鈴木大輔

腸内細菌相談室

Health JA ↓ 529 Folgen

【腸から自分と世界を知る】#腸内細菌 や#腸内環境 について論文を根拠にお話しする腸内細菌相談室。毎週金曜夜19:30にPodcastでお会いしましょう🎙️質問、リクエストはXまで!当番組の活動に御賛同頂けるスポンサーを募集中 (XアカウントのDMよりお待ちしております)ウェブサイト: https://chonaisoudan.com/

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Autor

鈴木大輔

Kategorie

Health

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23. Okt 2026

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#54 日本人の腸内に乳酸菌が多いのは何故か? 15.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、日本人の腸内環境が特殊であるというお話です。どのような点が特殊なのか。それは、他国と比較して日本人の腸内には乳酸菌(Bifidobacterium)が豊富に存在する点です。本研究は、この観察結果の原因の一端を解き明かすべく行われた、森永乳業株式会社と株式会社DeNAライフサイエンスによる研究です。新たな知見を乳製品のリーディング...

#53 口の健康が腸の健康に関係?ジンジバリス菌とリーキーガットの可能性。 14.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 口の健康は、腸の健康と関係していそうです。 今回は、口腔細菌であるPorphynomonas  gingivalis  (以下ジンジバリス菌と呼称)と炎症の関係について調査した研究をご紹介します。口腔細菌叢と腸内細菌叢の関係については、血行性の細菌定着などにより口から腸内への菌定着などが研究されています。本研究では、歯周病原菌であるジン...

#52 腸内環境炎症のバイオマーカー。カルプロテクチンとは? 13.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回のテーマは、炎症性腸疾患の診断などに登場する便中のバイオマーカー、カルプロテクチンについて。バイオマーカーってそもそも何か、カルプロテクチンはどんなタンパク質で何を示すのかについてお話します! Note: https://note.com/chonai_saikin/n/n21e100268789 各種SNSはこちら。 Twitter: https://twitter.com/chonai_saikin Instagr...

#51 コーヒーの摂取で増える腸内細菌とフェノール化合物 12.10.2022

突然ですが、質問です!皆さんは今朝、何か飲みましたか?朝の飲み物は人それぞれで、水やコーヒー、ジュース、何も飲まないなど、習慣に依存して変化すると思います。今回は、健康への効果が謳われるコーヒーの摂取が与える、腸内環境への影響について調べた研究の紹介です。 Note: https://note.com/chonai_saikin/n/n8fc6559a3f04 各種SNSはこちら。 Twitter: https://twitter.com/chonai_saikin Instagram: https://www.instag...

#50 ヒトの個性と微生物。我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか 11.10.2022

本日で、腸内細菌相談室の開設から50話となりました。いつもご覧いただきありがとうございます。この場を借りて、感謝申し上げます! 50話の中で、ヒトと腸内細菌がいかに切っても切り離せない存在なのか、全体を通してお話してきました。今回は、ヒトの個性と微生物存在について、皆さんの個性を再定義するためのお話です。 文章や動画でもお楽しみ頂けます! 文章: https://note.com/chonai_saikin/n/ndea9529efd1a 各種SNSはこ...

#49 腸内環境における免疫応答と樹状細胞Part6: 腸内の疾患と樹状細胞 10.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 ※訂正:樹状細胞への細菌曝露によって放出されるのは、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンのみで、副腎皮質刺激ホルモンは含まれません。 腸内環境における免疫系に焦点を当てた本シリーズ。前回までに、免疫系に関する基礎知識を、樹状細胞とT細胞に特化してお話してきました。今回は、本シリーズの最終回ということで、腸内の疾患と樹状細胞の...

#48 腸内環境における免疫応答と樹状細胞Part:5 2種類の樹状細胞と成熟 09.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔です。 腸内環境における免疫応答を深堀りする本シリーズも第5回目に突入しました。ここまでに、免疫細胞の分化の仕組みからナイーブT細胞へのシグナル伝達について扱ってきました。 今回で、免疫細胞に関連する基礎知識のお話は一段落です。テーマは、2種類の樹状細胞とそれらの成熟について。 文章版はこちら。 Note: https://note.com/chonai_saikin/n/n647ae4...

#47 腸内環境における免疫応答と樹状細胞 Part:4 共刺激とサイトカインによる誘導 08.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 腸内環境と免疫系の関係を深堀りする本シリーズ。前回までに、樹状細胞のもつ主要組織適合遺伝子複合体(MHC)と呼ばれる糖タンパク質による抗原提示を介して、ナイーブT細胞を分化誘導するお話をしてきました。 しかし、樹状細胞からの抗原提示だけが、ナイーブT細胞の分化誘導の因子ではないことも触れました。今回は、 共刺激 と サイトカイン...

