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江戸浄瑠璃「新内」を読む

Music JA ↓ 76 bölüm

このチャンネルは、江戸浄瑠璃「新内」を朗読でご紹介するチャンネルです。新内節は1700年代前半、京都より江戸に下った豊後節をルーツとした豊後系浄瑠璃のひとつです。豊後節は第8代征夷大将軍徳川吉宗の時代に常磐津節、清元節、富本節、新内節などに分かれますが、新内節は芝居の伴奏音楽ではなくお座敷を中心に広まり、哀調のある節にのせて遊女の心情をきめこまやかに描いた曲の内容から、江戸情緒を代表する音楽として庶民に愛されました。このチャンネルでは、古書を紐解き節はつけずに朗読で「新内」をご紹介いたします。※作品中には今日の観点からすると不快・不適切とされる用語や表現がありますが、作品成立当時の時代背景や物語の設...

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Bölümler

哥浪義助(上) 21.05.2023

「戀衣對白無垢」通称「哥浪義助」は、初代鶴賀若狭掾の作品で、吉原津田屋の哥波と池野屋義助との恋を描いた物語です。 放蕩息子の義助は、父から勘当の身となり、哥波と一緒になれないなら死んだ方がましだと決心し、心中に向かうというお話です。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクション/個人資料 [新内稽古本]戀衣對白無垢 上:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856637 富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田...

廓文章 14.05.2023

「廓文章」夕霧伊左衛門は、花魁夕霧と藤屋伊左衛門の物語です。もとのお話「夕霧名残の正月」は、延宝6年(1678年)に27歳で早逝した名技「夕霧」の追悼公演として演じられた演目で、その後、近松門左衛門と竹本義太夫による「夕霧阿波鳴渡」など、様々に脚色されており、新内では、鶴賀若狭掾と富士松魯中が改作しています。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクション/個人資料 [新内稽古本]廓文章 下:近八郎右衛門, 188...

小七菊の井(下) 07.05.2023

「浮名初紋日」通称「小七菊の井」は、日本橋本町の升酒屋の手代小七が、吉原山科屋の菊の井と深い中になり、小七は店を辞めることとなってしまい、それを悲観し二人は心中するという、鶴賀若狭掾の作品です。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクション/個人資料 [新内稽古本]浮名初紋日 下:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856630 富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第...

小七菊の井(上) 30.04.2023

「浮名初紋日」通称「小七菊の井」は、日本橋本町の升酒屋の手代小七が、吉原山科屋の菊の井と深い中になり、小七は店を辞めることとなってしまい、それを悲観し二人は心中するという、鶴賀若狭掾の作品です。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクション/個人資料 [新内稽古本]浮名初紋日 上:近八郎右衛門, 1886 [DOI]10.11.501/856629 富本及新内全集(日本音曲全集 / 中内蝶二, 田村西男編)日本音曲全集刊行會, 1928.2 第...

千両幟(相撲場の段) 23.04.2023

「関取千両幟」通称「千両幟」は、相撲取りの稲川次郎吉は、贔屓の礼三が必要としている二百両を工面するため八百長を引き受けようとしますが、女房おとわが自分の身を売る決意をするまでが「稲川内の段」として語られ、「相撲場の段」では、二百両が用意できたことを知らぬまま土俵に上がった稲川が「進上金子二百両、ひいきより」の声を聞いて、鉄ヶ嶽を打ち破ります。そして二百両の経緯を知ることになります。 参考文献:国立...

千両幟(稲川内の段) 16.04.2023

「関取千両幟」通称「千両幟」は、明和4年(1767年)に人形浄瑠璃として演じられた全9段の物語のうち、2段目を新内に仕立てた物です。鶴屋の若旦那、礼三は、遊女錦木に溺れ、身請けのための二百両が必要になります。相撲取りの稲川次郎吉は、贔屓の礼三のため、なんとかその二百両を工面しようとします。礼三の恋敵九平太が、相撲取りの鉄ヶ嶽の贔屓であることから、二百両をかけた八百長話しが持ち上がりますが、稲川の女房お...

お駒才三(鈴ヶ森) 09.04.2023

「戀娘昔八丈」通称「お駒才三」は、享保11年(1726年)江戸新材木町の材木問屋 白子屋で起こった騒動を、安永4年に人形浄瑠璃として上演されたものが、翌年に歌舞伎となり、それを鶴賀若狭掾が新内に仕立てました。人形浄瑠璃では7段、歌舞伎では5段と長いお話しですが、今回は、新内に仕立てられた3段のうち「鈴ヶ森の段」をお届けいたします。当時の江戸には、東海道沿いの鈴ヶ森刑場、日光街道沿いの小塚原刑場、浅川河原...

お駒才三(城木屋) 02.04.2023

「戀娘昔八丈」通称「お駒才三」は、享保11年(1726年)江戸新材木町の材木問屋 白子屋で起こった騒動を、安永4年に人形浄瑠璃として上演されたものが、翌年に歌舞伎となり、それを鶴賀若狭掾が新内に仕立てました。人形浄瑠璃では7段、歌舞伎では5段と長いお話しですが、今回は、新内に仕立てられた3段のうち「城木屋の段 下の巻」をお届けいたします。城木屋の娘、お駒は髪結の才三と恋仲になりますが、家業が傾き持参金付...

