スパイシー丸山

声で旅するカレー

カレーは、ただの料理ではありません。 それは香りであり、記憶であり、私たちの生活そのものです。この番組では、カレーとスパイスを入り口に、その向こう側に広がる文化や歴史、そして日々の暮らしに静かに効く「思考の断片」を語ります。語り手は、25年以上「声」で伝える仕事をしてきたスパイシー丸山。 ここでは、レシピを教えることも、料理に点数をつけることもしません。 正解を出さず、結論を急がず。 言葉になる前の「思考の温度」や、文章ではこぼれ落ちてしまう「間」を大切に届けていきます。「カレーが好き。でも、それ以上に、カレーを巡る思索の時間が好き」そんなあなたに向けた、教養と日常のあいだを漂う音声旅。 1話7分前後...

Autor

スパイシー丸山

Kategorie

Education

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10. čvc 2026

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Epizody

第17話 | 境界線 ─ カレーが曖昧にしてしまうもの 25.01.2026

ご飯とルー。 作る人と食べる人。 特別と日常。 本来なら、はっきり分けられるはずのものが、 カレーの前では、なぜか揺らぎます。 今回は「境界線」という視点から、 カレーが生活の中で果たしている役割を、 静かに辿ってみます。 線を守ってもいい。 越えてもいい。 そのどちらも許されている料理について。

第16話 | 混ぜる、崩す、寄せる ─ カレーと食べ方の距離感 24.01.2026

ご飯にルーをかける。 混ぜる。 崩す。 寄せる。 カレーを食べるとき、 私たちはいつの間にか、 いくつもの選択をしています。 最初から全部を混ぜる人。 少しずつ崩していく人。 境界線を残したまま、寄せて食べる人。 そこには、 正解も、不正解もありません。 ただ、 その日の自分と、 目の前のカレーとの距離感があるだけ。 今回は、 「食べる」という行為を、 動作として、対話として、 静かにほどいていきます。

第15話 | 温め直す、という行為 23.01.2026

カレーを一度食べて、冷蔵庫にしまったあと。 もう一度、火にかける。 「温め直す」という行為は、ただの手順ではありません。 カレーは、完成した後も、私たちの生活の続きを受け止めてくれる料理です。 今日は、温め直すという行為を通して、カレーと時間、そして日常の関係を旅してみます。

第14話 | 冷蔵庫にあるカレーの話 22.01.2026

カレーは、 作られたあと、 だいたい冷蔵庫に入れられます。 食べる場所でもなく、 作る場所でもない。 時間をまたぐための場所。 多くの料理にとって、 冷蔵庫は少し居心地の悪い空間ですが、 カレーだけは、 なぜか自然に収まってしまう。 完成していても、まだ途中。 途中でも、そのまま成立している。 今回は、 冷蔵庫という場所から、 カレーが持っている 「止まれる強さ」について考えてみます。

第13話 | それでも、カレーは続いてしまう 21.01.2026

カレーは、なぜか続けて食べられてしまう。 昨日も食べた。今日も食べた。 それでも、まだあっていい気がする。 同じ鍋なのに、 同じ料理を食べている感じがしない理由。 時間で変わる味。 変わっていく、食べる側の距離感。 そして、判断が消えていく感覚。 「またカレーだ」ではなく、 「まだカレーがある」。 第13話は、 カレーと時間と生活の話です。

第12話 | カレーは、ちゃんと作らなくても成立する 20.01.2026

「今日は、カレーでいいか」 その言葉には、なぜか罪悪感がありません。 カレーは、ちゃんと作らなくても成立する料理です。 手抜きではなく、省略できる。 完成していなくても、途中でも、あとで修正できる。 なぜカレーだけが、 こんなにも人の状態に寄り添ってくるのか。 今回は、カレーを 「料理」ではなく 生活の装置として捉え直してみます。 結論は出しません。 聴き終わったあと、 見える風景が少しだけ変わっていたら嬉し...

