乘冨賢蔵、田中諒、高田健太

人文実装部 〜アトツギ経営者たちの、読書、哲学、ときどき経営〜

Society JA ↓ 81 Folgen

読書を愛し読書しすぎる、三人のアトツギ経営者が、人文視点を社会や生活に実装するべく、歴史、哲学、アート、時々ビジネスについて語るポッドキャスト。どんどん紹介される本を、読んでみたくなること間違いなし。聴くと、きっと明日読書がしたくなる。そんなPodcastです。#人文実装部▼出演者乘冨賢蔵 ⁠https://x.com/kenzounoritets1⁠福岡県柳川市の水門メーカーアトツギ。異業種連携で既存事業をアップデートしつつ、アウトドアギアや家具などを製造する新規事業を立ち上げ。特に好きなジャンルは、哲学、歴史、デザイン、まちづくり。田中諒 ⁠https://x.com/ryo_tanaka1⁠大阪市、難波の包丁店アトツギ。道具屋筋商店街から食文化をアップデ...

Autor

乘冨賢蔵、田中諒、高田健太

Kategorie

Society

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8. Jul 2026

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#55 数① 私たちは、なぜ数字に縛られるのか? 22.12.2025

▼ 要約 ツール依存と編集トラブル/数字に囚われる感覚の正体/数は生得ではなく文化の産物/数をもたない民族の世界認識/5と10が基準になる身体性/骨の刻み目と月周期の仮説/定住以前のカウント感覚/12進法としての時間の由来/10時間制が失敗した理由/10進法の桁構造の高度さ/2進法で直感が失われる感覚/人が直感把握できる数の限界/共感覚としての数字理解/数字は言語に近い道具 ⸻ ▼ 今回引用・参照された本 ・ケイレ...

#54 音楽④ 余白や空間も音楽と捉える 12.11.2025

▼ 要約 感覚的な「刺激の強度」と音楽の聴こえ方/音数の多さ・少なさと心地よさの関係/アンビエントを心地よく感じる“敏感さ”とは/ミニマルなインテリア・料理の比喩で考える音のミニマリズム/ファレル・ウィリアムスに見る「少ない音でリッチなサウンド」/日本ポップス“詰め込みすぎ”問題とSpotifyデータ/水墨画やデザインにある「余白の美」と音楽のギャップ/シンガーソングライター文化と音数の違い/カラオケ文化が生ん...

#53 音楽③ 音楽はなにに響くのか 07.11.2025

音楽と生物の成長: 音楽は農作物や動物に影響を与えるのか? 音楽と数学の深いつながり: ピタゴラス音律が示す音楽の科学とは? テクノロジーと音楽体験: Shazamは音楽との出会いをどう変えたのか? 音楽を通じた人間関係: なぜ人は音楽を共有したがるのか? 音楽不感症の存在: 音楽に快感を感じない人がいるのはなぜか? 音痴と音楽の知覚: 音痴は単なる歌の下手さではない? 楽器演奏の喜び: 音楽を「する」ことの脳への影響とは...

#52 音楽② オーセンティシティはどこから生まれる? 29.10.2025

▼ 要約 スーザン・ロジャース『あなたがあの曲を好きなわけ』の定義=「作為的でないと感じられる心からの表現」/レッチリの出自・混交性・即興性に見るリアル/ザ・シャッグス(The Shaggs)の“技術は拙いのに刺さる”理由=迷いのなさと必然性/聴き手側のオーセンティシティ=「どう見られたいか」も選曲に影響(洋楽志向・マウント文化)/言語と共感:日本語歌詞は意味がダイレクトに入り“本気”が伝わりやすい/テクノロジー...

#51 音楽① 「パーソナル・ミュージカル・エスノグラフィー:音楽遍歴から見える“人となり”」 25.10.2025

▼ 要約 MIT流「音楽×創造性」授業の話題からスタート/自分史としての“パーソナル・ミュージカル・エスノグラフィー”/レコードプール=音楽遍歴を語ると人となりが立ち上がる/3人の音楽バックグラウンド▼ 今回引用・参照された本・思想など 菅野恵理子『MIT 音楽の授業 世界最高峰の“想像する力”の伸ばし方』 山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(文脈:アート/音楽の人文的効用) ▼ Podcast 紹介文 読書を...