早衣喜之助(下) 26.03.2023

「藤蔓戀の柵」通称「早衣喜之助」は、天明5年(1785年)に起こった、石高四千石の旗本藤枝外記(藤原教行)と遊女綾衣の心中事件をもとに書かれた新内です。藤枝心中事件は、外記が裕福な旗本であったこともあり、「君と寝やろか五千石とろか なんの五千石君と寝よ」と当時のはやり唄にまでなりました。新内では、喜之助という商家の若旦那が、吉原菱の屋の早衣と深い仲になったものの、喜之助には女房がおり、夫婦となることが...

早衣喜之助(上) 19.03.2023

「藤蔓戀の柵」通称「早衣喜之助」は、天明5年(1785年)に起こった、石高四千石の旗本藤枝外記(藤原教行)と遊女綾衣の心中事件をもとに書かれた新内です。藤枝心中事件は、外記が裕福な旗本であったこともあり、「君と寝やろか五千石とろか なんの五千石君と寝よ」と当時のはやり唄にまでなりました。新内では、喜之助という商家の若旦那が、吉原菱の屋の早衣と深い仲になったものの、喜之助には女房がおり、夫婦となることが...

花咲綱五郎(下) 12.03.2023

「二重衣恋占」通称「花咲綱五郎」は、宝暦8年1759年、幕府の弾圧を受け「朝日」の名前を使えなくなった若狭掾が、鶴賀若狭掾と改名した際の披露演目です。中根屋綱五郎という商家の主人が、傾城花咲に入れあげて財産を失い、陰陽師となり彷徨い歩くうちに、手相占いをしに入った家が、吉原を退いた花咲が囲われている家で再会を果たしたものの、最後は心中してしまうというお話しです。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクシ...

花咲綱五郎(上) 05.03.2023

「二重衣恋占」通称「花咲綱五郎」は、宝暦8年1759年、幕府の弾圧を受け「朝日」の名前を使えなくなった若狭掾が、鶴賀若狭掾と改名した際の披露演目です。中根屋綱五郎という商家の主人が、傾城花咲に入れあげて財産を失い、陰陽師となり彷徨い歩くうちに、手相占いをしに入った家が、吉原を退いた花咲が囲われている家で再会を果たしたものの、最後は心中してしまうというお話しです。 参考文献:国立国会図書館デジタルコレクシ...

一の谷(下) 26.02.2023

「一の谷嫩軍記」通称「一の谷」は、宝暦元年(1751年)12月に上演された、並木宗輔作の「一谷嫩軍記」須磨の浦組打の段を新内に写したものです。都から落ちのびて一の谷の戦いに敗れた平敦盛は、須磨の浦から船で逃げようとしますが、その海岸で、熊谷次郎直実に打たれてしまいます。敦盛を組み敷いた熊谷が、敦盛と我が子、小次郎を重ね合わせ、首をはねるのを躊躇する場面がとても印象的です。元のお話しは「平家物語」巻第九 ...

一の谷(上) 19.02.2023

「一の谷嫩軍記」通称「一の谷」は、宝暦元年(1751年)12月に上演された、並木宗輔作の「一谷嫩軍記」須磨の浦組打の段を新内に写したものです。都から落ちのびて一の谷の戦いに敗れた平敦盛は、須磨の浦から船で逃げようとしますが、その海岸で、熊谷次郎直実に打たれてしまいます。敦盛を組み敷いた熊谷が、敦盛と我が子、小次郎を重ね合わせ、首をはねるのを躊躇する場面がとても印象的です。元のお話しは「平家物語」巻第九 ...

尾上伊太八(下) 12.02.2023

「帰咲名残命毛」、通称「尾上伊太八」は、延享3年(1746年)12月に起こった、津軽・岩松藩の江戸詰祐筆役、原田伊太夫と遊女尾上との心中未遂事件を元に作られたものです。新内では心中が発見された後、意外な展開が待っています。「蘭蝶」「明烏」にならぶ新内の代表的な作品のひとつです。(内容の一部には、今日からみれば、不適切な表現が 含まれる場合がありますが、その歴史的な価値を踏まえ、書かれている表現のまま朗読し...

尾上伊太八(上) 05.02.2023

「帰咲名残命毛」、通称「尾上伊太八」は、延享3年(1746年)12月に起こった、津軽・岩松藩の江戸詰祐筆役、原田伊太夫と遊女尾上との心中未遂事件を元に作られたものです。新内では心中が発見された後、意外な展開が待っています。「蘭蝶」「明烏」にならぶ新内の代表的な作品のひとつです。(内容の一部には、今日からみれば、不適切な表現が 含まれる場合がありますが、その歴史的な価値を踏まえ、書かれている表現のまま朗読し...

