岡本健

スタートアップ社長の頭の中☕️🔐

Business JA ↓ 23 Folgen

「論理(サイエンス)で思考し、感性(パッション)で扉を開けろ。」楽天ブロックチェーン・ラボ所長の安定を捨て、意図せず集まった1億円を元手に起業。「資金枯渇(心肺停止)」の危機を乗り越え、物理的な「鍵」のインフラを作るKEYVOX CEO 岡本。これは綺麗事のビジネス論ではありません。 毎朝0.1g単位で計測するコーヒー、自らドリルを持つ現場施工、自宅サウナへの異常なこだわり。論理と情熱が同居する「スタートアップ社長の脳内(実験室)」Iをハッキングする音声ドキュメンタリーです。他人のブランドを着ることに違和感がある人、感性を信じて「白いキャンバス」に向かいたい人へ。常識のロックを解除(アンロック)するヒントを届け...

Autor

岡本健

Kategorie

Business

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stand.fm

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5. Jul 2026

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Ep 23|パートナー企業との交渉術:どうやって「鍵」をつけてもらうか 05.07.2026

〜機能説明では、最初の重い扉は開かない〜 インフラは、自分たちの手元にあるだけでは価値を生まない。 誰かが持つビル、誰かが管理するホテル――「赤の他人のドア」に鍵をつけさせてもらって、初めて命が吹き込まれる。 実績のないスタートアップが、その最初の扉を開けるには? きれいに並べた数字や、便利な機能の論理(サイエンス)だけでは、現場は動かない。なぜなら彼らにとって、新しい仕組みの導入は「自分が被るかもしれ...

Ep 22|凝り性の美学:道具への投資はケチるな 28.06.2026

〜道具の貧弱さで、自分の限界を下げるな〜 何でも最高級で固めたいわけじゃない。 常に資金が足りないスタートアップだからこそ、 どこに投資するかはシビアに見極める。 その基準は一つ。 自分の感性と、 実装の間にあるノイズを消せるかどうか。 頭の中にある高解像度の理想。 それを現実に出すとき、 人は必ず劣化させる。 手が遅い。 道具が重い。 反応が鈍い。 その小さなストレスが積み重なると、 思考の熱が逃げ、 アウト...

Ep.21|設計者がロッカーを間違えた日。理想は伝わる形になって初めて価値になる 21.06.2026

〜伝わらない理想は、まだ独り言だ〜 完璧なシステム。 美しい設計。 すべてを知っている作り手は、 「このくらい分かるだろう」 という罠に陥る。 自分が設計したロッカーの前で、 違う扉をガチャガチャと引いたあの日。 それはユーザーの不注意ではない。 完全に設計の負けだ。 技術がどれだけ正しくても、 人が一瞬でも迷ったらUXは敗北している。 「よく見れば分かる」は作り手の甘え。 本当に強いデザインとは、 機能を増やす...

Ep.20|壁打ちは思考の整理。なぜ反対意見を聞きに行くのか 14.06.2026

〜褒め言葉より、痛い言葉の方が価値がある〜 新しいアイデアを思いつくと、 人は自分の案に恋をする。 これはいける。 絶対に刺さる。 そう思った時ほど危ない。 だから岡本は、 あえて反対意見を聞きに行く。 褒めてくれる人ではなく、 欠点を遠慮なく指摘してくれる人へ。 壁打ちの目的は、 賛成を集めることではない。 思い込みを壊し、 見えていない死角を見つけることだ。 少し批判されただけで熱が冷めるなら、 その案はま...

Ep19|アプリが動かない!現場でのトラブルシューティング 07.06.2026

〜理屈より先に、まずドアを開けろ〜 どれだけ美しい思想を語っても、 現場は容赦なくそれを試してくる。 ドアが開かない。 通信が不安定。 理論上は動くはずなのに、現実では動かない。 鍵の世界は、ソフトウェアだけでは完結しない。 建物、電波、ドア、人。 あらゆる現実が絡み合い、 設計図にない問題が次々と現れる。 そして鍵のトラブルは、 単なる不具合では済まない。 部屋に入れない。 会議が始められない。 宿泊客が夜中...

