RCJメディアミニストリー

リジョイス聖書日課

リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。

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決して滅びない約束の言葉(マルコによる福音書 13章24-37節) 03.12.2023

「気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、あなたがたには分からないからである。」 (マルコによる福音書13章33節) 主の弟子の一人が神殿の立派なたたずまいを見て、安心しきった感嘆の声をあげました。神殿がありさえすれば、自分たちの生活は安泰だと考えていたのでしょう。その考えに対して、主は鋭い刃を突きつけます。「一つの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない」と(2節)。 そして、主は終末...

主を畏れ敬う人の幸い(詩編 34編) 02.12.2023

主の聖なる人々よ、主を畏れ敬え。 主を畏れる人には何も欠けることがない。 (詩編34編10節) この詩編は、「主を畏れ敬う」ことの奥深さを教えています。主を畏れ敬うことは、人生の基盤であり、「喜びをもって生き、長生きして幸いを見ようと望む者」に主は救いの輝きをまとわせてくださいます。 しかし、主を畏れ敬うとき、人生が必ず楽になり、また苦しみの味わいがなくなるというわけではありません。貧しくなることも、苦難に...

ご自分の民を回復する「主の思い」(ミカ書 4章) 01.12.2023

だが、彼らは主の思いを知らず その謀を悟らない。 (ミカ書4章12節) エルサレムの絶望的な滅亡を預言したミカは、今や「終わりの日」におけるエルサレムの輝かしい栄光の姿を幻のうちに描きます。 その日、高く上げられた神殿の山へとあらゆる人びとが「主の教え」を尋ね求めてやって来ます。彼らに対する主の教えとは、争いを止め、武器を農具に変えて平和に生きることです。こうして人びとは、心安らかに生活し「主の御名によっ...

不正な指導者たちと迷わす預言者(ミカ書 3章) 30.11.2023

しかし、わたしは力と主の霊 正義と勇気に満ち ヤコブに咎を イスラエルに罪を告げる。 (ミカ書3章8節) 先に庶民を直接に搾取する者たちの罪を暴いたミカは、イスラエルの指導者たちのより大きな罪を指摘します。 「ヤコブの頭たち」の罪は、正義の欠如です。「善を憎み、悪を愛する」彼らの政治は、国民を食い物にしているだけだと、ミカはリアルに描写します。そのような者たちが国家的危機に直面して助けを求めても、主はもはや...

安住の地へと導く言葉(ミカ書 2章) 29.11.2023

わたしの言葉は正しく歩む者に 益とならないだろうか。 (ミカ書2章7節) 主なる神の審判が臨むとき、災いなのは、富と力によって人びとに横暴を働いている人びとです。彼らは欲望のままに悪をたくらみ、人びとの土地や住いを容赦なく奪います。それゆえ、主もまた彼らを容赦しません。土地は敵に奪われ、再び彼らに分け前が与えられることはないからです。 このような主の審判を語るミカに対して、「たわごとを言うな。そんなことを...

悲しみの声をあげる預言者(ミカ書 1章) 28.11.2023

このため、わたしは悲しみの声をあげ 泣き叫び、裸、はだしで歩き回り 山犬のように悲しみの声をあげ 駝鳥のように嘆く。 (ミカ書1章8節) 紀元前8世紀、神の民イスラエルが南北二つの王国に分裂しておよそ200年後、南のユダ王国に次々と預言者が現れました。アモスやホセアやイザヤ、そしてミカです。 「預言」という漢字が示すとおり、彼らは自分の言葉ではなく、自分に臨んだ「主の言葉」を預かり語った人びとです。 ミカは、エ...

繰り返し御使いを遣わす神(歴代誌下 36章) 27.11.2023

先祖の神、主は御自分の民と御住まいを憐れみ、繰り返し御使いを彼らに遣わされたが、彼らは神の御使いを嘲笑い、その言葉を蔑み、…愚弄した。 (歴代誌下36章15節~16節) 歴代誌下36章には、南ユダ王国が滅亡する内容が記されています。北イスラエルとは違って、南ユダは神の御心にかなった何人かの王が与えられ、礼拝改革がなされるなど、神の民として相応しい姿もありました。けれども、ヨシヤ王の死後四代にわたり、主の目に悪...

主に仕えることとして人に仕える愛(マタイによる福音書 25章31-46節) 26.11.2023

「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」 (マタイによる福音書25章40節) 私たちが持っている時間、命、才能、財産、信仰は、元をただすと、すべて神から与えられたものです。ですから、世の終わりの日に私たちは、「あなたは神からいただいたものを、どのように用いたか」と、主イエスから問われます。そのとき、私たちはそれぞれ、答えなければなりませ...

