安正 前田

就職・転職の扉をひらく「ことばランド」

Business JA ↓ 151 episodes

ことばは、自らを表現する大切なツールです。そのツールをうまく使いこなして、未来の扉を開いていきましょう。「ことばランド」は、そのお手伝いをします。文章コンサルタントの前田安正と、フリーアナウンサーのみどりーぬこと、江川みどりがお送りします。

Author

安正 前田

Category

Business

Latest episode

Jun 22, 2026

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Episodes

#EP152 日本語は曖昧だ!(前半)。方角の説明、できますか? 22.06.2026

実は昨年筑摩書房から出版した『AIに書けない文章を書く』が、中学・高校・大学の入試問題に20校ほど採用されたんです。そこで、今回はその本から、特別編「あいまいなことばの感覚」〜東西南北から漢字の俗説まで〜をお話しします。 ところが、話が30分ほどになったので、これを前半と後半に分けてお伝えします。こかいは、その前半です。 僕たちが毎日使っていることばって、実はすごく曖昧なものが多い。当たり前すぎて気にもと...

EP#151 「マジ文章書けないんだけど」Lesson5「副詞の係り受け」 15.06.2026

『マジ文章かけないんだけど』から学ぶ文章レッスンシリーズの5回目。今回のテーマは「今日は「副詞の係り受け」という話をしたいと思います。 文章を書く際に、間違えやすいポイントなんです。係り受けというのは、文の中のある言葉が、他のどの言葉に「かかっている」か、そしてどの言葉が「受けている」か、その関係のことです。主語と述語の関係や修飾語と被修飾語の関係もそうです。今回取り上げるのは、副詞と述語の係り受け...

EP#150 「マジ文章書けないんだけど」Lesson4 既知情報と未知情報 08.06.2026

『マジ文章かけないんだけど』から学ぶ文章レッスンシリーズの4回目。今回のテーマは「情報の新旧」。読み手が知っている情報と、まだ知らない情報。それをどう操るか、という話です。 「なんとなくしっくりこない」って感じる文章、その原因がここにある場合も多いんです。次の二つの文を聞いてください。 ①「綾瀬はるかが、月9の主役に選ばれた」 ②「綾瀬はるかは、月9の主役に選ばれた」 ①の「綾瀬はるかが」は、「月9の主役は...

EP#149「マジ文章書けないんだけど」Lesson3 泣きそうなのは誰? 「が」と「は」の違い 01.06.2026

『マジ文章かけないんだけど』から学ぶ文章レッスンシリーズ第3回。今回は主語を表す助詞の「は」と「が」についてです ①「あなたが視線をフッと外すたび、なぜ泣きそうな気分になるの?」 ②「あなたは視線をフッと外すたび、なぜ泣きそうな気分になるの?」 ①は書き手の「私」が泣きそう。②は「あなた」が泣きそう、ということです。これが「が」と「は」の持つ「超パワー」です。 「は」には、もう一つ大事な機能があります。そ...

EP#148 「マジ文章書けないんだけど」Lesson2「ボディーづくりは骨格と肉から」」 25.05.2026

2回目は「ボディーづくりは骨格と肉から」をテーマにお話しします 。文章の「体」をどう作るか、基本中の基本である「主語と述語の対応」について掘り下げていきます。 みなさん、「文」と「文章」の違いってわかりますか? 一般的には、同じように使いますよね。ただ、文章を書く時には、文と文章を分けて整理した方がいいんです。 「文」とは、 文法学上の基本単位で、一つのまとまった内容を表します。末尾には「だ」「ます」な...

EP#147「マジ文章書けないんだけど」Lesson1 文章を書く前にすべきこと 18.05.2026

きょうから新シリーズを始めます。2017年に大和書房から出版した『マジ文章書けないんだけど』が、書店に並んだりして再燃の兆しを見せています。そこで、『マジ文章書けないんだけど』をLesson1から順に、その内容にそったお話をしていこうと思います。 今日のテーマは、基本中の基本「書く前に自分と向き合う」です 。 文章、特にエントリーシート(ES)などを書くとき、すぐに「何を書こうか」とペンを動かしてしまう人も多いと...