#46 腸内環境における免疫応答と樹状細胞 Part3: 抗原提示と主要組織適合遺伝子複合体 07.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 腸内環境と免疫系の関係を深堀りする本シリーズ。今回は、前回の最後にT細胞への抗原提示を行う細胞として登場した樹状細胞に関するお話です。樹状細胞はプロフェッショナル抗原提示細胞として知られており、そこには重要な糖タンパク質の存在が関係しています。 文章版はこちら。 Note: https://note.com/chonai_saikin/n/nb74bd0e11bc8 各種SN...

#45 腸内環境における免疫応答と樹状細胞 Part2: 免疫細胞の分化 06.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 腸内環境における免疫応答について深堀りするため始まった本シリーズ。前回までに、免疫がヒトという個体、腸という器官において何故重要か迫ってきました。今回は、免疫細胞の分化と題して、免疫系の複雑性とその原因に迫ります。 文章版はこちら。 Note: https://note.com/chonai_saikin/n/n2612540eeea8 各種SNSはこちら。 Twitter: https://...

#44 腸内環境における免疫応答と樹状細胞 Part1: 免疫の意義と腸内環境との関連。 05.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔です。 今回から数回に分けて、腸内環境における免疫応答と樹状細胞に関するお話をスタートします。腸内環境や腸内細菌を考える上で、免疫系は非常に重要なトピックです。では、免疫系とはそもそも何のためにあるのか、腸内環境において免疫系は何故重要なのか、この点に答えていきます。 文章版はこちら。 Note: https://note.com/chonai_saikin/n/n40a16d9cc237...

#43 ヌクレアタム菌が抗腫瘍免疫を抑制する?メモリーT細胞について。 04.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日のテーマは、大腸がん関連細菌として知られるヌクレアタム菌と、腸内の免疫応答に関するお話をします。ヌクレアタム菌は、腫瘍形成を促進することや、大腸がん腫瘍に対するT細胞が介在する免疫応答を阻害することが報告されています。しかし、ヌクレアタム菌とT細胞の詳細な関係については、明らかになっていません。そんな2者の関係を明ら...

#42 うんちの形。ブリストール便形状尺度。 03.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔です。 本日は、うんちの形について取り扱います。皆さんも日常的に目にするであろう便。食生活などの生活習慣、体調によって、色や形が変わるのは経験的にご存知かと思います。 実は、形によって過敏性腸症候群(IBS)の分類が行われるほどに、便は多くを語ってくれます。今回は、便の形を決定する指標である、ブリストール便形状尺度(Bristol Stool Form Scale)に...

#41 アスピリンが大腸がん関連細菌の増殖を抑制する。 02.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、大腸がん関連細菌として注目を集めているFusobacterium nucleatum(以下 ヌクレアタム菌 と呼称)についての研究紹介です。研究の概略は、アスピリンの摂取がヌクレアタム菌選択的に増殖を抑制し、腫瘍の形成を抑制するというものです。アスピリンと聞くと、頭痛などに対して服用する鎮痛剤ですが、腸内細菌とはどのような関係があるので...

#40 大腸菌O157のOって何?O抗原とH抗原について。 01.10.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今日のお話は、食中毒に関連するトピックです。食中毒と聞くと、皆さんはどのようなイメージがあるでしょうか。不衛生、病原性細菌、生肉など、関連する事柄は様々です。今回は、病原性細菌の中でも大腸菌について取り扱います。 突然ですが、クイズです。 食中毒などで話題になる大腸菌O157のOとは何を意味するかご存知でしょうか?大腸菌と...

#39 便が茶色く尿が黄色い。腸内細菌とグルクロン酸抱合の化学。 Part2: グルクロン酸抱合から便器へ。 30.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔です。 前回と今回のテーマは、便が茶色く尿が黄色い理由を明らかにすることです。こどもの頃の素朴な疑問には、実は腸内細菌による働きを含めた多くの化学反応が行われていることを理解するきっかけになります。一見簡単そうに見える疑問って、答えるのが難しいです。 今回は、前回血中にてアルブミンと結合したビリルビンが肝臓に運ばれるところから話が始ま...

