タナカ・ナリタ
ホンタナ
書評番組『ホンタナ』!本好き会社員タナカと本読みたい学者ナリタが、読書の楽しみやオススメ本について行きあたりばったりで話を繰り広げます。毎週火曜日配信中!(収録日と配信日は異なる場合があります)
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「ラブリーボーン」ピーター・ジャクソン 06.08.2013
不慮の死を遂げた人物が現世の人々を陰ながら見守るという話はよくよくあるものです。この物語も、14歳の若さで命を奪われた少女が、残された家族、友人、そして犯人のその後の生活を見届けるという話が美しく描かれます。しかしながら終盤にタナカにとって価値観がひっくり返るような展開が訪れるのですが…この反応はタナカだけなのか、それとも世の男性がそう思うのか。悲しくも美しい死生観が描かれた作品の魅力を語ってみまし...
「さくっと読む」を楽しむ ~「ビッグボートα」の感想から~ 29.07.2013
タナカの狙いどおり、分厚い本ながらさくっと読み終えたナリタ。単純で分かりやすい内容ながら次へ次へと読み進めさせる魅力を語っているうちに、なぜか話しはB級映画の面白さについて脱線します。隠れた名作を見つける喜びにはA級もB級も関係ないのだろうか?!6:36〜 タイトリング!41:04〜 感想回(このエピソードを聴く)
「ビッグボートα」赤川次郎 22.07.2013
多くの人に愛される赤川次郎作品の中でもめずらしい、著者初の海洋冒険ロマンを紹介します。壮大なプロジェクトにかかわる人々の攻防を、あの親しみやすい文体がどう描くのか。また、タナカが今読み返してあらためて思う面白さとは。実話をもとにした隠れた名作の魅力に迫ります。12:23〜 タイトリング!30:30〜 作品紹介(このエピソードを聴く)
均衡と調和 ~「スティル・ライフ」の感想から~ 15.07.2013
大事なのは、外の世界と君の中にある広い世界とのあいだに連絡をつけることー。様々な世界や人々のあいだに生まれる均衡と調和を描いた本作に深い感銘を受けたナリタ。スライドショーのように一見脈略なく流れていく様々な物語がもたらす効果は、ナリタに新しい小説の楽しみ方を気づかせます。タナカも紹介しておきながら気づけなかった魅力とは何か?短いながらも小説のエッセンスに富んだ作品集の魅力に迫ります。13:08〜 メー...
「スティル・ライフ」池澤夏樹 08.07.2013
池澤夏樹の原点に迫る作品を紹介します。科学と文学の融合を瑞々しい文体で描いた表題作に加え、父娘の間の距離感が独特の表現で描かれる「ヤー・チャイカ」の二つの短編の魅力について語ってみました。フリートークではご存知ザキさんからの興味深いビジネス書の読み方についても紹介しています。11:15〜 私も投稿してみました『伊集院光の深夜の馬鹿力・空脳のコーナー』35:50〜 作品紹介(このエピソードを聴く)
僕らの旅は終わらないスペシャル(後編) 01.07.2013
いよいよ話は本格的に旅の核心へと迫ってきました。金さんが旅の中で出会った”奇跡”、そして旅を終えた今だから分かること、さらにこの旅のフォトブックの魅力など、ホンタナ性高気圧を発生させながら四人の話は熱を帯びていきます。次第に勢力を増すトークの中から今回はホンタナ初の試みとしてリスナーの皆様へのお知らせも配信内で登場します!お聴き逃しなく!00:16〜 ピンクのサッカーボール21:20〜 旅をするように生き...
僕らの旅は終わらないスペシャル(前編) 24.06.2013
「僕らが旅に出る理由スペシャル」から約一年、ゲストにお招きした金相輝さんが無事、日本へと戻ってきました!これはもうさっそく話を聞かせてもらうしかない!ということで、旅の余韻に浸っている金さんにふたたびご登場願うことになりました。さらに彼の旅の記録であるブログ「旅の現象学」の一番の読者として金さん・ナリタ両氏の先輩の藤田浩孝さんもお迎えし、男四人で梅雨空もぶっとばすアツい旅トークを繰り広げます。ホン...
死に全力で寄り添うということ ~「ぼくがいま、死について思うこと」の感想から~ 18.06.2013
「死にゆく者」として著者がその思いをまとめた本書。ナリタは身近な人の死に向き合った経験をふまえながら「見送る者」としての感想を語ります。自らの死に対する恐怖、そして大切な人が死にゆく喪失感、そこに向き合い寄り添うことは並大抵のことではありません。いつかは来るその時の迎え方について、タナカとナリタの思いを語ってみました。6:13〜 古典コテン「ベルサイユのばら」22:40〜 感想回(エピソードを聴く)
「ぼくがいま、死について思うこと」椎名誠 10.06.2013
あろうことか、ホンタナ100回目を迎えてはやくも大失態を演じてしまうタナカ。この先の運営(?)が危ぶまれる中、今回は起死回生の一手となる作品を紹介します。2012.10.23に紹介した作品でも「椎名氏は人生を総決算している」と感じていましたが、正直このように明確な形でメッセージが届けられるとは思っていませんでした。それだけに、著者の生き様に惚れた一読者として、この本を読めたことは幸せであったのだと思います。(...
