿をしています。 巨大惑星が恒星のすぐ近くを回る 「ホットジュピター」と呼ばれる存在も、 決して珍しくありません。 この回では、 系外惑星の発見から見えてきた事実を手がかりに、 太陽系の木...
もし木星がなかったら、太陽系はどうなっていた? 22.01.2026 2:28
太陽系で、ひときわ大きな存在――木星。 その質量は、ほかの惑星をすべて足したよりも重く、 強い重力で太陽系全体に影響を与えてきました。 では、もしこの木星が存在しなかったら、 太陽系はどんな姿になっていたのでしょうか。 小惑星や彗星の動き、 地球が受けてきた衝突の歴史、 そして惑星の安定性。 木星は「太陽系の盾」とも呼ばれますが、 同時に軌道を乱す存在でもあります。 この回では、 木星が果たしてきた役割を手が...
太陽系は、最初から今の並びだったのか? 18.01.2026 2:17
水星から海王星まで、 太陽系の惑星の並びは、 私たちにとって当たり前のものに見えます。 けれど近年、 天文学では 「太陽系は最初から今の形だったわけではない」 という考え方が有力になってきました。 惑星は生まれたあとも、 重力の影響を受けながら 軌道を変えていた可能性があります。 特に木星と土星の動きは、 太陽系全体の運命を左右した 重要な要素でした。 この回では、 惑星移動という視点から、 太陽系の“過去の姿”...
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