内海博文
不登校から見える社会(旧「異論な登校・色んな不登校」)
不登校をめぐる現象や最新のニュースから見える社会、歴史、文化について考えていくポッドキャストです。
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不登校「経験者」の多い学校を視察するなら、大臣が評価すべきは生徒の努力する姿ではない。 06.06.2026 8:27
6月1日。文部科学大臣の松本さんが、東京都内の通信制高校などを3校、視察し、生徒さんたちと意見交換をしたそうです。 その3校は、中学時代に不登校を経験した生徒さんが多く通っており、大臣はそこに触れて、「そうした子たちが、新しい環境で、夢や希望に向かって努力している姿を目の当たりにした」「国として、しっかり応援していく必要性を痛感した」と記者会見で述べています。 今回は、この記者会見から感じたモヤモヤの...
これが子どもを依存させるアプリの仕組みだ!アメリカ陪審員が下したSNSアプリの欠陥設計と企業の製造物責任。 03.04.2026 17:57
今回のテーマは、先週アメリカで大きな注目を集めた「SNSと未成年の依存」を巡る重要な裁判についてです。幼い頃から複数のSNSを利用し続け、やがて深刻なメンタルヘルスの不調を抱えることになった若者の訴えから、私たちが普段何気なく使っているアプリそのものの「欠陥」が見えてきます。 性教育コミュニティアスター: https://aster-nagasaki.com/ アスターナイト: https://aster-nagasaki.com/events/aster-night2026/ NPR...
不登校「早期介入が重要」という研究結果をどう読み解くか 23.03.2026 15:18
(NOTEとの連動記事となります。) 国立健康危機管理研究機構が発表された不登校の研究結果について、実践者としての違和感などをお話ししています。 言及している元ポストはこちらです。 https://x.com/NCGM_CCCMH/status/2031337648187650555 NOTEの記事に関しては こちら から
第25回:不登校増加を大局的に考える 14.11.2025 14:05
最近、いわゆる諸課題調査の結果がニュースで流れることが多いためか、知り合いから「なんでこんなに増えてるの?内海、どう考えてるの?」と聞かれる機会が多かったので、その際にこんな風に説明しております、という僕なりの大局的な見方を今回は話しております。 みなさんは、どのようにお感じでしょうかね。なぜ増えていると思うのか。よかったら、みなさんのご意見も、お便りとしてコメントいただければありがたいです。
第24回:「個別最適な学び」って制度で支えられている?(イベントお知らせ含む) 25.10.2025 13:40
今回は「長崎コミュニケーションフォーラム2025in長崎」のお知らせをかねて、「個別最適な学び」が今の日本の公教育の中で展開されていくことへの懸念についてお話しております! 「教育コミュニケーションフォーラム2025 in長崎」の詳細はこちらから! https://jemro.jp/news/?id=179 番組内で紹介している中教審の平成8年の答申はこちら 第2部 学校・家庭・地域社会の役割と連携の在り方 第1章 これからの学校教育の在り方 (1)...
第23回:学びの多様化学校は分離教育ではないのか。(シリーズ:不登校支援の反作用第2回) 12.09.2025 15:31
シリーズ「不登校支援の反作用」の第2回目。 行政や民間問わず、不登校支援が充実していく現代。しかし、その手厚い支援の裏側には、見えにくくなるものや、予期せぬ「反作用」が潜んでいる可能性はないでしょうか? このシリーズでは、既存の支援を否定するのではなく、不登校対策の「本丸」である「学校の中身自体を変える」という視点をぶらさずに、支援の多面的な影響について深く掘り下げていきます。 第2回目は「学びの多...
第22回:教育支援センターは、学校の現状維持装置ではないのか(シリーズ「不登校支援の反作用1) 04.09.2025 13:27
今回はシリーズ「不登校支援の反作用」の第1回目です。 行政や民間問わず、不登校支援が充実していく現代。しかし、その手厚い支援の裏側には、見えにくくなるものや、予期せぬ「反作用」が潜んでいる可能性はないでしょうか? このシリーズでは、既存の支援を否定するのではなく、不登校対策の「本丸」である「学校の中身自体を変える」という視点をぶらさずに、支援の多面的な影響について深く掘り下げていきます。 第1回目では...