#50 旅④ MBA= マネジメント・バイ・アブセンス 08.10.2025

▼ 要約 歴史を知ると旅が何倍も楽しくなる/土地と物語の結びつき/松尾芭蕉『奥の細道』の「月日は百代の過客」解釈/李白の詩とのつながりとサンプリング/旅と観光の違い=出会いと別れを意識できるか/巡礼・グランドツアーなど歴史的な旅の目的/芭蕉の「旅ぐるい」的生き方/経営に活きる旅 ― イヴォン・シュイナードと「MBA(Management by Absence)」/旅の成果は思想やビジョンの有無で決まる/渋沢栄一のフランス万博体...

#49 旅③ 会社を“観光地”にする 01.10.2025

▼ 要約 ビジネスバケーションという第3の旅/暇と自由と焦燥の関係/経営者にとっての“旅”の意味/現場を離れることの価値と不安/経営者の暇=不安説/社員との旅で見える経営の意義/フェスと体験設計が組織を変える/工場を観光地にする戦略/キッザニア的体験がカルチャーを育む/観光のハブとしての地域企業の役割/汽水域としての場の創出/属性の異なる人を呼び込むことの意味 ▼ 今回引用・参照された本・思想など 松尾芭蕉...

#48 旅② 「旅」と「観光」のあいだにあるもの 24.09.2025

▼ 要約 沢木耕太郎『深夜特急』と“物語”としての旅/心身を移動させることの効能/地図のない移動=即興性の魅力/観光と移動の違い/子どもと行く直島:偶然性と能動性の交差点/旅行先での“不確かさ”がもたらす感覚の解放/「一人になれるか」よりも「一人でいられるか」/名所より余白、偶然性こそが旅の本質?/観光地ではなく「旅の仕方」を共有する社会へ ▼ 今回引用・参照された本・思想など沢木耕太郎『深夜特急』原研哉「...

#47 旅① 旅か、旅行か、観光か 18.09.2025

▼ 要約バックパッカーで世界一周した経験/南米・ヨーロッパ・アフリカ縦断の旅/ナイフ・銃・睡眠薬――旅のリアルなリスク/旅で得た「どこでも生きていける」感覚/旅行と旅の違いとは?/「不確実性」と「自己決定性」が旅を旅たらしめる/柳川市の観光と町づくり/スキピオの子孫とのイタリア旅/観光と旅の境界線/産業革命とパッケージ旅行の誕生/原研哉による観光の再定義/観光の価値と未来 ▼ 今回引用・参照された本・思...

#46 AI④ 現場でのAI実装とおこりうる未来 14.09.2025

▼ 要約AIを社内にどう実装する?現場のリアルとリテラシー格差/「手仕事」の価値が高まる時代、職人にこそ求められる新たな「国語力」とは/AIが合理性を超えたとき、「人間らしさ」の定義はどう変わるのか/未来のホワイトカラーは「編集者」たれ/効率化の先で、僕らがお金と時間を「投票」するもの ▼ 今回引用・参照された本・思想など 山口周(の著作で語られる、流行分野を学ぶコストパフォーマンスについての言説) ジェフ...

#45 AI③ AIの創造性と仕事の未来 03.09.2025

▼ 要約AIは言語の次に何を手にするのか?触覚と嗅覚、デジタル化の壁/AIのゴッドファーザーが予言する未来――なぜ「配管工」と職人は生き残るのか/創造性のジャンプは人間にしかできない?シュンペーターの「新結合」と「問い」の重要性/我々はAIに飼われる羊になるのか。ハラリの警鐘/実録・AIアシスタント使い比べ:リアルタイム情報がGrokを勝者にした理由 ▼ 今回引用・参照された本・思想など 松尾豊『人工知能は人間を超え...