第11話 | 今日はカレーでいいか、の正体 19.01.2026

「今日は、何を食べようか。」 一日の終わりに、ふと口をついて出る 「今日はカレーでいいか」という一言。 それは妥協なのか、手抜きなのか。 それとも、疲れた思考が選んだ いちばん穏やかな判断なのか。 判断に疲れた夜、 なぜカレーが最後に残るのか。 日常に潜むその理由を、静かにひもときます。

第10話 | カレーは、なぜ「語りたくなる料理」なのか 18.01.2026

カレーを食べたあと、なぜか誰かに話したくなる。 それは味の話ではなく、記憶や時間の話なのかもしれません。 今回は、カレーが「語りたくなる料理」である理由について考えます。

第9話 | それでも、ひとりで食べるカレーは美味い 17.01.2026

誰かと食べても美味しい。 でも、ひとりで食べるカレーには、 判断も評価もいらない時間がある。 ひとりで食べるカレーが、 なぜこんなにも満たされるのか。 静かに考えてみます。

第8話 | カレーは、なぜ他人の意見が気になるのか 16.01.2026

なぜカレーは、 こんなにも他人の意見が気になる料理なのでしょうか。 好き嫌い、正解不正解、 気づけば私たちは、 誰かの評価を基準に味を見ていることがあります。 第8話では、 カレーをめぐる“意見”と“違和感”を手がかりに、 食べるという行為と、他者との距離について考えます。

第7話 | カレーの香りは、なぜ記憶を連れてくるのか 15.01.2026

カレーの香りを嗅いだ瞬間、 ふと昔の記憶がよみがえることがあります。 なぜ香りは、これほど強く記憶と結びつくのか。 今回は、味覚と嗅覚、そして脳の仕組みを手がかりに、 カレーが「記憶の料理」と言われる理由を、 静かにひもといていきます。

第6話 | 人は、なぜ自分のカレーを持っているのか 14.01.2026

カレーに「正解」はあるのか。 その問いを突き詰めていくと、 最後にたどり着くのは、味そのものではなく、 それぞれの人が持っている“基準”の話でした。 家のカレー、給食のカレー、 旅先で出会った忘れられない一皿。 人は無意識のうちに、自分だけのカレーを持っています。 なぜ同じ料理なのに、 評価も、記憶も、語り方も、ここまで違うのか。 その理由を、味覚・記憶・文化の視点から 静かにひも解いていきます。 これは、カ...

第5話 | カレーは、ひとつの料理ではない 11.01.2026

カレーは、世界中で親しまれている料理ですが、 その中身は、決してひとつではありません。 北海道のスープカレー、 関西で受け継がれてきた甘辛カレー。 日本国内だけを見ても、地域ごとにまったく異なる「正解」が存在しています。 さらに視点を広げると、 北インドのクリーミーなカレー、 南インドの軽やかで日常的なカレー、 東インド・ベンガル地方のマスタード香るカレーなど、 同じ「カレー」という言葉では括りきれない、...

第4話 | おせちのあとに、なぜカレーなのか 04.01.2026

お正月。 おせちを食べたあと、なぜかカレーが食べたくなる。 この不思議な感覚、実は多くの人が共有しています。 第4話では、「おせちもいいけどカレーもね」という言葉を手がかりに、 なぜ新年にカレーが選ばれるのかを、文化と感覚の視点からひもといていきます。 特別な日にも、何でもない日にも寄り添うカレー。 一年の始まりに、私たちが無意識にカレーを求める理由とは何なのか。 声で、ゆっくり旅していきます。

第3話 | カレーに“正解”はあるのか? 28.12.2025

「カレーに正解はあるのか?」 日本の家庭のカレー、地域ごとに親しまれてきたご当地カレー。 そして、インド各地で受け継がれてきた多様なカレー。 第3話では、 「カレーに正解はない」という言葉を、少し立ち止まって考えてみます。 実はインドのカレーには、 料理ごと・地域ごとに「これは正解」とされる味の軸があります。 一方で、日本のカレーもまた、家庭や土地によって少しずつ表情が違う。 正解があるからこそ、違いが生...

第2話 | なぜカレーは「特別な日」と「何でもない日」の両方にあるのか 21.12.2025

カレーは、特別な日のごちそうであり、 同時に、何でもない日の家庭料理でもあります。 誕生日やイベントの日に選ばれることもあれば、 「今日はカレーでいいか」と、 日常の延長として食卓に並ぶこともある。 この不思議な立ち位置は、 他の料理ではあまり見られないかもしれません。 今回のエピソードでは、 「なぜカレーは“ハレの日”と“ケの日”の両方に存在できるのか」 という視点から、 家庭料理としてのカレーを静かに見つめ...

声で旅するカレー | 第1話 : そもそも「カレー」とは何なのか 17.12.2025

「カレー」という言葉は、 もともとインドには存在していませんでした。 では、 私たちが当たり前のように使っている 「カレー」とは、どこから来た言葉なのでしょうか。 この第1話では、 カレーという言葉の成り立ちと、 それが世界へ、そして日本へと広がっていった背景を、 文化と歴史の視点からたどっていきます。 レシピの話はほとんどありません。 ただ、カレーを少し違う角度から眺めてみる回です。

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