EP#146 時間の流れ、会社員と個人ではこんなに違う 11.05.2026

きょうは、5月11日なので、連休明けの初出勤日という方も多いのではないでしょうか。 僕は会社にいる頃から、土日祝日が必ずしも休みではなかったので、GWという感覚はなかったんです。最近お付き合いの多い出版社や自治体の方は、案外、休みはきっちりしてるんですね。 4月中旬に、頼まれていた原稿を何本か渡していたのですが、その校正ゲラが、一斉にGW前に来るんです。それで「5月11日をめどにお送りください」とか「連休進行...

EP#145 言語化は経験を通した世界観・視点の違いを伝えることだ 04.05.2026

前回、文章に必要なのは、AIにない自分の「視点」とか「世界観」を描くことだというお話をしました。今回は、「言語化」について、です。言語化については、以前もお話しをしたことがあったと思うのですが、あまり意味を考えずに使っているケースが多いと思うんですよね。言語化、言語化って言われすぎて、言語化恐怖症になっている人もいるのではないでしょか。 僕は以前から「言語化」って何だろうと考えてきたのですが、なかな...

20260427 EP#144 「世界の見え方」を書く 27.04.2026

昨年3月に筑摩書房のちくまプリマー新書から『AIに書けない文章を書く』という本を出しました。お陰様で、三刷にもなり、中学・高校・大学の入試問題に多数採用されて、受験界の一大ムーブメントになったんです。 この本を書いた時点では、AIはまだそんなに進化していなかったんです。生成AIが事実と異なる情報や論理的に誤った情報を基に、もっともらしいものをつくり出す失敗を「ハルシネーション」というますが、この言葉もまだ...

EP#143 センスを磨くのは、得体の知れないものを感じる能力を養うこと⁈ 20.04.2026

Podcast「ことばランド」は、「ことばで未来をデザインする」を新たなテーマに、ことばの面白さ、豊かさを味わっていただければ、と思います。 よく「センスがない」とか「センスがいい」なんてことを言いますよね。「ユーモアのセンスがある」などのように使いますよね。この「センス」って何なんでしょうね。 「センス」という言葉を辞書で引くと「物事の微妙な感じや機微を感じとる能力・判断力。感覚」と書いてあります。「物...

EP#142 好きな食べ物は何ですか? (20260413) 14.04.2026

ことばランドを再開第2回目です。 突然ですが、あなたの好きな食べ物は何ですか? では、あなたがこれまでに食べて一番美味しいと思った食べ物は何ですか? 答が違うでしょ。これ、なんでだかわかりますか? ということについて、今日は考えてみたいと思います。 一番好きな食べ物は、と聞かれると、ほとんどの人は、食べ物の名前を言います。例えばイチゴだとか、桃だとかね。これは、嫌いな食べ物を聞いても、ピーマンとかニン...

EP#141_アナログとデジタル(20260406 ) 06.04.2026

ことばランド、約1年ぶりのを再開でしす。どうぞよろしくお願いいたします。「ことばで未来をデザインする」をシーズン3の新たなテーマに、ことばの面白さ、豊かさを味わっていただければ、と思います。 いまさらのテーマというか、そもそもアナログという言葉が何を指しているのかさえわからないほど、デジタルの時代になっています。こうした番組も音声をデジタルでに変換してお伝えしていますし、ネット環境もパソコンもデジタ...

