Nayuta Osanai

長内那由多のMovie Note【映画:海外ドラマ】

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Nayuta Osanai

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Aug 1, 2025

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Episodes

わたしは怖くてこわくてしかたないのです『ボーはおそれている』 18.12.2023

アリ・アスター監督最新作『ボーはおそれている』が2024年2月16日より公開。『ヘレディタリー 継承』公開時、「自身に起きたプライベートな出来事をモデルにしている」と発言していたアスター。『ボーはおそれている』でも繰り返されるモチーフの数々に、やはりこの恐怖には具体的なルーツがあるのか?最新作は2時間59分に及ぶ自伝的作品?A24の経営方針を変えさせた興行的失敗作?ここには『ヘレディタリー』『ミッドサマー』を...

新たな才能はTVシリーズから!『ボトムス』『リアリティ』『ラスティン』他 16.12.2023

ハリウッドがアメコミ映画とシリーズ映画ばかり作り、さらにはストライキで機能停止した2023年。アメリカ映画における新たな才能、新たなスターはここ数年、TVシリーズから登場し続けている。Prime Videoで配信中の『ボトムス 最底で最強?な私たち』は女子高生が「デヴィッド・フィンチャー最高!」と叫び、ファイト・クラブを結成して素手で殴り合う爆笑コメディ。主演は『THE IDOL/ジ・アイドル』のレイチェル・セノットと『Th...

『ナポレオン』という虚無、『ゴジラ-1.0』という負債 09.12.2023

間もなく終わりを迎えようとしている2023年。しかし、今なお世界では戦火に終わりが見えない。リドリー・スコット監督『ナポレオン』は今回もディレクターズカット版が本命?やけに駆け足の2時間38分。真のテーマはエンドロールにあり?近年のリドリー・スコット作品に共通する1つのモチーフとは?そのルーツは2012年のあの事件、2013年のコーマック・マッカーシー作『悪の法則』にあり?現在、製作中の『グラディエーター2』は...

これ見逃してない?『サムバディ・サムウェア』『ギリシャ・サラダ』 25.11.2023

2023年もあとわずか。これ見逃してない?とTVシリーズ2本を紹介…する前に、11月配信開始の新作ファーストインプレッションをネタバレなしでお喋り。シーズン5の『ファーゴ』は第1話から凄いことになっている!予習しておきたいのはウィリアム・フリードキン監督の2011年作『キラー・スナイパー』?(7:45 から)『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』は東京での本格ロケにびっくり。セットかな?と思ったら、セットのよう...

フィンチャーの異常な愛情『ザ・キラー』 21.11.2023

デヴィッド・フィンチャー監督最新作『ザ・キラー』がNetflixから配信中。主人公“The Killer”のモノローグが続くノワール調の演出だけど、よくよく聞いているとかなりの天然ボケ?プロフェッショナルの流儀が語られる「お仕事映画」?前作『マンク』はフィンチャーにとってパーソナルな異色作。では最も『ザ・キラー』に近いのはTVシリーズ『マインドハンター』?念入りに下準備を続けるThe Killerと、シリアルキラーたちの共通点...

映画は映画を呼ぶ『僕らの世界が交わるまで』他 18.11.2023

2024年1月19日公開『僕らの世界が交わるまで』はジェシー・アイゼンバーグの監督デビュー作。アイゼンバーグといえば、と連想し始めた彼の出演作のタイトルはどれもシニカルな人生洞察の人間ドラマ。映画は映画を呼ぶ。(19:16 頃より)前回紹介した『ナイアド』のレビューを書くべく、見始めたのは監督エリザベス・チャイ・バサルヘリィ&ジミー・チンの前作『THE RESCUE 奇跡を起こした者たち』。同じ事件を題材にしたロン・ハ...

ストリーミング映画は新作ラッシュ!『ナイアド』『フィンガーネイルズ』他 11.11.2023

年末はストリーミング映画の注目作が続々リリース。ディズニープラスの『クイズ・レデイー』はオークワフィナとサンドラ・オーという、アジア系スターが姉妹役で共演するコメディ。引っ込み思案な妹を演じるオークワフィナの“猫背”に役者としての本質あり?『バービー』に続き、脇を締めるウィル・フェレルはすっかり大物枠?アジア系女優がフロントラインを張るロードムービーだけど、フィラデルフィアの景色が足りない?(7:20頃...

私たちにかけられた呪いの正体『アッシャー家の崩壊』 04.11.2023

TVシリーズを最終回までネタバレ有りでお喋りする“TVシリーズ雑談回”。最新エピソードはNetflixで配信されているマイク・フラナガン監督『アッシャー家の崩壊』について。今年のNetflix作品の重要テーマはオピオイド?参照元は『サクセッション』(邦題『メディア王〜華麗なる一族〜』?フラナガンのストーリーテリングの原点はポーにあり?本作に欠けている重要な視点、エピソードとは?アッシャーが契約した呪いの本当の恐ろしさ...

