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絶対正義はないラジオ

Science JA ↓ 350 episodes

歴史、国際関係、ゆるい哲学、などなど 対話式合成音声でお届け

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Science

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Jul 11, 2026

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Episodes

#50 医学実験はなぜネズミが多用されるのか?~ラットとマウス~ 27.02.2026

医学研究において不可欠なマウスとラットは、その身体的特徴や能力の違いによって実験目的ごとに使い分けられています。小型なマウスは、遺伝子操作の容易さやヒトに近い免疫系を持つことから、がんや遺伝学の研究に多用されるのが特徴です。対して大型のラットは、外科手術が施しやすく、高い知能を活かした複雑な行動学習や神経科学の分野で重宝されています。

#49 極寒の宇宙で、なぜ排熱が必要なのか? 26.02.2026

宇宙空間における排熱の重要性とメカニズムについて解説しています。宇宙は真空であるため、地上とは異なり空気を介した熱の対流が起こらず、巨大な断熱材の中にいるような状態になります。そこで、人工衛星や宇宙船は赤外線を放射する巨大なラジエーターを装備し、唯一の放熱手段である「放射」を用いて温度を一定に保っています。

#48 カンブリア爆発時は水棲生物だけだった 26.02.2026

約5億年前のカンブリア爆発において、なぜ生命の進化が海の中だけに限定されていたのかを解説しています。当時の地上はオゾン層が未発達で有害な紫外線が降り注いでいたため、生物にとって生存不可能な環境でした。また、水による浮力がない陸上では、生物は重力に耐えられず、深刻な乾燥や食料不足という問題にも直面していたと述べられています。

#47 武器取引、英国とサウジアラビア~アル・ヤママ契約以後~ 25.02.2026

英国とサウジアラビアが、国際政治においてアメリカ合衆国の代理人として果たしてきた戦略的な役割について解説しています。米国が国内の法規制や政治的配慮から直接武器を売却できない際、英国が代替供給源となることで、サウジが東側陣営へ流れるのを防ぐ補完システムが構築されました。

#46 天の川が自分のいる銀河だと知った時の反応 24.02.2026

天の川が自分たちの住む銀河を内側から見た姿であると理解した際に、人間が抱く多様な心理的反応を考察しています。宇宙の圧倒的なスケール感に畏怖を覚えるだけでなく、円盤状の構造を論理的に納得する知的好奇心や、銀河の一員としての孤独と繋がりを感じる情緒的な視点が紹介されています。

#45 東ヨーロッパ平原~攻防の歴史~ 24.02.2026

東ヨーロッパ平原の地理的特性がもたらした侵略と戦争の歴史を概説しています。広大で険しい障壁が欠如したこの平野は、古来よりモンゴル帝国やナポレオン、さらにはナチス・ドイツといった勢力が激突する舞台となってきました。それぞれの時代における主要な紛争を振り返ることで、この地がいかにして戦略的な要衝であり続けてきたかが詳細に記述されています。

#44 仕事でMacbookを使う人々とは 23.02.2026

現代のビジネスシーンにおいてMacBookがどのような職種で選ばれているかをディベートしています。かつてはデザイナーや編集者といったクリエイティブ職の専売特許でしたが、現在はエンジニアや経営者など、幅広い層に支持が広がっている現状を伝えています。

#43 対馬海峡や津軽海峡はなぜ領海を狭めているのか?~12海里から3海里へ~ 23.02.2026

対馬海峡や津軽海峡などの特定海域において、日本の領海が通常認められる12海里ではなく3海里に制限されている理由を解説しています。その主な背景には、日本の非核三原則を維持しつつ、核兵器を搭載した米軍艦などの外国船が領海を侵さずに通過できるよう、海峡中央部に公海を残すという戦略的意図がありました。

#42 種痘免疫法はアジアの民間療法だったのか?~ジェンナー以前~ 22.02.2026

その後、ジェンナーがより安全な「牛痘法」を確立し、科学的な近代ワクチンへと進化したプロセスが示されています。日本においても、江戸時代に伝来した技術が緒方洪庵らによって普及し、現在の医療の礎となったハイブリッドな歴史がまとめられています。

#41 ど素人はどこまで作れるようになったのか~映画、小説、楽曲、ゲーム・・・~ 21.02.2026

AI技術の進歩により、全くの初心者が高度なスキルを必要とせず、音楽や絵画、小説などの創作活動を行える動きが加速しています。プロンプト一つで高品質な成果物を得られる現状を肯定しつつ、分野ごとの制作難易度や課題を具体的に分析しています。

#40 今治船主とギリシア船主 21.02.2026

世界の海運業界において絶大な影響力を持つ今治船主とギリシャ船主の際立った特徴と戦略を比較・解説したものです。愛媛県を拠点とする今治船主は、国内の大手海運会社へ高品質な船舶を長期貸し出しする堅実なビジネスモデルを強みとしています。対照的に、世界最大の勢力であるギリシャ船主は、市場の変動を利用して船を売買し巨額の利益を得る投資家的な側面が強調されています。

#39 類人猿はなぜビタミンCの体内合成が出来なくなったのか? 20.02.2026

ヒトを含む大型類人猿が自らビタミンCを生成できなくなった進化の背景を解説しています。かつて備わっていた合成能力は、約6,300万年前の遺伝子の突然変異によって失われましたが、当時の祖先は果物などの食事から十分に補給できる環境にありました。