賛美は正しい人にふさわしい(歴代誌下 33編) 25.11.2023

主に従う人よ、主によって喜び歌え。 主を賛美することは正しい人にふさわしい。 (歴代誌下33章1節) 神を賛美する喜びから始まる詩編です。神への礼拝において、賛美は大切な要素の一つです。ただ、歌うことが苦手な方もいらっしゃいます。それゆえに、神を賛美するなど自分にはふさわしくないと感じる方もおられるでしょう。しかし、きょうの詩編によれば、主を賛美することにふさわしいのは上手に歌える人ではなく正しい人です。...

聖書はなぜ必要なのか(歴代誌下 34-35章) 24.11.2023

王は自分の場所に立って主の御前で契約を結び、主に従って歩み、心を尽くし、魂を尽くして主の戒めと定めと掟を守…ることを誓った。 (歴代誌下34章31節) 34、35章は、南ユダ王国の中でヒゼキヤ王と同様に礼拝改革を行った王として知られるヨシヤ王の統治の記事です。 ヨシヤ王の礼拝改革は、偶像の一掃、神殿の修復、祭儀の再開など、ヒゼキヤの改革と似ていますが、その中で目を引くのは神殿修復工事の際に律法の書が発見されたこ...

神はその祈りを聞き入れた(歴代誌下 33章) 23.11.2023

神はその祈りを聞き入れ、願いをかなえられて、再び彼をエルサレムの自分の王国に戻された。こうしてマナセは主が神であることを知った。 (歴代誌下33章13節) 12歳で王となったマナセは、父親のヒゼキヤが死の病から奇跡的に回復して15年の命を延ばされたので、おそらくその間に生まれた子です。神から恵みをいただいて与えられた子ですが、なぜかこの子は父に倣うことがありませんでした。 彼は主の目に悪とされたことを行いまし...

神が我々のために戦ってくださる(歴代誌下 32章) 22.11.2023

「敵には人の力しかないが、我々には我々の神、主がいて助けとなり、我々のために戦ってくださる。」 (歴代誌下32章8節) 分裂王国時代の南ユダにおいて、ヒゼキヤ王の礼拝改革が記されるなか、32章では、信仰による勝利が書き留められています。 当時、北のアッシリアはとても強い国でした。アッシリアの王センナケリブは、その勢力を広げるためにユダに侵入してきて、ユダの多くの町がアッシリアに占領されました。8節の言葉は、...

恵みと憐れみに満ちておられる神(歴代誌下 30-31章) 21.11.2023

「あなたたちの神、主は恵みと憐れみに満ちておられ、そのもとにあなたたちが立ち帰るなら、御顔を背けられることはない。」 (歴代誌下30章9節) ヒゼキヤ王が神殿をきよめ、祭儀を行った29章に続き、30章は過越祭を再開する場面です。かつて主なる神は、エジプトで奴隷生活を強いられていたイスラエルの民を、モーセを通して導き出してくださいました。過越祭の再開は、その神の救いの御業をあらためて思い起こさせる営みでした。...

主の目にかなう正しいこと(歴代誌下 29章) 20.11.2023

彼は、父祖ダビデが行ったように、主の目にかなう正しいことをことごとく行った。 (歴代誌下29章2節) 南北に分裂したイスラエルの中で、北王国イスラエルの王は、そのほとんどが神の目に悪とされることを行った王でしたが、南王国ユダの王の中には神の目に正しいと評価された王もいます。29章から登場するヒゼキヤもその一人です。 しかし、ヒゼキヤの父親であったアハズは主の目にかなう正しいことを行いませんでした。ヒゼキヤは...

主人に喜ばれる忠実な良い僕(マタイによる福音書 25章14-30節) 19.11.2023

「主人は言った。『忠実な良い僕だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。』」 (マタイによる福音書25章21節) 主人は3人の僕たちに、それぞれ5タラントン、2タラントン、1タラントンを預けて旅に出ました。1タラントンは当時の労働者が20年間働いてようやく稼ぐことができる金額と言われ、決して少ないものではありません。僕たちは、旅から帰って来た主人にそれ...

罪赦された人こそが幸いな者(詩編 32編) 18.11.2023

いかに幸いなことでしょう 背きを赦され、罪を覆っていただいた者は。 いかに幸いなことでしょう 主に咎を数えられず、心に欺きのない人は。 (詩編32編1節~2節) あなたの周りには、「主に信頼する者」(10節)や「神に従う人」、「心の正しい人」(11節)はいるでしょうか。このような人びとは、あたかも罪とは無縁の歩みをしているように見えるかもしれません。若いころのわたしは、神から責められる点のない完璧な信仰者こそ幸...

神の家族の子孫に招く主なる神(創世記 36章) 17.11.2023

エサウ、すなわちエドムの系図は次のとおりである。 (創世記36章1節) 神の祝福はアブラハム、イサク、そして父の祝福を得たヤコブへと受け継がれていきます。ヤコブとエサウの父イサクは、満ち足りて死に、2人の息子によって葬られました(35章29節)。神の祝福は、ヤコブの子孫を通して受け継がれていきます。しかし、主なる神はエサウもまた、御心に留めておられました。エサウの系図は、読者である私たちにそのことを教えていま...