101回目のプロポーザル ~プラトン「国家」のイデア論をもとに~ 03.06.2013
2週にわたってお送りしてきたマイルストーンスペシャル、ブランドニュースペシャルの興奮冷めやらぬ第101回の放送です。今回は今までホンタナで議論されてきた様々なトピック(言語、哲学、人間、科学、省略と強調、道徳、正義、自己愛、恋、旅、歌、オシャレ、などなど…)に関するひとつのナリタ的収束点のお話をさせていただきたいと思います。不勉強は重々承知ながらも、プラトンのイデア論を参照しつつ、人間として生きること...
祝100回!ホンタナブランドニュースペシャル 27.05.2013
前回に引き続き二周年記念スペシャル回の第二弾をお送りします。ホンタナ第100回の記念すべきマイルストーンとなる今回の放送は、まさにブランドニュースペシャルという題に相応しいホンタナ未踏峰の新テーマ「ファッション」を取り上げます。ナリタが個人的に(一方的に)師匠と仰ぐスペシャリストをゲストにお迎えし、オシャレにかける心意気やファッションデザイナーの哲学に纏わる話を存分に語っていただきます。お楽しみくだ...
祝二周年!ホンタナマイルストーンスペシャル 20.05.2013
お待たせしました!今週はホンタナのスペシャルウィーク第一弾、素敵なゲストをお招きして「自分のマイルストーンになった作品」について盛り上がって参ります。本や映画との出会いはいつもわくわくするものですが、自分の人生に影響を与える作品に巡り会えた時の衝撃はいつまでも色褪せないものですよね。今回はゲストに衝撃を与えた作品群の中から二冊をご紹介いただき、作品の魅力はもちろん、それらが影響を及ぼした人生の局面...
ホンタナどうでしょう ~水曜どうでしょうに学ぶ対話力、腹を割って話そうスペシャル~ 13.05.2013
今回の放送を持って、ホンタナもお陰様で2周年を迎えることができました。ここまで続けてこれたのはひとえに暖かく支えていただいたリスナーの皆々様のお陰です。どうもありがとうございました。2周年を記念すべく、来週再来週とスペシャル回をお送りいたしますので、皆様どうぞお楽しみください。その直前回として、今回はタナカ・ナリタの最近のお気に入りTV番組「水曜どうでしょう」を取り上げ、台本なしの車中など密室でのな...
新生活が不器用でもいいじゃない ~「四月物語」の感想から~ 06.05.2013
新しい環境になかなか馴染めず、しかしながらひたむきに暮らしていく主人公の姿に深い感銘を受けたナリタ。タナカ・ナリタの両氏が経験したほろ苦い思い出をふまえながら、「春」と人との関連性について思いを馳せてみました。27:15〜 メール紹介コーナー37:38〜 感想回(このエピソードを聴く)
「四月物語」岩井俊二 29.04.2013
すべりこみでなんとか四月中に本作を紹介できてホッとしております。上京したての女子大生の期待と不安を美しい映像と音楽で織りなす本作は、春キライなタナカをも「いいなあ」と言わしめる魅力が凝縮しております。一年前とほとんど変わらない「タナカはなぜ春がキライか」のフリートーク含め、春にまつわる悲喜こもごもをご堪能ください。21:10〜 古典コテン「霊感!」夢野久作38:20〜 作品紹介(このエピソードを聴く)
見てるだけで心地良い作品 ~「インデペンデンス・デイ」の感想から~ 22.04.2013
何度も見返すことによって特に新しい発見も無くなり、それでも面白くて見返してしまう。タナカにおけるインデペンデンス・デイやバック・トゥ・ザ・フューチャー、ナリタにおける王様のレストランなど、人によってはまる"ツボ"はどのように決定されるのか。育ってきた環境が違うから説、イデアの想起説など、理由も分からず好きになってしまうことについて語り合ってみました。(エピソードを聴く)12:15〜 古典コテン 「メノン」...
「インデペンデンス・デイ」ローランド・エミリッヒ 15.04.2013
スケールの大きな作風を得意とする監督の出世作をご紹介します。地上波で何度も放送される迫力ある映像、テンポの良い展開、爽快な大団円と、ある意味タナカがスルーしそうな本作。ご都合主義的なSF感があふれていながら、それでも繰り返し見てしまう面白さとは何か。背筋が伸びる名演説をはじめ、タナカの脳裏に浮かぶお気に入りのシーンの魅力をナリタとともに紐解いていきます。(このエピソードを聴く)18:50〜 古典コテン ...