『春画先生』見えない所にこそエロさがある 31.10.2023

春画を題材に男女の性愛を描く『春画先生』は笑える映画?それとも時代遅れの男尊女卑映画?画面に映らないものにこそエロさがある?本当の愛は周りからは見えないところに存在する?柄本家は日本のスカルスガルド家?本作の精神的ルーツは塩田明彦監督のデビュー作『月光の囁き』にあり?ヒロイン北香那は今年最大級のブレイクスルー。その衝撃を語っているうちに、いつしか話題は消息不明の女優“つぐみ”へ…。長内も興奮気味。映...

いつまで演劇人は“ヘンな人”なの?『シアター・キャンプ』、他 28.10.2023

ダメなものはダメと言う番組。『The Bear』シーズン2のクレア役でおなじみ、モリー・ゴードンの監督デビュー作『シアター・キャンプ』は、演劇ワークショップを描いたモキュメンタリーコメディ。まるで“稽古が嫌いなのに舞台に立ちたがる俳優”のような映画?演劇の人である長内はあれこれ気になってしまい、御立腹!(6:00頃より)おなじくサンダンス映画祭で注目され、Netflixが2000万ドルもの高額で配給権を獲得した『Fair Play...

映画館に行くなら今!『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』『ザ・クリエイター』 24.10.2023

1年に1〜2度起こる、超重要作の同日公開。どちらもスクリーン(それもできる限り大きい)での鑑賞がマストな大作映画。マーティン・スコセッシ監督『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、劇場全体の「よし、206分の“映画”を見るぞ」という一体感も心地よい。殺人事件の謎を追うサスペンスという宣伝は間違い?ここでも描かれるのは2023年の重要テーマ“システム”?前作『アイリッシュマン』に続いて本気のデ・ニーロはキャ...

『イエロージャケッツ』『バリー』贖罪と自分を大切にするということ 21.10.2023

配信中のTVシリーズをネタバレ有りで最後までお喋りするTVシリーズ雑談回。UNEXTで配信中の『イエロージャケッツ』シーズン2と『バリー』最終シーズン4について語っています。『イエロージャケッツ』の最大の魅力は絶対にロクなことが起こらない、回想パートにあり?2021年を描く現在パートは行き当たりばったりの駄作?ここでも描かれる集団のカルト化と、“システム”の構築。彼女らが25年を経た今も苦しんでいるのは、自分を傷...

“秋の3本立て”アンダーソン、マキノ、デプレシャン 14.10.2023

最近見た映画を並べていけば自然とアメリカ、日本、フランスの3本が揃った今回。おぉ、文化的。Netflixで配信中のウェス・アンダーソン監督×ロアルド・ダール原作の短編3本を前々回に引き続いてレビュー。今やAIすら模倣するアンダーソンスタイル。ロアルド・ダールにまつわる近年の騒動を踏まえて見れば、このアンソロジーの製作意図が見えてくる?ルックだけじゃないのだ、アンダーソンは。(14:00頃より)実は宝塚ファンでも...

『JUSTIFIED』『パリの記憶』は今年のベスト候補! 07.10.2023

2023年も後半戦。「今年の年間ベストかも!?」と思える作品が幾つか出てきて嬉しいところ。ディズニープラスから配信されているハードボイルド『JUSTIFIED 俺の正義 : クライムシティ デトロイト』(う、こりゃまた酷い邦題!)は2010〜2015年に放映されたTVシリーズ8年ぶりの続編。前作を見ていないけど大丈夫?エルモア・レナード節の極上のセリフと、色気たっぷりの主演ティモシー・オリファントが見どころ。そういえば『マンダ...

9月公開作リキャップ『ジョン・ウィック/コンセクエンス』ウェス・アンダーソン新作 01.10.2023

9月の新作を振り返り。ニール・ブロムカンプ監督のやとわれ仕事が味気ない『グランツーリスモ』は、車を運転しない長内でも「何かが違う」と違和感。劇場から帰った後には『フォードVSフェラーリ』で口直しを。オリジナル脚本のSF映画作家が新作を撮れなくなったハリウッドの10年を憂いつつ、想いは大評判のギャレス・エドワーズ監督作『ザ・クリエイター』へ(10月日本公開)。見終わった後は「階段!」と語彙が崩壊する『ジョン...

今年のお気に入りの1本『ダンサーインParis』 24.09.2023

関連性のない4作品を雑多にお喋りしたら長くなってしまったので、作品ごとに聞いてくれても大丈夫。1本目の『ブギーマン』はスティーヴン・キングの短編小説が原作。人間の姿や声音を模倣する怪物“ブギーマン”は近年のキング作品のアレとそっくり?怖がりな長内が劇場に足を運んだ理由はもちろん、現在の最推しソフィー・サッチャーが主演だから!(12:30頃より)フランス製作で舞台が韓国の『ソウルに帰る』。タイムジャンプ話法...