神の家に招く主なる神(創世記 35章) 16.11.2023

神は彼に言われた。 「あなたの名はヤコブである。しかし、あなたの名はもはやヤコブと呼ばれない。イスラエルがあなたの名となる。」 (創世記35章10節) 娘ディナが受けた陵辱、息子たちによる報復の連鎖。ヤコブと家族たちはさまざまな試みを経験し、疲れ果てていました。主なる神が、再びヤコブに語りかけられます。「さあ、ベテルに上り、そこに住みなさい。…あなたに現れた神のための祭壇を造りなさい」(1節)。それは、神が...

試みの中で問われる主なる神(創世記 34章) 15.11.2023

シケムの父ハモルがヤコブと話し合うためにやって来たとき、ヤコブの息子たちが野から帰って来てこの事を聞き、皆、互いに嘆き、また激しく憤った。 (創世記34章6節~7節) ヤコブは兄エサウと和解し、カナン地方にあるシケムの町に天幕を張って住みます。しかし、彼はここで新たな信仰の試みを経験します。 ヤコブの娘ディナが、その土地の首長ヒビ人ハモルの息子シケムによって辱めを受けたのです。ヤコブもこのとき、心に深い傷...

憐れみ深い主なる神の眼差し(創世記 33章) 14.11.2023

ヤコブはそれから、先頭に進み出て、兄のもとに着くまでに七度地にひれ伏した。 (創世記33章3節) ヤコブはペヌエルでの格闘を経て、主に信頼する者とされました。彼は主に一切の不安を委ね、赦しを乞うため、一族を連れて兄エサウのもとを訪ねます。ヤコブは一族の先頭に立ち、兄エサウのもとに着くまで七度、地にひれ伏します。古くから伝わる、礼儀にかなった服従の意を示す儀式を通して、ヤコブは兄への敬意と、慈悲を求める思...

祈りの格闘に答えてくださる主なる神(創世記 32章) 13.11.2023

ヤコブは答えた。「いいえ、祝福してくださるまでは離しません。」 (創世記32章27節) 長子の特権を奪ったことをきっかけに、ヤコブは兄エサウとの関係を拗らせていました。その兄との再会を前に、彼の心は不安で満ちていました。どうすれば相手に赦してもらえるか。彼は、主なる神に自分の心を打ち明けます。「どうか、兄エサウの手から救ってください。わたしは兄が恐ろしいのです」(12節)。 ヤコブは、和解のために、兄の怒り...

目を覚まして主を迎える準備をする(マタイによる福音書 25章1-13節) 12.11.2023

「だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。」 (マタイによる福音書25章13節) 主イエスは、世の終わりに再び来られるご自分を花婿にたとえられました。そして、私たち信仰者が花婿を迎える十人のおとめにたとえられています。そのところで、花婿を迎えるためのともし火の油を用意して、花婿と一緒に婚宴の席に入ることができた賢いおとめと、油が底をつき、途中で油を買いに出かけたため婚...

自らを神にゆだねる安心(詩編 31編) 11.11.2023

まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。 わたしを贖ってください。 (詩編31編6節) 詩人は大変な苦しみを受けています。敵だけでなく、隣人からも嘲られています。親しい人びとから恐れられ、避けられています。周囲の人びとからは死者のようにみなされています。 現代社会を生きる私たちもまた、何かを間違えればたちまち炎上してしまいます。そして、周囲の人びとから排斥されてしまいます。詩人の悲惨は、まさに今を...

永遠に変わらない主がおられる(創世記 31章) 10.11.2023

「あなたたちのお父さんは、わたしに対して以前とは態度が変わった。しかし、わたしの父の神は、ずっとわたしと共にいてくださった。」 (創世記31章5節) ヤコブの2人の妻ラケルとレアの父ラバンは、はじめの内は親族であるヤコブが2人の娘を妻としてくれて、しかもよく働くので喜んでいたと思われます。しかし、ヤコブが故郷に帰りたいと言い出した頃からラバンの思いは変わってきたようです。 ヤコブがますます豊かになると、ラバ...

命の主の御心によって生きる(創世記 30章) 09.11.2023

「わたしが神に代われるというのか。お前の胎に子供を宿らせないのは神御自身なのだ。」 (創世記30章2節) 骨肉に会えたヤコブは、ラケルとレアの2人を妻とします。しかし、すぐに2人の妻の間にそれこそ骨肉の争いが起こります。 時代的な背景もあり、ヤコブが2人の妻を持ったこと自体は問題にされていませんが、やはり家庭内に問題が起こるのです。子どもを授からないラケルは激しく姉のレアを妬み、夫のヤコブに怒りをぶつけます...

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