EP#140 あんなことも話した。こんなことも話した。今回は、リニューアル前の140回大振り返りです。 28.04.2025

約3年、MC・ナレーターの江川みどりさんと一緒にお送りしてきた「ことばランド」は、次回から「マジ文Café」として、前田一人での新装開店となります。 オンラインの教育プログラムで初めてMCを務めてくれた江川さんとは、2017年からのお付き合いです。 江川さんの明るい声を聴いて、元気をもらった方も多いことと思います。何を隠そう、この僕も江川さんの声に、大いに励まされ勇気づけられた一人です。 その江川さんと、140回に...

EP#139 「老後」は、もはや死語だ! 自ら限界を決める必要はない 21.04.2025

今回は「老後」について、考えてみます。就職に役立つ内容というのが、コンセプトなのに、なぜ「老後」なんだ、と思いますよね。誰もが老います。では「老後」ってどういう意味なのか分かりますか? どの辞書を引いても、「老いた後」としか書いていないんです。字の通りです。では「老いた後」に何があるのか。それは「死」しかない。「老後」とは、何のための言葉なんだろう。人は、生まれてから成長すると思っています。それは...

EP#138  希望は「まれなるのぞみ」。ただし、誰にでも与えられているものでもあるのです 14.04.2025

希望の「希」は、「まれ」、非常に少ない、とか、まばら、めったにない。という意味の感じです。元々は、さほどプラスに作用する言葉ではないんですね。希少価値という言葉があるように、極めてまれなことだから「なかなか手に入らない」。わずかしか手に入らないから、それを手に入れると価値がでる。 だから、それを「こいねがう」んです。これも漢字で書くと「希う」と書きます。手に入れたい、待ち望む、あることの実現を願い...

EP#137  シンプルは最強だ! 文章も、交渉ごとも、人生も、複雑な衣を剥ぎ取ろう! 07.04.2025

文章の講座や広報の研修などで「文をシンプルに書こう」と言うと、必ず「それでは思いが伝わらない」という反対の意見がでます。こう言われたときに、夏目漱石の『吾輩は猫である』の冒頭を例に挙げるんです。 「吾輩は猫である。名前はまだない」 実にシンプルだと思いませんか。ほぼ箇条書きですよ。しかも「吾輩は猫である」は「何がなんだ」しか書いていません。「名前はまだない」は「何がどうだ」ということだけなんです。そ...

EP#136 「自分軸」って、みんなわかって使っている? 言葉に踊らされる必要もないと思うけれど・・・ 01.04.2025

よく「自分軸」とか「軸をぶらさないように」とかいう言い方があります。実を言うと、この言葉がよく分からないんです。それで、自分なりに辞書を頼りに考えてみました。 「軸」の第一義は「車の左右二つの車輪をつなぐ棒。車の心棒。車軸」という意味なんですが、自分の車軸では、ちょっと意味をなさないですよね。車軸がずれたら、そもそも車輪を繋ぐことができませんものね。 この他に、座標の基準となる直線。いわゆる座標軸と...

EP#135  緊張は一旦受け止めて後ろに流す 26.03.2025

入社試験の面接やピアノの発表会などの時に緊張しない人は少ないかもしれませんね。緊張の「緊」に「糸」が付いてるでしょ。これ、なぜだか分かりますか? もともとの意味は「弓や弦楽器の弦などが、きつくぴんと張ったさま」を言う漢字だったのです。それに「張る」という漢字が組み合わさったのが「緊張」。まさに張り詰めるって感じです。糸を張り詰めすぎると、キレちゃいますよね。ギターなの弦をきつく締めすぎれば、キレち...

#EP134 9割が知らない「文章と文書の違い」。これがわからないと、AIについていけない。 17.03.2025

AIが急速に発展して、いまやAIが何でもものを書いてくれる、という風潮があります。これが、本当なのか。 今回は、3月10日に発売された、前田の新著『AIに書けない文章を書く』(ちくまプリマー新書) の内容について、少しだけお話をします。 文章と文書の違い、おわかりですか? 実は、AIが書いたものに違和感を覚えるのは、この違いがあるからなのです。ビジネス文書とは言うけれど、ビジネス文章とは言わない。この謎も、文章...