Ep18|QRコード一枚で世界を変える:シンプルさへの執念 31.05.2026

Episode 18|QRコード一枚で世界を変える 〜シンプルさへの執念〜 最初から、壮大な構想があったわけじゃない。 きっかけは、たった一言。 「QRコードで開けられませんか?」 顧客にそう言われて、 試しに作ってみた。 それだけだった。 でも実際に使った瞬間、 空気が変わる。 「あれ、これでよくない?」 その静かな驚きこそ、 本物の手応えだった。 アプリはいらない。 ペアリングもいらない。 紙でも使える。 送る。 かざす。...

Ep.17 |社長が初回商談に出続ける本当の理由 24.05.2026

〜現場は、答え合わせの場所〜 整えるだけでは、 会社は前に進まない。 研ぎ澄ませた頭と体を持って、 次に行く場所がある。 それが、現場だ。 KEYVOXでは、 今でも社長である僕自身が 初回商談に出続けている。 理由は単純な営業ではない。 顧客の反応を、 最短距離で観測するためだ。 どの言葉で止まるのか。 どの説明で不安になるのか。 どの図で、一気に理解が進むのか。 その空気感は、 会議室のレポートでは絶対に取れない。...

Ep.16|戦うために休め:来週の戦いに備える「戦略的休息」の技術 17.05.2026

〜戦うために休め〜 休息は、ご褒美じゃない。 次に勝つための準備だ。 どれだけ整えても、 人間はアクセルを踏み続ければ壊れる。 だから休む。 ただし、受け身ではなく「戦略的に」。 ベッドでスマホを眺めるだけの休日。 それは休息ではない。 体は止まっていても、 脳は情報に占有され続けている。 本当に必要なのは、 「情報を止めること」。 サウナに入る。 山を登る。 外に出て風に当たる。 強制的にデジタルから切り離され...

Ep.15|ペダルを止めるな:ポンコツ自転車通勤から、限界を超えるロングライドへ 26.04.2026

〜ペダルを止めるな〜 経営にショートカットはない。 あるのは、 地味で、退屈で、 誰にも見られていない反復だけだ。 ポンコツな自転車での通勤。 景色の変わらないローラー台。 そして週末の、終わりの見えない坂道。 どれも共通しているのはひとつ。 ペダルを止めないこと。 止まれば、一気に重くなる。 でも、どんなに遅くても回し続ければ、前に進む。 スタートアップも同じだ。 派手な瞬間より、 誰にも褒められない日々の積...

Ep.14|研ぎ澄ますための引き算。1日1食と禁酒がもたらす超集中 19.04.2026

〜研ぎ澄ますための引き算〜 成果を出すために必要なのは、足すことではない。 むしろ逆だ。 食事を減らす。 酒をやめる。 余計な予定を削る。 そうやってノイズを削ぎ落とした先に、 本当に重要な判断が見えてくる。 1日1食も禁酒も、ストイックさのためではない。 意思決定の解像度を守るための、合理的な選択だ。 満腹は鈍らせる。 アルコールはブレさせる。 スタートアップは、ただでさえノイズだらけの世界。 だからこそ、自...

Ep.13|聴覚のハッキング:オーディオブックで時間を2倍にする「ながら思考」 12.04.2026

〜ながら思考で、時間を2倍にする〜 ノイズを消すはずのサウナで、 あえて情報を入れる。 一見、矛盾している。 だが本質は逆だ。 オーディオブックは、 知識を詰め込むためのものじゃない。 思考を“飛ばす”ための装置だ。 耳からは、歴史や哲学が流れる。 だが頭の中では、別の問いを転がし続ける。 プロダクトの設計。 交渉の勝ち筋。 組織の違和感。 異なるレイヤーの思考が、同時に走る。 するとある瞬間、 全く関係ないはずの...

