BOOK 沼 RADIO

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Arts JA ↓ 74 episodes

「BOOK 沼 RADIO」は、オカ・コン・カフカの3人が、毎回、1冊の書籍を取り上げ、そこから生まれた問いに対して、具体と抽象を行き来しながら、答えを出そうとする。そんな対話番組です。3人で思考の沼を楽しんでいきます。Notionページ→https://tricky-wallaby-04e.notion.site/BOOK-RADIO-1ec73bca327f4adca851a40ab543134a?pvs=4毎月第二、第四日曜日に更新予定。

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BOOK 沼 RADIO

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Arts

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Jun 27, 2026

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Episodes

#74 『82年生まれ、キム・ジヨン』(チョ・ナムジュ著) 27.06.2026

今回は、 コンの選書 。 チョ・ナムジュさんの著書『82年生まれ、キム・ジヨン』 (斎藤真理子 訳、筑摩書房)を取り上げます。 韓国で130万部を超え、日本でも社会現象となった本作は、ある日突然、別人が憑依したような言動を始めた33歳の女性、キム・ジヨンの半生を淡々と描いています。 その記録は、一人の女性の物語を超え、現代社会に根深く残る女性の生きづらさを浮き彫りにしています。 「日常に潜むマイクロアグレッショ...

#73 『感情労働の未来』(恩蔵絢子著) 13.06.2026

今回は、オカの選書。 恩蔵絢子さんの著書『感情労働の未来: 脳はなぜ他者の“見えない心”を推しはかるのか? 』 (河出書房新社)を取り上げます。 1983年に提唱された「感情労働」という概念は、CAや看護師のように「相手に合わせて感情をコントロールする仕事」を指すものでした。しかし本書は、現代のSNSやあらゆる人間関係において、私たちが無意識に感情をすり減らしている現状を脳科学の視点から解き明かしています。 「感情...

#72 『静かな時間の使い方』(安斎勇樹著) 23.05.2026

今回はカフカの選書。 安斎勇樹さんの著書『静かな時間の使い方』を取り上げます。 現代社会は、SNSのフォロワー数や会社のKPIといった「市場のスコア」、世間体などの「社会の規範」といった、著者が「ソーシャルノイズ」と呼ぶ情報に溢れています。 本書は、こうしたノイズから物理的に距離を置き、静かな時間の中で「リフレクション(内省)」を行うことで、自分自身の内なる声と言語化を取り戻す重要性を説いています。「分析...

#71 『嘔吐』(小川哲著) 09.05.2026

今回は、 オカの選書 。 小川哲さんの短編『嘔吐』 (文芸誌「GOAT」掲載)を取り上げます。 本作は、ある中年男性が、ファンである女性作家のサイン会を「おじさんであること」を理由に追い出された、というブログを投稿することから始まります。一見、不当な差別に抗議する紳士的な告発に見えるこの文章が、SNSでの炎上や二次情報の流布を経て、読み手の「真実」を激しく揺さぶっていく物語です。 「認知の歪みと雰囲気の支配」...

#70 『資本主義と、生きていく。』(品川皓亮 著) 21.03.2026

今回は、カフカの選書。 2026年3月に刊行されたばかりの本書は、株式会社COTENで歴史調査を担当する著者が、資本主義というシステムの中で私たちが感じる「しんどさ」の正体を、歴史的背景や哲学的な視点からフラットに描き出しています。 今回ご紹介するのは「資本主義の追っ手」「6つの追っ手」「常に環境に適応し、成長し続けなければ生き残れない」という強迫観念。 この回では、元アスリートとして引退後も競争や成長の呪縛か...

#69 『母という呪縛 娘という牢獄』(齊藤 彩著) 07.03.2026

今回は、 コンの選書 。 『母という呪縛 娘という牢獄』 を取り上げます。 本書は、2018年に滋賀県で起きた、9年もの浪人生活を強いられた娘が実の母を殺害・遺棄した実在の事件を、記者による取材と被告となった娘の手記から解き明かしたノンフィクションです。 「母娘の共依存と支配」「教育虐待」「心理的な逃げ場のなさ」。傍目には逃げ出せるように見えても、当事者の心の中では「母を殺すか、自分が死ぬか」しか選択肢がない...

#68『本なら売るほど』(児島 青 著) 21.02.2026

今回は、オカの選書。 漫画『本なら売るほど』を取り上げます。 「本をテーマにした漫画」といえば、名著の素晴らしさを語り合ったり、読書の崇高さや楽しさをキラキラと描いたりするものが一般的。しかし本作は、古書店を舞台に「本を手放す人々」や、必ずしも本を読み通せない人々の姿を描き、本と人との関わりが決して綺麗な側面だけではないというリアリティを肯定してくれています。 そこで今回は「読書への罪悪感」をキーワ...

