RCJメディアミニストリー
リジョイス聖書日課
リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。
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Episodi
偏った愛情が生む悲劇(サムエル記下 18章) 30.01.2021
「あなたは我々の1万人にも等しい方です。今は町にとどまり、町から我々を助けてくださる方がよいのです。」 (サムエル記下18章3節) 反乱軍と戦うダビデは、当初自身が先頭に立って出陣しようとします。兵たちは、王の命こそ守らなければならないと、王を後方に留めます。この忠実な兵に対して、ダビデは彼らの命ではなく、敵対する息子アブサロムの命を心配します。後に勝利が伝えられた時も、ダビデが心配するのはアブサロムのこ...
主が定められたことが成る(サムエル記下 17章) 29.01.2021
アブサロムも、どのイスラエル人も、アルキ人フシャイの提案がアヒトフェルの提案にまさると思った。アヒトフェルの優れた提案が捨てられ、アブサロムに災いがくだることを主が定められたからである。 (サムエル記下17章14節) アブサロムの軍師アヒトフェルは、その言葉が「神託のように受け取られ」(16章23節)と言われる、優れた人物でした。実際に彼の進言した追撃作戦が実行されれば、ダビデの命は絶たれていたかもしれません...
人々の思惑(サムエル記下 16章) 28.01.2021
「わたしの身から出た子がわたしの命をねらっている。ましてこれはベニヤミン人だ。勝手にさせておけ。主の御命令で呪っているのだ。主がわたしの苦しみを御覧になり、今日の彼の呪いに代えて幸いを返してくださるかもしれない。」 (サムエル記下16章11節~12節) エルサレムから落ち延びるダビデの前に次々と人が現れます。15章の人びとに比べて、16章の人物は一癖ある人たちばかりです。 サウル王の孫メフィボシェトの従者ツィバ...
父と子の違い(サムエル記下 15章) 27.01.2021
「神の箱は都に戻しなさい。わたしが主の御心に適うのであれば、主はわたしを連れ戻し、神の箱とその住む所とを見せてくださるだろう。主がわたしを愛さないと言われるときは、どうかその良いと思われることをわたしに対してなさるように。」 (サムエル記下15章25節~26節) アブサロムは、一流の戦略家でした。年月をかけて力を蓄え、人心を掴み、味方を増やし、地の利を得て、父ダビデに反乱を起こします。ダビデは息子の反乱に命...
赦すことの難しさ(サムエル記下 14章) 26.01.2021
わたしたちは皆、死ぬべきもの、地に流されれば、再び集めることのできない水のようなものでございます。神は、追放された者が神からも追放されたままになることをお望みになりません。そうならないように取り計らってくださいます。 (サムエル記下14章14節) アムノンを暗殺したアブサロムは、母方の祖父、ゲシュル王の元に亡命します。新共同訳聖書は、「王の心がアブサロムに向かっている」と、ダビデがアムノンの死に折り合いを...
人間の愛の恐ろしさ(サムエル記下 13章) 25.01.2021
アムノンは激しい憎しみを彼女に覚えた。その憎しみは、彼女を愛していたその愛よりも激しかった。 (サムエル記下13章15節) ダビデの王家に暗い影がかかり始めます。一方で、それはよくある王家の跡目争いです。しかし、聖書は一連の出来事の始めにバト・シェバ事件を置くことによって、全てがダビデの罪の影響であることを示しています。 一連の出来事には、家族関係に収まりきらない、すべての人が持っている感情が表れています...
主イエスに出会ったナタナエル(ヨハネによる福音書 1章43-51節) 24.01.2021
ナタナエルは答えた。「ラビ、あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。」 (ヨハネによる福音書1章49節) フィリポはナタナエルに会って、自分が出会ったナザレのイエスこそモーセや預言者たちが書いたメシアであると言いました。ナタナエルは、ナザレのような重要でない地域からメシアが出るだろうかとフィリポに問います。 フィリポに「来て、見なさい」と言われて主イエスのところに連れて来られたナタナエルに、主イエ...
秩序と平和の神への礼拝の時(コリントの信徒への手紙一 14章26-40節) 23.01.2021
神は無秩序の神ではなく、平和の神だからです。 (コリントの信徒への手紙一14章33節) 真理がどこにあるのか分からない。それを真剣に問うことさえも許さないような世の中です。礼拝は、私たちをそこから目覚めさせ、真理へと引き戻してくれます。 しかし、コリント教会での礼拝は、それによって目覚めるどころか、教会の外の世界の見栄の張り合いをそのまま持ち込むような礼拝になってしまっていました。 パウロはここで、「婦人た...