愛と歴史とシステムの『The Bear』 シーズン2 18.09.2023

シーズン完走済み、ネタバレ有りでお喋りするTVシリーズ雑談回。最新エピソードはディズニープラスから配信されている『一流シェフのファミリーレストラン』もとい『The Bear』シーズン2について語ります(喋りたくてしょうがない!)。今年の重要なテーマ“システム”をひと足早く描き始めていた本作こそが、2020年代前半の最重要作?長内が一番共感してしまうのはリッチーとカーミー。シドニーの言うことはよくわかるんだけど…イ...

フォースに選ばれなかった者による『アソーカ』中盤戦レビュー 16.09.2023

“TVシリーズ雑談回”と称して今回は、スター・ウォーズ最新TVシリーズ『アソーカ』第5話までを見終えてのレビューです。実質的前編である『クローン・ウォーズ』『反乱者たち』を見ていない長内は本作に入り込めず悶々。かつて『新たなる希望』は“昔々、遥か彼方の銀河系で…”というテロップと、アレック・ギネスの名演で観客を未だ見ぬ銀河の歴史へと誘い、スター・ウォーズはファンの間で口承されてきたのではないか?殺陣、音楽、...

変容する肉体と精神『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』『戦慄の絆』 02.09.2023

アメリカ脚本家組合、俳優組合のストライキによってハリウッドは機能を停止し、TV黄金期“PeakTV”は実質的に終了。ここ最近のTVシリーズはやや不作気味?HBO(日本ではU-NEXT)の『ホワイトハウス・プラマーズ』は1972年に起きたウォーターゲート事件の実行犯が主人公のダークコメディ。Netflixから配信されている『ペイン・キラー』は、2000年以降アメリカで深刻な社会問題となった“オピオイド危機”を描く。どちらも実際の重大な事...

『バービー』『マイ・エレメント』サマーシーズン後半戦 27.08.2023

夏休み真っ只中にコロナに感染してしまった長内。復帰第1回目は『バービー』を紹介。バービーランドって理想郷なのか?バス停に座るおばあさんはいったい誰?男も歳を取るなら知恵をつけて、地に踵を着けて生きたいよね。日米共にクチコミでロングヒットを続けている『マイ・エレメント』の評判を聞きつけ劇場へ。ここ数年、劇場公開用に予告編を流しながら土壇場で配信スルーしてきたディズニーの不義理が祟ったのか、興行的には...

『アステロイド・シティ』とその向こうの『ツイン・ピークスThe Return』 12.08.2023

A24製作、エレガンス・ブラットン監督の自伝的映画『インスペクション ここで生きる』は2005年のアメリカを批評した映画だが、2005年には生まれ得なかった映画。この年、ゲイのカウボーイ同士の純愛を描いた『ブロークバック・マウンテン』が衝撃を持って迎えられたものの、オスカーの作品賞だけは手が届かなかった。その後、A24の『ムーンライト』が作品賞を獲るのは2016年のこと(という話をしそびれました)。AppleTV+で配信さ...

【最近観た映画やTVの話】ノーコンテクストな『ハイジャック』の直球の面白さ 29.07.2023

ブロックバスターもいいが、アートハウス映画もいい。『ベター・コール・ソウル』組マイケル・モリスの長編映画初監督作『トゥ・レスリー』の行間、市井の落伍者たちへ向ける眼差しにしみじみ。やっぱり“アメリカ映画”はいいのだ。記録的な酷暑が続くので、外出を避けるならご自宅でTVシリーズをどうぞ。AppleTV+で配信中の『ハイジャック』はPeakTV以降の作品。ただただ直球の密室航空サスペンスを毎週味わわせてくれる。週一でTV...

“トム・クルーズ”という映画『ミッション:インポッシブル』最新作 28.07.2023

以前の活況には程遠いサマーシーズン興行を繰り広げている2023年ハリウッド夏の陣。そこへ“バーベンハイマー”旋風が上陸!『バービー』と『オッペンハイマー』が超特大ヒットを飛ばすも、原爆被爆国である日本では後者の公開が(クリストファー・ノーラン監督最新作であるにも関わらず)いまだ未定。日本でも6月30日に公開された『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』をとても楽しみにしていた長内はその出来に落胆。フィービ...

2023年上半期映画・TVドラマベスト10 16.07.2023

2023年1月1日から6月30日までの間に鑑賞した映画、TVシリーズの中からベストテンを選出。並べてみると各作品の共通点や時代背景が見えてきて…。“エブエブ”こと『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』がオスカーを席巻して3ヶ月。MCUはじめみんなマルチバースって言ってるけど、人生って1回しかないよ?『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』はマルチバースをぶっ潰すと言っている!脚本家、俳優両組...

『君たちはどう生きるか』を見た! 14.07.2023

宮崎駿監督最新作『君たちはどう生きるか』初日鑑賞直後のファーストインプレッションです。この映画はいったい誰誰に向けられているのか?実は『もののけ姫』以後、宮崎駿には特に話したいことがない?82歳の新境地とは?『君たちはどう生きるか』と『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は同じスピリットの映画!公開前の事前情報を一切公開しなかった本作。もちろん、映画本編を見てから聞いて下さい。 #君たちは...

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