鈴木 紀之(昆虫生態学者)
すごい進化ラジオ
自然や生き物が好き! 進化の不思議をもっと知りたい! というみなさんへ.....大学の先生とお勉強中の学生がお届けする、サイエンス・エデュケーション・エンターテイメントなポッドキャスト番組にようこそ!生物は暗記科目でつまらん😐てな方にも、研究や科学のほんとのおもしろさをお伝えできればと思っています😋 生態学・進化学・昆虫学 / Ecology, Evolution, Entomology 🐞🦋🐝🌿🌼 鈴木紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授)
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鈴木 紀之(昆虫生態学者)
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Sep 14, 2023
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Episodes
【ダーウィン#06】フジツボ時代:分類学は進化論へのライセンス(#すごい進化ラジオ) 24.03.2022 34:20
JAPAN PODCAST AWARD 2021 にて「Spotify NEXT クリエイター賞」を受賞! https://www.japanpodcastawards.com/index.html 種の起源という大問題に挑むためにはまず、「種とは何たるか」という分類学の研究をする必要があるのではないか–そう感じたダーウィンは、フジツボの仲間すべてを網羅的に分類し、新種を記載していきます。半年で終わるかと思った仕事は八年にもおよび、千ページを超える大作に結実します。フジツボの地理変...
【ダーウィン#05】逆張りの沈降説:サンゴ礁の成り立ちを統一的に説明したエレガントな理論(#すごい進化ラジオ) 17.03.2022 27:09
JAPAN PODCAST AWARD 2021にて、「すごい進化ラジオ」が「Spotify NEXT クリエイター賞」を受賞しました! https://www.japanpodcastawards.com/index.html 当時の地質学者たちは、海底火山の隆起によって環礁ができあがると考えていました。逆にダーウィンは、大地の沈降こそが重要だと思いつきました。世界に分布するさまざまな形のサンゴ礁の成り立ちを統一的に説明したエレガントな理論。現代ではその正しさが証明され、進化論...
【ダーウィン#04】サンゴと波のせめぎ合い:生物学と地質学が出会うとき(#すごい進化ラジオ) 10.03.2022 25:54
ガラパゴス諸島、ニュージーランド、オーストラリアを経て、ビーグル号はスマトラ島沖の「環礁(アトール)」に立ち寄ります。大洋のただなかになぜ不思議な地形をしたサンゴ礁があるのか。この謎に対して、ダーウィンは海産無脊椎動物への造詣と地質学者としての洞察をもって挑みます。まずは褐虫藻との共生をはじめとしたサンゴの生態について学んでいきましょう。 紹介した訳文については、以下の文献をもとにして一部アレンジ...
【ダーウィン#03】オオカミはどこからどうやって島へ渡ったのか? 「古代DNA」が解き明かした進化のミステリー(#すごい進化ラジオ) 03.03.2022 18:00
ビーグル号が訪れたフォークランド諸島では、オオカミに似たイヌ科の動物が生息していましたが、ダーウィンが観察してからほどなくして絶滅しました。南アメリカ大陸から500km近くも離れたこの島に、どのようにして哺乳類が渡ってきたのか。また、南アメリカ大陸には類縁の種類が生息していないので、そもそもどこからやってきたのかも謎でした。ダーウィンが書き残したこの科学ミステリーは、最先端のテクノロジー「古代DNA」や...
【ダーウィン#02】アルマジロとナマケモノの化石にみた種の絶滅と変化(#すごい進化ラジオ) 24.02.2022 17:08
アルゼンチンやウルグアイでは化石を探し求めたダーウィン。絶滅した巨大なナマケモノや、現生のものよりも大きなアルマジロ、南アメリカ大陸ではそれまで知られていなかった馬の化石を発見します。これらから、「地球の歴史は数千年」で「種は不変である」というキリスト教をベースとしたパラダイムに疑問を抱くようになります。レアは場所によって、アルマジロは時間によって、種が変わる—こうして、進化論のアイデアが醸成され...
