菱岡憲司
本語り(ほんがたり)~本について語るひととき~
本語り(ほんがたり)は、新刊・旧刊関係なく、古今東西の本について、気ままに語る番組です。語り手は菱岡憲司です。江戸時代の文学を中心に大学で教えています。しかしここでは、もっとゆるやかに、読んだ本と、それにまつわる話を語っていきたいと思います。毎週日曜日更新。【語り手】菱岡憲司。日本近世文学研究者。山口県立大学教授。訳書『椿説弓張月』(光文社古典新訳文庫、全5巻)、著書『その悩み、古典が解決します。』(晶文社)、『大才子 小津久足』(中公選書、第45回サントリー学芸賞)、『小津久足の文事』(ぺりかん社)など。https://note.com/hishiokakenjihttps://x.com/hishiokakenjiポッドキャスト「本語り」へのご意見...
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Episodes
#009 当たり前であるために/『闘う純米酒:神亀ひこ孫物語』/本語り 10.01.2026 26:36
いま、誰もが当たり前に純米酒を楽しめているのは、戦後はじめて全量純米蔵を実現した酒蔵「神亀」の小川原良征さんの闘いがあってこそ。そんな日本酒の奥深い世界を語ります。 【言及した本】 ・上野敏彦『闘う純米酒:神亀ひこ孫物語』(平凡社、2006) ・町田康『しらふで生きる』(幻冬舎文庫、2021)
#008 皿を割れ!/『運命:農奴から東大教授までの物語』/本語り 03.01.2026 29:58
マンガのような立志伝中の人物である、前熊本県知事の蒲島郁夫さんの「勇ましい高尚なる生涯」を、その自伝をもとに紹介してみました。 【言及した本】 ・蒲島郁夫『運命:農奴から東大教授までの物語』(三笠書房、2004) ・蒲島郁夫『私がくまモンの上司です』(祥伝社、2014) ・内村鑑三『後世への最大遺物・デンマルク国の話』(岩波文庫、2011)
#007 行って帰ってくる/『沖縄社会論:周縁と暴力』/本語り 27.12.2025 22:51
パシリとして暴走族を参加観察するという衝撃的な方法論をもって、沖縄社会の構造的な暴力を活写した打越正行さんの遺著『沖縄社会論』を語りつつ、「行って帰ってくる」という学問のあり方にも思いを馳せました。 【言及した本】 ・打越正行『ヤンキーと地元』(筑摩書房、2019) ・打越正行『沖縄社会論:周縁と暴力』(筑摩書房、2025) ・相田豊『愛と孤独のフォルクローレ:ボリビア音楽家と生の人類学』(世界思想社、2024)...
#006 健康のためにエアコンをつけよう/『「断熱」が日本を救う:健康、経済、省エネの切り札』/本語り 20.12.2025 20:36
もはや健康のためにはエアコンが欠かせない昨今、寒暖差の激しい盆地に住んでますので、本書を読んで断熱の大切さを痛感しました。 【言及した本】 ・高橋真樹『「断熱」が日本を救う:健康、経済、省エネの切り札』(集英社新書、2024)
#005 すべてが伏線/ 『言語化するための小説思考』/本語り 13.12.2025 22:27
いま一番気になる作家、小川哲さんによる目から鱗の小説作法をとりあげ、情報の順番と言語の線条性、また伏線を中心に語りました。 【言及した本】 ・小川哲『君が手にするはずだった黄金について』(新潮社、2023) ・小川哲『言語化するための小説思考』(講談社、2025) ・ヒッチコック、トリュフォー(山田宏一、蓮実重彦訳)『定本 映画術』(晶文社、1990)
#004 中世のヒーローから近世のヒーローへ/『椿説弓張月』/ 本語り 09.12.2025 23:28
初の完訳『椿説弓張月』(光文社古典新訳文庫)全5巻完結を祝して、作品の魅力を紹介し、「訳者あとがき」を訳者みずから朗読してみました。 【言及した本】 ・曲亭馬琴、葛飾北斎画、菱岡憲司訳『椿説弓張月』(光文社古典新訳文庫、全5巻、2025) ・後藤丹治校注『椿説弓張月 上下』(日本古典文学大系60・61、岩波書店、1958・1962)
#003 あなた好みの依存はなに?/ 『誰がために医師はいる:クスリとヒトの現代論』/本語り 06.12.2025 23:38
人というのは依存せずにはいられない存在であることを、依存症治療専門医である精神科医の松本俊彦先生の本から考えてみました。 【言及した本】 ・松本俊彦 、横道誠『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(太田出版、2024) ・松本俊彦『身近な薬物のはなし:タバコ・カフェイン・酒・くすり』(岩波書店、2025) ・松本俊彦『誰がために医師はいる:クスリとヒトの現代...
#002 その人にとっての大事件/ 『定本 映画術』/本語り 29.11.2025 21:12
最近「その人にとっての大事件」というのが、小説や映画、そして人生の要ではないかと思えて仕方がないので、そのことをマガフィンとからめて語ってみました。 【言及した本】 ・ヒッチコック、トリュフォー(山田宏一、蓮実重彦訳)『定本 映画術』(晶文社、1990)
#001 やりながら身につける/ 『徒然草』/ 本語り 24.11.2025 11:46
やったことがないけれど、やってみたいことを、とりあえずはじめてみることについて、『徒然草』第59段をもとに語りました。 【言及した本】 ・兼好法師、小川剛生訳注『徒然草』(角川ソフィア文庫、2015) ・小川剛生『兼好法師』(中公新書、2017)
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