#44 AI② 未来は予測できるのか?AIは“賢い”のか? 27.08.2025

▼ 要約 AIの予測不可能性とポール・グレアムの言葉/松尾豊の予測と実際の進展/量子論と科学者の「わからなさ」/LLMの理解不能性と情報処理の限界/AI広告の現場で起こる“説明できなさ”問題/ChatGPTは説明がうまい?/WEB広告の仕組み/予算とサンプル数が生む統計的ブレ/AIが賢く「見える」/人間の平均値がAIを形作るという危うさ/人工生命シミュレーションと擬人化の罠/身体性と感覚の有無による知能の違い/人間の感情と...

#43 AI① アトツギとAIのリアルな関係 21.08.2025

▼ 要約 生成AIとは何か?/制御工学と機械学習の違い/ディープラーニングの登場で何が変わったか/AIが読み仮名を間違える理由/ChatGPTは壁打ち相手、Geminiは先生?/NotebookLMの実用性と可能性/SNSから情報収集する勘所の話/「詳しい人」より「使える人」が勝つ時代へ――経営とAIの現場から見える新しい力の差 ▼ 今回引用・参照された本・思想など 松尾豊『人工知能は人間を超えるか』 ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書を...

#42 忘却④ 「思い出す」を設計できるか? 13.08.2025

▼ 要約匂いや音楽が呼び起こす記憶のトリガー/嫌な思い出と紐づいた曲、救われた曲/マイナーな記憶と偏愛/GTDと「思い出す」設計/記憶の外部化とAIとの関係/生成AIによる創作と冷める感覚/スマホからX削除してわかったこと/「忘れる」は、成長か、生存戦略か? カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』 坂口恭平『生き延びるための事務』 石牟礼道子『海底の修羅』(詩) アドラー心理学(課題の分離) 『GTD ストレスフリ...

#41 忘却③ 忘れることは、成長なのか? 06.08.2025

▼ 要約 死に向かっていることの忘却と「取り返しのつかなさ」/ICC男鹿での衝撃:「どうせ死ぬなら、人生を何に燃やすか」/ハイデガーの「死の先駆的覚悟」と実存的な生き方/不安の対象としての「死」と「未来」/過去を忘れるメカニズムと、後悔の取扱い/アドラー心理学の「課題の分離」と忘却/統一理論としての仏教と心理学の違い/E.O.ウィルソンの指摘:「旧石器時代の感情・中世の制度・神のテクノロジー」/マーケティン...

#40 忘却② 忘れることは、生きること? 30.07.2025

▼ 要約 情動と記憶の関係/五感と記憶の紐づき/思い出の美化と忘却の自己防衛機能/情報量と記憶容量の限界/ルーチン化された行動の「体の記憶」/知識の倉庫より「工場」としての脳/記憶の再生産とトリガー/マインドフルネスと注意の向け方/「存在を忘れる」ハイデガーの議論/死を意識しない日常と実存/情報爆発時代の記憶の価値/部分的な身体の死と取り返しのつかなさ エーリッヒ・フロム『生きるということ』 國分功一...

#39 忘却 ― 人間にとって「忘却」とは何かを問い直す 28.07.2025

▼ 要約 記憶力と会話の不均衡/言った言わないのバトル/議事録とAIによる記憶の外部化/ルソーやフロムが語る「自然」と「ある」ことの重要性/「知識」より「あり方」を重視する身体知/名前と顔が覚えられない問題の正体/情動と記憶の関係/マイナーな記憶の偏愛/「持つ」より「ある」ことへ――忘れることの意味を掘り下げる回 ▼ 今回引用・参照された本・思想など エーリッヒ・フロム『生きるということ』 國分功一郎『中動態...

#番外編 漏れ出す哲学的雑談 16.07.2025

——孤独と孤立、そして「こじらせ」の正体 ▼ 要約 ゲストにPodcast「 間と場(マとバ) チャンネル」の小林良さん&丸岡愛美迎えて、哲学的テーマ「漏れ出す」から自由に雑談。会話は次第に「孤独」と「孤立」の違い、「こじらせ」た思考の背景、そして感情の起点となる“差分”へと展開する。後半は、「転んだときどう振る舞うか?」という唐突な問いから、感情と社会的期待の関係に迫る。「感情とは他者との落差である」という視...