第21回:キャリア教育の負の側面 29.07.2025 12:45
今回は、キャリア教育が、子どもたちにどういう考え方をインストールしていて、それがどのように生きづらさにつながっているかを考えています。
第20回:ゆとり教育から今の不登校を考える 04.06.2025 18:13
今回は、2000年代の初頭に始まった「ゆとり教育」について、その不運な歴史と、その後の揺り戻しが現在の不登校増加の一つの要因になっているかもしれないことをお話ししております。
第19回:なぜ不登校対策は「例外扱い」になるのか〜就学義務というラスボス:二種類の義務教育〜 17.05.2025 14:48
今回のテーマ:「義なぜ不登校対策は「例外扱い」になるのか〜就学義務というラスボス:二種類の義務教育〜」 *NOTE連動配信 「義務教育=学校に行くこと」と思っていませんか? 世界には「就学義務」と「教育義務」という2つの立場の義務教育があります。 今回のエピソードでは、日本が採用している「就学義務」の制度が、不登校支援にどのような影響を与えているのかを掘り下げます。 学校以外で学ぶことが「例外扱い」になる理...
第18回:「子どもが不登校になったら、仕事はやめた方がいい?」という問いが投げかける日本社会の貧しさ 24.02.2025 22:31
今回のテーマ:「子どもが不登校になった…仕事を辞めるべき?」 お子さんが不登校になったとき、親として「仕事を辞めた方がいいのか?」と悩む方は多いと思います。仕事を続けることで生活を維持できる一方で、子どもとの時間を増やした方がいいのでは…と葛藤する方もいるのではないでしょうか? 今回のエピソードでは、この悩みに対して 「やめない方がいい場合」と「減らした方がいい場合」 の2つのパターンを整理しながら、親...
第17回:学校に行かないなら成長する場はどこにある?~標準解ではなく、個別解をこそ探そう~ 17.02.2025 19:55
今回は、「不登校の子が成長する場はどこにある?」という感じのテーマで話をしています。 「学校に行かない=成長の場がなくなる」ではない。 「成長=教科学習ができること」だけじゃなく、いろんな形がある。 「学校での学び」も、「生活の中での学び」も、どちらも大切。学校は「標準解」の場。学校がが合わないなら「自分に合った成長の形」=個別解を見つけよう。でも、それは「トライする」ことでしかわからない。だから、...
第16回:学校はキャラの牢獄 11.02.2025 16:01
「バイトを始めたら急にしっかりした」という話をよく聞きますよね。実際、バイトを通じて人間的に成長する子どもは多い。でも、なぜバイトは成長の場になるのでしょうか? そして、なぜ学校ではそれが難しいのか? 今回は、そんな話をしております。 NOTEの記事と連動してます! https://note.com/hutsumi1977/n/n10b5fabdc8e4?sub_rt=share_pw
第15回なぜ教師の声かけは失敗するのか。不登校対策における「学校教育的アプローチ」と「福祉的アプローチ」のズレを調整せよ。 11.01.2025 23:00
皆様、あけまして、おめでとうございます。 本年も、ちょいちょい更新していくので、ちょいちょい聞いていただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします! さて、今回は、NOTEの方に、同じタイトルで投稿した記事と連動した内容をお話をしております。 個人的には、podcastで話した感じの方が、言いたかったことのニュアンスをよく表せているかなと思っておりますが、興味がある方はNOTEの記事の方も読んでいただければと思いま...
お便り第2号 モチベーションの保ち方 21.12.2024 9:45
今回は以下のお便りにお答えしております。 ラジオネーム 街角のパンダ さん 「内海さん、こんにちは!いつもラジオでの鋭い視点と温かい言葉に元気をもらっています。 私は不登校支援に携わっているのですが、最近、『支援者自身のモチベーションをどう保つか』について悩むことが増えました。 子どもや保護者に寄り添う中で、時々自分自身が疲れてしまったり、成果が見えにくくて落ち込んでしまうことがあります。内海さんも多...
