RCJメディアミニストリー
リジョイス聖書日課
リジョイスは「日本キリスト改革派教会 教育機関誌委員会」が毎月発行している機関誌です。リジョイスには聖書日課が用意されており、日替わりで聖書のみことばと解説が紹介されています。
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Épisodes
神の言葉を神の言葉として聞ける恵み(テサロニケの信徒への手紙一 2章) 27.05.2025
なぜなら、わたしたちから神の言葉を聞いたとき、あなたがたは、それを人の言葉としてではなく、神の言葉として受け入れたからです。 (テサロニケの信徒への手紙一2章13節) パウロの宣教は、とても大変なものでした。さまざまな迫害の中で宣教がなされてきたからでした。けれども、神に勇気づけられ、激しい苦闘のなかでも神の福音を語りました。そこには、ごまかしによるものも、人に喜ばれるためのものもありません。ただ私たち...
希望をもって忍耐して生きる(テサロニケの信徒への手紙一 1章) 26.05.2025
あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを、…。 (テサロニケの信徒への手紙一1章3節) テサロニケの教会は、パウロの第二次伝道旅行の際、ギリシャのマケドニアでの短期間の伝道の成果として生まれた教会でした。パウロは若い教会を十分に育てる時間もなく、激しい迫害に遭ってテサロニケを去らねばなりませんでした。 そこでパウロは、テサ...
わたしたちに残されている主の平和(ヨハネによる福音書 4章25-31節) 25.05.2025
「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。」 (ヨハネによる福音書14章27節) きょうの御言葉は、最後の晩餐で主イエスがお語りになった約束の言葉です。このとき、弟子たちは、心を騒がせ、怯えていました。すべてのことがわかっていなくても、主イエスとの別れの時が近づいていることは感じ取っていたからです。この弟子たちの...
親切な言葉は骨をも癒す蜜の滴り(箴言 16章) 24.05.2025
王の唇には魔力がある。彼の口が裁きにおいて誤ることはない。 (箴言16章10節) 箴言16章では、主なる神の主権が強調されていることが特徴的です。私たちが自らの業を主にゆだねるとき、その計画は揺らぐことなく、固く立つものとされます(3節)。人は心に自分の道を思い巡らしますが、その一歩一歩を備えて確かにしてくださるのは主なる神です(9節)。 また、15章と同様に、「舌」「唇」「口」が多く出てきて、口の言葉について...
主イエスこそ真の王救い主(士師記 9章) 23.05.2025
神は、アビメレクが七十人の兄弟を殺して、父に加えた悪事の報復を果たされた。 (士師記9章56節) 9章は、ギデオンの息子アビメレクとシケムの人びとの滅亡を記します。ギデオンは多くの妻を持ち、七十人の息子がいました。アビメレクは、正妻の子ではなく、シケム人である女奴隷の子でした。彼は野心を抱き、シケムの首長たちから得た資金でならず者を雇い、父の家にいた七十人の息子たちを殺害しました。末の子ヨタムだけが命を得...
自己実現か神の御心の実現か(士師記 8章) 22.05.2025
すべてのイスラエルが、そこで彼に従って姦淫にふけることになり、それはギデオンとその一族にとって罠となった。 (士師記8章27節) 士師記8章には、ギデオンの悪い意味での人間性が表れています。ギデオンは、マナセ族という小さな民の、さらに最も小さな家族の、さらにその中でも最も年少者の、とても非力で気弱な若者でした。 けれども、たった三百人で五百倍の軍勢を打ち倒すという大勝利を収めたあと、彼に変節が生じました。...
力は兵の多少に拠らず神にこそあり(士師記 7章) 21.05.2025
「立て。主はミディアン人の陣営をあなたたちの手に渡してくださった。」 (士師記7章15節) 神はギデオンに、ただでさえ弱く少ない軍隊を減らせと言われました。これは、戦いを前にした軍隊がやることとしては、常軌を逸したことであり、通常では受け入れられないような、神からの提案でした。 もしこの神の言葉どおりに軍隊を減らし、さらに軍事力を弱くして戦いに挑むならば、普通なら戦いに負け、ギデオンも戦死し、イスラエルも...
神がわたしに行け!と言われる(士師記 6章) 20.05.2025
「あなたのその力をもって行くがよい。あなたはイスラエルを、ミディアン人の手から救い出すことができる。わたしがあなたを遣わすのではないか。」 (士師記6章14節) 日本語の翻訳では分かりにくいことなのですが、この14節には、たった一つ、命令形の動詞があります。それは「行け」という言葉です。わたしが共にいる。それで十分だ。だから、行け!というのが、神からのメッセージでした。ギデオンの力を倍増させて、ギデオンを...