三勝半七(下) 29.01.2023

「千日寺名残鐘」、通称「三勝半七」は、元禄8年(1695年)12月に大阪千日寺において起きた心中事件が元になったお話しで、上方歌舞伎、岩井半四郎座で上演されたのち、紀海音により義太夫として改作されたものを新内に移したものです。その後、「艶容女舞衣」として改めて義太夫として語られ、現在、歌舞伎や人形浄瑠璃の演目として上演されています。(内容の一部には、今日からみれば、不適切な表現が 含まれる場合がありますが...

新内を読む トレーラー 28.01.2023

江戸浄瑠璃「新内」を読む このチャンネルは、江戸浄瑠璃「新内節」を朗読でご紹介するチャンネルです。江戸幕府第五代将軍・徳川綱吉の時代、近松門左衛門と竹本義太夫が現れ、浄瑠璃は、中国から伝来した三味線を伴奏楽器として大流行しました。ここでご紹介する「新内節」は、歌舞伎や人形劇の伴奏としてではなく、当時の社交界である吉原などのお座敷を中心に語られた浄瑠璃です。披露される場がお座敷等になりますので、当時...

三勝半七(上) 22.01.2023

「千日寺名残鐘」、通称「三勝半七」は、元禄8年(1695年)12月に大阪千日寺において起きた心中事件が元になったお話しで、上方歌舞伎、岩井半四郎座で上演されたのち、紀海音により義太夫として改作されたものを新内に移したものです。その後、「艶容女舞衣」として改めて義太夫として語られ、現在、歌舞伎や人形浄瑠璃の演目として上演されています。(内容の一部には、今日からみれば、不適切な表現が 含まれる場合がありますが...

梅の由兵衛(下) 15.01.2023

「茜染野中隠井」は、原田由良助作、並木宗輔添作の人形浄瑠璃を新内節に移したものです。梅の由兵衛という男が主人のために紛失した宝刀を手に入れるために必要な百両を得るために、女房の弟の長吉を殺してしまうという内容で、「長吉殺し」とも呼ばれています。(内容の一部には、今日からみれば、不適切な表現が 含まれる場合がありますが、その歴史的な価値を踏まえ、書かれている表現のまま朗読しています) 参考文献:国立国...

梅の由兵衛(上) 08.01.2023

「茜染野中隠井」は、原田由良助作、並木宗輔添作の人形浄瑠璃を新内節に移したものです。梅の由兵衛という男が主人のために紛失した宝刀を手に入れるために必要な百両を得るために、女房の弟の長吉を殺してしまうという内容で、「長吉殺し」とも呼ばれています。(内容の一部には、今日からみれば、不適切な表現が 含まれる場合がありますが、その歴史的な価値を踏まえ、書かれている表現のまま朗読しています) 参考文献:国立国...

明烏(下) 29.12.2022

「明烏夢泡雪(淡雪)」春日屋時次郎/山名屋浦里 鶴賀若狭掾作 通称「明烏」と呼ばれており、古い資料では本名題の「あわゆき」の表記が「淡雪」「泡雪」と揺れています。この新内は、明和6年(1769年)に江戸三河島近くで起こった浅草蔵前の伊勢屋の伊之助が吉原の三芳野との心中事件を浄瑠璃に仕立てたものです。その内容から、上巻は「浦里部屋」下巻は「雪責め」と呼ばれています。(内容の一部には、今日からみれば、不適切な...

明烏(上) 29.12.2022

「明烏夢泡雪(淡雪)」春日屋時次郎/山名屋浦里 鶴賀若狭掾作 通称「明烏」と呼ばれており、古い資料では本名題の「あわゆき」の表記が「淡雪」「泡雪」と揺れています。この新内は、明和6年(1769年)に江戸三河島近くで起こった浅草蔵前の伊勢屋の伊之助が吉原の三芳野との心中事件を浄瑠璃に仕立てたものです。その内容から、上巻は「浦里部屋」下巻は「雪責め」と呼ばれています。(内容の一部には、今日からみれば、不適切な...

江戸浄瑠璃「新内」ってなんですか 15.12.2022

第1回配信として、キャスターの自己紹介と「新内」についてのお話しをしています。 古い書籍(大正時代のもの)を引用しながら、新内節が生まれた背景や当時の様子などをおしゃべりしています。(引用箇所には一部、現在において不快・不適切とされる用語や表現があります) 引用:国立国会図書館インターネット公開資料 [DOI] 10.11501/977065 サンデー毎日叢書 第六編「日本音楽の聴き方」著者 那須俊信 大正13年11月18日発行 [D...

蘭蝶(下) 15.12.2022

「若木仇名草」市川屋蘭蝶/榊屋此糸 鶴賀若狭掾作 通称「蘭蝶」と呼ばれるこの新内は、「明烏」と共に新内の二大名曲として知られています。元は武士である男芸者蘭蝶が、女房がいるにもかかわらず、花魁此糸と恋に落ちます。ある日、蘭蝶の女房お宮は、密かに此糸のもとを訪れ縁切りを願います。此糸はお宮には蘭蝶と別れることを約束しますが、二人は心中に向かってしまうというお話です。 (内容の一部には、今日からみれば、不...

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