#38 大航海時代と銀の流通 20.02.2026

大航海時代において、銀は世界共通の通貨として機能し、人類史上初のグローバル経済を構築する重要な役割を果たしました。供給源は主にボリビアのポトシ銀山や日本であり、そこから産出された銀はメキシコやフィリピンを経由して、莫大な需要があった中国(明)へと流れ込みました。

#37 新世界から伝来したイモ類は、人類の救世主だったのか 19.02.2026

アメリカ大陸から伝来したイモ類が、人類の歴史に与えた二面性のある影響について解説されています。ジャガイモやサツマイモは、高い栄養価と厳しい環境への適応力を備えていたため、食糧不足を解消し、世界的な人口爆発を支える救世主となりました。特に、加熱しても壊れにくいビタミンCを豊富に含んでいたことが、公衆衛生の改善や壊血病の撲滅に大きく寄与したと分析されています。

#36 アダム・スミスは市場原理主義者か? ~「道徳感情論」に絡めて~ 19.02.2026

アダム・スミスは、単に自由放任を唱えた市場原理主義者ではなく、実際には倫理観と自制心を重んじる思想家でした。彼は著書『道徳感情論』の中で、人間の内面に潜む「公平な観察者」が利己的な衝動を抑制し、他者への共感が社会を調和させると説いています。

#35 ロシアの南下政策とその変容 18.02.2026

現代では、温暖化による北極海航路の活用が可能となり、国家戦略が「南」から「北」へと劇的に転換しています。この変化は他国の干渉を受けない独自の物流路確保を意味しており、ロシアの地政学的なアイデンティティを根底から覆す可能性を秘めています。

#34 宗教改革と印刷術とドイツ語 17.02.2026

改革の直接的な引き金は教会の免罪符販売であり、社会の腐敗や不満という「燃料」に火がついた状態であったと分析しています。さらに、印刷されたドイツ語聖書が普及したことで、バラバラだった方言が標準化され、庶民の識字率が向上した点にも注目しています。

#33 なぜ日本では現金払いが減少しないのか? 17.02.2026

店舗側が負担する 決済手数料や入金遅延 といった経営上の課題や、高齢層における デジタル技術への抵抗感 も普及を妨げる壁となっています。さらに、かつての 決済サービスの乱立 による混乱も指摘されていますが、政府の施策や訪日客の増加によって、現在は 決済環境の変革 が着実に進行していると結論付けています。

#32 直流(DC)と交流(AC) 16.02.2026

直流(DC)と交流(AC)という2種類の電流における特性や利害得失 を対比させて解説しています。 直流 は電力を 貯蔵 でき、精密機器の駆動に適している一方で、 交流 は 電圧の変換 が容易で長距離送電に向いているという違いがあります。家庭用コンセントには交流が、スマートフォンや電池には直流が使われるなど、それぞれの強みに応じた 使い分け がなされています。

#31 国民国家意識はどのように構築されたのか~ヨーロッパ編~ 16.02.2026

太古の民族意識 と 近代の国民国家意識 の構造的な相違点を、ヨーロッパ史の変遷に沿って解説したものです。かつての帰属意識が 血縁や神話、宗教的儀礼 に基づいた流動的なものであったのに対し、近代以降は 国境や法制度、義務教育、徴兵制 といった国家装置を通じて「国民」が人工的に創出された過程を解き明かしています。

#30 国家債務の元本は、返済の必要があるのか? 15.02.2026

国家債務と家計の借金の性質の違い について解説しています。国は 通貨発行権 を持ち寿命もないため、古い借金を新しい国債で補う「借り換え」 を継続することが可能であり、元本を完済する必要はないと説いています。むしろ、政府の負債は民間側の 資産 として機能しており、無理な返済は経済を停滞させるリスクがある点に言及しています。

#29 焼肉が人類の脳容積を増大させた⁉ 15.02.2026

加熱によって食物の 消化効率 が劇的に向上したことで、人類は内臓を小型化させ、余ったエネルギーを 脳の発達 に投資できるようになりました。また、高栄養な 肉食の開始 が進化の初期段階を支え、その後の火の使用が知能の爆発的な成長を加速させたという 二段階の進化プロセス が示されています。

#28 袋めんの戦略 ラ王とサッポロ一番 14.02.2026

日本の袋麺市場を牽引する「日清ラ王」 と 「サッポロ一番」 の対照的な戦略を解説しています。ラ王は生麺のような質感と 本格的な店の味 を追求する一方で、サッポロ一番は揚げ麺特有の風味を活かした 独自の即席麺文化 を確立しています。

#27 イノベーションが起きると、なぜ人間は警戒するのか 14.02.2026

人間が 新しい技術やイノベーション に対して抱く 本能的な警戒心 とその正体を解説しています。未知のものを危険視する 生存戦略 や、変化を嫌う 現状維持バイアス 、さらに脳の エネルギー節約 という観点から、抵抗感は自然な反応であると述べています。後半では具体的な事例として AIのハルシネーション を取り上げ、それが創造性と表裏一体であることを指摘しています。

#26 銀行は預金を貸出ししている訳ではない 13.02.2026

現代の金融システムにおいて 銀行が預金を元手に貸し出しを行っているのではない という実態を解説しています。銀行が融資を実行する際、借り手の口座に数値を入力することで無から預金を生み出す「信用創造」 の仕組みが説明されており、これを「万年筆マネー」と呼びます。従来の「預金を仲介する」という説明は実務上の誤解であり、実際には 「貸し出しが預金を作る」という順序で通貨が流通しています。

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