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BOOKS CALLING

Arts JA ↓ 72 Folgen

リサーチャーの廣田周作と、メディアリサーチャー / 編集者の武田俊によるpodcast。まるで呼ばれるようにして手に取った本から得た気づきや疑問、ひらめきやときめきを、感謝目線で紹介しあいます。--▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9--廣田周作NHKのディレクター、株式会社電通でのマーケティング、新規事業開発・ブランドコンサルティング業務を経て、2018年8月に、企業ブランド開発を専門に行うHenge Inc.を設立。独自のブランド戦略立案やイノベーション・プロジェクトに携わる。ヒップホップが好き。--武田俊KAI-YOU,LLC.の設立以降、「TOweb」「ROOMIE」「lute」「M.E...

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6. Jul 2026

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定説を覆すサムライ的歴史学者|『天を相手にする 評伝 宮崎市定』 06.07.2026

▼72 今回の感謝本: 井上文則 『天を相手にする 評伝 宮崎市定』(国書刊行会) 【今回のトピック】 毎回約2万字の収録メモをつくる(廣)/中国で2番目に売れている日本人の書いた人文書/著書『雍正帝』は平成天皇の愛読書/1901年、島崎藤村が『破戒』で描いた長野県秋津村誕生/田舎者としての歴史観/西洋文化に憧れ密出国を企てた父/市定、小学校でイギリス全図を描く/石や古銭、矢の根石の蒐集僻/中学3年で東洋史に出会...

創造と才能と狂気はなぜ結びつけて語られるのか|松本卓也『創造と狂気の歴史』 29.06.2026

▼71 今回の感謝本: 加藤敏『レジリアンス・文化・創造』 (金原出版) ナシア・ガミー『一流の狂気 心の病がリーダーを強くする』 (日本評論社) 松本卓也『創造と狂気の歴史』 (講談社選書メチエ) 【今回のトピック】 学生からインタビューを受けてきた武田/20年前の高橋源一郎×保坂和志の対談「小説は小説家にしかわからない」/吉本ばななnoteでフラッシュバック/レジリエンスとは?/27歳、双極性障害と診断される/うつ...

なぜ人はゲームをし、旅に出るのか 22.06.2026

▼70 【今回のトピック】 サラリーマン時代、パスポートを持ち歩いていた廣田/ノリで京都に行ってみる/心の余白のつくりかた/ふらふらしてると仕事の方からやってくる/お金持ちと時間持ち/一時離脱のクリエイティビティ/旅とドラクエ/なにかから呼ばれて旅に出る/計画よりもクエストが先立つ/読書とは旅のしかた/クエストのないRPGは楽しいのか?/「小説読んでなんの役に立つの?」への解答/ビットコインは役に立つ?/...

落第・放蕩からの大成功。痛快で笑える偉人 『わが企業再建―早川種三経営回想録』 01.06.2026

▼69 今回の感謝本: 構成:牧野茂、黒崎誠『わが企業再建―早川種三経営回想録』(プレジデント社) 【今回のトピック】 鈍器本からビバーク/気晴らしに読んだ『脱力偉人伝』で出会った怪人・早川種三/笑えるほど痛快な人生/財をなした父・早川智寛/軟禁された萩で松下村塾のメンバーらと学ぶ/後輩キャラ、大量の雑務をこなして官僚に/土木会社・早川組を立ち上げ公共事業で大成功/早川家のルール:跡継ぎ以外の子には20歳に...

昔話はいつだっておもしろい ちばてつや『ひねもすのたり日記』 25.05.2026

▼68 今回の感謝本: ちばてつや 『ひねもすのたり日記』(小学館) 藤岡みなみ編 『超個人的時間旅行』(ハヤカワ文庫JA) 保坂和志 『鉄の胡蝶は』(講談社) 【今回のトピック】 読書量と読了率/どどどど読了!/執筆体制に入るために読む本ってある?/武田の執筆トリガー本・千葉雅也『デッドライン』/伝えたいことのために伝えないことを決める/積ん読・併読本を眺めると見えてくるもの/未来の選択肢を置いておく/87歳に...