Ep.12|理想がないなら自作しろ:自宅に特注サウナを作った話 05.04.2026

〜設計図が、現実をつくる〜 既製品は、誰かの「ちょうどいい」。 つまり、誰の理想でもない。 だから本当に欲しいものは、 どこにも売っていない。 寝転がれる広さ。 夕日が差し込む角度。 没入できる温度と湿度。 頭の中にある、その感性。 それを叶える方法はひとつ。 自分で設計図を描くことだ。 理想を言語化し、 ミリ単位まで落とし込む。 そして初めて、 プロはそれを現実にできる。 逆に、設計図がなければどうなるか。 出...

Ep.11|サウナは娯楽じゃない、脳の「強制再起動」ボタンだ 29.03.2026

〜ノイズを断ち切り、意思決定を取り戻せ〜 睡眠を整えても、取りきれないものがある。 それが「脳のノイズ」だ。 AIによって実行速度は加速し、 タスクは一瞬で処理されていく。 だがその裏で、 人間の脳は静かにオーバーヒートしていく。 気づけば、 何が重要なのか分からなくなる。 動いているのに、前に進んでいない。 これが、AI時代の新しい疲労だ。 そしてこの状態は、 いくら寝ても回復しない。 必要なのは休息ではなく、...

Ep.10|「今日はダメな日」なんてない。AIというボーナスタイムを生きる 22.03.2026

〜AIというボーナスタイムを生きる〜 「コンディションが悪い日」は、どう乗り切るべきか。 そんな問いに対する、岡本の答えはシンプルだ。 そもそも、「ダメな日」を作らない。 睡眠時間を固定する。 生活の変数をコントロールする。 6時間半という最適なバロメーターを守り、 毎朝100%の状態でキャンバスに向かう。 それはストイックさではなく、合理性だ。 なぜそこまで徹底するのか。 理由はひとつ。 いま僕たちは、AIという“...

Ep.09|朝のコーヒーは「科学」だ:感覚ではなく数値で淹れろ 16.03.2026

情熱だけでは、長い戦いは続かない。 スタートアップを続けるには、パフォーマンスを「科学」で管理する必要がある。 その一番シンプルな例が、岡本の朝のコーヒーだ。 豆の量、温度、抽出時間。 すべてをスケールとタイマーで測る。 目分量は使わない。 理由はシンプル。 原因と結果を、必ずリンクさせるためだ。 変数を固定し、ひとつだけ動かす。 結果を見る。 そしてまた試す。 これはコーヒーの淹れ方であり、 同時にスタート...

Ep.08|サグラダ・ファミリアのように:ライフワークを見つける 09.03.2026

〜仕事と遊びの境界線が溶けるとき〜 「ライフワーク」と聞くと、綺麗な言葉に聞こえる。 でも実際は、もっと泥臭くて、少し狂気に近いものだ。 理想のサウナを作るために、自分で図面を引く。 終わらない鍵のインフラを作るために、何年も改良を続ける。 頭の中にある「こういう世界があったら最高だ」という妄想を、 現実に実装していく。 仕事なのに、極上の遊びでもある。 その境界線が溶けたとき、 人は初めて「ライフワーク...

Ep.07 | 8年続くサービスは、次の8年も潰れない法則〜 01.03.2026

〜8年目の羅針盤と、ライフワークの入口〜 創業から8年。 何度も沈みかけたイカダは、なぜまだ浮いているのか。 その理由は、才能でも運でもない。 「依存関係」「改善を止めない構造」「増え続ける責任の総量」―― 生き残る会社には、明確な“構造”がある。 便利なツールは消える。 止められない仕組みだけが残る。 8年続いたからこそ見えた、生存の法則。 そしてその先に現れたのは、「これは仕事ではなく、ライフワークだ」という...