人と教会を造り上げる言葉(コリントの信徒への手紙一 14章1-25節) 22.01.2021
しかし、預言する者は、人に向かって語っているので、人を造り上げ、励まし、慰めます。異言を語る者が自分を造り上げるのに対して、預言する者は教会を造り上げます。 (コリントの信徒への手紙一14章3節~4節) 異言に対して、パウロはここで、それはそれですばらしいものではあるのだけれども、それは人と教会を建て上げる言葉ではないと苦言を呈しています。 パウロは、人を造り上げ、教会を造り上げること、そして何にも増して...
愛とは(コリントの信徒への手紙一 13章8-13節) 21.01.2021
それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。 (コリントの信徒への手紙一13章13節) 「信仰、希望、愛、その中で最も大いなるものは愛」。これは、教会や、私たちや、あるいはこれから結婚するカップルに向かって語られる、これを目標に頑張って愛に生きよう、というスローガンではありません。この私たちに向かって、永遠に変わらない、朽ちない、神からの大きな愛が、あの...
愛とは(コリントの信徒への手紙一 13章1-7節) 20.01.2021
愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。 (コリントの信徒への手紙一13章4節) 私はかつて、愛というものを、ケーキの様な、甘く柔らかくて、ふんわりとした、スイートなものだと思っていました。 けれども、聖書が語る愛は、いきなり「愛は忍耐強い」という言葉で始まっています。ここにはスイートのかけらもありません。ねたまない、自慢しないとありますが、ねたまない愛などあるのでしょうか。愛が...
私たちはキリストの体、大切なその部分(コリントの信徒への手紙一 12章12-31節) 19.01.2021
あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。 (コリントの信徒への手紙一12章27節) 教会とは、私たちとは、何者か。それは一人ひとりが、まるで人体のように組み合わされた、多様性と一致が両立している共同体である。しかし、この言葉では足りません。それ以上のことをきょうの御言葉は語ります。 私たちはキリストの体である。キリストは、実にこの私たち一人ひとりを体として用いて行動され、私たちによっ...
オンリーワンのその先へ(コリントの信徒への手紙一 12章1-11節) 18.01.2021
すべての場合にすべてのことをなさるのは同じ神です。一人一人に、“霊”の働きが現れるのは、全体の益となるためです。 (コリントの信徒への手紙一12章6節~7節) 「ナンバーワンよりオンリーワン」とよく言われます。しかし、それでよいのでしょうか。それぞれが自分のオンリーワンをぶつけ合うだけになってしまうのなら、そこに調和は成り立ちません。 パウロが向き合っていたコリント教会は、実はそんな状況だったのかもしれませ...
洗礼を受けられた主イエス(マルコによる福音書 1章4-11節) 17.01.2021
イエスは…ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。水の中から上がるとすぐ、天が裂けて“霊”が鳩のように御自分に降って来るのを、御覧になった。 (マルコによる福音書1章9節~10節) 洗礼者ヨハネの働きは、主イエスによってなされる救いの御業の始まりを知らせることにあります。それは、荒れ野で罪の赦しを得させるための悔い改めの洗礼を人々に授けることです。ヨハネは、悔い改めの洗礼を受けた人々が、後から来て聖霊で洗礼...
命を奪い、与える神(サムエル記下 12章) 16.01.2021
バト・シェバは男の子を産み、ダビデはその子をソロモンと名付けた。主はその子を愛され、預言者ナタンを通してそのことを示されたので、主のゆえにその子をエディドヤ(主に愛された者)とも名付けた。 (サムエル記下12章24節~25節) ダビデの罪は、直ちに主に裁かれます。ナタンを通して自身の罪を示されたダビデは、初めて深く悔い改めます。しかし罪への罰は厳しいものでした。生まれた子は命を奪われることになります。 今日...
恥ずべき人間関係(サムエル記下 11章) 15.01.2021
「神の箱も、イスラエルもユダも仮小屋に宿り、わたしの主人ヨアブも主君の家臣たちも野営していますのに、わたしだけが家に帰って飲み食いしたり、妻と床を共にしたりできるでしょうか。あなたは確かに生きておられます。わたしには、そのようなことはできません。」 (サムエル記下11章11節) 聖書に記される人間の影の面の中でも、最も目を背けたくなるような事件が起こります。王の命令で民が戦っている最中、王自身は王宮で姦淫...
相手を信頼する判断(サムエル記下 10章) 14.01.2021
「我らの民のため、我らの神の町々のため、雄々しく戦おう。主が良いと思われることを行ってくださるように。」 (サムエル記下10章12節) アンモン人は、イスラエルとは常に緊張関係にある民族でした(サム上11章参照)。しかし、ダビデはアンモン王ナハシュとある信頼関係を築いていたようです。王の代替わりに際し、ダビデは礼節を尽くそうとします。けれども、若い王ハヌンは、ダビデの使者を疑い、侮辱的に扱います。確かに国同...
