RCJメディアミニストリー

リジョイス聖書日課

リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。

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神の民の名前が語る赦しと憐れみの歴史(歴代誌上 1-2章) 16.01.2023

セム、アルパクシャド、シェラ、エベル、ペレグ、レウ、セルグ、ナホル、テラ、アブラム、これがアブラハムである。 (歴代誌上1章24節~27節) 神学生のときに初めてヘブライ語の聖書を手にして驚いたことは、その文字の不可思議さもさることながら、書物の順番がいつも目にしている旧約聖書とは違うということでした。歴代誌は一番後ろに置かれています。それは、歴代誌が旧約聖書全体の「まとめ」という役割を担っているから、と...

罪を取り除く主イエス(ヨハネによる福音書 1章29-42節) 15.01.2023

ヨハネは、自分の方へイエスが来られるのを見て言った。「見よ、世の罪を取り除く神の小羊だ。」 (ヨハネによる福音書1章29節) 先週に引き続き、洗礼者ヨハネと主イエスとの場面からです。ここでヨハネは、主イエスのことを的確に言い表しました。「世の罪を取り除く神の小羊」。私たちの罪を取り除く贖い主としての姿がこの言葉によく表現されています。 私たちの罪はどこに表われるでしょうか。私たちが取り除いてほしい罪、それ...

主の教えを愛する人の祝福(詩編 1編) 14.01.2023

その人は流れのほとりに植えられた木。 ときが巡り来れば実を結び 葉もしおれることがない。 その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。 (詩編1編3節) 幸せでありたい。これは誰もが追及してやまない目標です。けれども、「何が幸せなのか」と改めて考えると、答えは思うほど簡単ではありません。生活に困らないお金があること、健康であること、仲間や家族がいること、事業に成功すること、いろいろな幸せの形はありますが、そ...

キリストに遣わされて生きる(ルカによる福音書 9章) 13.01.2023

12人は出かけて行き、村から村へと巡り歩きながら、至るところで福音を告げ知らせ、病気をいやした。 (ルカによる福音書9章6節) 本日の聖書箇所は主イエスが弟子たちを派遣された場面です。 どうして主イエスは弟子たちを派遣なさったのでしょうか。それは神の国が広がるためです。人びとがこの恵みを味わうためです。 主イエスは派遣するにあたり、弟子たちに力と権能をお与えになりました。弟子たちは主イエスの代理人です。神の...

健全さを取り戻して生きる(ルカによる福音書 8章) 12.01.2023

イエスが、「名は何というか」とお尋ねになると、「レギオン」と言った。たくさんの悪霊がこの男に入っていたからである。 (ルカによる福音書8章30節) ルカによる福音書8章は主イエスの力がどれほど偉大かを記します。主イエスが弟子たちを伴い、船に乗っていた時のことです。湖に突風が吹き荒れました。しかし、この突風を主イエスは一喝されたのです。こうして、風はやみました。 その後、主イエスとその一行は船でゲラサ人の住...

キリストの権威ある言葉(ルカによる福音書 7章) 11.01.2023

使いに行った人たちが家に帰ってみると、その部下は元気になっていた。 (ルカによる福音書7章10節) 6章20節から始まった平地の説教の後には、権威者としてのキリストの姿が描かれます。権威とは上に立つ力です。そして、究極的な権威は神にのみ帰されます。この権威をルカは百人隊長のエピソードで語ります。 彼は軍人でした。そのことから彼が権威を重んじる者であることがわかります。そんな彼の部下が病で瀕死状態になったので...

確固たる土台の上に立つ(ルカによる福音書 6章) 10.01.2023

「それは、地面を深く掘り下げ、岩の上に土台を置いて家を建てた人に似ている。」 (ルカによる福音書6章48節) ルカ福音書6章には「平地の説教」と呼ばれる一連の教えが記されています。46~49節はこの説教の締めくくりに当たる場面です。 この説教はだれに対して語られたのでしょうか。イエス・キリストは、目を上げて弟子たちにお語りになりました(20節)。イエス・キリストの周りにはたくさんの群衆がいたでしょうから、弟子た...

キリストの御業の目撃者(ルカによる福音書 5章) 09.01.2023

すると、イエスはシモンに言われた。「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」 (ルカによる福音書5章10節) 主イエスの周りに人が集まってきました。群衆が多かったので、主イエスは湖上からお語りになろうと思い立ち、漁師たちに船を出すようにお願いします。この時に声をかけたのがシモン(後のペトロ)です。 話が終わったとき、主イエスはペトロに沖にこぎ出すように命じます。漁をするようにというので...