いい先生ってなんだ? 18.05.2026

▼67 【今回のトピック】 コメントが届きました/いい先生ってなんだ?/自主性を重んじることと「型」を伝えること/好きだった数学のおじいちゃん先生/最強の生徒こそがいい先生である/『地獄に堕ちるわよ』陽明学者・安岡正篤に取り入る細木数子/非対称のコミュニケーション/悪い意味で年をとらない教員たち/学びに外圧は必要か/現代文の先生「柄谷行人も読んでないの?」/好奇心への挑発/サボるなら本気でサボれ/IQ→EQ...

ストリートカルチャーとしての連歌と中世 04.05.2026

66 今回の感謝本: 綿抜豊昭 『連歌とは何か』(講談社選書メチエ) 小西甚一 『宗祇』(筑摩書房) 奥田勲 著/日本歴史学会 編 『人物叢書 宗祇』吉川弘文館) 綿抜豊昭 『戦国武将と連歌師 乱世のインテリジェンス』(平凡社新書) 【今回のトピック】 松尾芭蕉回の伏線回収してゆく/古池やの「ふる」は宗祇オマージュ/中世では和歌より連歌がブーム/新概念・サブ感謝本/廣田式鈍器本主軸のリサーチ術/トピックのしっぽを...

紹介・反逆・連帯。家庭料理史を概観する。 阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ』 27.04.2026

65 今回の感謝本: 阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―』(新潮新書 【今回のトピック】 武田、探求するテーマが見えてきた/妻が大黒柱の家庭も2年目/家事ほどマルチタスクな仕事はない/小林カツ代と栗原はるみ=三浦知良と中田英寿?/1882年、女性向け料理教室・赤堀割烹教場誕生/廣田の「知の当て勘」/初の料理研究家といわれる赤堀全子、『きょうの料理』に関わる/1950年代=都市生活者が核家族化...

中年とは小仏トンネルの渋滞である 20.04.2026

64 【今回のトピック】 コメントが届いていました!/武田、この4月で40歳に/29→30歳はうれしかったけど…/中年の危機論の流行/ユングいわく人生の午後/中年の狂い=不倫、転職、起業、筋トレ、新しい趣味、若さへの執着…/「若さとはなにか」に相対的に気づく/いつオールができなくなったのか/武田、青春時代の記憶残りすぎ/記憶とニューロダイバーシティ/大学講師は老いに鈍感/年齢±15歳までしか共感できない説/中年に...

詩人大使が見た夢 中條忍『ポール・クローデルの日本』 30.03.2026

63 今回の感謝本: 中條忍『ポール・クローデルの日本 〈詩人大使〉が見た大正』(法政大学出版局) ポール・クローデル 著 /奈良道子 訳『孤独な帝国 日本の一九二〇年代』(草思社文庫 ) 【今回のトピック】 法政大学出版局いい本多い/ポール・クローデルって知ってる?/詩人×外交官/パリ郊外。人口400名の小さな村で生まれる/暗い森と奇岩たちが彩る魔境/彫刻家の姉・カミーユ、ロダンに弟子入り/ロダンのハラスメント...

家事、生きる手立ての技術と文化 23.03.2026

62 今回の感謝本: 小林ケンタロウ『とびっきりの、どんぶり』(文化出版局) 島津修『いちばんくわしい魚のおろし方と料理』(成美堂出版) 長谷川あかり『のせごはんとかけごはん』(主婦と生活社) ウー・ウェン『料理の意味とその手立て』(タブレ) 【今回のトピック】 なぜ武田は創作術系の本に惹かれるのか/創作現場に哲学が宿るのは日本的?/保坂和志『小説の自由』のおもしろさ/メイキングへの関心/ジャッキー・チェ...

エンタメ小説のおもしろさとはなにか? 16.03.2026

61 今回の感謝本: 【今回のトピック】 楽しみのために本読んでる時間ある?/いったん純文学・エンタメでわけるよ/エンタメ小説大好き廣田/エンタメ・純文学の区分けは出版社の組織構造から/ゼロ年代文学の越境性/メフィスト賞出身の作家たち/ミステリやSFの手法が純文学に持ち込まれる/先駆者としての村上春樹/不良債権としての文学/他ジャンルの書き手が純文学に登場/J文学 by 佐々木敦/舞城王太郎という一番星/辻村...