奮い立て目覚めよ立ち上がれ(士師記 5章) 19.05.2025
奮い立て、奮い立て、デボラよ、奮い立て、奮い立て、ほめ歌をうたえ。立ち上がれ、バラクよ、敵をとりこにせよ、アビノアムの子よ。 (士師記5章12節) 主なる神は、四度も繰り返して、「奮い立て」とデボラに呼びかけられました。その言葉には「目覚めよ」という翻訳も当てはまります。デボラはこの呼びかけによって立ち上がりました。 そして主は、私たちにもきょう同様に呼びかけ、私たちを強く立ち上がらせてくださいます。 自...
教会に彫り刻まれた新しい掟(ヨハネによる福音書 13章31-35節) 18.05.2025
「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように…」 (ヨハネによる福音書13章34節) きょうの聖書の箇所は、最後の晩餐の部屋からユダが出て行った場面から始まっています。ユダは、主イエスを裏切り、ユダヤ人たちに引き渡します。主イエスの十字架の死が決定的になったそのときでした。主イエスは、「あなたがたに新しい掟を与える」と言われ、「互いに愛し合いなさい」と命じられまし...
癒しをもたらす舌は命の木(箴言 15章) 17.05.2025
癒しをもたらす舌は命の木。よこしまな舌は気力を砕く。 (箴言15章4節) 箴言15章では、「知恵ある人」と「無知な者」が対比される中で「言葉」「舌」「口」「唇」とあり、とくに口の言葉において主を畏れる知恵を求めるべきことが教えられています。 私たちはしばしば口の言葉で失敗します。悪意をもって人をそしり、悪口を言うことは、もちろん遠ざけられるべきですが、意図せず人を傷つけてしまうこともあるのです。軽い気持ちで...
無茶に思える想像を超えたストーリー(士師記 4章) 16.05.2025
「わたしも一緒に行きます。ただし今回の出陣で、あなたは栄誉を自分のものとすることはできません。主は女の手にシセラを売り渡されるからです」 (士師記4章9節) 4章では、女預言者デボラが先頭に立ちます。絶対的男性優位のこの時代に、女性が明確に預言者として立てられていることはまれです。デボラは、裁判官のような役割を担って、それによって民のリーダーとして物事を裁いていたようです。 この時代のイスラエルは、カナン...
たとえ不格好であっても(士師記 3章) 15.05.2025
主は彼らのために一人の救助者を立てられた。これがベニヤミン族のゲラの子、左利きのエフドである。 (士師記3章15節) 二人目の士師であるエフドは、左利きでした。聖書において、左は右に比べて、力弱く、位が低いことを意味すると捉えられることが一般的でした。そのため「左利きのエフド」という呼び名は、彼にとって不名誉な肩書であったかもしれません。ちょっと間の抜けたような、正々堂々とは言えないような活躍の仕方だっ...
不安定の中で不安定と共に恐れずに(士師記 2章) 14.05.2025
彼らはまた先祖よりいっそう堕落して、他の神々に従い、これに仕え、ひれ伏し、その悪い行いとかたくなな歩みを何一つ断たなかった。 (士師記2章19節) 士師記2章18節には、「主は彼らのために士師たちを立て、…主が哀れに思われたからである」と記されています。これは、イスラエルの民が罪を犯し、苦境に陥るたびに、神が士師を遣わして救ってくださったことを表しています。つまり、断片的で不安定な信仰しか持てない民に対して...
不徹底の中の小さな綻びが危機に繋がる(士師記 1章) 13.05.2025
イスラエルも、強くなってから、カナン人を強制労働に服させたが、徹底的に追い出すことはしなかった。 (士師記1章28節) 士師記が扱うのは、ヨシュアの死後からサムエルによる王制の確立にいたる、紀元前1300~1020年頃までの約三百年間のことです。 ヨシュア記では、ヨシュアという優れた指導者の下で、イスラエルの民は希望に満ちあふれて、カナンの地を征服し、全土を支配下に置こうとしていたことが書き留められていました。先...
シケムの契約三度迫られて(ヨシュア記 24章) 12.05.2025
「今、あなたたちが住んでいる土地の…神々でも、仕えたいと思うものを、今日、自分で選びなさい。ただし、わたしとわたしの家は主に仕えます。」 (ヨシュア記24章15節) 全部族がシケムに集められます。神の前で契約を結ぶためです。それに先立ち、ヨシュアは契約の主である神の恵みの歴史を振り返ります。アブラハムから始めて、出エジプト、荒れ野の旅、ヨルダン川の向こうでの勝利、カナンの地での勝利の歴史です。勝利の理由は...
羊飼いの声が聞こえてくる(ヨハネによる福音書 10章22-30節) 11.05.2025
「わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。」 (ヨハネによる福音書10章27節) メシア待望の思いが高まった「神殿奉献記念祭」の日のことです。ユダヤ人たちは主イエスに、「いつまで、わたしたちに気をもませるのか。もしメシアなら、はっきりそう言いなさい」と詰め寄ります(24節)。「気をもませる」という言葉は、宙に浮き続ける不安な状態を意味します。メシアであるなら納得させ...