EP#133  好きと得意の小さな炎を燃やし続けて、育てていこう。そうすれば、チャンスの芽が見えてくる 10.03.2025

自分は何をしていけばいいんだろう、とか、社会での自分の役割って何だろうなんてことに、結構悩んだりしますよね。 そんな時に「好きなことをすればいいんだよ」とか「得意なことを伸ばせばいい」なんて言われたりします。しかしここは、案外難しいポイントです。「好きなこと」「得意なこと」仕事にできればいいんだけれど、なかなかそうはならないと悩んでいる人が多いと思うのです。 僕自身も校閲が好きで新聞社に入ったわけで...

EP#132 ジリツは大切。でも、ジリツするためには、積極的にイゾンすることが重要なんです。この意味がわかると、閉塞感から解放されます。 03.03.2025

きょうはひな祭りです。もとは、宮中や上流社会で行われていた陰暦三月最初の巳(み)の日に行った上巳(じょうし)の祓えに関連したものだと言われています。穢れを祓う行事だったんですね。それが江戸時代以降、女児の健康と成長を祈る行事になったものです。 そうやって少しずつ大人になってくると、急に「ジリツ」しなさいなんて言われる。「ジリツ」には、二つの書き方があって、一つは「自立」。これは、「他の助けや支配な...

EP#131 突き詰めていうと、言語化はことばにすること。でも、単なる言葉じゃだめなんだよね。 24.02.2025

よく「言語化」とか「多様性」という言葉を聞きますよね。就活や転職の際にもよく使われます。「自分を言語化して伝える」とか、「多様性を重視した企業」とかね。でも、これって何なんでしょうね。 手元の辞書によると言語は、「思想・感情・意志などを互いに伝達し合うための社会的に一定した組織をもつ、音声による記号とその体系。また、それによって伝達し合う行為。音声によらない手話や文字の使用を含めていうこともある。...

EP#130 相撲取りから全くの異分野に転身! 好きを突き詰めた第2の人生。大至伸行という歌手がいる! 17.02.2025

転職といえば、自分のキャリアを活かした方向で考えがちですが、全く違う分野に転身した人もいます。 大至伸行さんは、1984年3月に中学卒業前に押尾川部屋に入門して、初土俵から10年で新十両昇進。翌年、新入幕して前頭三枚目までいったんです。2002年に18年務めた現役を引退して、後進の指導に当たっていたのですが、小さい頃から好きだった歌で第2の人生を歩きたいということで、歌手に転身しました。力士はお父さんのたっての...

EP#129 みんな間違っている。面接はオーディションではない! 対話だからね。言い間違えても躓いても大丈夫。対話だからリカバーできる 10.02.2025

毎回、大反響のゲストトーク。汐月聡子さんをお招きしてのお話も最終回となりました。業績シートの書き方、就職先を選ぶポイントに続いて、お話を伺いました。今回は、面接をどう考えるか、についてです。 汐月さん「しお姉https://x.com/Shioko5」は、元看護師で現在は看護師や医療関係者の転職支援「ハンドル」の代表を務めていらっしゃいます。 僕は、特にあがっていたわけでもないのに、最終の役員面接で落ちるケースが多かっ...

EP#128 自分の物差しがあると、会社を見極められる! 就職先を選ぶポイントは、まさにここにある! 03.02.2025

今回も、ゲストの汐月聡子さんにお話を伺います。汐月さん「しお姉https://x.com/Shioko5」は、元看護師で現在は看護師や医療関係者の転職支援「ハンドル」の代表を務めていらっしゃいます。前回は、大反響でした。 きょうは2回。就職を選択する際のポイントについてです。僕の時代の就職は、30〜40年務められるかどうかを考えていました。自分の好きなことに出会えるかどうかは、僕にとってはとても大切なことでした。 さあ、そこ...

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