【ダーウィン#01】パタゴニアのダチョウが進化論のヒントに!「レア」な新種を平らげてしまったエピソード(#すごい進化ラジオ) 17.02.2022 26:06
新シーズンはダーウィン! 進化論のヒントとなったさまざまな体験や知られざるエピソード、そして進化論にとどまらない、ダーウィンの偉大な功績について紹介していきます。 今回のエピソードは、南アメリカ大陸の草原に生息する「レア」というダチョウに似た鳥について。生物の種類が地域によって変わること。この分布パターンを目のあたりにしたダーウィンは、「神が創造した生物は不変である」という当時のパラダイムに挑むこと...
【番外編#08】ダーウィンの本を執筆中:ポッドキャスト発、中公新書から!(#すごい進化ラジオ) 10.02.2022 7:31
JAPAN PODCAST AWARDS 2021 推薦作品に選出いただきました! ダーウィンの伝記を執筆中です。「種の起源」シーズン発祥の新書になります。こちらもお楽しみに! ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授) Twitter Instagram ・泉 淳稀(大学院生) ■ 編集協力 泉 北斗 website ■ 著書 すごい進化 中公新書・ 『博士の愛したジミな昆虫』 岩波ジュニア新書
【性淘汰#05】生殖隔離の強化が起こらないとき(#すごい進化ラジオ) 03.02.2022 23:12
オスとメスのコミュニケーションに他の種類が絡んでくるとどうなるか? きちんと自分の種類と相手の種類を見分けられるようなシグナルが進化して、他種との求愛というデメリット(繁殖干渉)はなくなるはずではないか...しかし現実は、進化学者がそう予想したようにはなっていませんでした。オーストラリアに生息するカエルを例に、「生殖隔離の強化」の実例について検討していきましょう。 ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農...
【性淘汰#04】あらゆるコミュニケーションに応用できる?!ハンディキャップ理論の普遍性(#すごい進化ラジオ) 27.01.2022 23:12
性淘汰が進むにつれてどのオスもみな似たような形質をもつように進化しますから、メスとしては甲乙つけがたくなってしまい、元のシグナルだけではもはやオスを評価しにくくなってしまいます。すると、新たな形質がシグナルとして使われるようになり、こうして繁殖に関わる形質が多様になっていきます。また、ハンディキャップ理論は性淘汰に限らず、自然界や人間どうしのあらゆるコミュニケーションにも応用できます。クジャクの目...
【性淘汰#03】なぜメスは派手なオスを選ぶのか? ハンディキャップ理論と「正直な信号」(#すごい進化ラジオ) 20.01.2022 24:34
なぜメスは派手なオスを選ぶのか? 言い換えると、なぜ派手なオスはメスにモテるのか? この問いに答えたのが、ハンディキャップ理論という独創的なアイデアです。オスとメスがコミュニケーションをする上で、どのようなシグナルを使ってメッセージを伝えるべきなのか。無駄なシグナルこそ信頼のおける証、という意外なロジックについて説明していきます。 ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授) Twitter In...
【性淘汰#02】メスがオスを選ぶことを実証した「実験」のすごさ(#すごい進化ラジオ) 13.01.2022 16:16
ダーウィンが提唱した性淘汰は、「オスどうしの争い」と「メスがオスを選ぶ」という二つのメカニズムに大別されます。そのうち後者は確かな証拠もなく、アイデアが提唱されてからずっと重要視されませんでした。「メスがオスを選ぶこと」が世に認められるようになったのは、アフリカに生息する尾の長い鳥を対象にした巧みな実験のおかげでした。その有名な実験の内容を見ていきましょう。 ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林...
【性淘汰#01】オスが争い、メスが選ぶ:その根本的なワケ(#すごい進化ラジオ) 06.01.2022 22:00
新シリーズ突入! テーマは「性淘汰」です。生き物は進化すると無駄がなくなり洗練されてゆく...その一方で、クジャクの派手な羽やシカの大きな角は、生きていく上での無駄に思えます。この矛盾を解決したのもまたダーウィンの革新的な(それゆえになかなか信じてもらえなかった)アイデアでした。まずは「進化とは何か」から話を進めていきます。お楽しみください。 ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授)...