主を畏れるところに避けどころあり(箴言 14章) 10.05.2025
主を畏れれば頼るべき砦を得、子らのためには避けどころを得る。 (箴言14章26節) 箴言14章は、「知恵ある人」「思慮深い人」と「無知な者」「愚か者」を対比し、知恵を求めて生きることへと私たちを招いています。その知恵とは、「主を畏れることは知恵の初め」(1章7節)と言われている、主を畏れ敬うことを知る知恵です。 「知恵ある女は家庭を築く。無知な女は自分の手でそれをこわす」(14章1節)とあるように、主を知る知恵は...
ヨシュアの告別の言葉が意味するもの(ヨシュア記 23章) 09.05.2025
「あなたたちの神、主があなたたちに約束されたすべての良いことは…何一つたがうことなく、すべてあなたたちに実現した。」 (ヨシュア記23章14節) ヨシュアは神の民に告別の言葉を語ります。ヨシュアは最後まで神からの使命に忠実に生きてきました。百十歳(24章29節)の彼は、どのような遺言をするのでしょうか。全イスラエルを呼び寄せます。ここで語られることは、戦われたのは主なる神であること。約束の地を得たのは、ひとえ...
誤解の解決はどこから(ヨシュア記 22章) 08.05.2025
エルアザルの子である祭司ピネハスは、ルベン、ガド、マナセの人々に告げた。「わたしたちは今日、主がわたしたちの中におられることを知った。」 (ヨシュア記22章31節) 既にルベン、ガド、マナセ半部族は、ヨルダン川の東側に土地を得ていましたから、他の部族が川の西側を取得する戦いを援助します。約束どおり戦い続けた彼らは川の東へと送り出され、主の祭壇が築かれていた川の西側のシロから祝福されて出て行きます。その後、...
レビ人の町とレビ人の役割が示すこと(ヨシュア記 21章) 07.05.2025
イスラエルの人々は、主の命令に従って、自分たちの嗣業の土地の中から次の町々とその放牧地をレビ人に与えた。 (ヨシュア記21章3節) イスラエルの人たちは、自分たちの嗣業の土地の中からレビ人たちに四十八の町々と放牧地を与えました。レビ人は他の部族のように嗣業の土地は与えられないからです。すでにモーセにより語られていた主の御心です(民35章1~8節)。 レビ人のケハト、ゲルション、メラリの諸氏族の町々はカナンの全...
主が定めた逃れの町のありがたさ(ヨシュア記 20章) 06.05.2025
過って人を殺した者がそこに逃げ込めるようにしなさい。…裁きを受けるまでの期間、あるいはその時の大祭司が死ぬまで、町にとどまらねばならない。 (ヨシュア記20章3節、6節) 主が定められた逃れの町は、過って、あるいは知らずに、人を打ち、殺してしまった者が、血の復讐をする者から逃れるための場所です。町の門の入り口で長老たちに申し立てると、その町に受け入れられます。 殺人の罪は取り返しがきかない罪です。けれども、...
嗣業を受け継がせるために(ヨシュア記 19章) 05.05.2025
土地の嗣業の配分が終わると、イスラエルの人々は…主の命令に従って、ヨシュアの求めたエフライム山地の町ティムナト・セラを彼に贈った。 (ヨシュア記19章49節~50節) 残りの七つの部族へ約束の土地が配分されます。ベニヤミン族、シメオン族、ゼブルン族、イサカル族、アシェル族、ナフタリ族、ダン族に配分が終わります。それぞれの部族に、どの土地が配分されたのかは、聖書の付録地図や、地形・湖・渓谷・砂漠・降雨量などで...
何度も復活の主に生かされる(ヨハネによる福音書 21章1-19節) 04.05.2025
イエスが死者の中から復活した後、弟子たちに現れたのは、これでもう三度目である。 (ヨハネによる福音書21章14節) 復活の主は少なくともすでに二度、弟子たちの前に現れました。その後、弟子たちはどうやら故郷ガリラヤに帰って生活していたようです。それが主イエスの命令によることなのか、あるいは弟子としての生き方への迷いの表れなのか。どちらにしても、漁に出る弟子たちの姿に、復活の主に出会った時の喜びや感動は見られ...
平和憲法を条文のままに守り抜く(イザヤ書 2章) 03.05.2025
彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。 (イザヤ書2章4節) 憲法九条一項は、戦争の放棄を定めています。戦争とは武力による国同士の争いですが、一項は国際法における正式の戦争(宣戦布告等の手続きを踏んだ戦争)だけでなく、武力行使(宣戦布告等は行われていないものの、事実上戦争状態にある段階)や武力による威嚇をも禁じています。つまり、あらゆる戦争を放棄するということです。しかも「永久に」放棄する...
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