主の洗礼によって(マタイによる福音書 3章13-17節) 08.01.2023

そのとき、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と言う声が、天から聞こえた。 (マタイによる福音書3章17節) 主イエスが洗礼を受けられるこの箇所で、一つ特徴的な点があります。それは主が受洗されることを洗礼者ヨハネが思いとどまらせようとしていることです。主はこれに対して、ヨハネの思いを覚えると同時に、父なる神の御心を覚えられて、「今は、止めないでほしい」と言われ、神の御前に正しいことを行ったので...

解放、回復、自由(ルカによる福音書 4章) 07.01.2023

「… 主がわたしを遣わされたのは、 … 主の恵みの年を告げるためである。」 (ルカによる福音書4章18節~19節) ナザレの会堂で主イエスは言われます。わたしは解放と回復と自由を与えるために神から遣わされたのだ、と(18、19節)。これはイザヤ書61章に記されていることでした。キリストはこのイザヤ書を実現するためにこの地上に来られました。 主イエスはイザヤ書を朗読し、この約束が実現したと宣言します(21節)。これは大い...

まことに優れたるメシア(ルカによる福音書 3章) 06.01.2023

「悔い改めにふさわしい実を結べ。…言っておくが、神はこんな石ころからでも、アブラハムの子たちを造り出すことがおできになる。」 (ルカによる福音書3章8節) 救い主イエス・キリスト。このお方の到来を告げる一人の人物が荒れ野に登場します。洗礼者ヨハネです。この人は新約聖書に登場しますが、旧約最後の人物といってもよい。旧約とイエス・キリストを結びつけるのです。この人に「神の言葉が…降った」(2節)。旧約の最後か...

神と人とに愛される(ルカによる福音書 2章) 05.01.2023

イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。 (ルカによる福音書2章52節) ルカによる福音書2章は主イエスの誕生と幼少時代を記します。 主イエスはベツレヘムでお生まれになりました。宿屋には泊まる場所がなかったので家畜小屋でうまれたのです。その主イエスの誕生を最初に喜んだのは低い立場にあった羊飼いたちでした。 主イエスは献げられるために両親に連れられ、神殿に向かいます。そこでシメオンとアンナという、...

神の偉大な物語(ルカによる福音書 1章) 04.01.2023

わたしたちの間で実現した事柄について、…物語を書き連ねようと、多くの人々が既に手を着けています。 (ルカによる福音書1章1節~2節) ルカは主イエス・キリストのすばらしさを何とかして伝えたいと願うようになりました。そこで彼は自分で主イエスの救いの物語を書こうと思い立ちます。こうして書きあがったのがルカによる福音書です。 ルカは福音書を書くために、さまざまな資料を集めます。彼はパウロやペトロとつながりがあり...

光はどこにあるのか(ヨハネによる福音書 8章) 03.01.2023

「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」 (ヨハネによる福音書8章12節) きょうの御言葉はエルサレムの仮庵祭の時に主イエスがお語りになった御言葉です。仮庵の祭りは、イスラエルの民の荒れ野の40年の旅を記念する祭りです。この祭りの間、夜になると神殿に4本の塔が建てられて、火がともされました。荒れ野の旅で神が「雲の柱、火の柱」をもって導かれたことを思い起こし感謝したのです。...

一歩前に踏み出すために(イザヤ書 43章) 02.01.2023

初めからのことを思い出すな。 昔のことを思いめぐらすな。 見よ、新しいことをわたしは行う。 今や、それは芽生えている。 (イザヤ書43章18節~19節) 「初めからのことを思い出すな。昔のことを思いめぐらすな」と語られます。「初めからのこと」、「昔のこと」とは出エジプトの出来事のことです(16、17節参照)。出エジプトは、イスラエルの民にとって神の最大の救いの御業です。神の民の原点であり出発点です。繰り返し思い出...

過去も未来も主の御手に(ヨハネの黙示録 1章) 01.01.2023

「恐れるな。わたしは最初の者にして最後の者、また生きている者である。」 (ヨハネの黙示録1章17節~18節) 「聖書は読むものではなく聴くものである」と言われます。読むことと聴くことには違いがあります。読むことには「目」、聴くことには「耳」が用いられます。また「読む」はこちらから向こう側に、「聴く」は向こうからこちら側に方向性があります。 わたしは聖書を声に出して読むことがあります。ひとりになって小さな声で...

新しい天と地夫のために着飾った花嫁(ヨハネの黙示録 21-22章) 31.12.2022

神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。 (ヨハネの黙示録21章3節~4節) ヨハネの黙示録は、新しい天と地という最後の幻をもって終わります。天使はヨハネに、夫のために着飾った花嫁を見せます。それは神と契約の民が永遠に結ばれることを表しています。「神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取っ...

