幸せな人しかたどり着けない場所

幸せな人しかたどり着けない場所

Arts JA ↓ Epizody: 34

ちょっと小説寄りカルチャー好きの三人が、自分たちの好きなものだけしかないような幸せな空間で色々な話をします。 【登場人物】 ・けむりさん2000年生まれ。フリーター。すぐロマンチックなことを言う。 ・ざくろくん2000年生まれ。文学者、会社員。「一人の人間が世界を描くという仕事をもくろむ。長い歳月をかけて、地方、王国、山岳、内海、船、鳥、魚、部屋、器具、星、馬、人などのイメージで空間を埋める。しかし、死の直前に気付く、その忍耐づよい線の迷路は彼自身の顔をなぞっているのだと」(ボルヘス) ・秕目(しいなめ)2000年生まれ。会社員。仕事もプライベートも不健康。 メール:shiawase.teidan@gmail.com note(Podcastで読...

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Epizody

#9 哲学ってなんだろう?/永井玲衣『水中の哲学者たち』 08.04.2024

「哲学対話をしたい」というけむりさんの発案から、「哲学ってなんだろう?」ということを、永井玲衣の『水中の哲学者たち』という本を参考にしつつ考えてみました。   【あらすじ】 ・水に入ることってある? ・「哲学」ってどういうイメージ? ・哲学対話をしたい(「夜ふかしの読み明かし」を聞いて) ・「哲学してる?」ってなに? ・アテナイの学堂 ・テオーリア ・永井玲衣『水中の哲学者たち』の紹介 ・言葉の手触りと、不確...

#8 your room (There will be Time after Time.) 01.04.2024

今回はけむりさんの『your room (There will be Time after Time.)』という詩について読書会しました。   「さわれない詩と、戻れない過去は、なにがちがうの?」   【あらすじ】 (0:00) 朗読 ・けむり『your room (There will be Time after Time)』   (2:39) 本編 ・朗読してみてどうだった? ・「少しだけ扉が開いているようです」 ・引用との接続(クラムボン「君は僕のもの」、アニメ「けいおん!」によせて) ・川口晴海...

#7 転勤ブローカー 22.03.2024

今回は粃目の書いた『転勤ブローカー』という短篇小説について読書会をしました。   「大阪転勤が発令された真っ先に、友人の新居を趣味で仲介し周っているという、とある転勤ブローカーに連絡を入れた。」   【あらすじ】   (00:00) 朗読 ・粃目『転勤ブローカー』   (06:59) 本編 ・朗読してみてどうだった?ーー窒息しそうだった。 ・「転勤ブローカー」って怪しすぎない? ・住居探しの真のサイト ・春樹みを感じました ・...

#6 水族館の廃墟 17.03.2024

今回は、ざくろくんの書いた『水族館の廃墟』という短篇小説について読書会します。   「私の姉は人生のある時期、水族館の廃墟に住んでいた。」   【あらすじ】   (00:00) 朗読 ・ざくろ『水族館の廃墟』   (07:05) 本編 ・第六回にして初の通常回です ・書くとき/黙読するとき/朗読するときの時間の流れ方 ・接点の溶ける瞬間 ・「近く」と「遠く」/「あちら」と「こちら」 ・余韻が残る作品 ・心象風景的フィクション ・何...

#5 涙の価値 08.03.2024

今回は粃目さんの問いから、「涙の価値」について考えてみました。   人が泣くって、冷静に考えてみるとどういうことなんでしょう?   【あらすじ】   ・眼の前で人が泣いてたらどうする? ・嬉し泣きについて ・泣いたから大事みたいな風潮 ・泣いたら対話が終わる ・綾波の涙 ・涙は人間しか流さない ・人類はいつから涙を流すようになったのか? ・源氏物語の時代の涙 ・「泣けない」ということの意味 ・泣けると安心する/自...

#4 小砂川チト『猿の戴冠式』と三木三奈『アイスネルワイゼン』の話【芥川賞候補作】 01.03.2024

先日発表された、第170回芥川賞について、あれこれ話しました。   その最終回である今回は候補作の「猿の戴冠式」と「アイスネルワイゼン」について紹介します。   【あらすじ】   ・もはや選考委員?   (03:58) ・小砂川チト「猿の戴冠式」について   ・小説とあらすじについて紹介 ・あらすじには映らない面白さばかり ・ざくろくんの推し作品 ・語りが話を引っ張っていく作品 ・人とボノボとの語りの区分 ・言葉が与えられ...

#3 安堂ホセ『迷彩色の男』と川野芽生『Blue』の話【芥川賞候補作】 19.02.2024

先日発表された、第170回芥川賞について、あれこれ話しました。   今回は候補作の「迷彩色の男」と「Blue」について紹介します。   【あらすじ】   ・「なにかがはみ出してくる」(堀江敏幸)   (04:05) ・安堂ホセ「迷彩色の男」について   ・小説とそのあらすじについて紹介 ・悲しい話 ・暴力へと追い込まれていく過程 ・前作にも出てくる登場人物 ・内在化「してしまっている」視線、ステレオタイプ ・スリラー小説としての...

#2 九段理江『東京都同情塔』の話【芥川賞受賞作】 13.02.2024

先日発表された第170回芥川賞の、受賞作や候補作について、あれこれ話したので、3つのエピソードにわけて紹介します。   今回は、受賞作の「東京都同情塔」についてです。    【あらすじ】   ・あなたにとって「芥川賞」とは?   (05:54)   ・九段理江「東京都同情塔」によせて   ・小説とあらすじの紹介  ・色んな主題があって、議論が弾むような作品 ・未曾有の体力のある語り ・建築的な美しさがある作品 ・見る↔見られ...

#1 「私は、その男の写真を三葉、見たことがある」【自己紹介】 21.01.2024

 メンバーがそれぞれ三者三様の、「私は、その男の写真を三葉、見たことがある」から始まる自己紹介文を書いてきたので、それを読み合います。   【あらすじ】   ・自分の声好きですか? ・自分のアバターネームについて   (5:30) 『第一の手記(けむり)』 ・好きなものの話をするラジオ ・夏目漱石「三四郎」 ・Base Ball Bear「short hair」 ・今泉力哉監督「愛がなんだ」 ・好きなもので自分を語ろう   (16:54) 『第二の...

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