#67 『戦略的暇』(森下彰大著) 07.02.2026

今回は、カフカの選書。 森下彰大さんの著書『戦略的暇 人生を変える新しい休み方』を取り上げます。 スマホの登場以来、私たちは常に何かに接続し、隙間時間を埋めることに躍起になっている。 しかし本書は、デジタルデバイスへの「依存」から「共存」へとシフトし、意識的に「暇」を作り出すことこそが、脳のパフォーマンスを高め、人生を豊かにすると説いています。 今回は「良質な暇」をキーワードに、3つのトピックを中心に...

#66『思春期センサー 子どもの感度、大人の感度』(岩宮恵子著) 27.01.2026

今回は、conの選書。 岩宮恵子さんの著書『思春期センサー 子どもの感度・大人の感度』(岩波書店)を取り上げます。 大人にとって、かつての自分の記憶を頼りに語ってしまいがちな「思春期」。しかし本書は、時代や環境の変化に伴い、現代の思春期の子どもたちが感じている世界は、大人の想像とは大きく異なることを示唆しています。 「思春期センサー」という独特な感性をキーワードに、現代の思春期を取り巻く環境の変化として...

#65 『人生にコンセプトを』(澤田智洋著) 10.01.2026

今回は、オカの選書。 澤田智洋さんの著書『人生にコンセプトを』(ちくまプリマー新書)を取り上げます。 一般的に「コンセプト」といえば、ビジネスにおいて競合と差別化し、市場でポジションを獲得するための「戦略」を指す言葉として使われます。 しかし本書は、そうした「勝つための戦略」ではなく、社会から「浮いてしまっている」状態を肯定し、その違和感に名前を与えることで自分を支えるための「コンセプト」の重要性を...

#64 『物欲なき世界』(菅付雅信著) 20.12.2025

今回は、カフカの選書。 2015年に初版が刊行された『物欲なき世界』を取り上げます。 かつての日本では、良い家、良い車、ブランド品といった「物」を持つことが豊かさの象徴でした。 しかし本書は、物を持つことが幸せの条件ではない社会の構造を描き出し、若者を中心にもはや物を所有することが幸せの条件ではない社会が到来しつつあることを予言しています。 社会構造の変化の背景として、著者の菅付さんは主に3つの理由を挙げ...

#63 『ケアしケアされ、生きていく』(竹端寛著) 06.12.2025

今回は、conの選書。 2023年に出版された『ケアしケアされ、生きていく』(著者:竹端寛)を取り上げます。 「ケア」と聞くと、あなたは誰かが“する側”あるいは“される側”という、一方向の関係を想像しがちかもしれません。 たしかに、物理的なケアや心のケアというイメージがしっくりきやすい。 しかし本書で竹端さんが深く掘り下げるのは、ケアが「する/される」の二極で完結するのではなく、 むしろ互いに入り混じりながら交互...

#62 『イノセント・デイズ』(早見和真著) 22.11.2025

今回はゲストのいっちーさんの選書。 ・死刑囚となった女性をその周りの人々の視点から描いたミステリー小説。 ・イノセント、無垢すぎた主人公は他者の悪意に気づかなかった。 ・見えてるものをそのまま信じていないか?人は見たいものしか見ない。 ・相手の受け取り方が怖くなる。 ・言葉に繊細か、ことばに繊細か。 ・言わなきゃよかった、と思うか思わないか。 ・おしゃべりマシーンはやめられない。 ・いらんことを言ってしま...

#61『つながりのことば学』(齋藤陽道著) 08.11.2025

今回はオカの選書。 ・先天的な難聴をもつ写真家の著者 ・「ことば」と「言葉」の意味とは ・「言葉」の限界を知った ・行間からこぼれ落ちるもの ・ビジネスとしての良い言葉 ・ダウン症の友達とのコミュニケーション ・ミラーニューロンとことば ・なぜか外国人に話しかけられる、いっちーさん ・ことばを大事にすれば、言葉には執着しない ・ことばを扱うセンス、得意・不得意 ・「言葉」以外に「ことば」の世界がある

#60 『「ない仕事」の作り方』(みうらじゅん著) 25.10.2025

今回のカフカの選書。 ・肩書きに「など」をつけてみる ・自己洗脳から始めてみる ・無駄な努力をしてみる ・仕事にするなら、ブームにするなら? ・好きや得意を探す前に動いてみる ・仕事の分野とコンテンツの分野 ・数で圧倒してみる