【番外編#07】お便り紹介!1年間ありがとうございましたスペシャル(#すごい進化ラジオ) 23.12.2021 25:17
おかげさまで配信を開始してから1年が経とうとしています。今回は、皆さんからの質問や感想をもとにこれまでのエピソードを振り返ります。引き続き「すごい進化ラジオ」をよろしくお願いします! ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授) Twitter Instagram ・泉 淳稀(大学生) ■ 編集協力 泉 北斗 website ■ 著書 すごい進化 中公新書・ 『博士の愛したジミな昆虫』 岩波ジュニア新書
【番外編#06】越前屋俵太さんによる「科学を分かりやすく伝える方法」(#すごい進化ラジオ) 16.12.2021 20:59
「サイエンストランスレーター」としても活動する越前屋俵太さんから、科学の本質を伝える極意について伺いました。「勉強して分かりやすく説明する」にとどまらない、ハイレベルなアプローチとは。「京大変人講座」「高知大学希望創発センター」などの取り組みも紹介します。 ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授) Twitter Instagram ・泉 淳稀(大学生) ■ 編集協力 泉 北斗 website ■ 著書...
【番外編#05】越前屋俵太さんをゲストに迎えて「おもしろい」ことの追求!(#すごい進化ラジオ) 09.12.2021 20:40
テレビの制作・出演から今では大学教員・書道家としても活躍されている越前屋俵太さんをゲストに迎え、「探偵ナイトスクープ」「世界ふしぎ発見」など大ヒット番組の裏側から、伝説のサイエンス教育番組「モーレツ!科学教育」の爆笑エピソードまで紹介していただきます! ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授) Twitter Instagram ・泉 淳稀(大学生) ■ 編集協力 泉 北斗 website ■ 著書 すご...
【海洋島#10】ガラパゴスフィンチとリアルタイムな自然淘汰(#すごい進化ラジオ) 02.12.2021 24:25
海洋島シーズン最後のエピソードは、ガラパゴス諸島のダーウィンフィンチのお話。ダフネ島ではエルニーニョ現象により大かんばつが起こり、フィンチのエサとなる植物が枯れ果ててしまいました。フィンチに訪れたピンチがしかし、自然淘汰による進化をリアルタイムで観察できるまたとないチャンスになりました。ガラパゴスが進化論の聖地と呼ばれる所以を、ダーウィンから現代にかけての研究から探っていきます。 ■ 出演 鈴木...
【海洋島#09】進化論の聖地ガラパゴスのゾウガメたちの由来(すごい進化ラジオ) 25.11.2021 18:23
今回のエピソードからは進化論の聖地として知られるガラパゴスが舞台。南アメリカ大陸から遠く離れた島々にゾウガメはどのようにしてやってきたのか? 海洋島のおもしろさ・不思議さのエッセンスが詰まっています。 関連するこちらのエピソードもどうぞ!【種の起源#02】ビーグル号で若きダーウィンの才能爆発!(すごい進化ラジオ) ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授) Twitter Instagram ・泉 淳稀(...
【海洋島#08】小笠原で外来種バスターズのアルバイト by編集担当ほくちゃん(すごい進化ラジオ) 18.11.2021 17:29
海洋島の生態系の守るために日々努力が続けられています。今回はスペシャル編として「すごい進化ラジオ」編集担当のほくちゃんに、小笠原での外来種駆除のアルバイト経験を話してもらいます! 無人島でのネズミとカタツムシにまつわるエピソードをどうぞ。 ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授) Twitter Instagram ・泉 淳稀(大学生) ■ 編集協力 泉 北斗 website ■ 著書 すごい進化 中公新書...
【海洋島#07】DNAメタバーコーディングでハワイの外来昆虫を発見!(すごい進化ラジオ) 11.11.2021 19:44
ヤギやイノシシのような大きな生き物であれば外来種かどうかを判別することは簡単です。一方、昆虫やクモなどの小さな生き物だと難しくなります。そこでハワイの節足動物を対象に「DNAメタバーコーディング」を応用し、外来種か在来種かを網羅的に判別した研究成果について紹介します。私たちの知らぬ間に、外来の昆虫がどんどん侵入していそうな感じです。 参考文献:盛口満『テントウムシの島めぐり:ゲッチョ先生の楽園昆虫記』...