Ep.06 | インフラを作る:水道、ガス、そして「鍵」 23.02.2026

Episode 6|インフラを作る 〜水道、ガス、そして「鍵」〜 個人保証にサインし、“安全圏の自分”を捨てたあとでさえ、岡本が作りたかったもの。それは便利なスマートロックではない。目指すのは、水道やガスのように「あるのが当たり前」の存在――鍵のインフラだ。 1分単位で空間を貸し出せる仕組み、物理的なドアをデジタルの権利で制御する“鍵のOS”。完成しない建築=サグラダ・ファミリアのように、改良を続けながら社会に溶け込...

Ep.05 |「心肺停止」の恐怖 〜論理に殺され共鳴に救われた日〜 15.02.2026

スタートアップの世界では、資金が尽きるまでの期間を「ランウェイ(滑走路)」と呼ぶ。 でも岡本が乗っていたのは飛行機ではない。エンジンもない、手作りのイカダだった。 通帳の残高を並べた瞬間、頭の中で警報が鳴る。 「あと数ヶ月で終わるな」と。 VCを回っても返ってくるのは、論理的に正しい「NO」。 ハードウェアはリスクが高い。実績が足りない。 彼らは間違っていない。だが会社は待ってくれない。 そして差し出された...

Ep.04 | 準備なしで社長になるということ 〜豪華客船とイカダのの違い〜 08.02.2026

〜豪華客船とイカダは、別の生き物だった〜 起業に必要なのは、 ビジョンと資金と、少しの勇気―― そう思っていた時期が、僕にもありました。 このエピソードでは、 楽天ブラジルの社長として200人規模の組織を率いてきた岡本が、 なぜスタートアップの経営で、致命的な勘違いをしていたのかを語ります。 同じ「CEO」という肩書きでも、 大企業の子会社と、スタートアップでは、 求められる資質はまったく違う。 巨大な母体というセ...

Ep.03 | 構造的な限界 〜なぜ「楽天」では描けない絵があったのか〜 01.02.2026

大企業を辞める理由は、情熱だけじゃ足りない。 そこには、もっと冷徹で、回避不可能な「構造」の問題がある。 このエピソードでは、 楽天という巨大な経済圏でブロックチェーン研究に携わっていた岡本が、 なぜ“論理的に”独立せざるを得なかったのかを語る。 テーマは、 「成熟した個人のビジョン」と「会社の構造」のズレ。 仲介者を不要にする技術を、 仲介ビジネスのど真ん中にいる組織で育てようとしたとき、 何が起きるのか...

Ep.02 | サラリーマンの憂鬱と「白いキャンバス」 25.01.2026

安定は、必ずしも自由じゃない。 楽天という大企業にいながら、 なぜ岡本は「ここでは描けない」と感じたのか。 今回のテーマは、 サラリーマンという働き方の中で起きる “感性の違和感”と「白いキャンバス」の話。 ビジネスは、論理だけで回せる。 でも本当に描きたい未来は、 感性がNOと言った瞬間から始まる。 他人のブランドを着て生きるのか。 それとも、自分のロゴを背負うのか。 これは転職の話でも、起業の勧誘でもない。...

Ep.01 | 事故のような起業 〜なぜ安定を捨てて1億円の崖を飛び降りたのか 22.01.2026

なぜ楽天を辞めて、鍵屋になったのか。 しかも計画ではなく「事故」で。 この番組は、スマートロック「KEYVOX」を手がけるCEO・岡本が、 自分の“頭の中”で起きている思考と実験を記録するポッドキャストです。 第1回は、起業の原点の話。 楽天でブロックチェーンを研究していた岡本は、 ある日「噂」だけで1億円が集まり、 背中を蹴られるように独立することになります。 なぜ安定を捨てたのか。 なぜソフトウェアエンジニアが、...

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