王は慎重に、丁寧に平和を積み重ねてゆく(サムエル記下 9章) 13.01.2021
「恐れることはない。あなたの父ヨナタンのために、わたしはあなたに忠実を尽くそう。祖父サウルの地所はすべて返す。あなたはいつもわたしの食卓で食事をするように」…、メフィボシェトは礼をして言った。「僕など何者でありましょうか。死んだ犬も同然のわたしを顧みてくださるとは。」 (サムエル記下9章7節~8節) 隆盛を極めるダビデにも幾つかの懸念事項が残されていました。ダビデはかつてサウル家に仕えていたツィバという人...
裁きと恵みの業よ、来たりませと我ら願う(サムエル記下 8章) 12.01.2021
ダビデ王はこれらの品々を、征服したすべての異邦の民から得た銀や金と共に主のために聖別した。…主はダビデに、行く先々で勝利を与えられた。 ダビデは王として全イスラエルを支配し、その民すべてのために裁きと恵みの業を行った。 (サムエル記下8章11節、14節~15節) ダビデの快進撃が続きます。古くからイスラエルの悩みの種であったペリシテを撃破することに始まり、北に東に、山に平野に、縦横無尽に兵を動かすダビデ軍は向...
神の約束は広く、長く、あなたにまで届く(サムエル記下 7章) 11.01.2021
「万軍の主、イスラエルの神よ、あなたは僕の耳を開き、『あなたのために家を建てる』と言われました。それゆえ、僕はこの祈りをささげる勇気を得ました。主なる神よ、あなたは神、あなたの御言葉は真実です。あなたは僕にこのような恵みの御言葉を賜りました。」 (サムエル記下7章27節~28節) 戦いと戦いの狭間にもたらされた平和な一瞬間。ダビデの心には「安らぎ」(1節)と共に浮かんでくることがありました。それは、主のため...
メシアとしてこられた主イエス(マタイによる福音書 2章1-12節) 10.01.2021
『ユダの地、ベツレヘムよ、 お前はユダの指導者たちの中で 決していちばん小さいものではない。 お前から指導者が現れ、 わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』 (マタイによる福音書2章6節) 主イエスのご降誕は旧約の預言を成就する出来事であり、メシア(救い主)が地上に来られたということです。 そのことで、ヘロデ王は不安を抱きました。自分の王としての権威が脅かされると思い、彼は主イエスを殺そうと計略を立...
神を畏れ、低められる者に主の祝福を(サムエル記下 6章) 09.01.2021
主の御前でダビデは力のかぎり踊った。彼は麻のエフォドを着けていた。ダビデとイスラエルの家はこぞって喜びの叫びをあげ、角笛を吹き鳴らして、主の箱を運び上げた。…サウルの娘ミカルは窓からこれを見下ろしていたが、主の御前で跳ね踊るダビデ王を見て、心のうちにさげすんだ。 (サムエル記下6章14節~16節) イスラエルの都、「ダビデの町」として整備が進められるエルサレムに主が共におられる。その平安を求めて、神の箱が運...
伏す時があり、飛躍の時がある(サムエル記下 5章) 08.01.2021
ダビデはこの要害に住み、それをダビデの町と呼び、ミロから内部まで、周囲に城壁を築いた。ダビデは次第に勢力を増し、万軍の神、主は彼と共におられた。 (サムエル記下5章9節~10節) ダビデを全イスラエルの王に。今は亡きアブネルが整えた道筋は消えていません。イスラエルの長老たちがやってきます。そして「ダビデはヘブロンで主の御前に彼らと契約を結んだ。長老たちはダビデに油を注ぎ、イスラエルの王とした」(3節)。 王...
王家が崩壊してゆくなかで(サムエル記下 4章) 07.01.2021
ダビデはベエロト人リモンの子レカブとその兄弟バアナに答えて言った。 「あらゆる苦難からわたしの命を救われた主は生きておられる。…自分の家の寝床で休んでいた正しい人を、神に逆らう者が殺したのだ。その流血の罪をお前たちの手に問わずにいられようか」 (サムエル記下4章9節、11節) 司令官アブネルの喪失は、サウル王家にこの上ない動揺をもたらしたことでしょう。雪崩を打つように王家は崩壊に向かいます。 行動を起こした...
神と民に選ばれた王は忍耐で召しに応える(サムエル記下 3章) 06.01.2021
サウル王家とダビデ王家との戦いは長引いたが、ダビデはますます勢力を増し、サウルの家は次第に衰えていった。…「わたしは油を注がれた王であるとはいえ、今は無力である。あの者ども、ツェルヤの息子たちはわたしの手に余る。悪をなす者には主御自身がその悪に報いられるように。」 (サムエル記下3章1節、39節) サウル王家に激震が走ります。司令官アブネルがダビデ側に寝返ったのです。王イシュ・ボシェトとの諍いが原因でした...
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