【海洋島#06】ハワイ、人の歴史と外来種の歴史(すごい進化ラジオ) 04.11.2021 20:57
外来種の問題を考える上では、人々の歴史を振り返る必要があります。海の民・ポリネシアの人々はその卓越した航海術でハワイを発見し、定住を始めました。しばらく後、クック船長によって欧米にもハワイの存在が知られることになりました。アメリカの州となり観光地として栄える現在に至るまで、ハワイの人と外来種の歴史を見ていきましょう。 参考文献:池澤夏樹『ハワイイ紀行』 ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学...
【海洋島#05】ハワイのクモが反復反復適応放散?!(すごい進化ラジオ) 28.10.2021 20:39
今回のエピソードからの舞台はハワイ。日本人の観光地としても人気ですが、進化や生物の多様性を考える上でも世界一おもしろい場所です。アシナガグモの仲間では、緑の葉っぱや茶色の幹など、生息している環境に応じて異なる種類へと分かれていきました。そのような種分化(適応放散)が、ハワイの異なる島々でくり返し起きています。また、同じような進化のパターンがオナガグモの仲間でも起きています。つまり、反復適応放散が反...
【海洋島#04】最強の外来種グリーンアノールの破壊力(すごい進化ラジオ) 21.10.2021 15:36
小笠原諸島の外来種問題パート2。今回は、アメリカから持ち込まれたグリーンアノールの影響を見ていきます。見た目のかわいいトカゲが、島固有の虫たちを食べまくる? かつては島のいたるところで飛んでいたオガサワラシジミも、残念ながら地球上から絶滅したと考えられます。いかに外来種の影響が大きいか、保全の実践が難しいか、考えていきましょう。 ■ 出演 鈴木 紀之(高知大学・農林海洋科学部・准教授) Twitter Ins...
【海洋島#03】小笠原の生態系に組み込まれてしまった外来種たち(すごい進化ラジオ) 14.10.2021 16:10
海洋島では外来種による問題が深刻です。小笠原には、ヤギ・ネコ・ネズミなどの動物やモクマオウ・ギンネムなどの植物が人為的に持ち込まれたり、意図せずとも侵入してきました。こうしたさまざまな外来種が、固有種のカタツムリたちに影響を与えています。それでは、外来種を駆除すれば島の生態系を守れるのか? 実際は、なかなかそう単純ではなさそうです。外来種が組み込まれてしまった生態系の複雑さについて考えていきましょ...
【海洋島#02】小笠原のカタツムリがガラ空きニッチで適応放散!(すごい進化ラジオ) 07.10.2021 18:08
今回からの舞台は2011年に世界自然遺産に登録された小笠原諸島。カタツムリを例に、海洋島ならではの進化、特に「反復適応放散」という現象について紹介します。「島は進化の実験場」と呼ばれるゆえんとは。 千葉聡先生の本・『進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語』(ブルーバックス) 『歌うカタツムリ 進化とらせんの物語』(岩波科学ライブラリー) 『カタツムリ 小笠原へ』(たくさんのふしぎ傑作集) ■ 出演 &nbs...
【海洋島#01】絶海の孤島にたどり着けた/着けなかった生物たち(すごい進化ラジオ) 30.09.2021 17:07
新シリーズ突入! 簡単には旅に出ることのできないこのご時世…おうちにいながらも島の生き物たちの生態と進化を見ていきましょう。そもそも、なぜ大陸から離れた絶海の孤島にさまざまな生物が生息しているのでしょうか。どうやってたどり着いて、どのように進化してきたのか。たどり着いた生物と着けなかった生物の差は? 進化生物学のおもしろエッセンスがつまった海洋島、ぜひ一緒に"旅"をしながら考えていきましょう。 ■ 出演 &...
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