#38 自由にも種類がある ④ 09.07.2025

DNAからの逸脱、人間は自由な生き物なのか? ▼ 要約 選択肢の多さ vs. 自分らしさの実感/自由を構成する複数のレイヤー/選ぶ力と選ばされる構造/意思決定と責任の結びつき/スケジュール管理と自立のはざまで悩む現代人/自律=自由? カントの思考と近代理性主義の限界/福岡伸一『ポストコロナの生命哲学』より:DNAの命令から逸脱する人間の自由/保守とリベラルの価値観対立/人間性は理性だけでは語れない——感性・動物性・...

#37 自由にも種類ががあるのでは ③ 02.07.2025

自己の再定義と、呪いを祝福に変えるストーリー ▼ 要約 選択肢を広げることと選び取ることの違い/自由とは選択肢の多さか、選び取る主体性か/“自分らしさ”と自由の結びつき/サルトル的内面的自由と意思決定の責任/タスク管理と意思決定の重さ/ネガティブ・ケイパビリティと悩みの肯定/理性と感性のバランス、近代思想からの問い直し/福岡伸一『ポストコロナの生命哲学』に見る「DNAからの自由」/リベラルと保守、伝統と個...

#36 自由にも種類があるのでは② 25.06.2025

自己の再定義と、呪いを祝福に変えるストーリー ▼ 要約 自己定義と自由の関係/メタ認知と組織の可能性/制約を活かす東洋的自由観/プロセス志向とゴール設定の再考/歴史を伏線にする語り直し/経済的安定と不自由の逆説/責任と自由の関係/ミッション・ビジョン・バリューの再定義による選択肢の拡張 ▼ 今回引用した本 『はじめてのスピノザ』國分功一郎 ▼ Podcast 紹介文 読書を愛し、読書をしすぎてしまった、三人のアトツギ...

#35 自由にも種類があるのでは① 19.06.2025

#35 自由にも種類があるのでは① 制約からの解放?主体的選択? アトツギと自由の関係 ▼ 要約 自由の定義の多様性(制約がない状態/主体的な選択)/スピノザ的自由:本来の力を発揮する状態/ルソー、仏教、サルトルの自由観の違い/エーリッヒ・フロムによる「消極的自由」「積極的自由」/自由と不自由は対で捉えることの意味/跡継ぎにおける「選択肢の有無」と自由の自覚/ゴールの再定義が自由を生む/目的を主体的に選び取...

#34 孤独 アトツギは孤独なのか?④ 11.06.2025

▼ 要約 チャットGPTによる寄り添い体験/SNSと怒りの連鎖/grokによる倫理的介入の可能性/生成AIが社会感情に与える影響/“人間以外”との対話が生む心の整理/AIは孤独を癒すのか?という問い/寂しさと贈与の関係性/仏教における慈悲とつながりの哲学/アート・詩歌における孤独の美/贈与が孤独と資本主義を貫く“処方箋”になりうるという仮説 ▼ 今回引用した本・思想 『贈与論』マルセル・モース 『ホモ・デウス』ユヴァル・ノ...

#33 孤独 アトツギは孤独なのか?③ 04.06.2025

▼ 要約 孤独と寂しさの違い/孤独の反対は「連帯」?/“跡継ぎ”という言葉に宿るラベルと痛み/言語化できない第2の金庫の存在/他者の物語に登場することで緩和される孤独/SNSと孤独感の可視化/インスタの「いいね」や承認欲求の設計/感情のメタ認知と儀式の意義/共通体験による相互理解とズレ/分かり合えなさを前提にした接続の試み ▼ 今回引用・言及された本・概念 『経営者の孤独』 『パーティーが終わって中年が始まる』...

#32孤独 アトツギは孤独なのか?② 28.05.2025

弱音を吐ける場はあるか— ▼ 要約 経営者は本当に孤独なのか?/「寂しさ」と「孤独」の違いとは/孤独は状態、寂しさは感情/弱音を吐ける相手の有無/組織内における立場と分かち合いの困難さ/期待が生む寂しさ/“おじさんが寂しいと言えない”という社会的圧力/儀式や会議が持つ意味/合意形成と共同体意識/人と人が完全には分かり合えないという前提/SNS時代の孤独と承認欲求の罠 ▼ 今回引用した本・思想 『経営者の孤独』...

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