#38 便が茶色く尿が黄色い。腸内細菌とグルクロン酸抱合の化学。 Part1: 赤血球からビリルビンまで 29.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回と次回は、身の回りに潜む疑問について、腸内細菌の観点から答えます。ズバリ、 便が茶色く、尿が黄色いのは何故なのか 。子供から「うんちはなんで茶色いの?」と聞かれたら、みなさんはどのようにして答えますか?例えば、「 色々なご飯を食べることで色が混ざって茶色っぽくなる 」のような回答が考えられるでしょう。確かに、腑に落ち...

#37 腸内細菌が肥満に関連する?食欲を抑制するレプチンについて。 28.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、食欲の秋ということで、食欲と腸内細菌の関係を調べた研究をご紹介します。 詳しくは、腸内環境が食欲関連ホルモンであるレプチンの感受性と肥満について関係することを示した論文です。食欲と聞くと、空腹状態が連想されるかもしれません。しかし、本研究では腸内細菌の存在が、ホルモン分泌の中枢に影響を与え、結果として食欲に影響...

#36 ファイトケミカルと腸内細菌。イソフラボン、ケルセチンについて。 27.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、ファイトケミカルと腸内細菌の化学についてお話します。といっても、ファイトケミカルと聞いてもピンとこない方も多いと思います。 ファイトとは植物、ケミカルとは化学種を指していて、植物由来の機能性化合物を指します。イソフラボンやケルセチンと聞くと、少し馴染みがあるかもしれません。 ファイトケミカルは、肝臓保護作用や利...

#35 腸内細菌が重要なのはヒトだけではない。ミツバチの腸内細菌について。 26.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、ヒト以外の腸内細菌の例として、ミツバチを取り上げます。実は、ミツバチやシロアリなど、一部の昆虫についての腸内細菌研究が進められています。ミツバチの場合は腸内細菌叢がヒトとくらべて単純であり、また社会性昆虫である点からミツバチコロニーにおける細菌への理解が重要視されているためです。シロアリについては、腸内に多くの...

#34 ヌクレアタム菌が炎症性の腸内微小環境を形成する。 25.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、歯周炎や大腸がん関連細菌として知られるFusobacterium nucleatum(フソバクテリウム ヌクレアタム:以下 ヌクレアタム菌 )と、免疫応答の関係を調べた研究をご紹介します。 観察結果として、大腸がん患者の集団にてよく検出されるヌクレアタム菌は、実際にどのようなメカニズムによって腸内環境に影響を与えているのか。炎症反応の観点...

#33 細菌種よりも細かな分類。種内多様性について考える。 24.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする、腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、腸内細菌や腸内環境についての具体的な研究ではなく、 細菌の分類がどのように行われ、多様性がどのように生じるのか 、ということについてお話します。細菌の世界を覗いてみると、細菌間で遺伝情報が活発に移動しており、コミュニケーションが行われていることが分かってきます。 文章版はこちら。 Note: https://note.com/chonai_sa...

#32 イスラエルの人工甘味料研究。人工甘味料が与える腸内細菌、ヒト代謝への影響。 23.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回紹介する論文では、合成甘味料のサッカリン、スクラロース、アスパルテーム、植物由来の甘味料であるステビアと、グルコース、糖摂取無し群を用意して、人体に与える影響を比較していきます。 ナショナル・ジオグラフィックが紹介することで、2022年9月現在で話題になっています。人工甘味料と腸内細菌の話題について、キャッチアップしてい...

#31 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸は、どのような影響を腸内細菌に与えるか。 22.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 本日は、ココナッツオイルや大豆油の摂取が与える、腸内細菌への影響についてお話します。高脂質な食事と腸内細菌叢の間には、かねてより強い関係があることで知られていました。ここでは、飽和脂肪酸を多量に含むココナッツオイル、不飽和脂肪酸を多量に含む大豆油を含む高脂肪食をマウスに与え、標準食を与えた場合との腸内細菌叢比較を行って...

#30 炎症性腸疾患の増悪と腸内細菌の関係 21.09.2022

現役の腸内細菌研究者がお届けする腸内細菌相談室。 室長の鈴木大輔がお届けします。 今回は、 炎症性腸疾患(IBD: Inflammatory Bowel Disease ) と腸内細菌について取り扱います。炎症性腸疾患は、慢性的に腸での炎症を起こす病気です。クローン病や潰瘍性大腸炎は、IBDに含まれる病気です。現在、根本的な治療法が無く、腸内細菌の関与が示唆されています。 近年、日本においてもIBD患者数は増加の一途をたどっており、健康福祉...

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