#59 『ぼっちのままで居場所を見つける 孤独許容社会へ』(河野真太郎著) 11.10.2025

今回はconの選書。 ・孤独と孤立の違いとは ・孤独なのにソウルメイトが必要? ・孤独になるのは難しい ・理解はできなくても“話せる”という相手=ソウルメイト? ・スマホ時代に繋がっているのに寂しい。でもそれは孤独ではない? ・経済的安定性と孤独について ・衛生要因と孤独。

#58 『あいては人か 話が通じないとき ワニかもしれません』(レーナ・スコーグホルム著) 27.09.2025

今回はオカの選書。 ・話が通じないとき相手は「ワニ」かもしれません ・ヒト脳・サル脳・ワニ脳とは? ・急にストレスがかかる時、ワニ脳が発動する瞬間がある ・ワニ脳モードになるのは悪いこと? ・身体のコンディションによって脳が変わる ・「◯脳」が分かれば、かける言葉を変えられる ・自分のワニ脳モードを思い返してみる

#57 『「風の谷」という希望』(安宅和人著) 13.09.2025

今回はカフカの選書。 ・「風の谷」とは何か? ・「ブレードランナーの世界」への危機感 ・「風の谷」がプロジェクトで行われる理由 ・求心力と「三絶」 ・机上の空論にならないためには? ・ニセコは30年でかなり変わった ・都市を地方へ行ってみる実験はどう? ・「風の谷」プロジェクトに必要な多様性 ・地方から東京の街を選ぶのが難しい

#56 『坂の途中の家』(角田光代著) 23.08.2025

今回はconの選書。 ・母親による虐待死事件の裁判を通じ、主人公が自らの家庭の不安と孤立に向き合う物語。 ・リアルすぎて読むのがしんどそう。(オカ) ・容疑者と自分を重ね合わせて葛藤する主人公に、重ね合わせてしまう。 ・マイノリティの自分と同調圧力、境目がなくなる感覚。 ・夫婦関係、結婚の意味まで考えてしまう物語。(con) ・家族だからこそ難しい。

#55 『さみしい夜のページをめくれ』(古賀史健著) 09.08.2025

今回はオカの選書。 ・『さみしい夜にはペンを持て』の続編。前作が「書くこと」、特に「日記を書くこと」を勧める内容だったのに対し、本作は「読むこと」—特に本を読むことの魅力と意味をテーマにしている。 ・本の中に「現実世界に流れない時間」が流れている。 ・本と他のメディアはどう違うのか? ・文章→頭の中で映像化できること ・現実はなぜ小説にならないのか?

#54 『努力の地図』(荒木博行著) 28.06.2025

今回はカフカの選書。 「努力は報われるのか?」という普遍的な問いに対し、努力と報酬の関係を構造化し、成果につながるまでのプロセスを9つの型=“神話”としての努力論を提示する本書。 ・色んな努力があっていいし、“引っ張られるような形”で認められる努力があってもいい ・「即時達成の報酬」ではない報酬があってもいい。当の本人が認められるかどうか。 ・「即時達成以外の報酬」を語りきっている人がほとんどいない。 ・「...

#53 『BUTTER』(柚木麻子著) 14.06.2025

今回はconの選書。 ・木嶋佳苗事件から8年を経た長編小説 ・男たちから次々と金を奪い、三件の殺害容疑で逮捕された女性、梶井真奈子 ・世間が注目したのは、決して若くも美しくもない梶井の容姿

#52 『This コミュニケーション』(六内円栄 著) 24.05.2025

今回はオカの選書。 BOOK 沼 RADIO 初の漫画の紹介! ・あらすじ 20世紀後半――地球に突如として現れた謎の生物「イペリット」。敵と認識された人類の多くは滅ぼされ、地上は廃墟と化していた。生き残りのデルウハは、絶望の果てに自ら死を選ぶが、ある研究所の人間によって一命を取り留める。その研究所では、イペリットに対抗するべく造り出された少女たちがいた! ・チームで結果を出すためには悪いことをしても構わない? ・「...

#51 『プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン』(株式会社カラー編) 10.05.2025

今回はカフカの選書。 ・「シン・エヴァ」のプロマネ術とは? ・プロマネに必要な「目的」と庵野監督のリーダーシップ ・メンバーへの権限移譲と信頼関係 ・クリエーターとモチベーター ・加点方式と減点方式

#50 『無理の構造』(細谷功著) 27.04.2025

今回はオカの選書。 ・「理不尽だと感じるのは、あなたの認知が歪んでいるから。ほとんどの人は世界の認知がズレている。」という本書の主張。 ・情報には非対称性、不可逆性がある。 ・上司と部下の関係性は「対称」ではない。 ・小さい争いごとほど認知は歪みやすい? ・政治は二項対立のように分かりやすくない。 ・部下に対して、「成果を上げて欲しいか」「成長して欲しいか」 ・コロナ禍の「ズルい」という感情と本当の公平...

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