小羊の婚礼の日に備える花嫁(ヨハネの黙示録 15-19章) 30.12.2022

「わたしたちは喜び、大いに喜び、 神の栄光をたたえよう。 小羊の婚礼の日が来て、 花嫁は用意を整えた。」 (ヨハネの黙示録19章7節) 「バビロン」が滅亡すると、ヨハネは天使と人から成る群衆の大歓声を聞きます。「小羊の婚礼の日が来て、花嫁は用意を整えた」。 へブライ人の結婚では、婚約すると、花嫁花婿は法的に夫婦となります。婚約と結婚式との間に、花婿は花嫁の父に結納金を持参します。その後、結婚の行列が行われま...

終わりのときの刈り入れと救いと裁き(ヨハネの黙示録 12-14章) 29.12.2022

そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では刈り入れが行われた。 (ヨハネの黙示録14章16節) 12章からは、竜とその味方に対するキリストと教会の勝利の場面が描写されます。教会とこの世の戦いは、実はキリストとサタン(竜)の戦いであることが分かってきます。 まず、竜がキリストを滅ぼそうと試みますが失敗し、さらには戦いに敗れます。その結果、神がキリストにあってなさる救いが完成し、神の権威が明...

この世の国は我らの主とメシアのもの(ヨハネの黙示録 11章) 28.12.2022

「この世の国は、我らの主と、 そのメシアのものとなった。 主は世々限りなく統治される。」 (ヨハネの黙示録11章15節) 11章には二人の証人が登場します。ヨハネはこの二人を燭台と呼びます。これは、ヨハネが全世界の諸教会を表すときに使う言葉です。つまりこの幻は、偶像礼拝をする国々に唯一のまことの神に立ち帰れと呼びかけ、人びとを悔い改めに導く真の教会を表していると考えられます。 ところが突然、恐ろしい獣が底なし...

巻物を受け取って食べてしまえ(ヨハネの黙示録 10章) 27.12.2022

すると、天使はわたしに言った。「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い。」 (ヨハネの黙示録10章9節) 著者ヨハネは、「天使の手にある、開かれた巻物」を「受け取って、食べてしまえ」という天からの声を聞きます。「食べてしまえ」とは、「完全に消化して自分のものとせよ」という意味です。ちょうど食べ物がその人に入って彼の体の一部となるように、神の言葉が彼の中に入れられ、彼...

人を悔い改めに導く神と小羊の憐れみ(ヨハネの黙示録 7-9章) 26.12.2022

「救いは、玉座に座っておられるわたしたちの神と、小羊とのものである。」 (ヨハネの黙示録7章10節) 8章から11章の中心主題は、この世を震撼させる7つのラッパです。最初の5つのラッパは、エジプトに下された災いを彷彿とさせます。また、6つ目のラッパが鳴ると、4人の天使が放たれ、人間の3分の1が殺戮されます。しかし、出エジプト記でファラオが頑迷であったように、これだけ過酷な災いに遭ったにもかかわらず、生き残った人間...

神に期待し信じて待ち続ける(ルカによる福音書 2章22-38節) 25.12.2022

「わたしはこの目であなたの救いを見たからです。」 (ルカによる福音書2章30節) クリスマスおめでとうございます。きょう、多くの教会でクリスマスの礼拝が献げられることでしょう。 幼子イエスがお生まれになった頃、神の神殿でメシアの誕生を待ち焦がれ、祈っている人がいました。ルカはシメオンとアンナを紹介しています。シメオンは「主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない」という聖霊のお告げを受け、そのときを待ち続...

平和の王の誕生(イザヤ書 11章1-10節) 24.12.2022

その日が来れば エッサイの根は すべての民の旗印として立てられ 国々はそれを求めて集う。 そのとどまるところは栄光に輝く。 (イザヤ書11章10節) 今年は本当に辛い一年でした。コロナ禍、気候変動、政治の腐敗、ウクライナにおける戦争。心を痛めずにおれない、辛い出来事が続いています。人間の罪深さ、平和の尊さ、そして平和を実現することの難しさを今、痛感しています。 イザヤ書11章は救い主誕生の預言であり、平和と希望...

人間の存続を願う神の愛(創世記 3章1-19節) 23.12.2022

「彼はお前の頭を砕き お前は彼のかかとを砕く。」 (創世記3章15節) きょうの聖書箇所は、クリスマスにそぐわないと思われるかもしれません。しかし、クリスマスにぜひ読みたい御言葉です。神の御子が地上にお生まれになったのは、私たち人間を「罪」から救うためだからです。 最初の人アダムとエバが神に背を向けたとき、神は人間を救う方法をお定めになりました。それが創世記3章15節、「お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に、...

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