解説の解説「生命とは何か」エルヴィン・シュレーディンガー 08.04.2013
岡小天、鎮目恭夫による共訳のシュレーディンガー氏の古典的名作を、今回はナリタが解説の解説として取り上げます。学術書にありがちな専門的すぎる解説、はたまた解説の中で他の解説の批判をすることなどを取り上げ、「解説を書く者の倫理とはどこに設定すべきか」「本文を読ませたくなる解説とは」といった問題に迫ります。予定外のコーナー拡大版をお楽しみください。(このエピソードを聴く)18:25〜 解説の解説
二重らせんの物語 ~「匣の中の失楽」の感想から~ 01.04.2013
綾辻行人が裏表紙の推薦文にて「探偵小説というものの、ありとあらゆる魅力的な要素をぎっしり詰め込んだ玩具箱」と評した日本四大奇書の感想回です。奇妙な探偵小説マニアサークルのメンバーが織り成す、謎が謎を呼ぶ展開、作中作を多用しためくるめく「さかさま」な世界観、ディープな「理想の犯行」「理想の探偵小説」談義などなどを通じて、読者は一方で探偵小説のいろはを見せつけられ、他方でアンチミステリの先駆けとなった...
「匣の中の失楽」竹本健治 25.03.2013
戦後四大奇書のひとつを、おこがましくも紹介させていただきます。あの綾辻行人氏をはじめ多くの推理小説作家達の(やや特殊な)賛辞を集めた本作。推理小説への愛を全身全霊でつぎ込んだが故の”アンチミステリ”の魅力を、タナカはナリタへ伝えられるのか?原点にして最高峰、摩訶不思議なおもちゃ箱をお楽しみください。(このエピソードを聴く)21:55〜 解説の解説41:45〜 「匣の中の失楽」紹介
自然図鑑をたっぷり語ってもらおうスペシャル 18.03.2013
東京ではいち早く桜が開花し、春はもうすぐそこまで近づいています。そろそろ自然と楽しむ準備をしなければ…ということで、今回は自然啓発のお仕事で活躍されている長谷川奈美さんをゲストにお迎えしてお送りします。今回お持ちいただいたのは、なんと計14冊もの自然図鑑!冬こそ楽しめるもの、ご当地もの、素人には違いがわからないものなど、奥深い自然図鑑の楽しみ方を紹介していただきます。ほとんど図鑑に親しんでこなかった...
お化け屋敷的小説 ~「悪の教典」の感想から~ 04.03.2013
次から次へと悪事を働く教師を描いた本作。高校という身近な舞台を描き、誰でも分かりやすい展開が”売れた”理由であると感じたナリタ。間口を広げ支持を得ることがミステリとして果たして良いことか否か?設定そのものを楽しむ作品に謎解きの醍醐味を求めることは酷なのか?「俺だったらこうする」と息巻くタナカの反論やいかに!(このエピソードを聴く)15:40- 「私も投稿してみました」踊る!さんま御殿29:20- 「悪の教典」感想
「悪の教典」貴志祐介 25.02.2013
今回はあえて「このミステリーがすごい!2011年国内部門第一位」、「週刊文春2010年ミステリベスト10国内部門第一位」、「第1回山田風太郎賞」、および「早川書房「ミステリが読みたい!2011年国内総合第2位」受賞作の堂々たる人気小説、貴志祐介の「悪の教典」を取り上げます。映画化までされた受賞歴多数の話題作を取り上げてタナカは何を想うのか。お楽しみください。(このエピソードを聴く)17:39- 「私も投稿してみました」...
省略とリアリティ・高校生の恋愛・モデルルームのスリッパ ~「宙のまにまに」の感想から~ 18.02.2013
蒼栄高校天文部を舞台に描かれる「宙のまにまに」のような学園青春コメディにおいて、高校生らの恋愛感情はどのように描かれるべきか(または描かれないべきか)、そこに関わる省略と強調のあるべき姿について思い思いの意見を戦わせるタナカとナリタ。物語のリアリティと感情移入のしやすさはどのような細部描写によって支えられているのか、などのトピックにも話は広がります。お楽しみ下さい。(このエピソードを聴く)27:32〜...
「宙のまにまに」柏原麻実 11.02.2013
二月も中旬。冬の寒さもあと少しといったこの頃、帰り道に見えるオリオン座がだいぶ傾いてきたことに季節の移ろいを感じるタナカであります(なんつって)。といったわけで、今回は学園天文部ものの漫画を紹介します。目立たず・ナメられずを信条とする主人公が、天真爛漫で星好きの幼馴染に強引に天文部に入部させられ…という、よくあるパターンの展開に加え、タナカにそぐわぬ可愛らしい画風に戸惑いを隠せないナリタ。夜空が澄...
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