お便り第1号:子どもと最初の関わりを作る時に何を大切にすべきか。 19.12.2024 10:13
今回は、以下のお便りに答えております! (お便り、ありがとうございます!DMからでも、コメントからでもお待ちしております!) 「こんにちは、うつみさんのラジオ、毎回楽しみに聞いています! 私は現在、不登校のお子さんやその保護者の方の支援をしている者です。日々の活動の中で、子どもたちが少しでも安心して話せる環境を作ることの大切さを痛感しています。 そこで内海さんに質問です。不登校支援において、子どもたちが...
11/18デイリー新潮の記事について 25.11.2024 13:30
ご冗談でしょう、燃え記事さん 日々、様々に入ってくる不登校ニュースについて、ホワイト社会に消されない程度に、つっこんでいこうというコーナー 今回は、11月18日付のデイリー新潮ウェブサイトに掲載された「少子化なのに「不登校」激増の異常事態 「無理して通わなくていい」は正しいのか」という記事について、つっこんでいきたいと思います。 https://www.dailyshincho.jp/article/2024/11180600/
第14回:学校どこまで子どもたちの個性を伸ばす義務があるのか。 14.06.2024 11:13
最近は、「学校とは子どもが持っている個性を伸ばすところ」という理解が、一般化しているように思いますが、実は、もともと近代的な学校は「個性」を伸ばす場所なんかではなく、むしろ効率よく工場労働ができる均質な労働者を生産するものとして生まれてきました。 それを考えると、今の「個性を伸ばす」ことが本当に学校という場で可能なのか疑問がわいてきます。 僕は、学校は、システムとして、制度として、子どもたちの「個性...
第13回:当事者ではない者の倫理 09.06.2024 10:45
今回は、不登校や学校に関わることから少し外れて「当事者ではない者の倫理」というテーマでお話をしています。 これだけ多くの社会課題があふれてしまうと、そのすべてに関心を持つことは、現実的に不可能ですし、当事者性をもって向き合うということも不可能です。 しかし、当事者性がない、ということは悪しきものではなく、むしろ、当事者ではないが、しかし、誠実であるという立場やスタンスがあるのではないか。 そんな、少...
第12回:関係貧困という視点 07.06.2024 10:41
戦後の長期欠席割合の高さが、経済的な貧困によるものだったことは、前回説明しました。 では、80年代以降の長期欠席(不登校)の増加は、何によるものなのか。僕は、子どもたちの周りから関係性の多様さ、分厚さがなくなったことによって、その子が持っている性格の多面性が受け入れられなくなっていったことに、大きな要因があると考えています。関係のあり方が非常に偏った(学校的な価値観の)範囲内に限定されてしまう。その...
第11回:戦後~現在までの不登校の流れ 01.06.2024 11:44
今回は、戦後~現在までの不登校(長期欠席)の流れと、その背景などについて大きな視点から話しております。 コメントなどお待ちしておりますよー。
第10回:なぜ不登校の不安はなくならないのか。 現在の議論に決定的に欠けている視点 15.05.2024 12:16
今回は、現在の不登校対策として欠けている視点=学校外就業ルートの開発というお話をしています。
第9回:遺伝から考える格差と不登校 10.05.2024 15:10
今回は、安藤寿康さんの最新の書籍 『教育は遺伝に勝てるか』(朝日新書) を話の導入に、遺伝と社会のあり方、そして不登校支援(特に公費助成)について考えます。 足が遅い子に、オリンピック強化選手並みのトレーニング環境を用意しても、ある一定以上足が速くならないだろうことは容易に推測がつきますが、これは学力も同じ。頑張ればなんでもできるようになる、なんてことはありません。子どもの才能は無限大なんていうのが...
第8回:標準発達と障害 03.05.2024 17:52
今回は、発達障害を前回とはまた少し違う角度から考えています。
第7回:発達障害は学校が作っている? 20.04.2024 10:17
今回は「発達障害」について考えてみます。 不登校と関連が深い発達障害。(ただし不登校=発達障害/発達障害=不登校ではありません。) しかし、発達障害は、必ずしも本人に内在する不変の特性ではないかもしれません。 うちのフリースクールで受入れた子の例を紹介します。 入るにあたってお母さんから、「強い自閉の傾向があります」と伝えられていましたが、実際に授業に入ってみると、自閉症にあたるような症状がほとんどで...
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