タブー視された哲学者を辿ったら現代につながった 杉山亮『井上哲次郎と「国体」の光芒』 02.03.2026

#60 今回の感謝本: 清水唯一朗『原敬 「平民宰相」の虚像と実像』(中公新書) 水野博太 『「支那哲学」の誕生 東京大学と漢学の近代史(東京大学出版) 杉山亮『井上哲次郎と「国体」の光芒 官学の覇権と〈反官〉アカデミズム』(白水社) 【今回のトピック】 ずっと大正時代が気になる廣田/初の平民出身の首相・原敬/江戸=儒学、明治=西洋の学問/南部藩校の系譜・作人館/北寮=西洋、南寮=儒学/上京後、学校になじめず...

なぜ、なんのために書くのか 津村記久子『ふつうの人が小説家として生活していくには』 23.02.2026

#59 今回の感謝本: 津村記久子『ふつうの人が小説家として生活していくには』 【今回のトピック】 毎年最後の授業ではなんかいいこといいたい/歴史は繰り返さないが韻を踏む/母校の教壇に立つということ/若者の悩みは二項対立しやすい/趣味と仕事どっちを選ぶか/授業で流した舐達麻・バダサイのMC/芥川賞受賞作家・津村記久子さんのデビュー20周年インタビュー集/聞き手が夏葉社代表の島田潤一郎さん/シンプルだからこそ...

「おもしろさ」を言語化してみる 16.02.2026

#58 【今回のトピック】 なぜ人は選挙速報を見るのか/選挙は大きな物語?/おもしろいとはなにか/圧倒的共時性/選挙特番を録画して見ることはない/共時性が祝祭性を生む?/バッド・バニーのハーフタイムショー/パロールとエクリチュールから考える/格闘技はリアタイコンテンツ/本は時間が経つほど意味を持つ/おもしろさ2段階説/ラッスンゴレライとは何だったのか/ガートナーによるハイプ・サイクル/エンタの神様=TikT...

禁断の書を巡る歴史大河ドラマ パトリック・ヴェイユ『大統領の精神分析─フロイト幻の著作「ウィルソン」の真実』 19.01.2026

#57 今回の感謝本: パトリック・ヴェイユ 著、大嶋厚訳『大統領の精神分析─フロイト幻の著作「ウィルソン」の真実』 【今回のトピック】 芥川回に続く1920年代のお話欧米版/英題『The Mad Man in the White House』/第一次大戦期の米大統領・ウッドロウ・ウィルソン/アメリカ精神医学会(APA)によるゴールドウォータールールとは/主人公はウィリアム・ブリット/外交官でジャーナリストで小説家。ウィルソンの側近のひとり/...

創作を続けるすべての人へ 熊倉献『ブランクスペース』 13.01.2026

#56 今回の感謝本: 熊倉献『ブランクスペース』(ヒーローズ) 【今回のトピック】 マンガを読んでこなかったふたり/子育てを理由に○○できないっていいたくない/UFCのゲームを異常にやり込んでいた武田/2歳の娘の取得した「パパじゃま」/本が読めなくなった19歳の夏/中野のまんだらけで出会った古谷実『シガテラ』/創作にまつわる暴力と希望の物語/ネタバレしないで語るのむずくない?/構造を理解ができれば見えない道具...

感謝の金貨 論争はマイニングと担保で解ける説 05.01.2026

#55 【今回のトピック】 2026年初回!/知のマイニングとはなにか/お金のしくみを振り返る/毎年インフレ率2%を目指そうという基本スタンス/あらゆる貨幣には担保となるものがある/仮想通貨におけるマイニングとは/ラッパーは人生をマイニングし「リアル」を担保として「貨幣」=いい楽曲を発行する/アイドルラッパーは「リアル」ではなく「フォロワー数」を担保としている/ジャンル感の対立=担保としているものの違いで発...

54|芥川は魔都・上海で何を見てしまったのか─藤谷浩悦『芥川龍之介の中国遊歴 光と影の軌跡』 15.12.2025

今回の感謝本: 藤谷浩悦『芥川龍之介の中国遊歴 光と影の軌跡』(春風社) 【今回のトピック】 2025年最終回/連続鈍器読書で辿り着いた芥川/上海からの帰国後体調不良→「ぼんやりとした不安」へ/上海でなにを見てしまったのか?/村上春樹が書いた芥川評とは/歴史人類学者が調査した芥川の謎/当時の上海に新聞社と出かけた場合、かなりヤバいものを見てしまったのではないか/まずは当時の時代背景を振り返る/1921年=第一...

53|「パーン!」ってなる読書と“恨”の在りか─ ⁠⁠斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』 08.12.2025

今回の感謝本: 金原ひとみ『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』(朝日新聞出版) 『GOAT meets』(小学館) 斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』(イーストプレス) 【今回のトピック】 再読せよと呼ばれてる/「パーン!ってなる」とは/「降りてくる」に近い「呼ばれてる」感/いいライブに行くと視覚が邪魔になる/皮膚も耳なんだから!/「パーン!」の流れを紹介しよう/金原ひとみ『踊り場に立ち尽くす君...

52|2025年振り返り─感謝とは世界の見方ががらっと変わる瞬間に訪れるもの 30.11.2025

【今回のトピック】 人体改造手術を受けた武田/2025年どんな年?/12キロ減量し鈍器本を読み続けた廣田/フリクションネス/安易で便利な時代になるほど人が病むという現象/最新トレンド=苦痛こそラグジュアリー/ビルケンシュトックによるサンダル修理ワークショップ/修理する権利/鈍器本の苦労と快楽/生の実感を取り戻す苦痛と恐怖のエンタメ/寝ながら読むな鈍器本/2025年の感謝本を振り返る/最高の感謝のために/読了...

51|易から見るビジネス・近代・横浜 04.11.2025

今回の感謝本: 高木彬光『「横浜」をつくった男 易聖・高島嘉右衛門の生涯』(光文社文庫) 【今回のトピック】 田中純『磯崎新論』が出てくると思ったが/ネオダダにコミットしてた磯崎は建築ぎらい?/戦中派ゆえに感じる「建てることの不可能性」/反建築のまま建築すること/廃墟の絵からスタートしたつくばセンタービル/電通出身ながら広告をつくったことがほぼない廣田/反広告、反マーケ、反プロモーション/一番ラジカル...

50|送り迎え後のウォーキングから世界を変える─池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』 27.10.2025

今回の感謝本: 池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』(NewsPicksパブリッシング) 【今回のトピック】 「いい本ってどんな本ですか?」と聞かれたら/関心のジャストミート本と補助線本/読了後に行動が変わる本/自己啓発書が嫌いだった武田/憑依型人間にとって自己啓発書は劇薬!/習慣づけが難しい子育て世代とトレーニング/保育園送り後に始めた30分ウォーキング/ビジネス・自己啓発書に擬態した仲間集めの書/本は建...

49|なぜ今、民俗ホラーなのか 20.10.2025

【今回のトピック】 武田人生初のホラーゲームチャレンジ中/なぜいまホラーなのか/花王によるホラーゲーム「しずかなおそうじ」/『ネット怪談の民俗学』/2020年代以降のフォークホラーブーム/アメリカの若者、22%が定期的にホラーゲームをプレイ/方南町にあるオバケンの恐怖体験/ホラー的表現がメジャー作品に浸食している/「サイレントヒル」シリーズ概論/最新作『サイレントヒルf』で描かれる1960年代の山間の村/町に...

48|急にいなくなっちゃった「あの人」との別れ方 06.10.2025

今回の感謝本: 宇波彰『旅に出て世界を考える』(論創社) 中沢新一『大阪アースダイバー』( 講談社) 【今回のトピック】 トップ難関校だけが入塾できる東大受験専門予備校・鉄緑会での出会い/東大より過酷な環境/高3から入塾しビリだった廣田/物理の授業で隣になったSさん/異次元難易度の理三/塾帰りの公園でやった花火/Sさん卒業式を欠席しひとりリビアへ/文通のはじまり/思春期特有の距離感/「友達だったら一生仲良...

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